◇ 代表メッセージ (2018年4月) ◇◆ 四月 重要な時 ◇◆ 

180418 桜とメジロ

◇ 代表メッセージ ◇
◇◆ 四月 重要な時 ◇◆


桜はおわってしまいましたが、月曜日、駅に向かうに途中にある中学校の入り口には、大きな 「入学式」 という看板が立っていました。
今年も、新しい年度、新しい学年、そして新しい出会いの時がはじまりました。

相談を受けていた高校生から、始業式の晩に電話がはいってきました。
一日目からトラブルかなと思ったのですが、「仲違いしていた子と普通に話せた。うれしい」 という話。
子供たちを見ていると、ちょっとしたことでトラブルを起こし、また、ちょっとしたことで仲直りする姿を目にします。
不器用さを持ちながらも、柔軟な感性をも合わせ持っている、そんな姿に不思議さを感じます。

この4月、いじめ問題にとっては重要な「時」です。
いじめが多発するようなクラスになるか、規範意識に基づき活発な「良いクラス」になるかという天王山と言える時期がきています。

良いクラスにするための方法を、つきつめれば「生徒に自覚させる」以外にないと思います。
本人たちがやる気にならなければ何事もなしとげられません。

子供たちの自覚を促す主役は、「担任の先生」です。
教師が子供たちに与えるのは「明確なルール」の提示、と「自主性」を引き出してあげることです。
これが「いじめ防止」の基礎部分です。

先生たちからよく聞く話があります。
先日お会いした中学校の先生も
「4月を失敗するとたいへんなことになるんですよ。特に一日目に投げかける言葉が重要です。この時に 『いじめは絶対にゆるしません』と言っておくことがいじめの対処の基本です」
と話してくださいました。
一人の先生だけではありません。何人もの先生方から同じ言葉を伺いました。
保護者としても、この機会に「学校でのルール」について話してみることも良いのではないかと思います。
ちなみに、アメリカの学校でも「クラス ルール」を教室の前に貼り出すクラスが数多くあります。
一例を紹介します。
(ネットで「classroom rules」と検索すると様々なポスターが出てきますのでお時間があれば御覧ください)
-----------------
a. いじめ行為をやめよう
b. 被害者を助けよう
c. いじめ行為を見逃さない
d. 学校の規則を守ろう
e. いじめを見たら止める勇気を出そう
-----------------

もう一点として「自主性を引き出す」ことでいじめに対処している先生もいます。
クラスでの話し合いを通して、「いじめの芽をつみとる」ことと、さらに、いじめのない状態を「持続」し続ける工夫を促すようにクラスを導いています。
教師自身は、あくまでもアドバイザーとして、生徒に主役意識をもたせ、生徒たちが自分で発案し、自分たちで運営していくように持っていく、このようにしている先生方もいます。

道徳の教科化もはじまりましたが、どのように心を成長させるかということを考え、「いじめをするか、いじめをしないか」の分かれ道に立った時、「私はいじめをしない」という選択肢を選び取れる子供たちが増やしていきたいと思います。

新しい学年が始まったばかりで、まだいじめは少ない状況ですが、早々にいじめが起きる場合もあります。
気にかかることがございましたら、ご遠慮無くご相談ください。

尚、事務所を移転したことをお伝えいたしましたが、ようやく電話番号も決まり、本格的にスタートいたしました。
今までの電話番号 (03-5719-2170) でもつながりますが、
新しい電話番号 (03-5544-8989) でご連絡いただければ幸いです。
下記に移転先の住所、電話番号をお知らせいたします。

----------------------------------------------------
一般財団法人 いじめから子供を守ろうネットワーク
〒107-0052 東京都港区赤坂2-10-14 8階 (BOOKS FUTURE 上)
TEL 03-5544-8989  FAX 03-5797-7479
----------------------------------------------------

一般財団法人 いじめから子供を守ろうネットワーク
代表 井澤一明

井澤一明ブログ:
http://ameblo.jp/kzizawa/
Facebook: http://www.facebook.com/kz.izawa
Twitter: @kzizawa


 

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[ 2018/04/13 22:39 ] 代表あいさつ | TB(0) | コメント(0)

☆★ 君たちはどう生きるべきか。私は何を教えるのか。★☆ 

180407 桜の空

☆★ 君たちはどう生きるべきか。  
    私は何を教えるのか。★☆

 子どもたちを身近でみていると、あきらめたり、絶望したりしてしまう子に出会うことがあります。
 今回は、「あきらめる子、絶望する子」 を守るということを教師の立場で考えてみたいと思います。

 そのためには、「人が人を理解すること」 がとても重要だと考えています。
 もう一点、希望を持つ、言い換えれば 「未来を創る」 という視点が必要だと言えます。
 この二点は 「教育の根本」 と言っても良いのではないかと思います。

