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◇ 代表メッセージ (2019年10月) ◇◆ 教師間いじめ、警察は介入できるはず ◇◆ 

191010 百舌鳥

◇ 代表メッセージ ◇
◆◇教師間いじめ、警察は介入できるはず◇◆


秋を感じさせる日も多くなってまいりました。
10月10日は、1999年までは、1964年の東京オリンピック開会式を記念して「体育の日」でした。
それが第2月曜日になり、そして、2020年からは、来年の東京オリンピックをふまえて「スポーツの日」になるといいます。
子供たちにとっては、秋の運動会や文化祭など、忙しい毎日が続いていることだと思います。

そんな中、10月4日午後、神戸市教委が「学校現場でいじめ行為があった」と明らかにしました。
その後、神戸市の小学校で起きた「教師間いじめ」が大きくとりあげられています。多くの方が目にしているとは思いますが、記事の見出しを並べてみます。

『羽交い締め、目に激辛カレー わいせつLINEを強要 小学校の教員4人が同僚いじめ』(神戸新聞)
『車に飲み物わざとこぼす 小学校教諭4人が悪質ないじめ 神戸』(NHK)
『「いじめ防止」教師が同僚を“激辛カレーいじめ” さらに新車の屋根にも』(FNNプライム)
『小学校教員4人が後輩教員をいじめていた問題 教え子に自慢した過去も』(フジテレビ「とくダネ!」)

問題が発覚したのは、2019年6月に、別の教師が教頭先生に相談したことがきっかけです。報道では、いじめの動画や写真までも放映されていすます。

加害者については、30代の男性教師3人と40代の女性教師1人の4人とされており、市教委は加害教諭らの処分を検討しているとしています。
ただ、神戸新聞によるといじめ動画には、男性2人、女性2人が写っており、
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191007-00000009-kobenext-soci )、
撮影者も含めて現場には5人いたことになります。加害教師は増えるかもしれません。
また、隠蔽をはかった、あるいは放置していた前校長、そして現校長についても、教委は処分対象とすべきでしょう。
4人は休暇中で市教委は、「自宅謹慎という制度はなく、制度上は有給休暇を取らせている状況」と説明しています。
あまりにも世の常識とかけ離れた考え方だと思います。
なお、被害教諭は体調不良を訴え先月から休んでいますが、他にも3人もの被害者がいるようです。

神戸新聞によると神戸市教委の記者会見では「いじめ」という言葉ではなく、「ハラスメント行為」と述べています。
そのハラスメントの内容は、
・女性教員宛てに性的な内容を含むメッセージを送信するよう強制する。
・携帯電話にいたずらし、ロックをかけて使えなくする。
・被害教員所有の車の上に乗る。
・車を蹴る。
・車内で故意に飲み物をこぼす。
・「ボケ」「クズ」「カス」といった人格を否定するような呼称で呼び掛ける。
・拡大コピー用紙の芯でお尻を殴り、ミミズばれのけがを負わせる。
・背中を肘でグリグリと押す。
・足を踏みつける。
・嫌がる被害者を羽交い絞めにして押さえつけて、激辛カレーを無理やり食べさせる。
・他の教員へのハラスメント行為として、人格を否定するような呼称で呼び掛ける行為
・女性教員へのセクハラ行為
となっています。

しかも、ある加害教諭は、2016年、授業中に児童を突き飛ばして腕を骨折させていたとのことです。
前校長は、他の教員に対しても、「裏切ったらどうなるか分かるやろ。完全に切る」などと発言していたことや、今年3月に被害教諭に対し、「(加害者の)男性教諭にお世話になってるんやろ。いじめられてないよな」などと発言していたとも伝えられています。
つぎからつぎへと加害教員たちの「とんでもない行為」が明らかになっています。

MBS毎日放送では、『いじめ加害教諭は児童らに内容語り目撃証言も』として、加害教師が、いじめを自慢していたことを教え子が話しています。
「激辛カレーを食べさせて、食べているところを見るのが面白かった的なことを言っていた。『いじめるな』とか言われたのにそんなことする先生だったのかと。」(加害教員の元教え子)
「その女の先生からカレーパーティーの話とか、『(被害教員を)ポンちゃんって呼んでね』って話とか聞いた。」(加害教員の元教え子)
というのです。

加害教師のうち二人は「いじめ対策」の生徒指導担当。
「いじめ防止」の担当教員が「いじめ」をする。しかも、いじめていることを生徒に自慢する。
一人の教師は「自分が面白ければよかった。悪ふざけでやっていた」と述べたというのです。
「子供たちに言っていることと、自分たちがやっていることが全く違うことをしている」
これを「恥ずかしい」と感じない大人がいる、しかも教師というのは残念でしかたありません。

