※ 桐生市でのいじめ自殺事件をきっかけに、群馬県でいじめに関する無記名アンケートを実施したところ、10月1カ月で、昨年1年間のいじめ認知数の10倍以上の数のいじめが認知されました。普段からいじめ発見につとめることが、いじめの早期解決、いじめ防止になります。 いじめ認知10倍増の2272件…群馬 小6自殺受け全小中校調査県教委、 中学で4割「今も継続」  群馬県教委は25日、桐生市立新里東小6年、上村明子さん(12)の自殺を受け、県内の全公立小中学校を対象に初めて実施した、いじめに関するアンケート結果を発表した。 10月に 認知した件数は2272件で、文部科学省に報告した2009年度 1年間の認知件数207件の10倍以上にのぼった。認知したうち、小学校で2割以上、中学校では4割が「 現在もいじめが継続している」と答えた。 調査は10月下旬~11月中旬、 小学校336校、中学校172校の児童生徒計17万144人を対象に実施した。そのうち、 いじめを認知した校数は 小学校143校(42・6%)、中学校は90校(52・3%)だった。 認知件数は 小学校が1522件で、各学年225~298件だった。 中学校は750件で、中1が327件と最も多く、学年が進むにつれて減った。 認知したいじめのうち、 解消したと回答したのは 小学校が1161件(76・3%)、中学校は450件(60・0%)だった。 アンケートは無記名で、いじめの内容を示す8項目から、当てはまるものを複数選んで丸をつける。 「悪口を言われたり、おどされたりする」が最も多い 3230件、 「ぶたれたり、けられたりする」は 1657件、 「仲間はずれにされたり、無視されたりする」が 1281件と続いた。 大幅に 認知件数が増えた理由について、県教委は、 文科省調査で義務付けていないアンケートを全児童生徒に行ったためと見ており、「悩んだり困ったりしている子を救うため、解決に役立てたい」としている。 県教委は、全小中学校が提出する月例報告に、いじめに関するアンケート結果を毎月実施して盛り込むよう求めており、12月から始める。以前から独自にアンケートを行っている自治体もあり、県教委は「今年度中にアンケート項目を検討し直し、統一性を持たせたい」としている。 県教委はこの日、県内の全市町村教委の指導主事ら計42人を対象に、いじめに関する緊急会議を開催。今回のアンケート結果を発表したほか、いじめ解決の知識を共有しようと、藤岡市や館林市教委などに実践報告をしてもらい、いじめ問題への取り組みについて情報交換した。また、各市町村教委で実施している、いじめ解決のノウハウを集めた資料を配布した。 同日の県議会文教警察常任委員会でもアンケート結果が伝えられ、委員からは「もっと掘りさげた質問にした方がいいのではないか」などの意見が出た。 【2010年11月26日 読売新聞】 無記名アンケ+個別面談、 いじめ発見 熊本に学べ  群馬県桐生市や札幌市などでいじめが原因と疑われる自殺が相次いでいることを受け、各自治体がいじめの早期把握を目指し、対策を模索している。注目されるのが、 4年前から、すべての公立小中高校で無記名のいじめアンケートを実施している 熊本県の取り組み。文部科学省は“熊本方式”を参考に、各都道府県にアンケート実施を求める通知を出した。沖縄県浦添市や佐賀県唐津市などが導入した、児童の傷付いた心を把握する心理テスト「Q―U」を活用する学校も目立つ。 「 いじめの認知件数が全国1位になったことは、恥ずかしいことではない。 それだけ、きめ細かくフォローできているということ。件数が少ないことが重要ではない」と熊本県教委の担当者は語る。 熊本県では2006年から子供たちが回答しやすいようにと無記名のアンケートを実施。 子供たちは毎年最低1回、「いじめられたことはありますか」「今も続いていますか」「どんな内容でしたか」などの質問に対し、「はい」と「いいえ」といった答えを選択肢から選ぶ。 その後、教諭がすべての子供と個人面談し、悩みなどを聞く。いじめやその兆候があれば、教諭が当事者間の話し合いを促したり、学校全体でその情報を共有したりしている。 同県の1000人当たりの 認知件数は、05年度までは全国で最低水準だったが、 アンケート実施後は約30~50件に急増し、08年度から2年連続で全国トップ。