☆★ 先生の暴力は犯罪 ★☆ 

180207 つらら

☆★ 先生の暴力は犯罪 ★☆

 三学期に入って、日本列島は大雪など大寒波による厳しい寒さが続いています。
 インフルエンザも大流行しており、学級閉鎖が相次いでいます。

 今学年も終わろうとしているにもかかわらず、今年になって教師による子供たちへの加害事件が、次々と明らかになっています。

 1月23日、北九州市の市立小学校の男性教諭が6年生の男子児童の顔を蹴り、顔の骨を折る重傷を負わせています。
 休み時間に体調不良を訴えて保健室で検温していた児童に対して、「3時間目が始まったので教室に戻るように」 と促しましたが、従わなかったので顔を蹴ったもので、教師は、「スイッチが入ってしまった」 と言っているとのことです。

 青森県教育委員会は、1月10日、体罰をした教師2名への懲戒処分を発表しました。
 三戸郡内の中学校の男性教諭は、2015年8月から17年3月までの1年半以上に渡って、部活中などに、男子生徒4人に対して、顔に唾をかけたり、平手打ちにするなどの体罰を繰り返し、減給10分の1 (3カ月) の懲戒処分になりました。
 80回も唾をかけられた生徒や、50回以上平手打ちをされた生徒もおり、脛を蹴ったり頬をつねったりもしていたとのことです。
 また、青森市内の中学校の女性教諭は、2017年3月、「声が小さい。しっかりしなさい」 と激怒。女子生徒の尻を膝蹴りして、「腰椎棘突起骨端線損傷」 という全治3ヵ月のけがをさせて、減給10分の1 (1カ月) の懲戒処分になりました。
 2人とも過去にも生徒への体罰で口頭訓告を受けていました。

 福岡市では、1月31日、市立小学校3年の男児が、担任の男性教諭からの暴力で、鎖骨骨折の重傷を負っていたことがわかりました。
 昨年12月19日、男児が算数の宿題を忘れたため、午前中の休み時間にするように指導。しかし、その後も宿題をしていないようだったので、男児の胸ぐらをつかんで廊下の壁に押しつけるなどしたとのことです。

 1月30日には、東京都教育委員会によって女性教諭が戒告処分になりました。
 この教師は、2014年1月31日、都内の区立小学校で、担任していたクラスに欠席者が多く、給食が余ったことから、「お代わりして、みんなで残さないように食べなさい」 とクラスの児童全員に指示。
 男子児童の一人は 「もう食べられません」 と訴えましたが、無理やり食べさせ、児童は嘔吐したということです。
 他にも、2013年から2014年にかけて、児童に対して、「学校に来なくていい」、「最低だね」 などの暴言を言ったり、事情も聴かずに児童が鉛筆を盗ったと決めつけるなどしていました。

 保健室から戻らないとか、宿題をしないとか、声が小さいとか、自分の思うままにならないからと言って、「スイッチが入って」 しまい、教師が子供たちに暴力をふるう・・・。
 教師の言うことを聞かない子供たちに対して腹立ちを抑えきれないということですが、もう一面には、子供に言うことをきかせる能力のない教師が、体罰にたよってしまうという側面も伺えます。

 しかし、それだけではないようにも思われます。
 給食指導においては、食べるのが遅い子や、好き嫌いのある子に対して個別に指導することはあるかと思いますが、前述の教師のように、余った給食を、吐くまでして片付けさせるなどは考えにくい行為です。
 そこまでする背景には、教師本人が 「自分のクラスでは給食を残さない」 という強い誇りを感じていた、あるいは、「給食を残してはならない」 という強いプレッシャーをかけられていたか、という2つの理由ぐらいしか浮かびません。
 特に組織による逆らうことを許さないような強い圧力は怖いものです。

 運動部の部活での暴力も、「あの先生が顧問になってから弱くなった」、「指導力がない」 と言われたくない、「伝統校なので勝たねばならない」 などのプレッシャーに教師が負けてしまったのだろうと考えられます。

