「子どもと携帯」長野でシンポ 利用や問題を報告  長野県弁護士会と関東弁護士会連合会は25日、「ケータイ世代の子どもたち」と題するシンポジウムを長野市内のホテルで開いた=写真。子どもの携帯電話の利用実態やトラブルについての報告やパネル討論があり、約350人が参加した。 県内外の弁護士4人が基調報告。安藤雅樹弁護士(松本市)は子どもの携帯電話について、「(利用目的の)大部分はメール。ほかは音楽のダウンロードか、ブログ(日記風サイト)などへの情報発信だ」と説明。「掲示板に悪口を書かれ、個人情報が流出するなどトラブルに遭遇する子どもも多い」と指摘した。 教育関係者や弁護士ら4人によるパネル討論で、大阪府寝屋川市教育委員会の竹内和雄・指導主事は、同市で実施したアンケート結果を紹介。「携帯電話は小学生の5割、中学生の8割が持ち、子どもの生活の一部になっている」とし、「いじめの悩みなど、直接話しにくいことをメールで友人や若い先生に相談するケースが増えており、携帯電話には新たな可能性もある」との考えを示した。 【2009年9月26日 信濃毎日】 弁護士による基調報告

パネル討論
コーディネーター 緑川由香弁護士

パネリスト 藤川大祐氏(千葉大学教育学部准教授)

パネリスト 大内康次氏(総務省総合通信基盤局)
パネリスト 竹内和雄氏(大阪府寝屋川市教育委員会指導主事)、野田美穂子弁護士

総括 上條 剛弁護士

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 「今学年でいじめられた」10%、 熊本の小中高生 熊本県教委は、県内のすべての公立小中高校と特別支援学校を対象にした「いじめの実態把握アンケート」の結果をまとめた。 約10%にあたる1万9826人が「今の学年でいじめられたことがある」と答え、このうち「今もいじめが続いている」とした児童生徒は6297人(31・8%)に上った。 2006年度から毎年行っており、3回目。今回は08年11月~12月末に調べ、全児童生徒の98・8%にあたる19万4027人から回答を得た。 「今の学年でいじめられたことがある」と回答したのは、小学校1万5132人(14・6%)、中学校3792人(7・2%)、高校856人(2・3%)、特別支援学校46人(4・4%)。上級生になるにつれ、減少する傾向がみられた。 「いじめを受けながら誰にも相談していない」とする児童生徒も多く、6458人(32・6%)に上った。 一方、いじめを見た時の対応では、小学校では「注意してやめさせる」(41・3%)が最も多いが、中学校では「やめさせる」が16・3%に低下し、「黙って見ていた」(44・9%)が最多を占めた。 県教委義務教育課は「いじめは重大な人権侵害であり、親や教諭に相談して解決することが大切との意識を育てていきたい。『先生に相談すると、いじめがひどくなるので相談出来ない』という子供も多いので、子供たちの信頼を得られる取り組みを学校挙げて進めたい」としている。 【2009年9月11日 読売新聞】

