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☆★ SNS相談窓口広がる ☆★ 

190413 菜の花 富士山

☆★ SNS相談窓口広がる ☆★

 残念なニュースが流れました。
 新聞等によれば、今国会での成立を目指している「いじめ防止対策推進法」の改正案から、「いじめを放置、隠蔽、助長するなどした教員を懲戒処分」とする条項が削除されたことが、10日に判明したようです。

 いじめから子供を守ろう ネットワークは発足した2007年から、いじめを隠蔽、黙認、放置、加担、助長等する教師への懲戒規定を法制化するように訴えておりますが、今回も教育界などからの「現場の萎縮を招く」との反発の声に屈してしまったようです。
 心ある議員の先生方には、最終的に改正案が決まるまでに、なんとか巻き返してほしいものです。

 さて、3月25日(月)、文部科学省で「いじめ防止対策協議会」が開かれ、傍聴してまいりました。
 今回の議題は大きく二つ、第三者委員会の調査内容を文科省が把握することと、SNSによるいじめ相談体制の進捗状況でした。

 第三者委員会は、いじめによって、学校の児童生徒の生命、心身、財産に重大な被害が生じたり、長期の不登校になっている、重大事態と認められるいじめ事件が発生した際に設置され、事実関係を調査して、いじめの態様やいじめに至った経緯、さらには学校のいじめへの対応など明らかにし、調査報告書にまとめます。

 総務省がかつて全国の66事案67の第三者委員会の報告書を分析したところ、学校がいじめの定義を狭く解釈していじめと認めない事案等の、いじめ防止対策推進法を守らないケースが多数あったことから、昨年3月、文科省は総務省から、勧告を受けました。

 この日の会議では、「全国の全ての調査報告書を集めて分析するべきだ」という意見もありました。
 ただ、現況では文科省への提出義務はないので、各地の教育委員会に報告書の提出をお願いするしかないと、座長から説明がなされました。

 法的義務はなくても、文科省からの要請であれば、教育委員会は報告書の提出を断ることはないでしょうし、文科省として積極的に関わっていこうとする姿勢がなかったために勧告を受けることにもなったのだろうと思います。

 もう一つの議題であるSNSでのいじめ相談体制については、すでに全国30の地方自治体で取り組みが始まっているとの報告がありました。
 「いじめ防止対策協議会」では、来年度もさらに相談体制の内容充実などについて議論を続けていくとのことでした。

 SNSでのいじめ相談については、いじめから子供を守ろうネットワークでも、各地のサポーターの方を中心に陳情を行っております。

 島根県松江市でも、2月の松江市議会に、「LINEによるいじめ相談窓口のアカウントの開設を県に求める陳情」を提出し、教育民生委員会で陳情の趣旨説明の機会をいただきました。

 当団体の松江代表の村松さんがこの陳情を出した背景には、いじめ件数は減っていないにもかかわらず、電話相談件数は減少しているという実態があるからでした。
 今回の陳情について、村松さんは次のように語っています。

「実際、平成29年度の島根県のいじめ認知件数は、過去最高を記録しました。
 これは、いじめに対しての考え方が変わり、いじめを積極的に報告していこうとしている傾向の表れだとも取れます。
 ですが、不登校、暴力行為の発生件数も過去最高の数字であることを見ると決して楽観できる状況ではありません。
 学校が子供たちの安心して勉学に励むことができる環境とは言えないのではないかと思います。
 いじめは、できる限り発生しないように、例え発生してもすぐ解決していけるような体制を作ることが必要だと思います。
 そのためには、子供たちが安心して簡単にSOSを発信できるようにしなくてはなりません。
 今現在、いじめの電話相談窓口が開設されています。これは今までたくさんの子供たちを救ってきたことと思いますし、これからも必要であると思います。
 ただ、ここ数年の島根県の統計で平成25年度と平成29年度を比較すると相談件数は半分近くに減っています。
 一方で、長野県教育委員会が平成30年の9月にLINEの相談を試験的に2週間行ったところ、1,579件のアクセスがあり、一年間の電話相談件数259件を軽く上回る結果となりました。
 このことからも、今の子供たちは、SNSへの依存度が高く、LINEでなら相談しやすいということがうかがえます。
 文部科学省もSNSを活用した相談体制の構築事業に多額の予算を計上し、各自治体に補助金を出しています。
 平成30年8月の段階で27都道府県、7政令指定市が既に取り組みを始めた、もしくは取り組み予定としています。
 近隣では、鳥取、広島、岡山が実施予定としています。

 したがって、松江市議会から、島根県に対して、
・ いじめ相談用のLINEのアカウントの開設
・ このアカウントを島根県内の小学校、中学校、高校等へ告知するとともに、県、市町村のホームページなどにも掲載し、広く県民に周知する。
という点を働きかけをしてくださいますように、
という趣旨説明をしました。」