一方、09年度の 認知件数のうち問題が解消したのは99%(小中学校)。深刻になる前に対処することで、解消率も高くなるとみられる。 文科省が昨年度に行った全国調査では、いじめ問題を把握できたとする学校のうち、約76%がアンケートを実施していた。同省は今秋初めて、各都道府県に、必ずアンケートを実施することや個別面談を行うことなどを求める通知を出した。 一方、 浦添市や唐津市が導入したのは早稲田大の河村茂雄教授が開発した 「Q―U」。“級友”を意識して名付けられたテストで、「失敗した時にクラスの人が励ましてくれますか」「クラスの人から認められていますか」など、いじめとは直接結びつかない質問も織り交ぜて点数化する。 冷やかしなどの被侵害行為に関する質問と、クラスでの疎外感の両方の点数が高ければ、いじめの可能性があるという。 教諭の勘や経験だけでは判断できない心の動きを、 点数化することで客観的に把握しやすくなるという。不登校対策としても注目される。 山口県下関市の中学校で05年、いじめを受けた3年の女子生徒が自殺。父親の安部慶光さん(53)は 娘の自殺後、「いじめがあったかどうか分からない」と繰り返す学校側の説明に深く傷付いたという。 安部さんは「問題と向き合おうとしない学校の姿勢が発見を遅らせたと感じており、アンケートなどの取り組みは評価できる。ただし実施しさえすれば良いというものではない。 絶対に把握するという強い気持ちで臨んでほしい」と話す。 【2010年11月28日 読売新聞】 
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「いじめ(I)の空気(K)を読む(Y)トレーニング:IKYトレーニングを実施しよう!」と題してお届けします。o(^_^)o ◆◇ IKYトレーニング ◇◆ 最近、群馬県桐生市の小6女子や千葉県市川市の中2男子の自殺事件が発生し、いじめとの関連性があらためて世の中で取りざたされています。
ところが最近の事例では、アンケート調査でいじめられている状況が申告されていながら、「いじめの事実は認められるものの、自殺との因果関係は必ずしも特定できない」などという学校関係者の発言が飛び出し、当事者の家族が憤りを感じる場面が出ています。
なぜ、このようにはっきりと関連性を率直に認める発言が出てこないのでしょうか。 この「いじめ」と「自殺」の因果関係をどう把握するか、これがいま全国の学校現場に求められています。
さて、一般企業社会における労働安全衛生の分野では、よく「KYトレーニング」と呼ばれているものがあります。これは危険(K)予知(Y)訓練(トレーニング)と呼ばれているものです。
まさに「KY」、その場の雰囲気を読む作業も入っています 多くの人が自覚していないものの、労働災害が発生しそうなその場の環境条件である不安全状態、不安全行動を探し出し、労働災害が起きる前に予防する活動です。職場の同僚との間で徹底した過去の類似事例の研究が基本にあります。
これをいじめ問題の解決に応用できないでしょうか。 「いじめ(I)の空気(K)を読む(Y)トレーニング:IKYトレーニング」の実施、これが今回の提案です。
何か客観的な、誰の目にもわかる因果関係があることがわかっているなら、教師も解決できるわけですし、それこそ当番制で休み時間に父兄がしっかりと教室の中や校内を見回りする必要もないはずです。
心ある教師のみなさんはすでに感じ取っていただいていると思いますが、現象として見えるもの以外に「子供たちの心の動きをどう掴むか」これに敏感になることが求められます。 まさに形になって現れてくる前の前兆があるはずです。
これは日々子供たちに接している教師の役目ではあるものの、子供たちに感情移入している教師は、冷静に状況を分析できるでしょうか。
だって教室内の全体の雰囲気が「いじめる側の雰囲気」なってしまっていたら、何ら罪悪感を持たずに人をいじめられる土壌が、いったん空気のように教室内に出来てしまっていたら、それを掴む事は教師でもほとんど無理でしょう。
先生に気づかれるようないじめは現代のいじめではないかもしれず、教室内ではある一人を除いてすべてがうまくいっているわけですから・・・
