
教諭にけられた女子生徒、ショックで転校 茨城・伊奈高
2007年10月28日06時06分 朝日コム
茨城県つくばみらい市の県立伊奈高校で、ハンドボール部顧問の男性教諭(49)が今年3月の合宿中、当時1年生だった女子生徒(17)の腰をけってけがを負わせていたことが27日わかった。生徒は精神的なショックから不登校になり、その後転校を余儀なくされたが、県教委は教諭への処分を文書訓告にとどめ、公表していなかった。
市川彰校長によると、教諭は3月26日、同県日立市での合宿練習中、女子生徒の動きが悪いことに腹を立て、後ろから腰を1回けった。生徒は痛みを訴え、病院で全治10日~2週間との診断を受けた。その後、ショックで学校に通えず、9月10日に別の通信制高校に転校した。
伊奈高校では7月にもバドミントン部顧問の教諭(44)が、女子生徒4人の顔や胸をけってけがを負わせたうえ、生徒に隠蔽(いんぺい)を指示していたとして、10月26日付で停職1年の懲戒処分を受けている。
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コメント:
自分の知り合いに、高校時代剣道部だった人がいる。その人がかつて、「先生にぶんなぐられて、1メートル以上ふっとんだことがある。でもそのぐらいは当たり前だったんだよね。。」と言っていたのが、なぜか心に残っていた。
普通の感覚であれば、暴力になるものを、練習なんだからそれぐらい当たり前、、ととらえる風潮がスポーツの世界にはあるのだろうか。時津風部屋の力士急死事件も、稽古と言いつつ暴力が横行し、あのような痛ましいことになったのではないか。
今回のことも、けられて精神的にショックを受けたことを、私は「そうだろうな。教師に暴力を振るわれたショックは大きかろう。」ととらえているが、中には「そのぐらい、、」と思う人もいるかもしれない、、、と思うと、いじめ問題も「そのぐらいなんでもないじゃない、、」ととらえる人が少なからずいて、それがゆえに問題解決の道のりが遠いことと、心理的に無関係とは思えない。 by N.O
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ドキュメント!
「いじめ解決への道」
最終回
今はもう三月、目前に学年末が迫っています。
四月に入って進級してしまったら、クラス替えになります。
担任も替わります。
そうなったら、このいじめ、うやむやにさせられてしまいそうです。
そうはさせじと学校に乗り込んでいった、母親のYさんとNPOのメンバー二人。
「泣き寝入りなどするものか!」との意気込みで、校長に直談判です。突きつけた資料には、息子のK君が受けた、いじめのむごい実態と、無為無策だった、先生方の対応が網羅されています。
しかし明確な事実が、この資料によって赤裸々に示されていても、担任も校長も、のらりくらりと責任を認めません。
あまつさえ校長は、「現場に任せてあるから」と、自分には関係がないとほのめかす始末です。
あまりといえばあまりの対応、さすがに、怒り心頭に発したNPOメンバーは、
「対応しないならば、教育委員会にも、警察にも届ける」と、声を荒げて断言しました。
学校側の「のらりくらり」「丸め込み」など、絶対に許しません。
すると「教育委員会には言わないでくれ」との、卑怯な言葉とともに、学校側は、真摯に対応することを約束しました。
たしかにその後、保護者とともに加害生徒が謝罪に来ました。
でも、被害者のK君の心には、彼らに対する恐怖心が深く深く刻み込まれています。
母親のYさんが彼らの謝罪を受け入れている間、K君は自分の部屋に閉じこもり、彼らがいなくなるまで、フトンを被って震えていたのです。
このように、加害生徒の謝罪があっても、残念なことに、この問題は解決の方向へとは向かいませんでした。
学校は、今回の謝罪を「免罪符」となして、事件の幕引きを考えたのでしょう。
Kくんへの学校側の対応は、この謝罪が最後で、お終いとなってしまったのです。
K君問題の自然消滅を計る学校側。NPO代表は、教育委員会への直訴を決断しました。正式な「申立書」を詳細に作成し、教育委員会へと乗り込みます。母親のYさんが涙ながらに読み上げる「申立書」。奪われた学習機会の回復を、切々と訴えます。
お役所特有の「すり替え」や「要点ぼかし」に対しては、NPOメンバーが、要所をピシャリと押さえにかかります。
市議の仲立ち、詳細な申立書、NPOメンバーの説得と、三拍子そろった猛攻には、敵う者とてありません。早速翌日に、学校に調査が入ることとなりました。
そして数日後、学校が動いたのです!
学校側から何と、補習の実施を申し入れてきました。多くの人の熱意と努力が、このように学校をも動かしたのです。
しかし、まだまだ完全解決には程遠い小さな勝利。K君の心の傷は未だに癒えず、学校にも行けないままです。
今後も戦いは続いていきます。
いじめの悲劇を、この世からなくすまで!
学校に正義をもたらすまで!
さあ、本当の勝負は、これから始まるのです。
(完)by G.I.
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