 本来、教師は子供たちを育むためにいます。
 子供たちが言うことを聞かない、あるいは組織的圧力がかかるなどの要因はありますが、いずれにしろ、教師が本来の職務を忘れて、子供たちよりも自分都合を優先した結果が暴力事件となっていると言えます。
 先生方には、何が正しいのか、本来はどうあるべきなのかを常に考え、感情に揺さぶられるのではなく、理性的な行動をすることを期待したいものです。

 教師からのいじめや暴力についてもご相談を受けています。
 ご心配なことがありましたら、ご遠慮なくご相談ください。

いじめから子供を守ろう ネットワーク
松井 妙子


 

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[ 2018/02/07 23:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

☆★ SNSによるいじめ相談 全国展開へ ★☆ 

180114 海と水仙

☆★ SNSによるいじめ相談 全国展開へ ★☆

 すでに、このメルマガでも何度かとり上げましたが、文部科学省の「いじめ防止対策協議会」では、SNSを活用したいじめなどの相談体制について、検討が進められています。
 スマートフォン (スマホ) の普及で、子供たちの用いるコミュニケーション手段において、SNSが圧倒的な割合を占めることから、電話だけでなくSNSを活用して、子供たちからの相談を受ける体制が模索されています。

 そして、昨年12月、文科省は、SNSで相談を受ける事業の導入経費として、2017年度補正予算案に2億円を盛り込むこととしました。
 SNS相談は、当初は、2018年の4月以降に開始する予定でしたが、昨年10月、座間市でSNSを悪用した殺人事件が起きたことで、前倒しされました。
 今後、参加する自治体や教育委員会を募り、全国20カ所程度で事業を始める、と報道されています。今年度中に着手されるもので、まさに、SNS相談元年といえる年になりそうです。

 現在、各地での取り組みも進んでいます。

 長野県では 試験的に、昨年9月に2週間、LINEでの相談を受けつけました。10人の相談体制で、県内の約12万人の中学生・高校生を対象としました。
 なんと 1,579件のアクセスがあり、547件の相談に対応しました。
 前年度1年間の子供たちからの電話相談は259件でしたので、たった2週間で、1年間の2倍以上の相談に対処したことになります。

 相談の内訳は、「交友関係・性格の悩み」 119件、「恋愛」 83件、「学業・進学」 48件、「いじめ」 については45件、「不登校」 は3件の相談があり、数人からは 「自殺したい」 などの相談もあったと報道されています。
 電話相談と比べて、恋愛、学業の悩みなど相談内容が多様化しており、身近な相談ツールとして認識されたのでは、との推測もされています。
 この結果をふまえ、長野県では、さらに検証するために、今年の入学シーズン、最大で60日程度相談窓口を開設して、本格的な導入に向けて検証を深めたいとしています。

 滋賀県大津市では、昨年11月から、1人の相談員が対応する体制で、試験運用を始めました。
 市内中学生の3割にあたる3中学校の 約2,500人を対象に、LINEでいじめの相談を受け付けました。
 12月22日までの約2か月間に 68人が登録し、13人から23件の相談があり、いじめの相談は6件でした。
 前述した長野県の相談件数にくらべて、少なく見えますが、長野県は高校生も含んでいるのに、大津市では中学生のみを対象にした違いが出ていると言えます。中学生のスマホの普及率51,7%を勘案するとほぼ同程度になります。
 大津市は、今年1月からは、市内の全中学校18校の9,062人に対象を広げるとしています。

 さらに、大阪府も今年1月8日から2月2日までの期間限定で、試行実施すると報道されています。府立高校10校の1・2年生を対象に、LINEを活用した教育相談を、週2回行います。
 名古屋市教育委員会も、LINEなどを使い子供たちからいじめ相談を受け付ける事業を、来年度にも始める方針を示しています。

 SNS相談は、子供たちにとって身近な相談方法です。
 ただ、学校などで、SNS相談を強調すると、「スマホがないと相談できないんだ」 と思い込む子も多いと思いますし、スマホを欲しい子供たちには、スマホを買う良い口実を与えることにもなります。
 ですが、子供のスマホ所持は、LINEいじめやスマホ依存など、その弊害が問題となっています。
 また、多くの小学生は、まだスマホを持っていません。
 したがって、ことさらSNS相談を強調するのではなく、電話相談、メール相談なども一緒に伝えることが大切です。