 この村松さんからの陳情に対して、委員会は全員一致で「継続審議」ということになりました。
 委員中のお一人が松江の代表のところに来られて、
「この継続審議というのは、今ここで決定はできませんが、これはやらざるを得ない議案だと認識していますので、必ずいい方向で審議していきます」 と声をかけられたとのことでした。

 冒頭のような「教師への懲戒処分を盛り込まない」という残念な状況も起きていますが、このいじめ問題に対しては、大人として、子供を守る責任があるということを自覚することが第一歩だと思っています。
 当然、教育者が「現場が委縮する」などの理由で、「隠蔽教師への懲戒規定」を取り下げさせ、責任のがれを正当化するような姿勢は、もってのほかであると思います。

 4月も半ばになり、子供たちも新しいクラスにとけこみ始めていると思います。何かありましたら、早めにご相談ください。

いじめから子供を守ろう ネットワーク
松井 妙子


 

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[ 2019/04/13 21:20 ] メッセージ | TB(0) | コメント(1)

◆◇ 大人の気高さ ◇◆ 

190324 青空 雲

◆◇ 大人の気高さ ◇◆

 いじめを見て止める子供の割合は、成長するにつれて少なくなる傾向がある。それは「大人」に近づいていくからである。そして多くの大人はいじめに対し無関心であり傍観者である。

 ネット社会では、誰でも意見を表明することが可能になった反面、素晴らしい行為に対しても揶揄したり罵倒したりといった行為が後を絶たない。素晴らしい行為も批判の声に埋もれてしまう。玉石混交の世の中で、果たして本当に素晴らしいものは、どれくらい子供の目に映っているのだろう。

 いじめというネガティブなものをなくすには、世の中に、それと両立しないポジティブなものを増やしていくことが大切である。
 その一つに気高さがあげられるのではないだろうか。
 子供は周囲を模倣して育つもの。
 私たちの周囲を見渡したときに気高い人はいるだろうか。
 人を差別したり攻撃したりせず、自分の損得に関わらず正しいことを主張し、行動できる。そんな気高い大人がどれくらいいるだろうか。

 本年度アカデミー作品賞などを受賞した映画「グリーン・ブック」は、天才黒人ピアニスト、シャーリーとイタリア人運転手トニーの交流を描いている。黒人差別が色濃く残るアメリカ南部に、2人はコンサートツアーに出かける。

 喧嘩っ早いトニーに、シャーリーは言う。
「人は決して暴力では勝てない。威厳を保ったときだけ勝てるんだ」
 威厳、品位を保つシャーリーとの交流によって、黒人への偏見を持つトニーも次第に変わっていく。

 ちなみにグリーン・ブックとは黒人が利用可能な施設を記したガイドブックである。これは1936年から1966年に実在したものだ。そして、この映画も実話をもとに作られている。

 映画の中でトニーはシャーリーにこう語る。
「世界は最初の一歩を踏み出すのを恐れる孤独な人々で溢れている」

 誇りを持つ子はいじめをしない。世界中の人が、誇りを持つために、それぞれの一歩を踏み出せば、きっといじめはなくなっていくだろう。

守矢 光児


 

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[ 2019/03/24 07:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

◇◆ いじめ自殺検証委員会の光と影 ◇◆ 

190307 夕陽

◇◆ いじめ自殺検証委員会の光と影 ◇◆

 2016年7月に山口県周南市で起きた高2生徒自殺事件の、再調査の最終報告の際に教師の回答が明らかになりました。
 教職員20人に聞き取った内容をまとめたもので、亡くなった生徒に対する、いじめやいじりについて、
「いじられながらも相手をしてもらった方がいい」、
「(いじりをした生徒も)みんな良い子」、
「能力が異常に低い」、「学習障害」、「やりとりもかみ合わない」、
「質問に対してくどくど言い訳をする」などの発言。
 母親は、「一方的に人格を否定する内容に、憤りを超えた強い感情を遺族として抱く」と批判し、
「傷つき、苦しめられた息子を見殺しにしたのと同じ」、
「真実から目を背ける教員に子どもを指導する資格などない」と訴え、教員らの処分を県教委に求めたと、報道されています。

 「いじり」と「いじめ」を決断できない先生とは、厳しい言い方ですが、結局のところ、生徒に対する観察力がなく、生徒との信頼関係も築けず、指導力がなく、責任回避で生きている先生だと思われます。
 教師は、「人を受け入れること(受容)」と、「道徳や社会のルールに反する行為を受け入れること」とは違う、ということを再認識しなくてはなりません。