 いま、アンデルセンの童話 『マッチ売りの少女』 のお話をお金持ちの少女が暖炉の前で読んでいます。心優しい少女は、物語を読んで涙を流しています。
 しかし、彼女がどこまで理解しているかということを考えてみますと、冷たいようですが、「わかっている」 とは言えないのではないでしょうか。この段階の理解は 「understand」、つまり想像の世界の出来事と言えます。
 それが、ヨーロッパから遠く離れたアジアの国で貧困の中にあり、毎日の食事もまともに摂ることができないような少女が読んで流す涙とは違うでしょう。
 日本語では 「理解する」 と言ってしまえば簡単ですが、単に理解するということと、「真に理解する、実感を伴ってわかる」 との間には大きな違いがあるのです。
 
 インドの貧困に寄り添い、ノーベル平和賞を受賞した、マザーテレサは、アメリカ訪問の際、ホテルの宿泊に際して、シスターたちに命じて、あたたかい暖房を止めさせ、ベッドではなく床で寝るようにしたといいます。
 マザーたちが支援する人たちを 「真に理解したい」 という気持ちから出ている行動なのでしょう。
 
 人が人を説得するには、「相手を真に理解する」 ことが必要です。「人を理解した」 は、「人を愛した」 と同じなのです。
 子どもたちを真に愛するならば、その可能性を愛することが前提なのです。
 「教育」 を考えるとき、この 「子供たちを愛する」 という気持ちが根底にあって、その上で 「育てる」 ということを考えるべきだと思うのです。
 
 では、「未来を創る」 という点についても考えてみたいと思います。
 今の日本の中学生たちは、22世紀の扉を開ける鍵を持っていると言っても過言ではないと思います。

 アインシュタインは 「未来創造」 ということを考えるにはピッタリの偉人ではないでしょうか。アインシュタインの言葉に
「過去から学び、今日のために生き、未来に対して希望をもつ。大切なことは、何も疑問を持たない状態に陥らないことである。」
というものがあります。

 未来に対しての希望に焦点を合わせてみましょう。
 「いかなる希望を胸に抱くか」 ということは、「その人がいかなる人物であるか」 ということを表しています。

 「何を希望するか。どのような事柄の実現を心から願うか」 ということは、その人の人生を方向付けるものです。「その人の希望を見れば、その人の運命が見える」 ということなのです。
 ですから、「その希望は、正しいものであるか」 という視点や、「他人を害せず、多くの人々を幸福にし、豊かさを増大させていく方向に向かっていくものかどうか」 という視点から点検されなければなりません。

 未来に向かってイノベーションし、付加価値を創造し、未来産業を興し、富を増やし、地球の増加する人口問題や環境問題を解決し、争いのない、平和で繁栄した未来を築いていく。
 そのためには、何が必要でしょうか。
 新しい時代を拓くには、新しい人材が必要です。
 志と勇気に満ち、創造性にあふれ、国際舞台でも教養人として尊敬を受ける人材を世に送り出していかねばなりません。有為な人材の輩出により、国の富を増やし、発展繁栄の未来を創ることです。
 そのために、私は教師として、人格の向上に努め、常に 「何を教えるべきか」 を考え続けていきたいと思います。

前名古屋市教育委員会 指導主事
前子ども応援委員 スクールソーシャルワーカー
堀田利恵 
*過去に、仮名 村崎京子で寄稿した文は、堀田利恵の文責です。


 

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[ 2018/04/07 12:00 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

井澤一明代表 狭山・入間地区学校警察等連絡協議会で講演 

180331 0221講演会2

狭山・入間地区学校警察等連絡協議会で講演
小中高校の先生方 警察関係の方々が参加


 先月21日、埼玉県入間市で開催された 「狭山・入間地区学校警察等連絡協議会」 にお招きただき、井澤一明 (いじめから子供を守ろうネットワーク) 代表が、「いじめから子供を守ろう! ~いじめ問題の現状と対処法~」 と題して講演しました。

 会場の入間市中央公民館には、狭山市と入間市の学校関係者の方々、狭山警察署の関係者の方々、約100名が参加されました。狭山市、入間市の小・中・高校の校長先生や生徒指導主任など学校の中心となる先生方がお集まりくださったとのことです。大変に熱心にお話を聴いて下さいました。ありがとうございます。


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【写真】 講演する井澤一明代表

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【写真】 先生方が熱心にお話を聴いてくださいました。

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【写真】 会場入口

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【写真】 受付では当団体のパンフレットなど配布してくださいました。

 

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[ 2018/03/31 21:50 ] 活動報告&集い | TB(0) | コメント(0)

◇ 代表メッセージ (2018年3月) ◇◆ 変わらざるを得なくなってきている教育現場 ◇◆ 

180329 桜と虹

◇ 代表メッセージ ◇
変わらざるを得なくなってきている教育現場


今年度も残りわずかとなりました。
桜も開花し、多くの子供たちも4月からは、新しい生活が始まるこの時期、期待と不安の中で春休みを迎えていることだろうと思います。

ここ1ヶ月ほどで、新聞が1件と、テレビが2件、3件の取材の申込みをいただきました。
いずれも地元の方の意見を伺いたいとのことで、各地域で長年、いじめ問題に取り組んでいただいているサポーター、協力者の方にインタビューに応じていただきました。

