井澤一明代表、東京MXテレビ 「田村淳の訊きたい放題!」 に出演 

井澤一明代表 東京MXテレビ
「田村淳の訊きたい放題!」 に出演

 東京MXテレビ (東京メトロポリタンテレビジョン) の情報番組 「田村淳の訊きたい放題!」 に、井澤一明 (いじめから子供を守ろうネットワーク) 代表が出演しました。
 5月6日(土) 午後5時からの同番組では、少年法の改正について意見を求められました。


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【写真】 当事務所で取材を受ける井澤一明代表

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[ 2017/05/23 17:30 ] 活動報告&集い | TB(0) | コメント(0)

◆◇ 子どもたちが、人間関係において適度な距離感を保つためには (その1) ◇◆ 

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子どもたちが、人間関係において
適度な距離感を保つためには (その1)

 前回、子どもたちのストレスには、人間関係上のものが多いこと、それをのり越えるため、相手の長所を見るようにしましょう、他人に対する寛容さや包容力につなげる教育が大事だ、ということをお話ししました。

 しかしながら、未然に予防教育をしていても、現実的には、ストレスにさいなまれ、視野狭窄になってしまい、もう他のことが考えられない状態になってしまう場合もあります。
 特に、「5月のGW明けや9月1日には自殺が多い」、「注意しなければ」と教育界では言われています。これは、連休中や夏休み中には人間関係の悩みから解放されますが、結局は先延ばしに過ぎず、休み明けが近づくと苦しくて思い悩んで、衝動的な行動に走ってしまうと考えられます。そうだとしたら、とても悲しいことです。

 しばしば、スクールカウンセラーは、「逃げていい。避けてもいいんだよ、休みましょう」と声をかけることがあります。緊急避難的にフリースクールや教育支援センター(適応指導教室)に通うこと、それも大事な選択肢のひとつです。いったん他の空間なり他の人間関係の中でリハビリして元気が回復するのを待つことはとても有効だといえましょう。

 ただし、今通っている学校から離れてしまうと、なかなか復帰しにくく、不登校が継続しがちです。特に、本人の側に正義や理があって、人間関係に軋轢を生んでしまった子どもには、あとあとまで葛藤を生みやすく、心にダメージを負いやすいという難点があります。

 頑張る子、学校に通いたい子、環境を変えたくない子のためにも、できる限り短期間で解決したいものです。その際に、解決法を示してあげることが効果的です。

 近年は、子どもたちが煩わされている、人間関係上のトラブルの一番の原因は、SNSの問題です。スマホ使用は、小学生で40%前後、中学生でほぼ60%、高校生でほぼ100%となっています。
 そのため小中高では講習会や啓発教育が行われています。スマホトラブルや犯罪に巻き込まれないためには大切な教育ですが、子どもたちの肝心の悩みには応えられていません。

 よりよい人間関係を築くためには、適度な距離感を保つことが重要です。
 そのために知っておくべき前提条件は、「パソコンやスマホなど便利な道具で時間が短縮されても、それを利用する人との心の距離感は決して同じように短縮されるものではない」 ということです。
 これを子どもたちに知らせなくてはなりません。
 つまり、現在は 「すぐに返事をくれる子が親友、くれない子はそうでない」、という考え方を持つ子が多いので、このような考え方は、人間関係を考える上で、かえって関係性を狭くする考え方だと教えなくてはなりません。

 子どもたちの悩みの中心は 「感情的な問題」 です。感情のもつれによるストレスです。
 ひと昔前の世界とは異なり、「すぐに結果が欲しい」、「すぐに伝わったかどうか知りたい」、しかも 「自分の思うとおりに伝わったかどうか知りたい」、という欲求に起因するストレスです。
 それは、「既読スルー」 という言葉で表現されるように、「読んだのなら、どうして返事をしてくれないの」、というように、相手をしばってしまうこともあります。

 「いつの間に私のグループは他のグループに移ってしまい、自分だけ、はば(仲間外れ)にされているの?」
 「あれだけのことをラインで言ったのに、学校で顔を合わせても何も言わないのはどうして・・」
というように、本来なら、当然、言葉のキャッチボールで説明しなくてはならないことが、SNSでは、「空気が読めない」、という一言で済まされてしまうことがままあります。

 これでは、子どもは、感情の受け止め方、感情の表し方を学ぶ機会もなく、どうやって考えたらいいかもわからず、結局、感情のコントロールができなくなるのも当然と言えます。

 しかも、昔と違い、父母も共働きしていますから、強いストレスを感じたときに、父母も大人も子どものそばにはいないのです。

 この感情的なストレスを自分でコントロールできるようになるためには、
「相手の心は変わらないものだ。しかし、自分の心は変えられる。相手のことは理解するようにして、自分について反省すべき点は反省し、自分の心構えだけは変えていこう。」
と決意することです。大事なことは、自分を大切にする気持ちです。

