神奈川県の必修日本史教科書、 自虐的記述ほぼ削除 29日に最終案 神奈川県内のすべての 県立高校で日本史を必修化するのにあたって、 県教育委員会が作成中の「近現代史」の教科書に日本の過去の歩みをことさらにおとしめる記述があった問題で、教科書案から問題の記述がほぼ削除されたことが27日、分かった。 最終案は29日に作成され、決定する見通し。教科書記述の改善について有識者らによる検討会議は「バランスがとれている」と評価している。 4月末に示された教科書のたたき台では、南京事件を 「南京大虐殺として国際的な非難をあびた」などと、 日本軍の「残虐性」を強調し、犠牲者数も過大な数字を記述していた。しかし、最終協議で出された教科書案では、欄外記載となり「大虐殺」の表記や犠牲者数は削除された。 日露戦争での日本の勝利がアジアに期待と希望を与えた点については、前回は「この期待に日本は応えることはなく(植民地を拡大していく)」と 否定的な記述だったが、今回は史実が淡々と紹介された。 神奈川県の日本史の必修化は、県教委が平成25年度実施を目指す独自の試み。 松沢成文知事は「(必修化で)愛国心や郷土愛がはぐくまれると思う。しっかりした日本人の育成に 日本史は不可欠」と説明していた。 しかし、前回のたたき台には自虐的な記述が随所にみられ、県議らから批判が出ていた。 教科書案は指摘された 自虐的記述を大幅に 修正。執筆担当者側は「考え方を押し付けないよう注意した」と説明したという。 来年1月から教師用指導書の議論が始まる予定。 検討会議では「人権や戦争の記述は教師用指導書で根拠を示し扱い方を例示する慎重な工夫が必要」と指摘された。 ◆藤岡信勝・拓殖大客員教授の話「比較すると、 前回の記述がいかに 反日的な意図を持って書かれていたかが分かる。個々の問題点は削除されたようだが、文部科学省の検定を受ける教科書では、本文で極端な記述を避けつつ指導書で自虐的な歴史観を展開する方法がしばしば行われてきた。 指導書の作成過程を注視していく必要がある」 ◆【日本史必修化】 神奈川県の日本史必修化は学習指導要領にある学校設定科目の枠を使って「郷土史」「近現代史」を新設。全生徒が2科目と日本史のうちのいずれかを選択する。高校の学習指導要領では地理歴史3科目のうち必修は世界史だけ。 選択科目の日本史は履修率が低く、 平成18年に神奈川など1都3県の教育長が連名で必修化を求める要望書を国に提出していた。東京都も24年度から全都立高で必修化する方針。 【2010年9月28日 産経ニュース】 
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「ネットいじめ」被害の生徒、 従来のいじめ被害者よりも高うつ傾向 米調査 【発信地:サンフランシスコ/米国】 米国立衛生研究所(National Institutes of Health)は21日、「ネットいじめ」の被害にあった生徒は、従来型のいじめを受けた生徒よりもうつに陥る可能性が高いとした研究結果を発表した。 近年、子どもたちの間では言葉で相手をなじったり、暴力を加えるなど、いじめる側といじめられる側が 実際に対峙(たいじ)する従来型のいじめに加えて、Eメールやインターネットのチャットルームなど、互いに顔の見えない状態での 「ネットいじめ」が増えている。 これについて米国立衛生研究所の研究チームが、 米国内の小学校6年から高校1年までの生徒を対象に統計をとったところ、 「ネットいじめ」の被害にあった生徒の間で高いうつ傾向が見られたという。その割合は、 従来型のいじめの被害者よりも高かった。 また、いじめられる側ほどではないが、 ネットでいじめる側の生徒にもうつ傾向がみられた。 青年期医学誌『Journal of Adolescent Health』に掲載された研究結果によると、 互いに顔が見えず匿名でやりとりするオンライン上では、 いじめられた相手を特定することができず、被害者は孤立感や屈辱感、無力感を、より募らせやすいためとみられる。 【2010年9月22日 AFP】 
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「いじめ問題は社会の未来の縮図」と題してお届けします。o(^_^)o ■□いじめ問題は社会の未来の縮図■□ 首都圏の方で観た方も多くいらっしゃると思いますが、先週からNHK総合1chで「ミドルエイジクライシス─30代ひずみの世代の今─」というとても興味深いシリーズが放映されています。 その中で、現代日本の30代世代の自殺者が増加している点やひきこもり現象が取り上げられていました。
NHK首都圏放送センター 首都圏プロジェクト http://www.nhk.or.jp/shutoken/project/mc1/
本来は、これから社会の中で思う存分実力を発揮できる世代にあたる30代にもかかわらず、思いのほか社会参画に成功していないその世代の実態に迫る興味深い番組でありました。
その中で特に気になったことがあります。 それは現在ひきこもり状態となっている30代の中に、実は少なからず中学生の時のいじめ問題が暗い影を落としているという指摘でした。
中学生の時にいじめられたことがきっかけで、対人関係が怖くなってしまい、その後の健全なコミュニケーションが形成出来ずに、進学もままならず高卒で働いていたが、やはり職場での人間関係もうまくいかないという事例が紹介されていました。
さらには、仕事能力の低さが問題とされている中に、発達障害という病名の病気であることがその後判明している事例も気になりました。
要は、学校の中でのいじめ問題が放置され、もしくは解決に至らずに、いじめられた子供たちの心が癒されずに、そのままの状態でその後10年、20年の月日が経ち、結果的に社会参画への大きな障壁になっているという赤裸々な社会問題が存在しているということがわかります。
この因果関係まで踏み込んだ分析は今回の番組内ではありませんでしたが、やはり学校のいじめ問題が、一人の人間のその後の人生を決定的に変えてしまう因子になっていることは事実で、そのことが日本の社会全体のミドル・クライシスを生んだ温床の一つであるという実態に多くの人が関心を持つことが大切であると感じました。