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バレー部顧問に殴られ女子部員転校 精神的苦痛訴え 島根の中学 島根県松江市の私立開星中で2月、女子バレー部顧問だった男性教諭(44)が当時1年生の女子部員の頭を殴り、打撲などのけがを負わせていたことが26日、分かった。女子部員は精神的苦痛を訴え、6月に転校したという。 大多和聡宏校長によると、教諭は2月21日、体育館で1年生部員8人のまとめ役だった女子部員の頭をこぶしで数回殴った。女子部員は翌日に頭痛や精神的な苦痛を訴え、病院を受診。6月中旬に転校した。 学校側の事情聴取に、教諭は「練習試合でコートの設営準備が不十分だったため、指導目的でたたいた。行き過ぎた指導で申し訳ない」と話したという。教員は顧問を外れたが、8月からサポート役として指導に当たっている。 【2009年9月26日 産経ニュース】 【静岡】 生徒に体罰、けが負わす 富士宮の中学男性教諭を処分 富士宮市立中学校の男性教諭(49)が女子生徒2人に体罰を加え、けがを負わせていたことが分かり、静岡県教育委員会は7日付でこの教諭を減給10%(5カ月)の懲戒処分にした。 県教委によると、男性教諭は昨年8月、顧問を務める柔道部の女子部員の頭を竹刀で殴り、頭部打撲で10日間のけがを負わせたほか、今年4月には別の女子部員のほおを平手でたたいて歯を折るなどした。 6月下旬、被害を受けた生徒の名前などが詳細に書かれた手紙が県教委に届き、体罰が発覚。男性教諭は「(1983年に)採用された時から、試合に負けた悔しさなどで日常的に生徒を殴っていた」と認めた。 体罰を受けた生徒は2人とも5月に転校。このうち1人の保護者が8月4日、富士宮署に傷害容疑で被害届を提出し、同20日に男性教諭は同容疑で静岡地検富士支部に書類送検された。男性教諭は現在、自宅謹慎中。 県教委などには昨年9月以降、体罰を通報する電話が計4回かかっていたが、男性教諭は校長の問いかけに「体罰はしていない」と否定し続けていた。 【2009年9月8日 中日新聞】 中学バレー部顧問、体罰1年間繰り返す 兵庫県教委処分 兵庫県教委は8日、顧問を務める中学女子バレーボール部の生徒計14人の頭や体を竹刀でたたいたり、ほおを平手打ちしたりする体罰を1年間、繰り返したとして、南あわじ市立中の男性教諭(45)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。 県教委によると、男性教諭は昨年6月から、主に試合の前日に体罰を繰り返していたという。今年6月、同校に届いた匿名メールで発覚。現在も部の顧問は続けているが、学校は再発防止のため練習に他の教員も立ち会わせている。教諭は「気合を入れるためにした。深く反省している」と話しているという。 県教委はまた、8月の合宿中、朝練習に遅刻した男子ハンドボール部員10人に体罰を加え、うち1人に軽傷を負わせた尼崎市内の県立高男性教諭(40)と、半年間に2度、車で速度違反をした西脇市立小の男性教諭(24)も戒告処分とした。 【2009年9月9日 読売新聞】

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青森南高校野球部でいじめ  青森市の青森南高校(笠島明校長、生徒数713人)野球部で、2年生部員5人が1年生部員1人に対し、暴力を振るったり財布から金銭を抜き取るなどの行為をしていたことが18日、明らかになった。 同校は2年生部員を停学処分とするとともに、出場が決まっていた秋季県高校野球大会への参加を取りやめ、野球部の活動も自粛した。 同日、吹越義博教頭と野球部の木幡文彦部長らが記者会見し、明らかにした。 同校によると、2年生部員は今年6月ごろから、手のひらで1年生の頭や背中をたたくなどしていた。また合計4回にわたり、1年生の財布から現金合計1400円を抜き取った。 さらに1年生の携帯電話を勝手に操作し、データを消すなどの嫌がらせを行った。 今月14日に1年生部員が野球部の監督に対し、退部の希望と2年生部員から受けた行為を申し出たため事態が発覚。木幡部長はそうした行為があったことに気付かなかったとし、動機に関しては「あいさつや時間を守るといったことについて、2年生部員は気にしていた」と語った。2年生部員5人のうち、3人は野球部の主力メンバーだという。 同校は15日、青森地区高野連を通じて、県高野連へ事情を報告した。同日の秋季県大会の組み合わせ抽選には参加したが、17日になって大会辞退を決めた。 辞退に伴い、19日に予定されていた1回戦・大湊高校川内校舎との試合は行われず、同校の不戦勝となる。 【写真】野球部員の不祥事を謝罪する吹越教頭(中央)ら 【2009年9月19日 陸奥新報】 いじめ:一関工野球部員が受ける 2人、自宅謹慎処分 /岩手 一関市萩荘の一関工業高(安彦敏郎校長)は9日、硬式野球部の2年生部員2人が、同学年の部員にいじめをしていたことを明らかにした。先月下旬に発覚後、2人を自宅謹慎とした。うち1人は9日付で自主退学した。県高野連には報告済みで、16日にも日本高野連から処分が出される予定。 同校によると、いじめをしていた1人は、8月下旬に2回、練習後に部員を投球練習場に呼び出し、「練習中に気合が入っていなかった」などとして、火のついた蚊取り線香を左腕手首に押しつけたという。 被害に遭った部員の担任教諭が8月28日に腕のやけど跡に気付き、事情を聴いて発覚した。半年前からパンなどの買い物を命じたり、携帯電話を勝手に使うなどしたという。その後、他の部員1人も、買い物を命じていたことも分かった。【岸本桂司】 【2009年9月10日 毎日新聞地方版】

