教育再生懇「信頼ある公教育確立」提言
スポーツ庁設置も明記
政府は28日午前、教育再生懇談会(座長・安西祐一 郎・前慶応義塾長)を首相官邸で開き「信頼される公教育 の確立」を盛り込んだ第4次報告書を河村建夫官房長官に手渡した。報告書には、スポーツ基本法制定やスポーツ庁設置も明記した。河村氏は「人づくりは国づくりの基本だ。麻生内閣の重要課題の実現のため、提言を具体的な施策に反映していかなければならない」と述べた。
報告書は(1)「教育安心社会」の実現(2)教育のグローバル化と創造性に富んだ科学技術人材の育成(3)「スポーツ立国」ニッポン-の3本柱で構成されている。
教育の現状を「家庭の経済状況により、受ける教育の量や質に差が生じている」と指摘し、改善策として、幼児教育の無償化▽小中学生の就学援助を目的とした地方自治体への財政支援▽高校の授業料減免の拡充▽教員の資質向上-などを盛り込んだ。
スポーツ庁は、体育やトップアスリートの育成など多省庁にまたがる関連行政を一元化し、総合的に振興策を行うのが狙いだ。このほか、国際的に通用する人材育成の前提として、国語や日本の歴史・文化教育の充実も明記した。
【2009年5月28日 産経ニュース】
【写真】 教育再生懇談会であいさつする河村官房長官(左)=28日午前、首相官邸
※「いじめ防止法」の制定など、いじめ防止対策について、盛り込まれていないのが残念ですね。

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いじめ根絶へ 陽南中など3小中が連携
啓発寸劇など活動
【宇都宮】 陽南中は昨年度から、緑が丘小と陽南小とともに小中連携して、いじめ根絶運動に取り組んでいる。陽南中では、いじめの件数が激減する成果を上げており、20日の朝会には、生徒会が啓発のための寸劇を披露し、いじめ撲滅をアピールした。
3校連携の取り組みは、昨年度に文部科学省の支援事業として始まった。支援事業は終了したが、本年度もいじめゼロに向けて活動を継続している。
3校は、
いじめ相談箱の設置や
啓発ポスターの作製・掲示など共通の取り組みだけでなく、
小中学校間の垣根を越えた教員同士の情報交換や
子どもたちの交流会などを実施している。いじめを自分たちの問題ととらえてもらおうと、児童会・生徒会の主体性を尊重しているのが特徴。
陽南中生徒会は昨年度、壁の落書きを消したり、緑が丘小児童がナレーションを務めた啓発ビデオを製作、文化祭で上映するなど独自に活動を行った。
同校の2007年度のいじめの報告件数は48件だったが、昨年度は5件と急減、さまざまな対策の成果が表れている。
この日行われた寸劇は、生徒会が考えたオリジナル作品。同会メンバー12人が2週間かけて練習した。

ストーリーは、数人の生徒がクラスメートの人形を取り上げ、からかいながらいじめているもの。5分程度と短いが、メンバーは「誰かが止めないと、いじめはなくならない」「見ている人もいじめている人と同じ」などと訴えた。
生徒会長の3年黒瀬健斗君(14)は「少しでもみんなに伝わるように一生懸命やりました。一人一人が楽しめる学校にしたい」と話していた。
【2009年5月21日 下野新聞】
※ いじめ相談箱の設置やいじめ啓発ポスターの掲示等による、いじめ防止効果が実証されていますね。

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いじめ:服脱がせブログ公開 5人を無期停学
十勝の道立高
十勝管内の道立高校で08年8月から09年3月、当時1年生の男子生徒9人が同級生の男子生徒1人にいじめを繰り返し、2人が下半身を裸にした様子をカメラ付き携帯電話で撮影してインターネットのブログ(日記風サイト)上に公開していたことが分かった。女子生徒1人も9人からいじめを受け一時不登校になり、学校側は特に悪質と判断した5人を無期停学処分にした。
同校や道教委十勝教育局によると、9人のうち数人は4回にわたって男子生徒をトイレに連れ込み、2人が下着を脱がして携帯電話で写真や動画を撮影。08年8月ごろには、撮影した1人が写真を自分のブログに載せ、もう1人もこのブログに別の写真を投稿した。2人はすぐにブログから写真を削除し、ブログは09年3月ごろに本人が閉鎖した。携帯電話に残っていた動画や写真も消去済みという。熱湯を染み込ませたぞうきんを首にかけるなど、確認できたいじめは6、7回あった。
9人は08年9月ごろから同級生の女子生徒に対しても容姿をからかう言葉のいじめを繰り返し、女子生徒は09年4月11日から不登校になった。保護者の連絡を受けた同校が調査する過程で男子生徒へのいじめが発覚した。同校は双方へのいじめを理由に9人を同16日から自宅謹慎にし、写真を投稿した2人を含む5人を同21日、無期停学処分にした。
9人は「深く傷つけてしまった。謝って済むことではない」と反省の態度を示したため、4月下旬以降、処分を順次解除した。9人は男子生徒に謝罪したが、女子生徒は登校を再開したものの謝罪を拒否している。2人は現在、カウンセラーらからメンタルケアを受けている。
同校教頭は「いじめの把握が遅れ、申し訳ない。再発防止を徹底したい」とコメント。同校は20日の保護者会で経緯を説明するほか、週明けに全校集会を開くことも検討している。【田中裕之】
【2009年5月18日 毎日新聞北海道朝刊】