 もう一点述べておきますが、いじめの相談は、1回のやり取りだけで解決できるような事案はほとんどありません。何度も、何度もやり取りすることは避けられません。
 また、相談員が直接、学校や教育委員会に連絡することも必要になります。
 SNSによる相談であってもここは変わりません。
 今後、本格化するSNSによる相談システムも、「解決するまで関わるんだ」 という強い姿勢を忘れないでいただきたいと思います。

 今後も試行錯誤はあると思いますが、全国で展開されていくSNS相談に注目していきたいと思います。

いじめから子供を守ろう ネットワーク  
松井 妙子

【注】スマートフォン所有率は、
高校生は94,8%、中学生は51,7%、小学生は27,0%。
(内閣府「平成28年度青少年のインターネット利用環境実態調査・調査結果」)。


 

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[ 2018/01/14 16:00 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

☆★ 学校に求める体質改善 ★☆ 

171228 雪景色

☆★ 学校に求める体質改善 ★☆

 2017年もあと1日を残すだけとなりました。
 子供たちは冬休み。
 大人たちには忙しい年末も、子供たちには、クリスマス、お正月とわくわくする季節です。

 しかし、今年は年末になって、子供たちの悲しい事件が相次いで報道されています。

 20日、兵庫県尼崎市では、市立中学2年の女子生徒が自宅で首を吊って亡くなりました。
 「学校の部活動に疲れた」 という内容のメモが残されていたと報道されています。 女子生徒は中学校で軟式テニス部に所属しており、市教委はいじめの有無も含めて関係者から事情を聴いているとのことです。

 続いて22日、神戸市東灘区の市立高校1年の男子生徒が校舎5階から飛び降りて、重体となっています。
 21日、22日の2日に渡って15時間半の指導を受けていたことがわかりました。男子生徒は、ツイッター上で、特定の生徒をからかうようなやりとりをしたとして、別室で指導されていました。

 さらに東京都でも26日、板橋区の東武東上線の駅で、私立中学1年の男子生徒が、電車にはねられて死亡しました。
 生徒は駅のホームにいて、電車がホームに進入してくるのを確認して飛び込んでおり、自殺とみられています。冬休みに入ったばかりの日に起きた事件です。

 学校でのいじめやトラブルが大きな悲しみを産んでしまう現状に歯がゆさを感じます。
 教育界は変わらなければなりません。
 そのことを感じているのは私たちだけではないと思います。
 実際、第三者委員会の姿勢が少しずつではありますが、変わりつつあると感じる報道があります。

 23日、昨年9月に兵庫県加古川市で、市立中学2年の女子生徒が自殺した事件では、第三者委員会が、いじめが自殺の原因だったと認定する調査結果を発表しました。
 市教委が設置した第三者委員会ではありますが、「女子生徒がいじめを訴え、学校が把握する機会が何度もあったのに、学校側が何も対応しなかったことが自殺につながった」 と結論づけたのです。

 続けて、25日には、福島県須賀川市の市立中1年の男子生徒が今年1月に自殺した問題でも、市教委が設置した第三者委員会が、「 (自殺は) いじめが大きな一因となった」 と結論付ける調査結果を公表しました。
 「教職員が事態を軽視し、情報が教職員間で十分に共有されず、適切な指導や助言がされなかったことが問題を深刻化させた」 と指摘しています。

 子供が亡くなってからのことですので、遅いと言えば遅いのですが、それでも、第三者委員会が、子供の自死の原因はいじめであったこと、学校側のいじめの軽視や、いじめを把握しても何も対応しないことが重大な結果をもたらしたこと等を、明確に認定し発表することは大きな前進です。
 学校や教師への警鐘となり、次のいじめ自殺を防ぐことになるものと思います。

 自死事件だけでなく、不登校になったり、傷害事件になったりしたことで、第三者委員会が設置されることがあります。
 私たちのところにも、第三者委員会が設置された保護者から相談が寄せられています。 その中には、「いじめではなかった」 と結論付けられる事案も少なくありません。
 今回の報道にあるような公正な判断ができる第三者委員会が今後も増え続けること期待したいと思います。

