◇ 事務長メッセージ ◆◇ 確認したい 「いじめのサイン」 ◆◇ 

170419 花と子供

◇事務長メッセージ◇
◆◇ 確認したい 「いじめのサイン」 ◆◇


新学期が始まって10日余りがたちました。
子供たちも新しい環境に徐々に慣れ、だんだんと自分らしさを出していくようになります。
大体、この1か月の間に、クラスの勢力図、今のはやりの言葉で言うとスクールカーストが作られていき、少しずつ、いじめが始まっていきます。
この大事なスタートにあたって、保護者の方々には、「いじめのサイン」 について確認していただきたいと思います。

「いじめのサイン」 には、次のようなものがあります。
・急に元気がなくなる。
・帰ってくるとすぐに部屋に閉じこもる。
・理由のわからない成績の低下。
・親の前で携帯メールを見なくなる。
・友達から電話があっても、出たがらない。
・おねしょをする。
・妙に明るく装う。
・教科書に落書きがある。
・服が破れていたり、汚してくる。
・物をよくなくす。
・急にお金を欲しがる。
・擦り傷や打撲がある。
・頭痛を訴え、学校に行きたがらなくない。

これはあくまで一例ですが、この様に、普段と違う行動をしていないか。そういう点を注意して、お子さんを見ていてあげてほしいのです。
そして、もう一点大事なことは、お子さんとのコミュニケーションです。
今の子供たちは、いじめの事実をなかなか親に話してくれません。そうであるならば、親が子供の変化に気づく必要があるともいます。
そのためにも、子供たちとコミュニケーションをとり、その中に「いじめのサイン」がないかどうか、しっかり見てあげてほしいのです。

そして、サインを発見したならば、できるだけ早く、学校に相談してください。
ほとんどのいじめは、学校で解決できるのです。
毎年のパターンとして、4月に子供たちの力関係が出来上がり、5月に徐々にいじめが進行し、6月に発覚してくることが多いのですが、ここまで行くと、かなりいじめは進行しています。
被害生徒のこころの傷も深くなってしまいます。
ですから、小さなうちに芽を摘み、広がらないようにするのが大事なのです。
そのためにも、新学期のスタートであるこの時期に、子供たちと会話をし、コミュニケーションをとっておくことが、大切なのです。

それから、保護者の方がたの中で、PTAの役員をされるかたもいらっしゃると思いますが、ぜひ、PTAの行事の中で 「いじめ学習会」 を開いていただければ幸いです。
学習会の内容や講師の派遣など、ご相談いただければと思います。
一人でも多くの方に、いじめの対処など、知っておいていただければ、子供たちを守ることができるのです。ご検討をお願いいたします。

いじめから子供を守ろう ネットワーク
事務長 丸山秀和


 

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[ 2017/04/20 07:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

◆◇ 魂の奴隷制度と戦う ◇◆ 

170331 青空

◆◇ 魂の奴隷制度と戦う ◇◆

「みんなもやっているんだからやりなさい。」
「みんなも我慢しているんだから我慢しなさい。」
 子育ての過程で大人が多く口にする言葉だ。これでは子供に対して、みんなと同じことが正しいことだという判断基準を教えることになる。みんながどうかに関わらず、「それが大切なことだから」、「それがあなたにとって必要なことだから」。そう教えなくてはならない。

 みんなを基準にして我慢を強いられた子供は、人と違う行動をとるものに、反感を抱いてしまう。
「あの子なんか変だよね。無視しよう。」
 と人と違っていることが攻撃の理由になってしまうのだ。もちろん、人と違うことに対し、寛容に受け止める子供も少なからずいる。しかし子供社会は、大人が考える以上にストレスの多いものだ。そのストレスは子供同士の人間関係によるものもあれば、親の過干渉、放任からくるものも少なくない。そのイライラのはけ口を探している子供にとって、人と違うことは攻撃のための絶好の口実をつくることになる。

 攻撃は継続されると必ずエスカレートする。そして加害者側は多数派をつくり、いじめを許容する空気をつくる。罪悪感も麻痺し、「あの子にはやってもいいんだ」 という考えが教室を席捲する。そして被害者も無力感を植え付けられる。

