いじめ解決事例
(静岡県、M.T.さん 小6)
2007年2月、NPOに一通のメールが届きました。
「ぼくはいじめにこまっています。あしたまでに死ねなど お前がいなければ全てがよくなるんだなど言われて凄くいやです 僕はどうすればいいですか?」
NPOのアドバイザーが、早速連絡を取りました。
アドバイザー:どんないじめを受けているの?
相談者:言葉とか、蹴られたりする。
アドバイザー:いじめられたらどうするの?
逃げられないの?
相談者:泣くのはやだから、笑う。学校に行きたくない 日がある。
アドバイザー:お母さんには言った?
相談者:言ってない。仕返しされると怖いからいやだ。
このあと、アドバイザーは相談者の了解を得、母親と話をしました。
アドバイザー:お子さんがいじめに遭っているのを知っていましたか?
相談者の母親:なんとなくそう思っていましたが、笑って遊んでいるので、たいしたことないと思っていました。
アドバイザー:つらさを見せたくなくて笑っていたのでしょう。そのつらさを理解してあげるのがお母さんの仕事ですよね。お母さんがじっくり聞いてあげるのが一番です。できるだけ詳しく聞いて、至急学校と話し合ってください。ご主人にも参加していただいて下さい。
すぐさまご両親は、意を決してそろって校長に直談判をしました。校長にいままでのいじめ被害と、担任の対応に疑問があると訴えたところ、クラス調査を実施、クラスの大半からいじめられていたという事実が判明したのです。この事実に対し厳しく抗議し、担任からいじめ加害者に指導すること、加害者からの謝罪を要求しました。
NPOのアドバイスに基づいて学校と話し合いを続けた結果、クラス全員が一人一人相談者に謝り、落ち込んでいた相談者も、みるみる輝きを取り戻しました。
そして、校長は、相談者が入学する中学の校長に、このいじめ事件を引継ぐことを校長責任で確約してくれたのです。
相談者のお母さんからの言葉「アドバイザーの方から、認識が甘い!取り返しが付かなくなる!と言われなければ、どんなに酷いことになっていたでしょう。いじめられて笑っているのは、助けてのサインだと伺い、息子を理解せず、もっと頑張れ!と親の期待を押し付けていた事に気付きました。また、アドバイスがなければ、このように短期間の解決は出来なかった
でしょう!ほんとうに、ありがとうございました!」
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僕の話だけどイジメっていう壁ってある意味あいつがわるいとか思われる でもこの話きいてたら自殺行為した僕ってやばげみたいな思ったです 僕、イジメが原因で精神的にも知的にも悪くなったんです。それまでは普通にくらしていました。今じゃ半分ヒキコモリ。もう頼れるものなんてない。じゃあまた
命に関わる事態になる前に解決して良かったですね。やはり毅然とした対応が必要なのだと思います。
親の毅然たる態度が大切
ということなのですね。
「思い」
大切な「我が子」を
守る
という決意。
いじめている子に、
これ以上
ばかげた「いじめ」を許さない
という厳しい態度。
あたりまえのことを、
親として復活させることが、
いじめを解決していくのですね。
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