もしも学校の中のいじめやそれに基づく暴力の問題が解決できなければ確実に20年後も同じ未来がやってきます。
その意味で、学校の教室内は「社会の縮図」、もっと踏み込んで言えば、「社会の未来の縮図」でもあります。 早いうちにいじめやそれにもとづく暴力を根絶することは将来のためにもきわめて大切であることをあらためて強調しておきたいと思います。
担当 とみやま よしお 
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大盛況! 「第6回高槻NPO協働フェスタ」に、 いじめから子供を守ろう!ネットワーク高槻が出展 9月4日(土)、大阪府高槻市立生涯学習センターで開催された、 「第6回高槻NPO協働フェスタ」(主催:高槻市ほか)に、「いじめから子供を守ろう! ネットワーク高槻」が出展しました。 同フェスタは1日限りの開催でしたが、会場には500名以上の来場者が訪れ、大変に活気あふれていました。 「いじまも高槻」のブースでは、 活動状況の写真を展示し、 活動状況のDVDを上映するなどしました。立ち止まって見入る方、ブースにいるサポーターに話しかける方など、多数の方が「いじまも」ブースに立ち寄ってくださり、 パンフレットやチラシなどの資料を受け取っておられました。 以前、高槻市で開催された「いじめから子供を守ろう! ネットワーク」セミナー講演された、大阪医科大学の田中英高准教授も来てくださり、サポーターの皆さんに話しかけておられました。 多くの方々にいじめ問題に関心をお持ちいただき、いじめ防止への一助になれば幸いです。 
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「月刊生徒指導」2010年10月号に いじめに関する原稿を執筆 「いじめを許さない教師の会 北海道」事務局長  学校教員が購読する雑誌 「月刊生徒指導」2010年10月号の 特集「信頼される教師」に、 「いじめを許さない教師の会 北海道」事務局長の 千葉孝司氏(中学校教諭)が執筆した、 「信頼を失う行為~いじめ対応の現場で~」が掲載されました。 「いじめを許さない教師の会」は「いじめから子供を守ろう! ネットワーク」の協力団体です。 興味のある方は、こちらをご覧ください。→ http://www.gakuji.co.jp/magazine/seitoshido/index.html 
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米紙、先生6000人を格付け… 「指導力」実名で公開 教育長官が支持、組合は猛反発 【ロサンゼルス=飯田達人】米有力紙 ロサンゼルス・タイムズが、 ロサンゼルスの公立小学校の教師約6000人の 「指導力」を評価して実名で公表し波紋を広げている。 オバマ政権は「親が担任の能力を知るのは正当な権利」と報道を支持するが、 教職員組合は「教師を格付けする無責任な報道」と同紙に猛反発する事態となっている。 タイムズ紙は8月末、教師の教科指導の能力を上位20%の「最も高い」から下位20%の「最も低い」まで5段階に分け、各教師がどこに位置するかを示す帯グラフをネット上で報じた。 評価に使ったのは毎年、 小学生が受ける英語と算数の「統一学力テスト」の結果で、学年が上がるにつれて児童の成績がどう変化したかを調べ、指導した教師の能力を分析した。 調査のため、タイムズ紙はカリフォルニア州法に基づき2003年から09年までのテスト結果を入手し、教師の評定は研究機関と合同で行った。同州の小学校は5年制で、3~5年生の担任が評価対象とされた。 特集記事では、記者が上位と下位の教師の授業を参観して気づいた教え方の違いや、評価に対する教員の感想も報じた。 児童の成績は家庭環境などにも影響されると考えられるが、同紙は「数十人分のデータを平均すれば教師の手腕を推測できる」と主張。 「児童は成績で評価され学校もランク付けされるのに、教師は能力より勤続年数で評価される」と現行制度を厳しく批判し、これまでタブー視されてきた教師の能力評価に踏み込んだ社会的意義を説いている。 この報道についてダンカン教育長官は「我々は教育の成果について語ることに臆病だった。何を隠すことがあるだろうか」とコメントし全面支持を表明した。 一方、 ロサンゼルス教職員組合の委員長は「教師をどう評価するかは真剣に考えなければいけない課題」としながらも、「あやふやな方法による評価を公表し教師をむち打つ方法はあまりにひどい。法的問題がないか検討する」と述べ、 約4万5000人の組合員に同紙を購読しないよう呼び掛けた。 【2010年9月8日 読売新聞新聞】 ※ 日本でも教員の指導力のランクなどを公開するなどすることで、教員のレベルアップにつながるのではないでしょうか。 
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☆文部科学省、平成21年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果について
9月14日、文部科学省が、昨年(2009年)度の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」の結果を発表しました。この調査は、全国の全ての小・中・高・特別支援学校を対象にして、暴力行為の状況、いじめの状況、出席停止、自殺、高校での不登校・中途退学などを、毎年、調査し発表しているものです。
今回の発表によると、2009年度の「いじめ」の認知件数は7万2778件、前年度から約1万2000件減少し、3年連続して減少しており、3年で4割減少。 他方、「暴力行為」は6万913件と、前年度から約1300件増加し過去最悪となったとの報告です。