 現代の大人であっても、人に迷惑をかけなければ何をしてもいいといった自己中心的な考えを持つ者は多い。そして自分がしたくないことに対しては、何かの役に立つのでなければやらないという考えも多い。
 子供がそんな考えのもとで育てられると、世の中の役に立つとか、思いやりの心を持つといった価値を育むことは難しい。それどころか、迷惑をかけなければではなく、「バレなければ何をしてもいい」 という価値を持つ子供になってしまう。

 残念ながら大人の中には、本音ではいじめを必要悪だととらえる者も少なからずいる。いじめをなくすには社会全体が取り組まなければならない。

 現代の日本人で奴隷制度を認める人はいないだろう。しかし自由の国アメリカであっても、150年前まで、奴隷制度は合法化されていたのである。
 考えには力がある。人々が心の中で奴隷制度を善とすれば、それは実現し、悪と思えばなくなっていく。

 日本人の中には、まだまだ大人にも子供にも、魂の奴隷制度とでも言うべきいじめを許容している者が多いのではないだろうか。
 本来人は皆違った存在でありながら、等しく尊い存在だ。そんな考えが社会に根付いていけば、いじめも少なくなっていくだろう。

 奴隷解放の父リンカンは、「抗議しなければならない時に沈黙で罪を犯すのは臆病者だ」 と語った。
 愛する者のためなら命も惜しくはない。そんな勇気があってこそ、いじめのない社会がつくられるのだろう。

担当  守矢 光児


 

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[ 2017/03/31 22:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

◆◇ 第三者委員会の限界 ◇◆ 

170325 桃の花

◆◇ 第三者委員会の限界 ◇◆

 3月、今年度もあと1週間あまり。
 卒業式も終わり今週末から春休みになる学校も少なくありません。

 そんな中、3月上旬、札幌市の第三者委員会が、男子中学生のいじめ不登校について、「いじめが原因とはいえない」 と結論づけました。

 このいじめ事件は、2014年3月に重大事態として申し立てられ、札幌市では初めて、いじめ防止対策推進法の 「重大事態」 の疑いがあるとして、第三者委員会での調査、審議がなされていました。

 父親によると、小学校高学年から嫌がらせを受けており、中学進学後もいじめが続き、差別的な暴言や性的ないじめを受けて、中学2年から3年にかけて不登校になったということです。

 報告書はいじめの一部を認定し、学校や教育委員会の対応の不備も認めました。
 しかし、「 (いじめが) 直接の原因となって、不登校が起きたと考えることはできない」 と結論づけました。
 生徒の父親は、「不登校の原因分析は誤り」 として再調査を求める意見書を市に提出しました。

 この理不尽な結論は、第三者委員会が学校側におもねっているとしか考えられません。
 第三者委員会の 9人の委員のうち 3名の学識経験者は、全員が札幌市内の大学の教育学部等の教授や准教授です。 その他の委員も、札幌市内の大学の医師や、臨床心理士会から推薦された札幌市内の大学の准教授などです。
 市教委が選んだのではないメンバーが入っているとはいえ、限定された地域の委員ばかりで構成されているところを見ると、利害関係があると疑われても仕方ありません。

 教育評論家の尾木直樹氏は、ブログで、「いじめ第三者委員会の構成メンバーが大問題」 として、公平公正な真相究明のためには 「できるだけ県外のメンバーで構成すること」だ と述べています。
 講演では、県内の大学の教育学部の教授等は教育委員会に気を使うので、第三者委員会全体の議論が活発でなくなってしまうと指摘しています。

 また、調査報告書をまとめるのに、3年近くもかかっています。
 こんなにも時間がかかっては、被害者側が訴訟をしようとしても、時効になってしまうこともありえます。いたずらに引き延ばしを図ったのではないかとの疑いさえ生じます。意図しなかったとしてもお役所仕事そのものであり、早急に結論づけるべき事案を遅らせることには、大きな責任が伴います。

 以上、問題点をあげてみましたが、何といっても最大の問題点は、「いじめが原因ではない」 としたことです。
 不登校の原因がいじめではないとするのなら、いったい何が原因だというのでしょうか。
 いじめ以外の原因で不登校になったと言うならば、その立証責任は当然あるはずです。
 単に否定するだけでは被害者側の申し立てを無視したにすぎません。
 いじめられていると勇気をもって声をあげた被害者をますます傷つけるだけです。