頑張っている先生、尊敬できる先生を知っているだけに悔しい気がします。

この学校のいじめは、子供がやったいじめではなく、立派な社会人が行ったものです。未成年であれば、罪の軽減もあります。大人がやれば、「犯罪」であり、逮捕もされるのです。なぜ、警察は動かないのでしょうか。
「教師」は、子供たちの手本とならなければならない職業です。
本来、道徳的にも、自覚的にも、社会的な責任は、一般人よりも高くて当然ですし、そんな地位や責任を持つ大人が犯罪を犯したら、罪を償わなければならないのは当然です。

しかるに、この事件をみていると「学校は治外法権」と言っているように見えます。悪いとわかっているのに「謹慎」ではなく「有給休暇」とは情けないものです。

警察は、犯罪者を野放しにしてはなりません。
車の屋根に乗るとかの器物損壊罪や、「ボケ」「クズ」「カス」という侮辱罪は親告罪ですから、被害者からの告訴がなければ、起訴できません。
しかし、ミミズばれなどのけがを負わせる傷害罪や、わいせつメールの強制や無理やり激辛カレーを食べさせたなどの強要罪は、親告罪ではありません。
したがって、被害者の告訴がなくても、警察は事件として立件することができるはずです。
このような動画まで公開されてしまっている中で、「被害届がないから」と放っておくのはいかがでしょうか。警察は、被害届を待つのではなく、ましては学校長や、教育委員会の顔色をうかがうのではなく、すぐに捜査すべきです。もしかしたら捜査しているのかもしれませんが、そのような情報はまだ届いておりません。

「犯罪を犯したら警察が来るんだ」ということ、子供たちには示してあげることが大事です。それが子供たちの将来、未来を守る防波堤になるからです。
犯罪を見逃してしまったら、「教師なら犯罪を犯しても許される」というとんでもない暗黙のルールが成り立ってしまいます。
法治国家である日本に、そのような「忖度(そんたく)」は許されないと思うのです。
「大人の事情」を小学生に押し付けてはなりません。

警察関係者は、「善悪を守る番人」としての責務を果たしていることを私たちに示していただきたいものです。
その姿勢は子供たちに伝わり、子供たちの正義感を育み、社会性を身につけることになります。
やはり学校は正義が支配する空間でなければなりません。

改めて、今、秋です。秋には子供たちの行事が盛んです。
その中で、小さなヒーロー、ヒロインが生まれてきます。
そして、それを嫉妬する子がいます。そこに、いじめが生まれることがあります。
「嫉妬するのではなく、祝福することが大事なんだ」と子供たちに伝えてあげてください。
いじめになりそうでしたら、早めにご相談ください。

一般財団法人 いじめから子供を守ろうネットワーク
代表 井澤一明

井澤一明ブログ:
http://ameblo.jp/kzizawa/
Facebook: http://www.facebook.com/kz.izawa
Twitter: @kzizawa

 

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[ 2019/10/11 09:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

◆◇ いじめとさとり世代 ◇◆ 

191007 コスモス 原

◆◇ いじめとさとり世代 ◇◆

 さとり世代という言葉がある。物欲が少なく、無駄な努力をさけ、人間関係も無理に広げず、ほどほどの生活で満足する。そんな若者の気質を表す言葉である。過度に欲しがることはせず、現状を受け入れ、さとりきったような生活スタイルということで呼ばれるようになっている。立身出世を目指すコースに見通しが立たず、不況の中でも、そこそこの豊かさの中で暮らせる。そういった時代背景がさとり世代を生んだと言われている。

 ではさとり世代は学校の中では、どのような生き方をしているのだろう。そこにはスクールカーストの中、いじめをなくそうと努力するわけでもなく、いじめの被害者を冷ややかに眺めるといった子供たちの姿があるのではないだろうか。また真面目に努力することに対し、「意識高い系」といった冷やかしと敬遠の目を向ける姿もあるかもしれない。

 スクールカーストの由来となっているインドのカースト制では、生まれたときからバラモン、ヴァイシャ、クシャトリア、スードラといった身分が決まっている。そしてカースト制に基づく差別は現代でも続いている。

 しかしインドの釈尊は、「人の貴賤は生まれによって決まるのではなく、行いによって決まる」そう語り、カースト制を明確に否定している。

 スクールカーストを超え、努力する生き方の価値に目覚める。さとり世代と呼ばれる若者たちがそんな生き方をするならば、さとり世代という言葉は、あきらめるという意味ではなく、本当の意味で使われたことになるだろう。

 それは若者たちに、努力によって人生を切り拓く人たちの姿を見せることから始まるのではないだろうか。努力によって、いじめをなくそうとする姿を見せることが大切なのではないだろうか。

 それに対し冷やかしや時には敵意を向けられることもあるかもしれない。
 しかし釈尊は語った。
「沈黙している者も非難され、 多く語る者も非難され、 少し語る者も非難される。 つまり、世に非難されない者はいないのである。」