いじめが本当に減少しているのであれば、それは大変に喜ばしいことですが、しかし、当NPOにも、毎日、いじめの相談が絶え間なく寄せられており、3年前の4割減少という数字は、実感としては全く感じられません。 そもそも暴力行為が過去最悪の件数に増加した学校現場において、いじめという悪だけが減少するということがあるのでしょうか。 通常は、ともに違法行為である暴力行為といじめは、連動して増減するように思います。
各新聞でも、独自のアンケートを実施し、いじめの早期発見、早期解決に努めている熊本県が、全国で最もいじめ認知件数が多いことをあげて、いじめが減少したという発表を疑問視しています。 「うちの学校ではいじめはゼロです」と報告している学校もあるようですが、いじめが発見されず、あるいは隠蔽されている可能性も捨て切れません。
文部科学省も、この結果を見て、全国のすべての小中学校・高校・特別支援学校で、いじめの有無を調査するアンケートを実施するようにと、各都道府県教育委員会に要請を通知したとのことで、遅れた感は強いのですが、実効あるものとしていただきたいと強く願います。
やはり、いじめの認知件数より、いじめをどれだけ発見して、解決したかを問題にすべきではないでしょうか。 皆様が声をあげることが、学校現場を正常化させます。 皆様の声を、学校や教育委員会に届けて下さるようお願いいたします。
※『平成21年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果 (暴力行為、いじめ、高等学校不登校等)について』の詳細はこちらをご覧ください。 → http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/22/09/__icsFiles/afieldfile/2010/09/14/1297352_01.pdf 
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昨年度の児童・生徒の暴力 6万超…文科省調査 小中で増加、高校は減少 文部科学省は14日、全国の小中高校を対象とした 「2009年度問題行動調査」の結果を発表した。 暴力行為は、 前年度比約1300件増で 6万913件と過去最多を更新した。 4年連続の増加で、6万件を突破したのは初めて。同省は「暴力の低年齢化に歯止めがかからない」としている。 調査は都道府県教委を通じて実施。暴力行為の内訳は 小学校7115件(前年度から631件増)、 中学校4万3715件(同961件増)、 高校1万83件(同297件減)で、 小中学校で著しく増加した。 形態別では、 児童生徒の間で起こる暴力が 3万4277件(同1832件増)と全体の半分以上を占めた。 対教師暴力も8304件(同184件増)あった。 いじめの認知件数は前年度から 約1万2000件減の約7万3000件。06年度の約12万5000件をピークに3年連続で減少した。 いじめのあった学校は 88・6%で個人面談を実施していたが、 ゼロと回答した学校では73・6%にとどまった。15ポイントの開きがあり、 面談の実施率が上がると、 見逃されたいじめが発覚する可能性を示している。 同省は全国の学校に対し14日、個別面談やアンケート調査の実施を徹底するよう文書で要請した。 【2010年9月15日 読売新聞】 「いじめ減少」って本当? 文科省が全小中高調査を要請 文部科学省は14日、 すべての小中学校・高校・特別支援学校で 児童生徒にいじめの有無を聞くアンケートを実施するよう、 各都道府県教育委員会に要請する初の通知を出した。 同日発表した「問題行動調査」では、学校が把握した2009年度の いじめ件数は7万2778件。「3年連続減少、 3年で4割の大幅減」との結果が出た。 文科省は 把握が不十分なおそれがあり、掘り起こしが必要と判断した。 文科省は、学校がいじめの有無、状況などを児童生徒に 匿名で書かせる形式の アンケートを念頭に置いている。 昨年も実施を求める通知を出したが、対象を「いじめ把握の取り組みが不十分な学校」とした結果、実施校は全体の3分の2にとどまった。このため今回は「すべての学校」に表現を強めた。 対象人数は約1400万人となる。ただ、実施を義務づけてはおらず、どれだけ把握が進むかは不透明だ。 いじめ把握件数は調査手法が変わると増え、 すぐ減少に転じることを繰り返している。 近年では、北海道や福岡県でいじめ自殺が起きたのを受け、報告すべき「いじめ」の定義が緩和された06年度調査で前年度比6倍の約12万5千件を記録した。今回の件数はそれから3年で42%も減った形になる。 今回の調査では、 いじめ発覚のきっかけは「アンケート」が全体の23.9%を占めた。 「本人からの訴え」の24.3%に次ぐ2位で、掘り起こしに有効な手段と言える。 都道府県ごとの児童生徒1千人あたりのいじめ把握件数をみると、 アンケートを以前から独自に実施している 熊本県は全国平均の6倍、全国最多の30.1件と掘り起こしに成功している。 一方、0.5件で全国最少の和歌山県は「熊本県の取り組みを知り、各市町村にアンケート実施を依頼することを検討中」(県教委)という。(青池学) 【2010年9月15日 朝日新聞】 ネットいじめ、潜在化か 問題行動調査 2009年度の問題行動調査では、インターネット上で中傷されるなどの 「ネットいじめ」の認知件数は3170件で、 前年度比30%の大幅減となった。いじめ全体に占める割合も4.4%と同0.9ポイント減ったが、文部科学省は問題が学校側に見えにくくなっている可能性があるとみている。 同省によると、調査に当たった都道府県教育委員会なども「問題のサイトにアクセスするためにパスワードが必要となるなど、 ネットの仕組みが複雑化し、教師が問題を見つけられなくなっているのでは」と指摘。 ネット上での言い争いがきっかけとなり、実際に暴力行為に及んだ例もあるという。 いじめ全体でも前年度より14%減ったが、同省はネットのケースと同様に学校側が実態を把握できていない恐れがあるとみている。 いじめを把握していた学校では、76%が児童・生徒へのアンケート調査を実施していたのに対し、把握していないと回答した学校では60%にとどまるなど、 対策に消極的なほど、認知件数が低い可能性を否定できないためだ。 同省が14日に出した通知で、すべての学校がアンケートを実施するよう求めた。(了) 【2010年9月15日 時事通信】 ※『平成21年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果(暴力行為、いじめ、高等学校不登校等)について』の詳細はこちらをご覧ください。 → http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/22/09/__icsFiles/afieldfile/2010/09/14/1297352_01.pdf 