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「いじめから子供を守ろう! シンポジウム
長野県大会」 新聞で報道
【2009年5月17日 長野日報】↓
【2009年5月20日 信濃毎日】↓

【2009年5月19日 市民新聞】↓

【2009年5月20日 おはよう141号】↓

本年5月16日(土曜日)、長野県諏訪市文化センターで開催された
地元の新聞「長野日報」、「信濃毎日」、「市民新聞」、「おはよう」で報道されました!

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都教委が優秀教員をリクルートへ
地方と提携、共通試験で“救済”
団塊世代の大量退職に伴い、教員の大量確保を目指す東京都教育委員会が、採用試験などで地方の教育委員会と協定を結び、全国規模で教員確保に乗り出す方針であることが19日、分かった。
地方教委と試験日や受験問題を共通にすることで、競争率の高い地方枠で落ちても、成績次第で都教委の選考に合格できる仕組みだ。こうした試みは全国初で平成23年度の導入を目指す。首都圏では採用試験の倍率が低下し、優秀な人材確保が課題だけに、都教委の取り組みは論議を呼びそうだ。
都教委によると、現在、都内の公立学校は約2200校。教員は約5万9000人いるが、これから10~15年にわたって毎年2000人以上の大量退職が続く見込みという。特に小学校教員が多く、採用実績も12年には350人だったが、21年には1350人と急増している。
都教委では、今後の採用は「公立学校全体で毎年2300人くらい」とみているが、一方で、採用試験の競争率は下がっており、21年度の都内の小学校教員の競争率は2・5倍だった。首都圏でも同様で、神奈川では2・6倍、埼玉は2・8倍、千葉でも2・9倍と、人材の質と量の確保は深刻な問題となっている。
これに対し、地方の競争率は高く、鳥取27・7倍、秋田22・2倍、青森19・7倍、岩手14・7倍、長崎13・7倍などで、首都圏より児童数の激しい減少に加え、中途退職する教員が少ないことなどが“狭き門”になる理由とみられる。
こうした地域事情を踏まえ、都教委では競争率の高い地方の教委と個別に協定を結び、共通の採用試験を実施することで全国から教員を採用するための本格検討に乗り出した。
仮に、受験生が共通問題で第1希望の地元教委の1次選考に漏れたとしても、ある程度の「成績」次第では、都教委の2次選考に進むことができるのが最大の特徴だ。さらに、採用後は「東京でキャリアを積んで、将来的には地元に帰れるシステムの構築も目指したい」(担当者)としている。
人材確保に向けて都教委では、これまでに、東北地方に在住する小学校教員志望者を対象に都内公立小学校の日帰り見学ツアーを開催し、東京の教育現場をPR。さらに、7月には、大学受験における「地方試験」と同様に仙台市で初めて採用の1次選考を行う。
こうした地方試験は、埼玉や千葉、横浜市なども東北地方で実施しているが、「首都の強みや待遇面で勝る東京の地方進出は驚異。学生の争奪戦はますますエスカレートする」(教育関係者)との声も上がる。
都教委幹部は「東京の児童や生徒は今後も増加傾向にある。教員の大量退職が続く中、採用教員の質と量は保たなければならない」と危機感を強めている。
【2009年5月20日産経新聞】