いじめに関して、メディアの問題意識が高まってきているように感じます。
具体的には 「いじめによる自殺」 ではない事件であっても、大きく取り扱っていただけるようになってきたようです。

例えば、埼玉県川口市の市立中学で、男子生徒が不登校となっている事件では、第三者調査委員会が、「いじめが原因と認めた」をと報道されています。
生徒は自傷行為もするほどの状況にあり、文科省や県教委から再三指導されていたにもかかわらず、学校や市教委は適切な措置を取らなかったというものです。

また、神奈川県茅ヶ崎市の小4年の男子が、いじめによって不登校になっている問題では、市教育委が、担任が虚偽の説明をしていたと報告を受けたにもかかわらず、調査を担当する第三者委員会に伝えていなかったことが報道されています。
この事件では、担任が 「見て見ぬふり」 したこと、「注意するのが面倒になった」 とのとんでもない弁明をしていることが明らかになりました。

今、一般社会の常識から逸脱した教育現場独自の慣習に対して、「NO」 が突きつけられていると言えます。
この背景には、いじめ被害者やその保護者が泣き寝入りしなくなってきたことや、問題をおおやけにしようとする意識が高まったことがあると思います。

そのような状況の中、総務省の行政評価局の発表には興味深いものがあります。
いじめの定義を巡り全国の公立小中高249校を抽出して調べた結果、24%に当たる59校が法律の定義よりも狭く解釈していたという調査結果がでました。
「行為が続いている」 「集団的」 といった独自の基準を加えていたのです。
いじめを見逃したり、深刻な事態を招いたりする恐れがあるため、同省は文部科学省に改善を勧告したという内容です。

広島市で昨年7月に起きた中3女子の自殺事件でも、学校の認識は 「いじめ」 ではなく 「いじり」 だったということが、先月報道されています。
国の基準ではなく、独自の基準でいじめかどうかを判断している学校が跡をたちません。
子供たちが 「いじめられている」 と訴えたならば、そこに 「いじめがある」 と捉えるのが、いじめ防止対策推進法の精神です。
文科省の発表している 「いじめ認知件数」 は32万件程度ですが、実際には、100万件をゆうに超えるものだと推測されます。
国の基準をそのままに報告すれば、500万件程度のいじめ認知件数が報告されてもおかしくはないと言えます。

「いじめ認知件数のうそ」 については私たちも10年も前から指摘していましたが、今回、他省庁から改めて指摘されたわけです。
文科省も今まで、知っていながら改善してこなかったわけですから、襟を正して、「いじめ認知件数」 の正確性を期していただきたいものです。

一般社会の常識から逸脱した教育現場独自の慣習に対して、今、「NO」 が突きつけられているのです。
先週、こんなメールをいただきました。

★★★
先日要望書の期日の件ではお返事いただきまして、有難うございました。
最後の対策防止等の提示のみを7日に変更しまして、火曜日に担任の先生と校長先生にお手紙をお渡ししてきました。
午前中に校長先生よりお電話があり、加害生徒から息子へ謝罪がありました。 
保護者への連絡もしていただきました。
息子としましては謝罪してもらった事により気持ちも随分軽くなったようで、今後はやらないで欲しい、僕のような気持ちになるような生徒を作らないで欲しいと言うような事を学校で加害生徒に話したそうです。
1日で解決出来た事に驚いており、校長先生はじめ、学年主任の先生など沢山の先生にご協力頂けたことに大変感謝しています。
★★★

「いじめは一日で解決できる」、学校にはこのぐらいの力量があります。
ただ、一校、一校を見れば、いじめに真摯に向き合っている学校が増えてきているように感じます。
私たちが活動を始めた10年前に比べて、先生方の若返りが進み、いじめに関する対応の仕方が変わってきていることも大きな要因だと思います。
また、マスコミによる報道に接することで、「隠蔽しても良いことがない。大変な問題を引き起こすだけだ」 ということも認識されつつあるのでしょう。
「いじめ問題」 は異常事態です。
学校が正常化するように心から祈っています。
そのためにも、一つ一つのいじめ問題を解決していきたい、私たちは考えております。

最後になりましたが、私たちいじめから子供を守ろうネットワークも、東京都港区赤坂に事務所を移転し、新たな出発の時を迎えました。
事務所での面談をご希望の方は、ご遠慮無くお申し出いただければ幸いです。
心機一転すると共に、初心にもどってこの新しい事務所から出発してまいりたいと思います。

一般財団法人 いじめから子供を守ろうネットワーク
代表 井澤一明

井澤一明ブログ:
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Twitter: @kzizawa

 

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[ 2018/03/28 17:27 ] 代表あいさつ | TB(0) | コメント(0)