 いじめをなくすために努力を続ける人たちの姿は、いじめで苦しむ子供たちの希望の光であることを忘れずにいたい。

 守矢光児


 

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[ 2019/10/07 07:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

☆★ いじめ解決、教師はどうしたら良いのか ☆★ 

☆ いじめ解決 教師はどうしたら良いのか ☆

 9月も下旬になりました。いじめ相談も増えてきています。
 夏休みが終わって1カ月経ちましたが、まだ、学校に行けていないという相談もあります。
 ある保護者は1学期からいじめを学校に相談していましたが、いじめは止まらず、お子さんは7月頃から学校に行けなくなりました。
 夏休みに入ってちょっと落ち着き、「今度は学校に行けるかも」と思っていたのですが、学校にいじめ加害者がいると思うだけで、お子さんは腹痛を起こし学校に行くことができません。

 いじめが止まって、安心できる学校でなければ、被害を受けている子供は学校には行けません。
 学校でのいじめを止められるのは先生だけです。ですから、いじめを相談しても、いじめを止めてくれない先生には、保護者の方は、はっきりと「いじめを止めてほしい」と伝えることが大事です。

 「そんなことまで言わないと先生はいじめを止めてくれないのですか?」と、多くの保護者はあきれます。
 しかし、残念なことに、「いじめられています。何とかしてください」と保護者に言われても、「しばらく様子を見てみましょう」などと言い、結局は何もしない先生もいます。
 いじめが止まらないので、再度、保護者が先生にお話しすると、「見ていましたが、いじめはありませんでした」との説明。「先生の目の前でいじめをする、いじめっ子などいるはずありません」と保護者は怒り心頭です。

 さらには、いじめを増幅、悪化させるような対応をする先生もいます。
 例をあげると、
・いじめをなくすには仲良くさせることが大事だと、加害者と被害者を隣の席にする。
・教室で「A君の受けているいじめについて話し合おう」と言って子供たちに話し合いをさせる。
・加害者たちが言う被害者から受けた迷惑を信じて、双方が悪かったとして、被害者にも謝罪させ、加害者側のいじめを正当化する。
・「相手をゆるすことも学ばなければいけない」と言って被害者側を黙らせる。
・学校が何もしてくれないので、「教育委員会に相談します」と言ったら、「教育委員会は私の友達ばかりだから、言っても無駄ですよ」と教頭に脅された。
 このような非常識な対応をされたという相談がきています。

 実は、非常識な対応をする教師の中には、保護者からいじめを相談されても、何をすればいじめが解決するのか、わからない先生が少なくないのです。
 そこで、私たちは、「いじめ被害経緯書」だけではなく、学校への「要望書」という文書を作って、いじめを止めるために、学校に何をしていただきたいのかを明確にお伝えすることをお勧めしています。
( 詳しくはこちらをご覧ください。
 http://mamoro.org/solution/solution-petition
 http://mamoro.org/solution/solution-fact  )

190927 「いじめ困った時の指導法40」

 教師のいじめ解決の具体的な方法について、「WHYとHOWでよくわかる! いじめ困った時の指導法40」(明治図書出版刊)という教師向けの書籍をお勧めしたいと思います。「いじめから子供を守ろうネットワーク」のセミナー等でもお話ししていただいた、千葉孝司先生(公立中学校教諭)のご著書です。

 「まえがき」で、千葉先生は、読者である先生方に問いかけます。
「あなたはいじめ対応に自信がありますか。
 いじめ対応は難しいものです。隠そうとするものを見つけ出し、被害者の心に寄り添い安心させ、加害者に行動を変容させ、傍観者には、大人に知らせることができるようにさせ、保護者には、被害者側・加害者側双方に納得してもらう必要があります。どれか一つでも大変な難問です。それを同時に行わなければなりません。命にかかわる場合もあります。・・・(後略)」

 このように、いじめ対応の難しさを述べたうえで、同書は、
「いじめの事実を加害者が認めない場合」、
「いじめが解消しても体調不良や不登校が続く場合」、
「(被害者が)死にたいと口にする場合」、
「加害者の保護者が指導内容に抗議してきた場合」等、
教師が、いじめ加害者、被害者、傍観者、保護者等との対応で困った場面を、40例想定して、WHY なぜそうなのか、HOW どうすれば相手の心に寄り添えるのか、相手を安心させられるのか、相手に納得してもらえるのか、教師としてどう支援していくのか等を解説し、さらに、具体的に事例ごとに、教師と、加害者、被害者、保護者等との会話例を、良い例、悪い例で示しています。