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☆ 代表からのメッセージをお送りいたしますo(^_^)o ◆◇ ネットいじめについて ◆◇ 風が心地よく感じ、秋が感じられる日々が続いております。 9月に入り、2週間が過ぎました。いじめから子供を守ろう!ネットワークにも、早々に相談が寄せられています。
今回は、話題のネットいじめについて、考えたいと思います。 ここにモバイルを中心にメディア・広告代理事業を手がける(株)アップデイトが子どもたちに対して調査したデータがあります。 特に、「いじめがどこで行われたか」という質問に対して、99.1%が「学校で」と答え、15.7%が「ネットで」と答えています。(複数回答) 結局、いじめは学校で起きているのです。
「ネットいじめ」も、子どもたちは、学校においてなんらかの問題を抱えており、それがネットいじめに発展したと考えるべきでしょうし、私たちの受けている相談も全くその通りなのです。
また、被害生徒は、「相談にのってほしい」と思っているわけではなく、「いじめを止(と)めてほしい」と思っているのです。教師、保護者など大人は、子どもたちの期待に応えて、いじめを止めることを最優先しなくてはなりません。
また、加害者になってしまった子には、「理由の如何にかかわらず、いじめは悪である」ということを納得するまで教えなくてはなりません。納得したら繰り返さなくなります。 海外の調査では、加害者は大人になったときに犯罪者になる確率が異常に高いという報告もありますので、「悪いことは悪い」と言うことが子どもの将来を守ることになります。
被害者も加害者も双方を守るためには、日頃から善悪を教え、人の心がわかる共感力を持った子どもに育てていく必要があると思います。 さらには、いじめ問題は、子どもの責任ではなく、「大人の責任である」という自覚を教育関係者、保護者の共通認識とする必要があることを、サポーターの皆様と共に訴えてまいりたいと思います。
PTAや学校などで講義や講演等される際には、大切な視点としてお話ください。 また、ポスターの掲示をお願いする時や、チラシをお渡しする機会も大切なチャンスです。 子ども達を守るために共に力を合わせてまいりましょう。
いじめから子供を守ろう! ネットワーク 代表 井澤一明 
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関東弁護士連合会シンポジウム ケータイ世代の子どもたち ― 子どもとインターネットの関わりの適正化をめざして ―
弁護士会による、ケータイなどインターネットと子どもの関わりについてのシンポジウムが開催されますのでお知らせいたします。(以下、長野県弁護士会ホームページからの引用です)。
■関東弁護士連合会シンポジム開催のお知らせ
今年度の第56回関弁連定期大会・シンポジウムが、長野市の「ホテル国際21」において平成21年9月25日(金)に開催されます。 シンポジウムのテーマは「ケータイ世代の子どもたち ― 子どもとインターネットの関わりの適正化をめざして ―」です。 子どもたちが日常的にケータイを使って利用するインターネットには、様々な情報があふれており、子どもたちが犯罪に巻き込まれる事態が生じています。そこで、このテーマによるシンポジウムを開催し、インターネットと子どもの関わりの適正化に向けた取り組みやその方向性について検討・提言するものです。 参加は無料です。お子様のケータイに悩んでいる方はもちろん、ケータイと子どもの問題にご関心をお持ちの市民の皆様のご参加をお待ちしております。
日 時 2009年9月25日(金) 午前10時~午後1時 会 場 ホテル国際21 3F「千歳」 対 象 どなたでもご参加いただけます。 (予約不要・参加費無料) 以上、長野弁護士会のホームページからの引用です。 シンポジウムは、第一部は弁護士らによる基調講演、第二部はパネルトークです。 パネリストは、以下の方々です。 藤川大祐氏 : 千葉大学教育学部准教授(教育方法学、授業実践開発) 大内康次氏 : 総務省総合通信基盤局電気通信事業部消費者行政課 竹内和雄氏 : 大阪府寝屋川市教育委員会教育指導課指導主事、元中学校教諭 野田美穂子氏 :弁護士
どなたでもご参加いただけますので、参加ご希望の方は、当日、会場のホテル国際21(住所;長野市県町576)3F「千歳」まで、お越しください。