 先生にとって、授業で積極的に発言したり、場の空気を読んで集団をもりあげたり、成績が良い生徒は間違いなく可愛いはずです。私も教師なのでよくわかります。
 かつての日本では、優等生、学級委員は、プライベートでも道徳律がしっかりしていました。今でも学問やスポーツの世界で金メダル級の人物は人格的にも優れています。

 しかし、少子化による高い期待度、学校と塾の両立、両親共働きであるなどストレスフルの現代社会では、ストレスにさらされた子が、得てして、教師や親に隠れて、残酷なことや「いじめ」をしやすい傾向にあります。
 さらに、事件が発覚しても素直に認める子や親は少なくなってきています。特に親は子どもの言い分を信じたいものですし、子どもを否定することは自分自身が否定されたように感じ、必死に子どもをかばうことがあります。

 しかし、教師はそうであってはなりません。「情」に流されてはいけないのです。
 将来に可能性のある子どもの未来を信じて、その道を広げてあげる教育は、決して人道にはずれた行為を罰さず見逃してあげることとは違うのです。
 やったことはやったこととして、しっかりと指導し、その行為の責任を取らせたうえで、心機一転し再出発することができるよう導くことこそ教育者の使命だと思われます。

 また、なぜ教員は自殺生徒を「学習障害」「やりとりがかみ合わない」とおとしめたのでしょうか。
 この発言は、先に述べたとおり、20166年7月の事件から約2年も経過した、県の設置した再調査の検証委アンケートにおいてなされました。

 教員たちは、「自殺の直接のきっかけは特定できない」、「自殺の原因は複合的」とした、最初の第三者員会の検証結果を読んで、影響されたのかもしれない、とも考えられます。

 しかし、真に子どもの幸福を考えるのであれば、教師は常に公平(フェアネス)であるよう心がけねばなりません。
 したがって、教師であるならば、ひとりの人間として誠実であり人格識見の優れた人であるよう努めなければならないのです。
 公平さを保った教師が評価されるべきであり、反対に、隠ぺいした教師が処罰されるべきです。そのように、法律を改正し制度を整えなければなりません。それは政治家の仕事です。

 もうひとつ、組織としての責任を考えたいと思います。
 学校組織の場合、私立であっても、公立の場合も、地方公共団体の監督責任があります。実は、今回の調査では、学校組織経営上でも問題をありありと示しています。

 この事件を考える際には、リスクマネジメントの重要な原則「ハインリッヒの法則」が参考になります。
 軽微な事故への対策を確実に実施することにより、重大事故の発生を防止することができることを示した法則です。1件の重大事故の背後には29件の軽微な事故があり、さらにその背後には300件の「ヒヤリ・ハット」が存在するというものです。
 このことを理解していなかった甘い学校経営であった、ということを、逆にまざまざと証明していることになっているのではないでしょうか。

 最後に、第三者委員会の限界と非公共性について考えたいと思います。
「人によって感じ方が違うから、ある人にはいじり、ある人にはいじめ」という発想を元に、いじめではないという報告書が出されることも多々あります。問題から逃げているのです。
 この誤った解釈が「教育における価値中立」です。

ソーシャルワークでは、相談者の抱える困難や問題は、どれだけ似たようなものであっても、人それぞれの問題であり「同じ問題は存在しない」とする考え方があります。
 この原則において、相談者のラベリング(いわゆる人格や環境の決めつけ)やカテゴライズ(同様の問題をまとめ分類してしまい、同様の解決手法を執ろうとする事)は厳禁です。

 「教育における価値中立」という概念が第三者員会にもたらすものは、政治的中立や宗教的中立などの価値観に対して中立の立場に立つという、そもそもの意味と異なり、意外にも、「判断しない」、「加害者・被害者のどちらの味方にもならない」という消極的な結果になりがちです。

 ただし、真摯に問題に向き合い、事実を明らかにし、学校や加害者の責任を認める第三者委員会も増えていることを申し添えます。
 実際、今回の再調査の最終報告書を受けて、被害生徒のご遺族は、「ようやく声が届いた」と報告書を評価しています。

 昨今、第三者委員会の報告を、まるで裁判所の決定のように報道する向きもありますが、そこまでの権限はありません。マスコミの報道にも問題があるように思います。
 実は、犯罪では、司法などで行われる客観証拠中心主義でないと結論は出させません。
 テレビドラマ「トレース 科捜研の男」のように、犯人が言うウソを見抜き、真実を明らかにして、被害者の人権を守るドラマもありますが、「いじめは犯罪」であっても、第三者委員会は逮捕したり、判決を出すことなどできないことは言うまでもありません。

 第三者委員会が、被害者側の「何があったのか知りたい」という切実な思いを理解して、丁寧に事実関係を調査し、いじめがあったのかなかったのかを明確にし、更には、なぜ、いじめに至ったのか、何が原因で「重大事態」になったのか、を解明することが、被害者の心を癒し、さらに、同じようないじめの再発を防止することにもなります。