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携帯電話「ネットで知り合い、実際に会う」 県内女子高生の2割が経験 【群馬県】 ◇「携帯利用の対策必要」 群馬大准教授がアンケート 県内の女子高生の約2割が インターネットで知り合った人と実際に会った経験があることが、群馬大の伊藤賢一准教授(社会学)の調査で分かった。 伊藤准教授は「ネットは保護者や教師の目が届きにくく、性犯罪などに巻き込まれる恐れがある。何らかの早急な対策が必要だ」と警鐘を鳴らしている。 調査は1~3月、高校生のインターネットの利用実態を調べるため、 県立高25校の協力で 男女1904人にアンケートを実施、1794人(回収率94・2%)から回答を得た。 携帯電話を所持していたのは 93・4%に上り、 携帯のネットを通じて知り合った人と実際に会った経験があるのは、 男子9・3%に対し、女子18・3%。伊藤准教授によると、出会い系サイトや自己紹介サイト(プロフ)などを通じて知り合ったとみられる。 伊藤准教授は「ネットで問題になる可能性があるのは、もはや 『特別な生徒』だけではないということを大人も認識する必要がある」と指摘する。 ◇いじめ被害も女子14・8% また、 「ネットいじめ」の被害経験があると答えたのは、 男子8・0%、女子14・8%だった。悪口を書き込まれるなど、いじめの手段(複数回答)に使われたのは男女合わせて▽ プロフ39・2%▽ 簡易型ブログ32・2%▽ メール22・6%--の順。 動画も2・0%あった。 伊藤准教授によると、動画については、県外で問題になったように いじめの現場を撮影され、動画投稿サイトに公開されたケースもあり得るという。 一方、有害サイトへの接続を制限する フィルタリングを導入している生徒はわずか 25・9%。 伊藤准教授は「青少年が安心してネットを使えるような環境を整えることが課題だ」と話している。【鈴木敦子】 【2010年9月11日 毎日新聞地方版】 
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「全体主義とゆとり教育の弊害」と題してお届けします。o(^_^)o ■□全体主義の危険性■□ 内籐朝雄著「いじめの社会理論―その生態学的秩序の生成と解体」(柏書房・刊)という書籍は、国家レベルでの全体主義ではなく、学校や企業、戦前の隣組のような中間集団における全体主義の危険性を指摘し、学校のように個人が自由に離れたり、参加したりすることが困難な中間集団においては、全体主義に巻き込まれやすく、著者は、心をその場の「ノリ」に合わせてゆかざるを得ない状況のなかで何が起こるのか、いじめを題材に取り上げているのです。
確かに、ふとした日常生活のなかでもみんなと一緒で安心したり、場に流されやすい心理は働きます。 「みなさん、そうおっしゃるんですよ」 「この色って、今年の流行みたい」 「○○される方が多いです」 例えば、ショッピングでの店員さんとのやりとりの場面で、あるいは、友だち同士の会話などで、「みんなと同じ」とか「多数派」と言われて、何となく、ホッとすることってないでしょうか。
また、学校や会社、近所付き合いで、旅行に行くとか、飲み会に参加するとか、同じ空間や集団にいるという安心感、帰属感が人にはあるからだと思います。
もちろん、コミュニケーションは大切です。 仲間と歩調を合わせ、仲間意識を持ったり、楽しいグループの雰囲気づくりをしたり、一致団結して一つの目標に向かって努力するという、プラスの行動を否定するものではありません。 密接なコミュニティのよさは、暗黙知や規範の形成ができることです。 まったく知らない人たちと共同作業をするときは、一から十まで打ち合わせをする必要がありますが、仲間内での作業の場合は、いわゆる阿吽(あうん)の呼吸で作業をすすめられます。
しかしながら、外部の情報を受け入れず、コミュニティ内での序列化がなされたり、前例主義や事なかれ主義で判断するようになります。 前例などが実態にそぐわないケースであったとしても、すでに存在するルールに逆らい難い空気が出来上がってしまうのです。
そもそも、「シカト」という集団による無視が、なぜ、いじめになっているのでしょうか。 原因を探っていくと、集団欲とか、集団に属していたいという人間の本能が大きいように思います。 学校という閉鎖的な場所は、密なるコミュニケーションを重要視される空間です。 もしも、コミュニケーションの重要性が低かったら、コミュニケーションを操作するシカトといういじめは、意味を持たないでしょう。
だから、自分からいじめ加害者やその集団に近づかないことで、自分の心を守ることができるのではないでしょうか。
当然のことながら、いじめに加担させようとする友だちなんていないほうがましだと思います。 悪の場の空気に合わせる必要などないし、腐ったミカンを増幅させるような人間関係は、ばっさりと切り捨てても構わないでしょう。 今は孤独に感じても、自尊心を失わずに胸を張って生きていれば、「類は友を呼ぶ」という金言通り、自分の心境にふさわしい、もっと素晴らしい友人に恵まれるものだと思います。
ゆとり教育の問題点は、単に学力が低下しただけでなく、子供たちの生活を過酷にしました。 学力低下を防ぐために学校では足らない部分を塾で補わなければならず、ダブルスクール生活を余儀なくされることになりました。