だからこそ「いま、いじめられている」と自己申告する子供が出てきたら、その段階で「いじめがあった」と確定すべきでしょう。目に見える状況として出てきたら末期症状と言えるかもしれないのです。
確実に「いじめられている一人の子供」を特定するための「いじめ(I)の空気(K)を読む(Y):IKYトレーニング」そんなものが必要な時代ですね。
そしていじめられている実態を早期につかんだら、その子供が自殺という最後の選択をするまえの心のケアに全力を払うべきです。同じ学年の教師間や学校・教頭、家族との情報共有は必須でしょう。ここで「臭いものにはふた」的な、不都合な問題は隠そうという自己保身の思いが出てくるなら言語道断です。
とにかくいじめ防止に向けた具体策は、もう何回となくこのメルマガでお伝えしています。 学校単位での勉強会に仕えるソフトも揃えてありますので、どうかお気軽にお問い合わせください。 「教室内のいじめの空気支配に負けない」教師の自覚がいま問われています。
担当 とみやま よしお 
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いじめ「解決率」も公表へ、 自治体努力促す 文科省 . 文部科学省は17日、 子どものいじめについて、これまで毎年公表してきた都道府県別の 把握件数に加え「いじめ解決率」を来年から新たに公表する方針を固めた。群馬県桐生市でいじめを受けた小6女児が自殺したのを受け、各教育委員会、 学校による対策を一層進める必要があると判断。 都道府県別の解決率を公表し、どこが成果を上げたかを明らかにすることで、自治体の努力を促す考えだ。 文科省は毎年実施している児童生徒の「問題行動調査」で、小中学校、高校、特別支援学校が把握したいじめの件数を都道府県別に集計・公表している。 一方、 把握したいじめのうちどれだけが解決に至ったかを示す「解決率」は全国平均しか公表されていなかった。昨年度は前年度比0.3ポイント減の 79.5%だった。 いじめを 把握件数でとらえることは、件数がここ3年で4割も減っているうえ、県ごとのばらつきが大きいことから、 発生実態や自治体の取り組みぶりを反映していないおそれが指摘されてきた。文科省は9月、隠れたいじめを掘り起こすためのアンケート実施を全小中高、特別支援学校に求めた。 だが、その後の10月に桐生市で女児が自殺。学校が対応に動きながらも解決に至らないうちに事件が起きたことが判明した。このため文科省は、 アンケートによる早期把握とセットで、解決への取り組みの強化を促す手立ても必要だと判断したという。(青池学) 【2010年11月18日 朝日新聞】 
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いじめ発見 心理テスト、 学級の実態早期把握  いじめ問題が深刻化する中、 文部科学省は、いじめの早期発見と解決のため、 組織的対応を強調した教師用研修プログラムのモデルを今年度中に作る方針を決めた。 担任教師だけでは対応が後手に回ることが多いためだが、 教育現場では近年、 「Q―U」という心理テストなどを活用し、子供の状況を把握しようという試みが 一定の効果を上げている。傷ついた子供の心を周囲が気づいてやれるかどうか。学校の対策のスタート地点は、まずそこにあるようだ。 文科省も新対策 同省は、群馬県桐生市の小学6年生・上村明子さん(12)が自殺した問題で、 いじめに対する学校側の対応が遅れていたことなども、 研修プログラムを検討する上で 参考にする。 プログラムでは、 教職員がチームを組んでいじめや不登校に対応し、 病院や警察と連携するなど、体系的に対策を習得できる内容を目指す。 特に 小学校は、担任1人でクラスの問題を抱え込む傾向が強いとされ、組織的な指導を強調する。同省では 「組織的に問題にあたる中核を担う教員を育成したい」としている。 40項目の回答をグラフ化 心理テスト「Q―U」は、「失敗した時に、クラスの人が励ましてくれますか」など 約40項目の質問への回答をグラフ化して分析する。 山梨県南アルプス市立大明小学校では昨年度から、全児童約300人を対象に実施。学校生活への満足度が低い児童には 担任が面接を行い、他の教職員も指導に加わるため、学校が いじめに気づくことも度々という。