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5月16日(土曜日)
「いじめから子供を守ろう! シンポジウム 長野大会」開催!!
来る5月16日(土)、長野県諏訪市で、「いじめから子供を守ろう!シンポジウム 長野大会 いじめは犯罪! 絶対に ゆるさない!!」が開催されます。
基調講演は、長野県出身の、ヤンキー先生こと、義家弘介氏(元教育再生会議担当室室長・参議院議員)!
■日時:2009年5月16日(土曜日) 13時~16時 (開場:12時)
■会場:諏訪市文化センター (住所:諏訪市湖岸通り5-12-18 JR上諏訪駅 徒歩約10分)
■入場料: 無 料 (どなたでも参加できます!)
歌手のayanoさんも駆けつけ、いじめ防止キャンペーンソング「未来(あした)」を熱唱します♪
【参加申し込み・問い合わせ】
メールで → ijimamo.taichou@gmail.com まで
(担当・中村)

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沖縄宮古島の中学生、
いじめや友情をテーマにした「創作劇」で、
全国大会に出場
迫真の演技夢舞台で 久松中演劇部、全国へ
【宮古島】宮古島市立久松中学校演劇部が8月に神奈川県で開催される「第9回全国中学校総合文化祭」演劇部門に県代表として出場する。沖縄勢で演劇部門へ出場するのは初めて。同校は昨年12月の県中学校総合文化祭で演劇を披露。県中学校文化連盟は「迫真の演技で観衆を引き付けた」と評価し、全国の舞台に送り出すことを決め、推薦状を交付した。
久松中学校が演じるのはいじめや友情をテーマにした創作演劇「やくそく―涙をこえて」。幼稚園のころから同じ顔ぶれで仲の良い宮古島の中学校の学級が舞台。沖縄本島から転校生の女子生徒・大城美咲が転校してきたことでトラブルが巻き起こる。
演劇部は県中学校総合文化祭の2週間前に急きょ結成。バスケットボール部やバレーボール部などからも参加した。
全国でも県大会と同じメンバーで2、3年生の14人が出演し音響担当の下地美優樹さん(2年)、下地祐璃さん(同)を含めて計16人で劇を披露する。全国に向けた練習を5月中旬にも本格的に始める。
部長の渡久山海理さん(3年)は「全国へ行けるのはうれしい。最初は人前に出るのが恥ずかしかったが、演劇で度胸がついた。練習し今までのベストを越える演技を見せたい」と意気込む。
脚本や演技指導を担当した宮国敏弘教頭は「今まで舞台発表では郷土芸能部門が全国へ出ていた。演劇部門で県代表になるとは思わず、青天のへきれき。いじめがテーマなので、演ずることで相手を思いやる心を培ってほしい」と語った。 (古堅一樹)
【2009年5月8日琉球新報】
【写真】県代表の推薦状を手に笑顔を見せる生徒ら=宮古島市立久松中学校

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「いじめを許さない教師の会 埼玉」が
学習会を開催!
講師に高橋史朗氏!!
5月2日(土曜日)、「いじめから子供を守ろう! ネットワーク」の協力団体である
「いじめを許さない教師の会」の埼玉県の教員の方々が、
さいたま市浦和区で学習会を開催しました。
ゲスト講師は、高橋史朗先生(明星大学教授)。
会場には50名以上の教職員や学校関係者、父兄の方々が参集し、
開会時より会場は熱気につつまれました。
埼玉県の教員の陶山先生から活動報告がなされた後、
講師の高橋史朗先生が登壇。
「いじめに対する現代的課題について」と題して講演されました。
高橋先生は、日本、アメリカ、中国の中高生にアンケート調査したところ、
日本では、自分を駄目な人間だと思っている生徒が、
高校生では66%、中学生では56%に達している、という驚くべき調査結果となった、
そのように思っている生徒は、アメリカでは、高校生約26%、中学生約14%、
中国では、高校生約12%、中学生役11パーセントにすぎない、
この日本の子供たちの自尊感情の欠如、自己肯定感の欠如が、
いじめの根深い原因となっている、いじめる方は、自分より立場の弱い人間をいじめて、
自己肯定感を得ようとする、他方、いじめられている子供は、押し返す言葉を持たない、
学校では、他律を通して、自律を身につけさせ、さらに教育のゴールである、
自立へと導くものであるのに、それができていない、
家庭では、子供の発達段階に応じて、
第1段階 甘え、依存-愛着(母港)、第2段階 反抗-分離(出港)、第3段階 自立、
「しっかり抱いて、下におろして、歩かせる」という過程が大切で、
幼児期の親との一体感を通して「共感性」が育まれ、他の人の心を思いやることができる、
また、諸外国のいじめ防止政策など、興味深いお話をたくさんお聞かせくださいました。
講演後の質疑応答では活発に質問がなされ、
閉会後も、参加者たちは、高橋先生を車座に囲んで、
意見交換や質疑応答など、会場の閉館時間まで、
いじめ問題、教育論などに関して熱く語りあいました。

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