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「心の傷を癒すのは、なかなか難しい」 


「心の傷を癒すのは、なかなか難しい」

 

地元のラジオの中で「いじめ特集」が組まれました。
その日のテーマは「先生も加担していたいじめ」です。

 

ある小学校のクラスでいじめにあっている生徒がいました。
担任の先生は「やめなさい」と止めるのではなく、先生も一緒になって、その子を「からかった」そうです。

 

担任はたぶん「全員でその子を仲間はずれにし、悪口を言うことで、他のクラスメイトたちには(みんなは仲間だと知らせて)クラスの結束を強める」といった極めて地獄的なクラス作りをしたのでしょう。

 

その子(被害者)が受けた心の傷は深く、卒業後20年以上を経ても癒えていませんでした。

 

30代になった被害者は、いまこう言っています。

 

「もし、あの時の担任が、現在病院で寝たきりで動けない状態だったとする。それを見たぼくはどうするか?。もちろん、迷わずベッドに上がって、元担任に殴りかかりますよ」

 

つまり、被害者の恨みは、20年を経てもまったく消えていないのです。

 

読者はこれを読んで、どう思うでしょうか?

 

私も被害者の発言をひどいと感じますが、ただ、それくらいに「いじめ」は人の心に傷を与えると知らなければいけないと思います。

 

                   特派員 杉田満裕
                 

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[ 2007/05/09 07:07 ] 投稿記事 | TB(0) | コメント(2)

中学3年生のとき、受験用の副教材の購入が任意であったので、私は、親に相談せず、勝手に申し込みしませんでした。
というのも、うちは貧乏だったので、本当に勉強するかどうかわからない副教材を無理に購入してもらうより、確実に教科書の勉強をしっかりしようと思ったからです。
すると、英語の先生が授業中に「副教材を購入しなかった者は手を挙げて」と聞いてくるので、正直に手を挙げました。
私、一人でした。
先生は「副教材なしで、良い成績が取れる自信があるのですね」と皮肉な調子で言われました。
普通、購入するかどうかは親が決めると思うのに、生徒にそんな言い方をするのって、変な先生だと思いました。
私は、傷ついたというより、割り切れない思いでした。
任意なのに、購入しない生徒を批難するのは、おかしいのではないか、と。
この時、「どうして購入しなかったのか?」と聞かれたら、私は、「副教材を買うお金がありません」とありのままに答えたと思う。
お金がなくて買わないのは当然のことだと思うから、きちんと聞いてほしかった。
20才になった頃、私は、その先生に手紙を書きました。
手紙の返事はありませんでした。
手紙は先生を批難したものではなくて、事実をシンプルに書いただけのものでした。
ただ、知ってほしいと思ったのです。

高校の頃にも、家庭科の先生が「食事をする部屋、家族がくつろぐ部屋、寝る部屋と分かれていないのは、文化的な生活ではありません」ということを、当然のことのように言われて、どうしようもないなぁ、と思ったことがありました。
結局、貧しい生活を経験してないと、こういう感覚なのね。
我が家は、6畳の部屋で食事をし、くつろぎ、子どもは勉強をし、机を片付けてふとんを敷いて寝てました。
家族では図書館で本を借りて読み、テレビの世相放談を見て議論し、私は文化的生活をしてるつもりでした。
それを、否定なさるのね、先生は。

生徒の家庭が貧しいことに起因する事柄について、先生方は鈍感で無神経な場合が多かったです。
私は、貧乏であることに引け目を感じてなかったので、傷つくことはなかったですが、人によれば、傷ついてしまう発言が結構ありました。
悪気がないので、始末におえないな、と思ってました。というか、今でも、思います。
色々、相談にのっていると、先生の何気ない悪意のない一言で、いじめが始まっているケースは多いという印象です。
先生方に自覚を持って頂くのに苦労します。
[ 2007/05/11 13:53 ] [ 編集 ]

確かに被害者のコメントは厳しいけど、私はその気持ちに共感します。

いじめに関しては「いじめられた側にも責任がある」とか「いじめもそれを教訓に変えれば、意味がある」とか一見まともそうでいて、無責任な意見がありますが・・・それ自体被害者を本当に傷つけます。
何があろうと、やってはいけないものはいけないんです。

いけない事はいけない。どんな理由があっても罪は償わなくてはならない、直接の謝罪が無くては、傷は癒えないと思います。

きちんと謝らない事自体、加害者の反省の無さの現れだと思います。
[ 2007/05/09 22:12 ] [ 編集 ]

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