 しかし、やはり重大事件が起きてからでは遅いのです。
 報告書で指摘されている学校の姿勢、隠蔽体質こそ、何よりも変えなければならないことなのです。
 自分たちの責任から逃げ、「いじめではなかった」 と言い訳するような姿勢が、正しい姿勢であるとは、絶対に認められません。
 学校の体質改善に思い切ったメスを入れる姿勢を監督官庁である文部科学省には求めたいと思います。

 来年もいじめ撲滅に向けて活動を進めてまいります。
 お子さんのいじめに関してご遠慮なくご相談ください。少しでもお役にたてれば幸いです。
 子供たちが希望にあふれる学校生活を送ることができますように心からお祈り申し上げます。

いじめから子供を守ろう ネットワーク
代 表  井澤 一明
事務長 松井 妙子


 

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[ 2017/12/30 17:33 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

◆◇ 教師の体罰やパワハラから子どもを守るには② ◇◆ 

171130 雪紅葉

◆◇ 教師の体罰やパワハラから
   子どもを守るには② ◇◆


 前回は、仙台市や福井県池田町など、体罰や教師による指導により子供たちが自殺する事件が相次いでいること、教師が体罰などに走る根底には、「自分は正しい。自分は悪くない。変わらない子どもが悪い。自分はこのやり方で成功してきた。」 という教師側のごう慢さがあるように感じる等と述べました。
 今回はさらに、もう少し掘り下げたいと思います。

〇調査委員会、第三者委員会の問題について
 一般的に、いじめ自殺の時と同様に、体罰死においても、第三者機関が設置され調査します。
 しかし、調査の角度や視点が気になります。
 いじめ自殺や体罰、指導死による調査委員会報告書は公開されています。自死した生徒本人の学習成績や部活や生活態度など、学校生活から得たデータや分析、生徒の家族からの聞き取りによる家庭生活での様子、本人の資質や性格、クラスや部活での人間関係など膨大な情報量です。

 もちろん、「家族のご協力に感謝する」 とも記載されていますが、『指導してきた先生の資質や力量、その指導内容、受けてきた研修や上司の指導や教育員会からの助言』等々の、本来、明らかにしなくてはならない部分は公表されません。
 被害生徒と教師とでは、比較対象にならないくらい、学校側が持っている教師の情報は公開されないのです。そのため被害者に不利な情報ばかりが目立つこととなるのです。

 ある指導死の調査委員会の報告書では、「専門家による適切な助言を受けずに、指導を続けていた教員と学校の責任」 を述べています。
 第一義的には正当な面もありますし、日本のマスメディアもそういった報告書が出ることで納得してきた面が相当にあります。

 しかし、よくよく考えてみてほしいのです。こんなに簡単にすまされる報告書では意味がないのではないでしょうか。
 実は、調査委員会のメンバーを選ぶのは教育委員会ですし、報酬もそこから出ています。遠慮や忖度(そんたく) という隠ぺいは確かにあります。

 本当に大切なことは、「どんな教育と指導がなされたのか、そして教師のスキルは充分だったのか」、「それは個々の能力の問題なのか、組織マネジメントの問題だったのか」 といった、本質的な内容の検討が欠かせません。

 自殺した生徒の個人の問題に起因することなのか、それとも、教員の不適切な指導による事件、不適切な教師と知っていながら放置してきた学校や教育委員会の問題なのか、という点が重要です。
 その上での、指導内容の検討なのではないか、と問いたいと思います。

〇保護者から見た教師
 教師には厳しい言い方になりますが、幼稚園や保育園、小学校や中学校、高校へと子どもを託して、子どもの発言や保護者面談を通して、教師と向かいあってきた保護者の視点から見れば、教師に力量の差があることは明らかです。

 私が見た事例では、荒れた学級、崩壊学年の建てなおしができたのは、力量のある教師陣が転勤してきたことが最大の理由でした。あっというまにシフトを組んで、立て直し体制をとったことで、すぐに正常なクラスになりました。