 また、子供がいじめを訴えた場合の教師の不適切な対応も取り上げています。
「(教師に)話をきちんと聞いてもらえない場合」、
「被害者の立場を考えずに、教師が加害者にすぐ伝えてしまう場合」、
「(被害者が教師から)『自分にも悪いところがあるのでは』と言われる場合」等の事例を挙げて、
教師の「いじめに対しての感度の低さ」、「人権意識の低さ」、「(加害者の報復等への)想像力の不足」、「いじめについての根本的な認識の不足」等を指摘しています。
 教師は、生徒の立場で考える「被害者ファースト」の姿勢で、「何があってもいじめは許さない」という意志を示すこと等が述べられています。

 「まえがき」の最後で、著者は、
「本書で示すアイデアを、教師は子どもにとって最後の砦なんだという気概をもって実践していただけることを願っています。」
と結んでいます。

 教師に向けた書籍ですが、保護者にとっても、子供たちのいじめの実態がよくわかり、さらには、「先生、このようにしていただきたいのです」と、学校への要望としてお伝えできるなど、とても役立つ書籍ではないかと思います。

 いじめの早期解決に向けて、ご相談を受けています。
 お子さんのことでご心配なことがありましたら、ご遠慮なくご相談ください。

いじめから子供を守ろう ネットワーク
松井 妙子


 

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[ 2019/09/27 20:30 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

◆◇ 学校の「いじめ」と教師の懲戒 ◇◆  

190916 学校校舎

◆◇ 学校の「いじめ」と教師の懲戒 ◇◆

 「いじめ防止対策推進法」の改正案から懲戒規定が削除された件について、教育現場にいる者として、意見を述べたいと思います。

 教師としては、組織的に「いじめを察知する体制」と、「いじめを許さない姿勢」を持つことが重要だと思います。

 校長会等が、懲戒規定への反対理由として言う、「現場の萎縮を招く」という言葉の意味は、懲戒処分の有無による「萎縮」というよりも、「いじめ」を把握した、あるいは疑いを持った際に、「加害生徒の保護者からクレームが入るのではないか」、あるいは、「疑った生徒との関係が悪くなるのではないか」、という不安、心配から来ているのです。
 さらには、学級担任や教科担任の立場からは、自分のクラスで「いじめ」を発生させたこと、また、自分で適切に対処できないことで、「周囲から力量不足と見られるのでは」、との自己保身から出てきます。
 または、日本の外交・安全保障と同様の「事なかれ主義」の可能性も大きいと言えます。

 「いじめ」は、本来、生徒の学校生活やその後の人生に大きく関わってきます。
 その「いじめ」を防止・解決することは、教師の役割の中で根幹にかかわることであります。
 「懲戒規定」の対象は、いじめ加担、いじめ助長、いじめ放置、いじめ隠蔽等ですから、通常あってはいけないケースです。
 それで「委縮を招く」とはどういうことでしょうか。「見て見ぬ振りができずに困る」ということになってしまいます。

 もちろん、「いじめ」を把握した際は、「許せない」と思うと同時に少なからず緊張感も出てくるものです。
 しかし、一教師が一人で抱え込むのではなく、当然ながら管理職を中心に、組織的な対応を行うことが必要です。
 校長自らが「いじめ」解決に積極的に取り組む姿勢が欠かせません。「長の一念」が極めて重要であり、不可欠です。

 「いじり」に関しては、テレビのお笑い番組の影響も少なからずあると思いますが、教師が加担もしくは容認する理由は、「いじり」を行っている生徒やグループへの「迎合」です。
 それ自体、「懲戒処分」が行われて当然のことです。

 さらに、教育委員会事務局の問題にも触れてみます。
 私のささやかな経験からですが、教育委員会事務局は、平時には、「教育委員会は校長先生たちの後ろ盾になります」と言います。
 しかし、ひとたび問題が発生すると、問題が重大であればあるほど、『校長に任せてあります』という姿勢になりがちです。
「後ろ盾」ではなく校長の後ろに回り「校長を盾にする」感じです(笑)。私も後ろから弾が飛んで来るような、歯がゆい気分になる事態に何度も遭遇したものです。
 行政とはそんなものなのかもしれませんが、「教師の魂」をもっていただきたいものです。

 大切なことは、一人一人の教師が「いじめ」を許さず、立ち向かう姿勢を示し、現場の「長」である校長がその教師を支える姿勢を示すことです。
 教師は、『「いじめる」こと自体が「いじめる」生徒にとっても良くない』ということを理解すべきです。
 教師の一人として、「懲戒規定」は当然であり、現在の状況下においては、教師としての気概を示すためにも必要だと思います。

 「当たり前」ともいえる「懲戒規定」の導入に関しては、PTA組織や市町村や県の心ある議員さんの御協力を得ることも一案だと考えます。

公立高校 元校長 清川 洋


 

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[ 2019/09/16 13:30 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)