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福岡シンポジウム パネリスト七田国明氏が報告
8月22日(土)13時より『いじめから子供を守ろう』シンポジウムがここ福岡市天神(都久志会館)で開催されました。
司会の開会宣言

福岡県議会議員・樋口明氏のご挨拶
「いじめから子供を守ろう! ネットワーク」代表・井澤一明が「現代のいじめの実情について」と題してお話させていただきました。
義家弘介氏が登壇
第一部はヤンキー先生こと義家弘介さん(参議院議員)の講演会でいじめの問題を学校の教師・生徒あるいは社会や我々大人たちなどあらゆる角度から問題定義して頂きました。いじめで悩んでいる親御さんたちに多大な勇気を与える話でした。
義家氏には基調講演「いじめは絶対許さない!」をいただきました。

第二部の始めに学生たちが、いじめ防止キャンペーンソング「未来(あした)、」を熱唱!
第二部は義家さんを交えて、パネリストによるトークでした。いじめの被害を受けた子供さんを持つ保護者の方・いじめの現場を近くで見てきた生徒の立場で参加してくれた学生さん・長く中学校の教師を勤め校長時代荒れた学校を立て直し現在は福岡女学院大学教授である伊藤文一さん・公立中学で現場の教員としていじめを無くすために取り組ませていただいている私、七田・司会はいじまもの井澤代表の6人で行われました。

パネルトーク「子供たちの未来のために大人ができること」
いじめを受けた子を持つ母親から順にいじめの実態(当時のお子さんの様子や学校の対応など)のお話がありました。イジメの起こる背景には学校においては荒れていたり、学級崩壊など個人だけなく集団の在り方が多いに関わっている事などあげられました。イジメの解決方法としてイジメをする個人の指導も含めその背景にある学校や学級の集団の指導あるいは教師の指導力・最近では地域力と言われていますが地域住民の子供を見守っていく愛情つまり教育する力も必要ではないかと言う意見も出ました。その他会場の皆さんのアンケートからイジメを受けたらどうしたらいいのかと言う質問には、できればそれに戦う勇気を持つことあるいは親や親友に相談する勇気を持つことなどあげられました。

今回パネラーとして参加させていただきましたがイジメをなくすことが学校の正常化に繋がること、こういう会に賛同し共に戦っていく教師をもっと増やしていかなければいけないと強く感じました。 文責:七田国明