 優秀な先生方は怒りません。体罰を用いません。完全にアンガーマネジメントを体得しています。
 経験値も多く、指導に自信にあると同時に自戒の意識もあります。謙虚な方々です。
 教師間の連絡、報告、相談体制がとれ、教員同士に信頼関係があり、指導の目的を一致させています。

 かつて、教師は尊敬の的でした。今後もそうあってほしいと思いますが、学歴の差がはげしかった過去の時代と異なり、高学歴で職業体験もある母親からも厳しい目で、教師が見られている時代です。
 教師は、高度な研鑽を通じて、自己覚知をして、つねに振りかえり、反省し、教育力、指導力をアップさせていく努力を怠ってはならないと思うのです。

〇保護者として気を付けるべきこと
 一方で、保護者にも気を付けるべきことがあります。
 少子核家族化の現代では、子どもたちは基本的に欲求が充足され、友だち感覚の家族関係の家の中で、育っていきます。よほど規律重視でない限り、ぶつからないのです。

 しかし、学校に入学したとたん、コミュニケーション上の様々な課題が浮かび上がってきます。
 その行動や発言が、その子自身の個性であり、魂の奥底深くから出てくるものであったり、また正義感やその熱情からくるものであれば、親は真剣に子どもを守るために腹をくくらねばならないでしょう。
 安直な「病院受診のすすめ」、「発達障碍というレッテル張り」、「投薬づけ」 等には、一定の注意を払う必要があります。セカンドオピニオンを求めることも検討する必要も出てきます。
 大切なことは、「いじめや体罰から子どもを守る」という強い決意です。

 知り合いの太郎君(仮名) から、「中2の時に、実はいじめに遭っていた」 と聞いたのは、大学生になってからです。
 いじめ不登校の親友をかばって発言したことが担任の不快を買い、その後、女性担任から、ねちねちと言われ続けてきたこと、その空気を読んで、成績不振の暴れん坊たちから暴行を加えられるようになったこと、しかも、周囲の友達も見てみぬふりをし続けていたということでした。
 教師の態度がこのような事態を招いたのです。

 教師も人間です。好き嫌いがあり、時として 「クレームをつける悪い生徒には体罰も然り、仕返しも当然」 と考えるかもしれないのです。

 さらに、太郎君はテストの成績は一番でしたが、提出物の様態が悪いとして、かなり低い採点をされていました。気に入らない生徒なので、内申書を低くされたのです。

 太郎君について、「変わっている個性の持主だけれども、親として気が付いているところを教えてください。」 と、レッテルを張らず、真剣に聞かれたのは、公立高校1年の最初の保護者会でした。
 高校の教育の結果は、大学受験合格の実績そのものです。
 この学校で強みを伸ばしてもらった太郎君は、のびのびと高校時代を謳歌し、次々と大学合格をかちとりました。
 今、太郎君は、理系の大学院を卒業し、一部上場企業の技術者として、日本の最先端産業の屋台骨を支えています。

 文部科学省の職員の皆様や教員で、このメルマガを目にしている方がいらっしゃいましたら、ぜひ聞いていただきたいのです。

 自己保身を捨てさり、徳力のある聖なる教師を育ててください。そのような教師をめざしてください。失敗からも学び、失敗を成功に変えていく勇気をもってください。その教師は必ず尊敬されるはずです。

 また、教育委員会は、たった一度の失敗で教師を評価するのでは無く、経験からいかに学んだか、研鑽努力したか、多くの生徒の個性を伸ばしたかを評価する制度に改革してください、ということです。

 保護者の皆様にも、申し上げたいと思います。
 子どもの善性を信じて、その個性を解き放つことが親の使命である、と心得てほしいのです。
 子どもの未来を信じて、子どもや子どもたちを取り巻くこの世界が永遠に美しく光り輝くものとなりますように、願ってやみません。

教育委員会 スクールソーシャルワーカー 村崎京子 (仮名)
元教員、精神保健福祉士、社会福祉士 そして母親


 

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[ 2017/12/21 14:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)