学校本来の目的は、もちろん、学ぶことですが、親も子供たちもそうは思っていません。 実質的には塾で高度な学習をしているからで、学校では勉強に対する強いモチベーションが持ちたくても持てずにいます。
その無意識下の不満や、過密な生活のストレスから、攻撃的で破壊的な行為や意地悪を行う空気ができあがり、その逸脱の度合いが大きくなると、深刻ないじめ問題に発展しているようです。ゆとり教育の見直しが大事です。
担当・ 竹中さくら 
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※ 強豪といわれる、高校の名門運動部の部員たちによる「いじめ」が問題となっています。西仙北高でいじめ 1年生に土下座させる 3年生3人停学 【秋田県仙北市】 夏の高校野球県大会でベスト4に入った県立西仙北高校で、 3年生の野球部員ら3人が 1年生の男子生徒(16)に対し、土下座させるなどのいじめがあったことが6日、分かった。 同校はいじめを認め 3人を停学処分とし、日本高野連に報告。高野連は同校野球部を注意処分としていた。 一方、 被害者側は「いじめ以外にも、腹をけられるなどの暴行を受けた」と主張しており近く、大仙署に 被害届を出す方針。これを受け同署は、暴行や傷害容疑で捜査に乗り出す。 同校の説明によると、いじめに関与したのは、野球部員2人と別の運動部に所属する男子生徒1人。 3人は今年4~5月にかけて、1年生に対し、トイレや廊下などで 「態度が悪い」などと言い、肩を押す、胸ぐらをつかむ、土下座させるなどのいじめを数回繰り返した、としている。 同校は6月、聞き取り調査を行った際、3人は「口のきき方や態度が悪かったから」と、いじめの事実を認めた。 その後、同校は調査結果を県教委と日本高野連に報告しており、夏の県大会出場を決めた理由について茂木優校長は、 「いじめた生徒たちは真摯(しんし)に反省していたから」と説明した。 しかし、被害者側は読売新聞社の取材に対し、 「(3人の)周りには多い時で10人はいた。腹を殴られたり、けられたりされ、土下座で和式便器に頭を付けさせられるなどの暴行を20回ほど受けた」と話している。 被害者側は6月、同校に暴行の事実を伝えた。 同校は生徒から事情を聴いたが、生徒が 「暴行はしてないし、覚えていない」と話したため、それ以上、調査しなかったという。同校は、その旨を被害者側に伝えるとともに、3人に書かせた反省文を渡した。 1年生は7月、 病院で診察を受け、 「心的負荷による不眠、抑うつなどの症状があり、神経症と認められる」と診断された。 被害者側は、「学校に再調査を求めても 『もう終わったこと』などと繰り返し言われた。いじめた生徒たちの反省文からも誠意が感じられない。被害届の提出も考える」と話している。 【2010年9月7日 読売新聞】 西仙北高いじめ 県教委が再調査指示 被害者主張と食い違い 【秋田県仙北市】 県立西仙北高校の野球部員ら3年生3人が1年生に土下座をさせるなどいじめをしていた問題で、被害者と加害者の主張が食い違っているため、 県教育委員会は同校に対し、再調査するよう指示していたことが7日、明らかになった。 いじめは4~5月にかけ、胸ぐらをつかむなどのいじめが数回あったとして 同校は6月、調査結果を県教委や県高野連と共に、被害者側にも報告した。 しかし、 被害者側は調査結果に納得せず、県教委に対し、いじめは20回ほど受け、その際に3年生から腹を殴られたり、けられたりする暴行を受けたと訴えた。 これを受け、県教委は学校側の調査は十分でないと判断、7月と8月に2回、再調査を指示した。調査は現在も継続中とした。 根岸均教育長は「いじめがあったことは残念。 学校側の初期の調査は十分ではなかった」と話した。 一方、いじめ報道を受け同校は7日、全校集会を開き、改めていじめの事実を伝えた。小玉金悦教頭が「いじめはあってはならないこと」などと話した。 被害者が暴行を受けたと主張する点について、 茂木優校長は 「被害者側の話を一方的に聞くわけにもいかない。加害者側にも言い分はあるし、両者ともに将来のある身だ」と話した。 【2010年9月8日 読売新聞】 「いじめで退部」と提訴 元京都成章高ラグビー部員 【京都市】 高校ラグビーの強豪校である京都成章高(京都市西京区)の ラグビー部員だった男性(19)が2日までに、同学年の部員にいじめられて精神的苦痛を受けた上、退部を余儀なくされたとして、 元部員3人を相手に、計約700万円の損害賠償を求める訴えを京都地裁に起こした。 訴状によると、男性は2007年4月に入学し、ラグビー部に入った。 約半年間、 3人を含む計8人から ズボンを脱がされて携帯電話で撮影されたり、かばんにごみを入れられるなどのいじめを受けた。 一時不登校になり、 心療内科に約1年半通院した。08年6月に退部したという。 男性側は「 全国大会への出場を夢見て学校に入ったのに、 夢をことごとく打ち砕かれた」と主張している。 8人のうち5人は、男性に各60万円の解決金を支払ったという。 同高ラグビー部は 男性が在校した08、09両年度、全国高校ラグビー大会でベスト4。 京都成章高は「卒業した生徒なので、本人たちのプライバシーもあり、コメントできない」としている。 【2010年9月3日 京都新聞】 