 被害生徒は現在も 「他人との関係に非常に敏感」 で、月に 1回精神科医の元に通っていると報道されています。
 いじめは被害者の心に深い傷を残します。
 一連の記事の中では、札幌市の定時制高校に通う18歳の女子生徒についても紹介されていました。
 女子生徒は、2011年の中学入学直後から、悪口を言われたり、靴の中に画びょうを入れられるなどのいじめを受けました。担任等に相談しましたが、いじめと認めてもらえず、いじめは悪化するばかりでした。
 そのため不眠が悪化し、鬱の症状に悩まされて不登校となり、転校せざるを得なくなりました。
 母親は道石狩教育局などに調査を依頼しましたが、「証拠がない」 などと言われて、いじめの認定はされなかったとのことです。
 「人間不信になり、自分にも原因があると責めるようになった」 と生徒は述べています。
 6年たった今でも将来が不安で苦しんでおり、睡眠薬や安定剤を服用していると報道されています。

 どちらの事案も学校側のいじめへの対処に問題があります。
 簡単にいえば学校の隠蔽体質が原因だと言わざるをえません。
 学校側が真摯にいじめと向き合って、適切な対処をしていれば、被害者側が長期間苦しむこともなかったと思います。

 このような子供たちの心の傷が早く癒えて笑顔が戻るようにと思います。
 学校側にいじめを認めさせるためにはどうしたらよいのか等いじめのご相談を承っています。
 お子さんのことで気にかかることがありましたら、ご遠慮なくご相談ください。

いじめから子供を守ろう ネットワーク
井澤・松井


 

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[ 2017/03/25 07:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

◇ 事務長メッセージ ◇◆ 学年末にやるべきこと ◆◇ 

170319 れんげ草

◇事務長メッセージ◇
◇◆ 学年末にやるべきこと ◆◇


先週末3月11日で、東日本大震災から6年が経ちました。
復興も進む中、まだ避難生活を送っている方々も大勢いらっしゃいます。
こうした方々が一日も早く、自分の生活が送れるようになればと思います。

そうした一方、昨年より原発避難いじめが問題になりました。
文部科学省も、昨年12月、福島から避難している児童や生徒を受け入れている学校に、いじめがないか確認するよう通知を出しました。
また先日、その実態を把握するため、初めて全国的な調査を行うことを明らかにしました。
この調査は今月中に着手し、件数や発覚した際の支援の状況を詳しく調べ、結果はまとまり次第公表するとのことです。

ただ、文部科学省も調査をするのはいいのですが、その結果、何をするのかが問題だと思います。
今まで通り、結果だけ公表するだけでは、何の進展もないのではないかと思います。
明確な改善策を示し、現場を指導していくことを望みたいと思います。

間もなく学校は学年末を迎えます。
保護者の皆様には、新年度を迎える前に、来年度からの環境がどうなるか、これをしっかりと確認しておく必要があると思います。

特に、学校と事前に話し合いをされている方などは、再度、確認の話し合いをし、約束を守っていただくようにしましょう。
現在の環境でいじめが落ちついているならば、この環境を維持してもらうこと。
すでに、クラス替えや、担任の変更などをお願いしている場合は、きちんと対応していただけることを確認することが大事です。

また、校長先生や担任が、異動する場合もあります。
その場合も、新しい先生に、話が伝わるようにしておくことが大切です。
中学などに進学する場合も、今の学校から、次の学校へ情報を引き継いでもらうこと。
できれば、新しい学校に出向き、現状を伝え、事前にクラス編成などのお話をすることをお勧めします。
安易に学校任せにしてしまうと、「言われていなかったから」 と言って、何もしてもらえないことがありますので、十分注意をしていただきたいと思います。

何事においても、万全の体制を整えるということは大事です。
新年度がより良い環境になるように、遠慮せず、また臆することなく、学校と交渉していただければと思います。
それが、子供たちを守る、大きな力となるのです。

いじめから子供を守ろう ネットワーク
事務長 丸山秀和


 

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[ 2017/03/19 09:00 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)