 人付き合いの得意な子には、広く浅くサバサバと人間関係を渡っていけるスキルを持っている子もいます。これらの子たちの共通点は、まずは自分を大切にして、深入りせず、適度な距離を取ることを身につけています。

 反対に、情が深く、交友関係を大切にする子や、優しい子は、相手の気持ちに配慮しすぎてしまいます。その優しさに乗じて、ベッタリと密着して、くっ付いて離れない子どももいるのです。
 ひとりの子が他方の子を一方的に援助しなくてはならない関係は、壊れやすく、結果的にお互いが傷つきやすい関係となります。これは、真実の友情ではありません。

 良い関係性を保つには、一定の距離感がどうしても必要です。そして、お互いに自立していることが肝要なのです。(続く)

スクールソーシャルワーカー  村崎京子(仮名)


 

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[ 2017/05/18 10:25 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

◇ 代表メッセージ (2017年5月) ◆◇ 教員が子供のことを考える ◇◆ 

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◇ 代表メッセージ ◇
◆◇ 教員が子供のことを考える ◇◆


ゴールデンウィークが終わりました。
中間テストが迫っていますが、授業も落ち着き、子供たちも新しいクラスに慣れてきた頃です。
あわせて、いじめ相談が増えてくる時期でもあります。

さて、4月28日に文部科学省が2016年度の 「教員勤務実態調査結果」 を公表しています。
報道によると、中学校教員の57・7%が国の過労死ラインに相当する 「週60時間以上」 の勤務をしていることが明らかになりました。小学校教員でも33・5%という数字となりました。
10年も前の2006年当時でさえ、「教員が子供と向き合う時間や生徒のことを考える時間が減った」 と言われていたものです。
それが私たちが活動をはじめた2006年に比べて、中学校では、1ヶ月の残業時間が20時間以上も増え、平均で93時間以上もの残業をこなしているとのこと。
しかも教員は、昼食時でさえ子供たちを見守らなくてはならず、実質的には 「休憩時間が存在しない」 という過酷な勤務体系となっていることも知られています。

このような状況が、いじめに対して立ち向うエネルギーを教師から奪っているのかもしれません。
先月、4月26日には仙台市で中2男子生徒が自殺し、5月5日の早朝、埼玉県川口市において中3女子生徒が死亡するという自殺事件が相次いでいます。
残念ですが、いじめが起きていた可能性が高いようです。

特に仙台市は、2014年9月の中1男子、続いて2016年2月にも中2男子と相次いで自殺事件が起きています。
その都度、学校、教育委員会の対応のまずさ、ひどさが問題として指摘され続けています。

今回も仙台市教委は、「いじめはなかった」 と会見した4日後に、突然、「いじめはあった」 と認めたのです。
河北新報の記事を下記に引用いたします。

------------------
曖昧にしていたいじめの有無は、わずか数日で 「ない」 から 「ある 」に一変。(略)
見解の修正・撤回に影響したのは文部科学省の意向だ。文科省は1、2の両日、市教委に対し、今回の問題をいじめ防止対策推進法が定める 「重大事態」 と捉えるよう指導。
市教委は2日、今後は重大事態として調査を進める方針を決めた。
市教委幹部は29日の会見で当面、一般的な自殺事案として扱う方針を強調したが、文科省の指導で1日に 「重大事態と同等」(佐藤正幸市教育局次長)と転換。2日には完全に軌道修正した。
------------------
文科省が何も言わなければ、いまだに 「いじめはなかった」 といい続けていたかもしれません。文科省の指導は当然のことであり適切であったと思います。
その後の報道では、昨年の6月には、本人がいじめを訴えていたことが判明しています。
いじめのアンケートにもいじめられていると回答していたというものです。
また、学校も両者の指導に当たったことが報道されています。
つまり、「知らなかった」 はずはありません。
必ず明らかになる事実を隠そうとするとは、あまりにもお粗末です。

遺族や無くなった生徒への冒涜的な行為だと言わずにはいられません。
仙台市は、事件のたびに対応を強化することを繰り返し表明してきたのですが、体質改善には至っていなかったのです。
なによりも 「組織を守るため」 という閉鎖的思考が優先されているのです。

先日、講演に伺った学校の校長先生はこの会見についていきどおっておりました。
「まだ、こんなことをしているとは信じられません。
確かに昔はこのようなところがありましたが、今の時代、こんな対応はどこでもしませんよ」
同じ、教員としての恥ずかしさや怒りが込められた言葉だったように思います。
学校は今、いじめの事実に正直に向き合う姿勢を有しているかどうかが、問われています。