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「いじめ受け自殺未遂」と県教委に申し入れ 市教委は「事故」 【新潟県長岡市】 長岡市の市立中学校2年の男子生徒(14)が学校で暴力などのいじめを受け、自殺未遂につながったとして、母親が8日、県教育委員会に事実関係をしっかり調査するよう申し入れた。 母親は、男子生徒が学校側の対応に不信感を募らせて体調を崩したとしているが、長岡市教委は、いじめの事実を認めていない。 母親は、支援者でNPO法人全国いじめ被害者の会理事長の大沢秀明さんを伴って申し入れ後、県庁内で記者会見した。 男子生徒が6日夜、カミソリで手首を切って病院に運ばれ、 一時意識不明になったと明らかにした。 母親によると、男子生徒は昨年10月23日、 学校の階段でクラスメートに頭からぶつかられ、鼻の骨が折れる大けがをした。 その後も患部を殴られるなど、 継続的にいじめを受けていたと主張する。 これに対し、 長岡市教委は、けがは階段を駆け上がる際に起きた 「事故」で、患部を殴るなどのいじめの事実も把握していないとしている。 母親によると、男子生徒はその後、過呼吸を発症。度々救急車で搬送されるようになり、 昨年度の3学期はほとんど休んだ。 今年2月末ごろにも、手首を切ろうとしたところを家族に止められた。 今年4月にクラス替えがあり、それ以後、いじめはなくなったが、男子生徒が今も「大人はつらい気持ちをわかってくれない。どうやって耐えていけばいいのか」と話しており、学校側に謝罪も求めている。 長岡市教委は「 学校は対策や調査を怠っていたわけではない。市教委も1年以上、間に入って話し合ってきたが、理解が得られない」としている。 母親によると、男子生徒は昨年5~7月にも、ほかの生徒から鼻水をつけられたり、理由もなく顔や背中を殴られた。 その際は、学校側との話し合いの末、生徒11人が謝ったという。(吉武祐、松本英仁) 【2010年9月9日 朝日新聞】 
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小中高、新しい学習指導要領本格実施へ 成績評価は「ゆとり」継続 小中高校での新しい学習指導要領の本格実施に向け、成績評価のあり方が課題だ。 「ゆとり教育」に伴って導入された現行の「絶対評価」は、教師の主観に左右される不安や学校や教師によって成績が甘くなるなど課題が指摘されながら、中央教育審議会の報告で明確な 改善策は示されなかった。 ■甘くなった? 中学の5段階評価を例にすると、相対評価では「5」がクラスの上位7%など各評定の割合が決められていたが、 絶対評価では到達目標以上なら 全員オール5もあり得る。 実際に通信簿や内申書で“インフレ”が起きた。教育委員会が公表する平均で 「5」の割合が相対評価時と比べ2~3倍になった例がある。甘い学校が平均4、厳しい学校が平均3といった 学校間格差もでた。 ■主観的? 絶対評価が本格導入されたのは、学習内容の3割削減など、 ゆとり教育が進んだ平成14年度実施の学習指導要領改定に伴う。評価の観点としてテストの点数で測りやすい 「知識・理解」よりも、授業中などの「関心・意欲・態度」を重視するなど、ゆとり教育の理念が反映されている。 文部科学省の意識調査でも、「関心・意欲・態度」の評価の難しさを感じる教師が少なくないことや、「 評価に先生の主観が入っているのではないか不安がある」という保護者が4割近くいるなど課題が浮かんでいた。 しかし、学習評価のあり方を検討した中教審の今春の報告では、改正学校教育法で教育目標を「知識」「思考力」「態度」などの順で規定しているにもかかわらず、「関心・意欲・態度」を最初に掲げる従来方式を踏襲するなど 抜本改革されなかった。学校間格差に対しては成績評定の割合を「保護者に公表することも考えられる」などにとどまり、各教育委員会の工夫に任せた形だ。 ■到達度明確化を 「教育における評価システムの改善と子供のモラルの向上」と題した財団法人「二十一世紀文化学術財団」の報告書の中で、熊本大大学教育機能開発総合研究センターの大森不二雄教授は、評価制度が見直されなかったことを 「ゆとり教育の置き土産」と批判している。 大森教授は「絶対評価による内申点の学校間格差が学力差を反映していると信じる者はいない。また生徒や保護者にわかりにくい評価基準で不信感が起き、教科そのものの力をつけるのではなく、 先生の受けをよくし、世渡り上手を競うような、さまざまな弊害がでている」と指摘。 提案として 「絶対評価は共通の物差しがあってこそ可能。『観点別評価』といった主観的にならざる得ない評価に頼るのではなく、欧米で例があるように客観的な標準テストの開発、活用を進めるすべきだ。思考力・判断力といった高次の学力を含め測定できる良質なテスト開発は可能だ。 全国学力テストを悉(しっ)皆(かい)調査に戻し、将来的に成績評価に使えるようにするのも一つの案。国がやらないなら都道府県単位で進めることも考えられる」と話す。 【2010年9月6日 産経新聞】 
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「学校全体がいじめ状態」 川崎の中3生徒自殺で調査委が報告書 【神奈川県川崎市】 川崎市多摩区の市立中学3年生の男子生徒=当時(14)=が 「いじめられた友人を守れなかった」などと遺書を残して今年6月に自殺した問題で、 学校の調査委員会は4日までに、最終報告書をまとめた。 生徒が遺書で実名を挙げた4人による生徒と友人へのいじめを認定。 同級生や保護者からの指摘を受けてもいじめを見抜けず、報告体制にも問題があった教員側の対応などを含めて 「学校全体がいじめ状態にあった」と結論づけた。 報告書によると、 友人は2年生だった昨年5月から4人に小突かれるなどのいじめを受け、それを 止めようとした生徒も同様の行為を受けるようになった。生徒への行為は 次第にエスカレートし、下着を下ろされることもあった。 学校の体制については「生徒指導に 学校全体が一丸となって取り組む体制が不十分で、 職員の意識も希薄。 教職員一人一人が猛省すべき」と厳しく非難した。 また、自殺に至る生徒の心的な状況について、「困っている人を助ける」といった目標と、「友人を守れなかった」といった現実との差違などから葛藤(かっとう)が生じ、大きく動揺していたと推察した。 金井則夫教育長は「調査結果を重く受け止め、問題点が指摘された学校の指導体制を早急に改善し、信頼される学校づくりを進めたい」とコメント。 一方、校長は会見で、問題発覚後に 新たに2件のいじめが見つかり、校内で現在、4件確認していることを明らかにした。 調査委員会は校長や保護者、教育委員会担当者、張賢徳帝京大学教授(精神科医)ら11人で構成。6月に設置し、関係者への聞き取り調査などを実施した。 