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死ぬな! 自殺相次ぐ中学生 対人関係築けず 孤立
中学生が自ら命を絶つという悲劇が、8月末から相次いでいる。「親を巻き添え」「友人と飛び降り」「灯油で焼身」…、いずれもすさまじい最期だ。なぜ、死に急ぐのか…。専門家らは、対人関係が苦手な若者の姿を指摘している。悩み解決の手段として、インターネット上で人生相談をする動きもでている。死ぬな! 中学生
■増える若年層
衝撃的だったのは8月21日に名古屋市で起きた中学3年生男子の焼身自殺。事前に灯油を用意しての、覚悟の自死だった。生徒には昨年、皮膚炎をからかわれ、いじめに遭うという問題が発覚。学校がいじめた生徒らを指導していた経緯があった。その後、本人は「もう何もありません」と気丈だった。学校や両親などが注意を払い続けていたのだが、心の奥底までは救うことはできなかった。
警察庁によると今年上半期(1~6月)の全国の自殺者数が1万7076人。このまま推移すれば年間最多の平成15年(3万4427人)に匹敵する、過去最悪となりそう。 なかでも、若年層の自殺が増加傾向となっているのが特徴だ。平成20年は、総数3万2249人で前年比844人減。しかし年齢別で見ると、未成年は前年比で11・5%増の611人、20歳代は3・9%増の3438人となっている。
■不安定な時期
連続した中学生の自殺の背景には、新学期にさしかかり、心が不安定な時期であるという要因があることには間違いない。 その上で、自殺予防総合対策センター長の竹島正さん(精神保健)は「少子化が進む社会の中で人間関係を築く訓練が不十分になり、孤立してしまう若年層が増えているのではないか」と分析する。竹島さんによると、若者自殺が増えている英国や豪州では、家庭問題などへのサポートを通じた自殺予防対策が試みられている。「孤立しやすい若者は、より人の助けがいる。積極的に支援する仕組みをつくる必要がある」と竹島さんはいう。
■一人じゃない
全国50カ所で電話相談をしている「日本いのちの電話連盟」の岡本正子事務局長は「若い世代に自己表現がうまくできず、対人関係を築けなかったり、他者への理解ができにくくなっていると感じる」と指摘する。それを象徴するように20歳代などからは、メールの相談が多く寄せられるという。 岡本さんは若い世代に向け、「つらい一瞬を支えたい。殻に閉じこもらず相談することで、一人じゃないんだという安心感を味わってほしい」と相談を呼び掛ける。周囲の大人が「食欲がない」「不眠」など子供の異変に気づいたら相談する必要性も訴えている。(石川有紀)
ネット相談 効果と危険性
匿名のインターネット掲示板などを利用し、不特定多数に悩みを打ち明け、相談をする人が増えている。相談相手は自分を知らず、自分は相手を知らない。専門家は「自殺を思いとどまるなど、多くの人が救われている」と効果を指摘する一方で、「危険性も多い」とも話している。
◇ ◇ 《誰かに話を聞いてほしい。全部本当の話なので信じてください。聞いてください。助けてください》 千葉県大多喜町で7月6日、無職の男(20)が自宅で、父親を殺害するという事件があった。県警によると、男は事件2日前、インターネット掲示板「2ちゃんねる」の「人生相談板」に「たかゆき20歳」と名乗り書き込みを行っていた。
引きこもり生活が続いていることや、家族との関係がうまくいっていないこと…。男の発するSOSの叫びに、ネット上では次々と励ましやアドバイスの言葉が送られた。 《自分で閉じた扉なら自分で開けられるはずだよ》 《カーテンと窓をあけて、家族におはようって言ってみよー。ちっちゃい声でもいいからさ。一週間続けられたら、きっと新しい世界が待ってるよ》 最終的には凶行に走ったものの、「たかゆき20歳」は一時的にでも心の安らぎを覚えたようだ。 《正直こんなにも自分の事を心配して聞いてくれるとは思わなかった。すごく嬉しい》
◇ ◇ 悩みを抱えた末の自殺を予防するためのウェブサイトも登場している。「生きテク」を運営するオキタリュウイチさんは「誰にも相談できず自殺する人が多いなかで、行政などの窓口だけで対応するには限界がある」と、サイト上に約100の解決事例を紹介している。「人生の問題解決の方法を読むことで視点を切り替えてほしい」という。
ネット上での悩み相談について、新潟青陵大学大学院の碓井真史教授(社会心理学)は「不登校の中学生がネットで励まされ克服したというような話もある」と話す。 ネット社会に詳しい大月隆寛・札幌国際大学教授(民俗学)は「『身内』と『他人』の線引きが分からなくなり『身の上話』の作法が急速に失われている。ネットの匿名世界の方が、真摯(しんし)に言葉を発しやすいという感覚が、良くも悪くも広まっている」と指摘する。
◇ ◇ ただ、危険もある。「人生相談で重要なのは話を聞いて、心の中を引き出すこと。ネットで心を開いても、事情を知らずに間違った応対をされれば大きく傷つくこともある」と碓井教授は警告する。 大月教授も「単に自分の現状を肯定してくれるコメントだけにしか耳を貸さない、貸したくないという人たちが勘違いし、『救われた』と言っていることも多いのではないか」と分析。「生身の対面的関係では出てきにくい、ネット上の“悪意”などの部分を自分で調整できるかが、ネットの人生相談をうまく利用する鍵になる」と指摘している。(豊吉広英)
【2009年9月6日 産経新聞】