冒頭の 「過労死レベル」 の残業に追われている先生たちの 「教師は忙しい」、「教師は残業代もつかずに頑張ってるんだ」 という言葉は理解はできます。
でもそれは、いじめや不登校の前では、理由になりません。
「忙しくて子供を見れない」 のであれば、子供を見られるようにしなくてはならないのです。
文科省、教育委員会が一丸となって教師の業務時間の改善と教師の意識改革に、早急に手を付けなくてはなりません。
いつまでもほっておくべき問題では、絶対にありません。

5月、子供たちのトラブルが起きやすい季節です。
よくお子さんの言動や行動を見守ってあげていただきたいと思います。
何か、気になることがございましたら、ご遠慮無くご相談ください。

一般財団法人 いじめから子供を守ろうネットワーク
代表 井澤一明

井澤一明ブログ:
http://ameblo.jp/kzizawa/
Facebook: http://www.facebook.com/kz.izawa
Twitter: @kzizawa

 

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[ 2017/05/13 17:00 ] 代表あいさつ | TB(0) | コメント(0)

広島シンポジウム ご報告 高橋史朗先生の基調講演に感動! 【いじめから子供を守ろう ネットワーク広島】 

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広島シンポジウム ご報告

 4月30日(日)、広島市で、「いじめから子供を守ろう シンポジウム」 を開催いたしました (於:広島市総合福祉センター5階ホール)。
 今回のシンポジウムには、広島県教育委員会、広島市教育委員会、広島市社会福祉協議会から後援をいただきました。


 13時30分に司会が開会宣言。来賓の挨拶に続いて、井澤一明(いじめから子供を守ろうネットワーク)代表が、「いじめの前提について」 と題してお話をさせていただきました。

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【写真】 司会が開会宣言

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【写真】 講演する井澤一明 (いじめから子供を守ろうネットワーク代表)

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【写真】 高橋史朗先生(明星大学特別教授)の基調講演

 そして高橋史朗先生がご登壇。基調講演 「日本の教育といじめ」 をお話しくださいました。
 「親から褒められたことのない子、愛されたことのない子がいる。
 今、学級崩壊のクラスがある学校は1割を超えた。先生方の中にも保護者とどうかかわってよいのか分からず、学校を去る人もいる。学校に入る前に保護者が教えておくべきことが教えられていない子供が多い。
 いじめについては、子供たちの9割が、いじめられたり、いじめたりした経験があると答えているのに、学校では4割の学校がいじめゼロとしている。いじめられても誰にも相談しないと答えた子は39%、我慢する子は54%、そして、自分を守るためにいじめる側になると答えた子が11%もいた。いじめ被害者、いじめ加害者、観衆、傍観者という 「いじめの四層構造」 と言われるが、これが流動的になっている。
 海外での、日本人へのいじめも深刻化している。アメリカに行って講演した際に、質問でいじめについて問われた。「総理に伝えてください」と言われた。
 小さい子は親と目があうことで親との一体感を感じる。一体感があるから他人の痛みが分かる。そうでないと 「共感性」 は育たない。福沢諭吉は 「学問のすすめ」 の中で、自由独立、独立自尊を説いた。真に自由独立自尊という人間を育てるためには、愛着→他律→自律→自立の過程が大切。愛着で自分の存在を受け入れてもらった子は、他の人の自由を受け入れることができる」 などなど、
ホワイトボードを用いて、約1時間にわたり、熱意あふれるご講演をいただきました。
 ご来場の方々は真剣な表情で聴き入っておられました。


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【写真】 高橋史朗先生 ホワイトボードを使って講演

 休憩の後、第2部が開始。最初に有志メンバーによる 「いじめ防止ライブ」 が行われました。オリジナルのいじめ防止ソングなどが披露され、来場者から自然と手拍子が起こり会場全体が一つになりました。

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【写真】 第2部の初めに 「いじめ防止ライブ」  オリジナルのいじめ防止ソングなどを演奏
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【写真】 第2部のパネルトーク 「現代の教育現場の実情といじめについて」

 パネルトークでは、司会の下川原悠生さんも加わり、高橋史朗先生、小学校教諭の太田絢子先生、山本浩徳(いじめから子供を守ろう ネットワーク広島代表)がパネリスト、井澤一明代表がコーディネーターをつとめさせていただきました。
 「現代の教育現場の実情といじめについて」 をテーマに活発な討論がなされました。


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【写真】 パネリスト:高橋史朗先生氏(明星大学特別教授)、太田絢子氏(小学校教諭)

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【写真】 パネリスト:下川原悠生氏、山本浩徳(いじめから子供を守ろうネットワーク広島代表)

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【写真】 コーディネーター:井澤一明(いじめから子供を守ろうネットワーク代表)

 このシンポジウムがいじめ防止の一助になれば幸いです。今後も活動を続けてまいります。
 ご来場の皆さま、ありがとうございました。


 

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[ 2017/05/09 16:30 ] 活動報告&集い | TB(0) | コメント(0)