女子更衣室侵入と誤認…男性教諭、小6男児に“レッテル”
神奈川県小田原市の市立小学校の20歳代の男性教諭が昨年1月、当時、担任していた6年の男子児童の背中に、「僕は、女子更衣室に侵入しようとして失敗したおバカさんです」と、事実と異なる内容の張り紙をしていたことが2日、わかった。
児童は翌日から約1か月間、学校を休んだ。
市教委は「不適切な言動」として、同年6月、教諭と校長を訓告処分とした。教諭は今年4月から別の小学校に勤務している。
市教委によると、教諭は昨年1月30日昼、女子児童から、「男子が女子更衣室に入ろうとしている」と告げられ、事実を確認しないまま、周囲にほかの児童もいる教室内で、着席していた男子児童の背中にサインペンで書いたA4判の紙を張り付けた。男子児童は泣き出したが、教諭は「泣いているんじゃないよ」と言った。
翌31日朝、保護者が学校に抗議。校長は全面的に非を認め、教諭とともに謝罪した。教諭が女子児童に確かめたところ、更衣室に入ろうとした事実はなかったという。
教諭は謝罪した際、保護者から、「家には来ないでほしい」と要請されたにもかかわらず、同日夕、児童が一人で留守番していた自宅を訪問。保護者はさらに不信感を抱いたという。
学校側と保護者で話し合って児童は3月上旬から再び登校するようになり、無事卒業した。市教委の調査に対し、教諭は「軽い気持ちでやってしまった」と釈明しているという。
県教委は同年4月に市教委の報告を受けたが、「人権に反する行為はあったが、児童も卒業し、保護者の感情も収まった」として地方公務員法に基づく懲戒処分にはあたらないと判断。教諭と校長について市教委が、同法に基づく処分ではない訓告処分とした。
(2007年7月3日3時7分 読売新聞)
コメント by NO
どうして、指導、という名目でこういった子供の心を傷つけるような行為が後を絶たないのか。親が学校に望むことはごくごく基本的なことだ。(一部の自己中心的な親は除くが)わかりやすい授業を行い、子供たちの学力を高め、学ぶ意欲を促し、友達と健やかな人間関係を持てるよう援助してほしい。。学校で子供が楽しく幸福に過ごしてほしい、、と親は思う。大事な子供を預けてい、という親の信頼を受けていることを先生方は自覚しているのか。
今回も教育委員会の対処は甘いのでないのか。目に余る行為であったにもかかわらず、厳しい処分を下そうとしない教育委員会の対処にも疑問が残る。こういった対処の仕方では、この教員が深く反省できたとは思えない。「軽い気持ちでやってしまった。」と悪気はなかった、といういいわけが許されてよいのか。傷ついた子供に対し、もっと誠実な対応をするように厳しく指導するべきであった。そして今後、教師として必要な資質とは何かを厳しく指導する必要がある。
教育は子供を慈しむのが根底にあると思っているのに、子供の心を無視し、軽率に扱うような教員を厳しく指導できないのはおかしい、、。変な親が増えた、、とマスコミなども大きく取り扱うが、大多数の心ある親は、“変な先生”に“当たって”しまっても、我慢しているのである。学校は、いつのまに親の本音が届きにくい“聖域”になってしまったのか。
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昔から「謝って済めば警察はいらない」という言葉があるように
この教師のやったことは「イジメであり人権侵害」です。
相変わらず教育委員会は「身内(学校側)」の味方なんですね。
猛省しているならまだしも「軽い気持ちでやってしまった」と、
平然としていられる事自体、日々生徒を見下している教師側の傲慢さが判ります。
訓告どころか懲戒免職に値します。こんな教師は要りません。
今回の生徒の「心の痛み・屈辱感」をもっと真摯に受け止めて欲しい。
「逆の立場になって物事を考える」という、人として初歩的な善悪の判断さえ出来ないのなら、教師という聖職から身を引くべきでしょう。
これはもう「いじめ」であり、人権侵害です。訓告処分は甘いです。
懲戒処分になって当然です。
憲法に違反しています。もしかしたら最近の先生方は憲法も知らない方が多いのではないのでしょうか!?だとしたら、日教組が「憲法守れ」なんて言うのはチャンチャラおかしい!!
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