県警などによると、男子生徒は今年6月、自宅トイレで硫化水素を発生させて自殺。県警は8月、4人のうち3人を暴力行為法違反容疑で書類送検、当時13歳の1人を同様の疑いで児童相談所に通告している。 【報告書要旨】 ▽経緯 昨年5月ごろから今年3月まで、友人、生徒に対する4人のいじめが続いた。進級する際のクラス替えでほとんどなくなった。修学旅行明けの6月7日、生徒は自殺。 ▽生徒への行為 背中をたたく、頭をはたく、肩を殴る、馬乗りになる、ズボンや下着を下ろすなど。 ▽生徒の心理的状況 困っている友人を助けたいという「目標」と、それができなかった「現実」との間に葛藤(かっとう)があった。 ▽学校の対応 生徒の自殺に至るまでに示された いくつかの「情報」についての扱いが不十分で、 情報共有や踏み込んだ生徒指導、保護者との連携ができなかった。 ▽結論 生徒と友人はいじめを受けていた。学校内がいじめの状態にあった。今後二度と繰り返さないよう、学校、家庭、市教委などが、改善点を明確にすべき。 中3いじめ自殺、届かなかったSOS/川崎 川崎市多摩区の市立中学3年の男子生徒が、遺書を残して自殺してから約3カ月。学校の調査委員会がまとめた最終報告書では、いじめの実態だけではなく、学校の対応のまずさが浮き彫りになった。自殺はどうして防げなかったのか―。 ◆“SOS”が届くことはなかった。 亡くなる約1カ月前の5月中旬、生徒は同級生4人のうちの1人の 教科書をカッターナイフで切り裂いた。担任に対し、 生徒は「今までにいろいろと言われたり、やられたりしたことがしゃくだった」と理由を答えたという。 担任は双方の保護者に連絡、対応について報告はしたが、 生徒の心情を丁寧にすくい取ることや、2人の関係を再確認することはなかった。 いじめ、自殺に関する訴訟を担当した経験のある栗山博史弁護士は「生徒の心情を感知すべき 教員の感度が非常に鈍い印象を受ける」という。1年近くいじめを受けていた生徒だが、周囲に「つらい」「苦しい」などの言葉は発しなかった。「 本当はすごく苦しくて、心理的に追い込まれていたのでは」と推し量る。 生徒は4人の行為が自身にも及ぶようになった当初、 周囲からは「いじられキャラ」と認識されていた。 いじめ問題に詳しい明治大学の内藤朝雄准教授は「からかいといじめの区別は難しい。 『いじり』という言葉はいじめをカムフラージュするために使われがち」と説明。 また「クラスという狭い人間関係に閉じこめられずに、対人距離を自由に調節できる学校生活であれば被害者はいじめの関係から身を引きやすい。 学校を、加害者と自由に縁を切ることができる場所にすべき」と、 いじめ問題の根幹が現在の学級制度にあることを指摘する。 生徒には周囲を笑わせ楽しませるような側面も見られ、 校長は「重大な問題という認識にまで至らなかった」と述べた。 行為がエスカレートするのを 心配した複数の生徒は担任に状況を伝えたが、 学校幹部に報告されることは なかった。 栗山弁護士は「 仲の良い友達に様子を聞いたり周囲を観察したりするなど、教員がそれぞれの立場で連携して前向きに サインをキャッチしようとしない限り何もつかめない」と話す。 体制の見直し策に言及されてはいるが、情報の共有化や丁寧な指導などは、いじめの問題が起きるたびに議論されてきた。 栗山弁護士は「結局、一般論で終わっている。今後は学校側がより踏み込んだ分析と対応策を発信しなければ何も変わらない」と忠告する。 【2010年9月5日 神奈川新聞】 中3自殺 『早期発見へ感度高く』 保護者から要望続々  川崎市多摩区の市立中学3年の男子生徒=当時(14)=が6月、友人をいじめから守れなかったと悔やむ遺書を残して自殺した問題の調査報告書がまとまったのを受け、生徒が通っていた中学校で4日、臨時の保護者会が開かれた。 報告書は男子生徒と男子生徒の友人に対するいじめがあったことを認定した内容で、8月末に遺族に提出されている。学校関係者による調査委員会が、 在校生への聞き取り調査や 遺書の分析などを行って作成した。 保護者会には1~3年生の保護者約280人が出席。 調査委メンバーの市教育委員会職員が、男子生徒が自殺に至った心の葛藤(かっとう)や、学年全体にあった 「いじり」行動を教員が改善せず、いじめを明らかにできなかった学校組織の生徒指導の不備など、報告書の内容を説明した。 保護者からは 「加害者側の心理をきちんと調査しなければ、いじめ防止につながらない」 「 いじめの質が変化している。早期発見のため、学校は感度を高くしてほしい」などの意見が出たという。 同校の校長は保護者会後、報道陣に「保護者会を新たな出発点と考え、関係者の思いを風化させず、いじめのない学校づくりを進めていく」とするコメントを読み上げた。 学校は数日中に全校集会を開き、校長が生徒に調査報告の内容を説明する予定。 市教委は市立の全小・中学校と高校、特別支援学校の教員に対し 「“いじる”行為は時として“公然と行われるいじめ”になる」などと注意喚起するリーフレットを配布する。 (北条香子) 【2010年9月5日 東京新聞】 【写真】報道陣に保護者会の様子を説明する中学校長ら=多摩区で 
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9月4日(土曜日)、 「ブラジリアン・デー・ジャパン」開催(於:代々木公園) 「たかつきNPO協働フェスタ」に出展(於:高槻市) NHK教育テレビ「となりの子育て」放送(全国放送) ◆「ブラジリアン・デー・ジャパン ブラジルフェスティバル」 開催ブラジルの独立記念日(9月7日)を祝って、9月4日~5日に、東京の代々木公園イベント広場で、「ブラジリアン・デー・ジャパン ブラジルフェスティバル」が開催されます。 「いじめから子供を守ろう! ネットワーク」本部を9月1日に取材訪問した、 セルジーニョ・グロイスマン氏(同氏はブラジルの有名キャスターです)も、このフェスティバルのために来日したもので、 9月4日(土)16時30分~17時、メイン・アトラクションに出演します。 