 教育ができることは、善の教育であり、道徳であり、明日の日本、未来の地球を築き上げる人材を育成することだと思います。
 そのための人間学であることを知らねばなりません。

前名古屋市教育委員会 子ども応援委員会 子ども応援委員
現福祉系大学 講師 堀田利恵


 

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[ 2019/03/07 10:00 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

◆◇ ありがとう ◇◆ 

190213 空と太陽

◆◇ ありがとう ◇◆

私には、6才年上の知的障がいを持つ兄がいました。
ダウン症という名の知的障がいです。

もう半世紀以上もの昔の話です。
昔はまだ、学齢期になっても、
障がい児には教育を受ける場がありませんでした。
家庭の事情もありましたが、
兄は、寄宿制の学園にお世話になっていました。

今ならば、福祉も教育も充実していますから、
自宅から学校に通えたかもしれません。
しかし当時は、家から離れるしか、
障がい児に、教育の機会はありませんでした。

本人にしてみたら、それはなんといっても、
自宅で家族と一緒にいるのが一番いいでしょう。
ですから、寄宿制の学園に行くのが、嫌で嫌でたまらなかったようです。

しかし家にいたままでは、
テレビを見るだけで、毎日が終わってしまいます。
学園で19歳までお世話になったからこそ、
多くを学べ、また色々な経験をすることもできたと思います。

本人にとっては大変だったでしょうが、
結果的には非常にありがたかったことだと思っております。

お世話になった学園の、園長先生ご夫婦は、
キリスト教の信仰を持たれた、まことに立派な人格者でした。
そして、ご自身もダウン症のお子さんをお持ちでした。
お子さんの教育の機会がないことを憂えてでしょうか、
私財をなげうたれて学園を始められ、
多くの知的障がい児を受け入れていらっしゃいました。
子供心にも、立派さが肌で感じられる、
見事な信仰者だったと思います。

そこで、園長先生が、
子供たちや保護者の皆さんに教えていらっしゃったことで、
今でも覚えていることがあります。
それは「ありがとう」という言葉を覚えなさい、
という教えでした。

人は、誰でも他の人のお世話になって生きています。
特にあなた方は、おとうさん、おかあさんや、兄弟たち、
そして多くの人の、お世話になります。
だから「ありがとう」という言葉を覚えて、いつも言うようにしなさい。

兄は40年で、その短く少し悲しい生涯を終えました。
最後は、白血病という病を得て、病院で両親に見守られて帰天しました。

お世話になった園長先生の教え通りに、
「ありがとう」
と 最後まで言い続けて、息を引き取りました。

不自由な肉体に、しかも病を得て、かなり苦しかったようです。
しかしその苦しい中でも、看護師の皆さんにお世話になると、
ニッコリと笑って「ありがとう」と言い続けたそうです。

不思議なことですが、亡くなる少し前に、何かに驚いたように、
まん丸に眼を見開いて、天井の方をキョロキョロと見ていたそうです。

心清いままの生涯でしたから、
お迎えに来た、天使たちを見ることができたのでしょう。

一生涯の間、一度も声を荒げることもなく、
友人に暴力を振るわれても「だめよ」と言うだけで抵抗もせず、
なぜか不思議に国会中継を食い入るように見ていた、
そんな兄でした。

役に立つか立たないか
そうした有用性の物差しだけで見たならば、
何の役にも立たなかった生涯です。

しかし 人は死んでも、何度も生まれ変わってくる
「生き通しの魂」だと聞きます。

色々な時代に 様々な境涯で生まれ、
多くの経験を得るために生まれてくる

そうならば どんな人生にも意味はあります

障がい者として生まれ、
不自由な人生の中で、感謝の心を学び

愛とは何か
感謝とは何か
それを家族や
周囲の多くの人々に
学びとして与えた人生

どんな人生にも意味はあります

笑顔と「ありがとう」の感謝の心
それしか 兄にはできませんでしたが、それでも 多くの仕事を、
この地上で成し遂げたと思います

少なくとも 我が家族は 
兄がいなかったら、鼻持ちならない、
そんな人間ばかりだったでしょう

ある意味、身を捨てての生涯、愛の生涯を、
障がい者の方々は担っているのでしょう

自分には何もできない、
そう思う人も多いかもしれません

しかし 笑顔は浮かべられます
ありがとうと感謝することも可能です

誰であっても 
愛に生きることは可能なのです

それを 身を挺して 示す魂たちが、
不自由な肉体に宿って、
たった今も 奮戦している。

そんな風に思っているのです。

こしがやじろう


 

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[ 2019/02/13 20:10 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)