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◇代表メッセージ◇ 「現職教育講演会」(於:愛知県一宮市)に 1600名の現職教員が参加  夏休みが終わりました。家の近くでも、今朝は、たくさんのお母さん方が黄色の旗を手に交差点に立って、子供たちを見守っている光景に出会いました。 いじめのない二学期にしたいものですが、早々にいじめ自殺事件が報道されています。 いじめから子供を守ろう!ネットワークとしては、気を引き締めて相談や様々な活動を、皆様と手を携えて展開していきたいと存じます。 さて、先日は、愛知県一宮市教育委員会が主催した、「現職教育講演会」(8月26日 一宮市民会館)にお招きいただきました。  「本日は、全職員が参加しておりますので、外部や保護者から学校はどのように見えるのか、忌憚なくお話ください」とのことで、教育委員会として、いじめに真剣に取り組む姿勢と、責任を果たそうという強い思いが伝わってまいりました。 このような教育委員会を全国のお手本として紹介したいものです。 当日は、約1600人の現職の先生方がお集まりでしたが、遠慮なく、やや厳しめの話をさせていただきました。 ポイントとしては、 1. いじめは学校で起きている。 2. 一度傷ついた心は簡単には癒せない。 3. 子供たちの願いは、「話を聞いて欲しい」のではなく、「いじめを止めて欲しい」のだ。 4. 教師こそがいじめを止めることができる。 ということを述べさせていただきました。 
先生方も最後まで熱心に聞いていただきましたが、一宮市の教育長ご自身が講演の前後に控え室にお訪ねくださり、現在の教育の在り方やいじめの対処の方法など、大いに盛り上がりました。 「まだまだ至らない点も多く不十分です」とおっしゃっていましたが、アンケートや面談を何回も繰り返し、発見したいじめは最後までやり抜くようにしていますと、強い信念を感じさせるお話でした。
こうした力強い一宮市教育委員会と手を携えて、一宮市だけでなく、全国の子供たちを守っていきたいと思います。 改めて、チラシ配布やポスター掲示など、サポーターの皆様のご協力をお願いいたします。
「いじめから子供を守ろう! ネットワーク」 代表 井澤一明