【ブラジリアン・デー・ジャパン ブラジルフェスティバル】 日時: 2010年9月4日(土)~5日(日) 両日とも11時~18時 会場: 代々木公園イベント広場(東京都渋谷区 代々木神園町 神南二丁目) アクセス:JR「原宿」・東京メトロ千代田線「代々木公園」下車 徒歩3分、小田急線「代々木八幡」下車 徒歩6分 「入場無料」です。 ブラジル料理の飲食ブースなど楽しいコーナー満載です。 詳しくはこちら→ http://www.festivalbrasil.jp/ ◆「NPO協働フェスタ」に、いじめから子供を守ろう! ネットワークが出展 9月4日(土)、大阪府高槻市で開催される「第6回たかつきNPO協働フェスタ」に、「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」が出展し、当NPOの 活動を紹介させていただくこととなりました。出展ブースでは、活動DVDの上映、活動状況の写真展示など行ないます。 【第6回たかつきNPO協働フェスタ】 日時: 2010年9月4日(土) 午前10時30分~15時 会場: 高槻市立生涯学習センター1階「展示ホール」(高槻市役所隣) アクセス:阪急高槻市駅下車・西へ約500メートル(徒歩10分)、JR高槻駅下車・南へ約500メートル(徒歩10分) 主催:高槻市、高槻市市民公益活動サポートセンター 「入場無料」です。 皆様、ぜひ、お立ち寄りくださいませ。 お問い合わせ→竹原(いじめから子供を守ろう! ネットワーク高槻)まで メール: amyhm060515t@softbank.ne.jp 携帯電話:080-6106-8029 ◆NHK教育テレビ「となりの子育て」に、サポーターが出演 9月4日(土)放送の「となりの子育て」(NHK教育テレビ)に、「いじめから子供を守ろう! ネットワーク」のサポーターが出演いたします。 番組のテーマは「わが子のそばでいじめがあったら」。 番組内では、 保護者たちの座談会の場面がありますが、ここの出演者は全員、当NPOのサポーターの方々です。 番組制作にあたっては、事前に制作者の方が当NPO本部に話を聞きに来られ、座談会収録の際は、いじめの実態、いじめ防止条例の必要性など、サポーターの方々が次々と述べられました。放送では数分程度のコーナーですが、いじめ防止への熱い思いが伝わったのではないでしょうか。 【NHK教育テレビ「となりの子育て」】 放送時間:9月4日(土) よる9時30分~10時 (21時30分~22時) 再放送:9月10日(金) 午前11時~11時30分 (一部放送されない地域(含む再放送)もあるとのことです)。 【写真】収録の様子。真剣に語りあうサポーターの皆さん 
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☆今月の代表メッセージをお送りいたします o(^_^)o 【写真】いじめから子供を守ろう!ネットワーク事務所内でテレビ撮影 ◇◆ブラジルのテレビ局 「GLOBO(グローボ社)」が取材◆◇ 9月ですね。夏休みが終わり、目につく子供たちの姿が一挙に増えました。 夏休みが終わったさみしさと同時に友達に会えるという喜びを感じる新学期。 しかし、そんな気分が飛んでしまうような事件が相次いで起きています。 この新学期に自らの命を絶たなければならなかった子供たちの心の叫びを受け止めて、毎日毎日、いじめに向き合って行こうと思います。
さて、遠いブラジルでも、子供たちの苦しみに痛みを感じ、世界的なキャンペーンを張ろうと企画している人たちがいます。
本日は、ブラジルのテレビ局「GLOBO(グローボ社)」の公開トーク番組「ALTAS HORAS」の取材を受けました。 本番組の司会者のセルジオ・グロイスマン氏は、今年の6月に収録中に一人の若者が赤裸々に語った「いじめ体験」に深い感銘を受け、「いじめ撲滅キャンペーン」を全世界で展開することを決意されました。 グローブ社は世界第4位、中南米第1のテレビ局でもあるので、そのネットワークを生かして世界のいじめをリポートし「いじめ撲滅」を訴えています。 【写真】番組のサイトを紹介するグロイスマン氏 今回は、日本で行われる「ブラジリアン・デー」に招かれて来日し、あわせて「日本のいじめ」取材のために当NPOの事務所まで足を運んでこられました。日本支局の方、通訳の方、併せて5名での来訪でした。 【写真】インタビューを受ける井澤代表 「日本のいじめの概要は?」 「いじめている子供に対しての対応方法は?」 「いじめを防ぐ法律はあるのか?」などのご質問を受けました。 また、いじめ被害者のお母さんのインタビューも収録し、トータル4時間程度の取材となりました。 【写真】いじめ被害者の保護者の方からもお話を聴きました。 この放送は、インターネット、「スカパー!334」で見ることができるようです。 放送日が決定しましたら改めてお知らせいたします。
取材中に、ブラジルのいじめの状況を少し教えてもらったのですが、 「ブラジルでは、いじめは社会的な問題になるところまでは行っていない。でも、いじめがあることが徐々に知られはじめている。これから対策や法律的な対応などを議論していく段階だ」という内容でした。 また、いじめそのものについては、 「耳の大きな子や太った子がいじめられているし、勉強ができる子もいじめられている」など日本のいじめと大差がないいじめが行われているようで、何度も「同じだ、同じだ」とおっしゃっておりました。 【写真】中央がセルジオ・グロイスマン氏 世界的に見てもいじめにつては「善悪を峻別できる子どもを育てること」が大切だと実感した次第です。 一人の人間として人生に誇りを持てる子供たちを育てていきたいと思います。 そのためにも、 「いじめは犯罪なんだ。人間としてしてはいけないことなんだ」と子どもたちの心に訴えて行きたいと思います。
皆様のご協力に心から感謝し、新しい学期を子どもたちのためにご一緒に歩んでまいりたいと思います。
いじめから子供を守ろう! ネットワーク 代表 井澤一明 
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