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校長が「いじめ」認める 中2女子2人転落死で遺書
静岡県藤枝市のショッピングモール6階建て駐車場から30日に転落、死亡した女子生徒2人について、2人が通っていた同市立広幡中学の山田章訓校長は31日記者会見して、校内で女子生徒らにいじめがあったことを明らかにした。
また県警によると、同日、女子生徒1人の自宅から学校でいじめがあったとの内容の携帯メールや「人間関係に疲れた」などと書かれた遺書が見つかった。県警は2人が飛び降り自殺したとみている。
同中学によると、2人は2年の生徒で、クラスは別だったが、幼なじみ。山田校長は「1人は1年の時に複数の生徒から悪口を言われていると相談があった」と話し、2年生になってから、いじめはなくなったと認識していたと説明。
この生徒は小学校でもいじめられていたといい、広幡中では教員の間で情報を共有するなど生徒に配慮していた。もう1人の生徒については学校を休みがちで、1年の時に悪口を言われていたという。
山田校長は、いじめていたとされる生徒に対し、指導していたことも明らかにした。
また、山田校長が保護者から聞いた話では、亡くなった生徒の1人は30日、家族に「図書館に行く」と言って外出。変わった様子はなかったという。
【2009年8月31日 共同通信】 【写真】記者会見する静岡県藤枝市立広幡中学の山田章訓校長=31日午後
名古屋の中3焼身自殺、 母が「いじめ」と相談
名古屋市守山区の歩道で今月21日未明、同市内に住む中学3年の男子生徒(14)が焼身自殺した問題で、男子生徒の母親が昨年11月、「息子がいじめを受けている」と学校側に相談していたことがわかった。 生徒が通う中学校の教頭が24日、明らかにした。
同校はいじめにかかわった同級生らを指導し、いじめは同月中になくなった、としている。県警守山署もこうした事実を把握しており、自殺との関連を調べている。
教頭によると、男子生徒の同級生らが昨年9月頃から、男子生徒の持病の皮膚炎をからかってあだ名で呼んだり、カバンを引っ張ったりするなどのいじめをしていたという。 服が汚れていることなどを不審に思った母親が、男子生徒に事情を聞き、いじめが発覚した。相談を受けた同校は、いじめにかかわっていた同級生ら7人に注意した結果、いじめはなくなり、今年3月の個人面談でも男子生徒は「いじめはもうありません」と話したという。
一方、同校は24日朝、全校集会を開き、男子生徒の自殺を報告。校長は「皆さんは命を大切にしてほしい」などと呼びかけていた。
【2009年8月24日 読売新聞】

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全国学力テスト 3年目も学力地域差
【写真】説明する岩本健吾参事官(左)
文部科学省は27日、小学6年と中学3年を対象に行った全国学力テストの結果を発表した。秋田、福井が好成績を収め、沖縄、高知が低迷し、中3を中心に地域差の固定傾向が続く。
【2009年8月27日 時事通信】
橋下知事ニンマリ、大阪が低位から浮上
「正直ホッとしている。教員や地域の皆さんが協力してしっかり子供たちを支えてくれた」。大阪府の橋下徹知事は、上向き始めた学力に満足げだ。 過去のテストで小学校が41位(昨年)、45位(一昨年)、中学校がともに45位と低迷、橋下知事の大号令で学力向上に取り組んできた大阪は、小6は34位、算数だけなら28位にまで浮上した。
府では昨年10月、橋下知事の意向で、陰山英男・立命館小副校長らが教育委員に就任。府教委は陰山氏の教育理論に基づいた「百マス計算」「漢字の反復学習」に加え、弱点を見極める独自の「つまずき調査」をセットにした教材を作成。始業前などに毎日10~15分間、取り組ませた。反復学習は3月末までに小学の91%、中学の73%に広がったという。 陰山氏は「実質2カ月の取り組みで、これだけの結果が出た。1年後には、12~13位までは十分射程内だ」と自信をみせる。 ただ、中学は45位と結果が出なかった。橋下知事は「中学校は深刻。自治体の長の責任だと思う。保護者は怒ってほしい」と、府内の自治体の奮起を促した。



山口県は小6で10、中3で8つ順位を上げた。過去2回の学力テストのアンケートで、山口は「間違えた問題の復習」「放課後の補充的学習」などが全国に比べ薄いことが分かった。県教委は学習内容の定着度を重視したプログラムを作成し、各学校に提供した。 中馬好行義務教育課長は今回の成績を「授業改善の成果が表れ始めた」と評価しつつ、「正答率はまだ全国平均以下。さらに課題を検証したい」と話す。
全科目が2年連続で最下位だった沖縄県。今回、初めて小学の算数が46位に浮上、算数A単独では41位に。県教委義務教育班の廣幸和班長は「子供だけでなく、教師への対策の成果が徐々に出てきた」と話す。 19年度の最下位の衝撃をきっかけに、県教委では今年4月から成績トップの秋田県との教員相互派遣も開始した。現在、秋田の2人が教壇に立つが「きめ細やかで丁寧な教え方など、学ぶところは多い」という。
【2009年8月27日 産経ニュース】

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