同小の深沢和彦教諭(43)は「子供の実態を完全に把握できる教師はいない。Q―Uで、担任が見落とした子供の苦しみを知ることができる」と話す。 中部地方の小学校では、6年生約30人の学級でQ―Uを実施し、 2人に緊急支援が必要との結果が出た。担任が話を聞くと、 言葉のいじめを受けていたことが判明。学校側は、 心を傷つける言葉の怖さなどを教える授業を行い、 汚い言葉を使わないルールを作った。被害児童の保護者から「表情が明るくなった」との声も届いたが、学校は「まだ対策は不十分」といい、担任以外の教員も加わって観察や指導が続いている。 高知県では08年度から、 Q―U実施を希望する公立小中で教員向け研修会などを行っている。実施前の07年度は児童生徒1000人あたりの不登校数が14・9人(全国平均12・0人)だったが、09年度は12・7人(同11・5人)に減った。 Q―Uは、06年前後から利用が増え、昨年1年間で全国の児童生徒約220万人が利用した計算という。Q―Uを開発した早稲田大の河村茂雄教授(心理学)は 「社会や家族が変化した影響で、ベテラン教員ほど『子供がわからなくなった』と戸惑っており、 Q―Uは学級の実態を客観的に把握する手段」と話す。 Q―U以外の取り組みでは、 熊本県教委が子供への無記名のアンケートを毎年実施。同県の児童生徒1000人あたりの 「いじめ認知件数」は昨年度30・1件(全国平均5・1件)と 全国最多で、同年度中に解決した率も97・1%と全国平均の79・5%を上回った。担当者は「認知件数の多さは、 発見しようとする努力の結果」と話す。 ◆Q―Uの主な質問 ・あなたは運動や勉強などでクラスの人から認められる(すごいなと思われる)ことがありますか。 ・失敗した時、クラスの人が励ましてくれることがありますか。 ・クラスの人に嫌なことを言われたり、からかわれたりして、つらい思いをすることがありますか。 ・クラスの人に暴力を振るわれるなど、つらい思いをすることがありますか。 ◆Q―U 早大の河村茂雄教授が1996年に開発した心理テスト「楽しい学校生活を送るためのアンケート」の通称。英語名「Questionnaire―Utilities」の頭文字に「級友」をかけた。 【2010年11月19日 読売新聞】 
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中2女子自殺か 札幌市教委「原因、いじめの可能性」 【北海道札幌市】 札幌市教育委員会は22日、同市中央区の市立中学校に通う 中学2年生の女子生徒(13)が、自宅マンションから 飛び降りて死亡したと発表した。 女子生徒の自宅からは 直筆のメモが見つかり、 2人の同学年の生徒の名前を挙げて、 1年生のときに無視されたり、「きもい」と言われたりしたとつづっていた。同日夜に記者会見した市教委は「いじめが原因の可能性もある。慎重に調べたい」と話した。 【写真・共同通信】女子生徒の自殺について記者会見する伏見中学校の鈴木文夫校長(左)=22日午後8時半、札幌市の同中学校 市教委によると、女子生徒は同日午前8時半過ぎ、自宅マンション前の駐車場で倒れているのが発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。 女子生徒はその 数分前、自ら119番通報し、氏名を名乗ったうえで自殺をほのめかしていたといい、自殺とみられる。 市教委によると、直筆のメモは、女子生徒の自宅の居間から見つかった。 A5判で計12枚に及ぶ封書で、封筒には「発見された方へ」と書かれていた。 捜査関係者によると、メモの中には、 学校の配布物を回すときに同級生から「あなたからはもらいたくない」と言われたことや、 「先生には言えなかった」などの記述もあった。これらは 赤いボールペンで書かれていたという。 一方で、市教委によると、国語の授業の スピーチが苦手で嫌だったことなども書かれていたという。 記者会見した校長は女子生徒について、 「休むことなく通学していた。おとなしくまじめな子という印象」と説明した。同校では 今月19日、この女子生徒を含む各生徒と 悩み全般に関する面談をしていたが、女子生徒は担任教諭に いじめなどを打ち明けることはなかったという。 【2010年11月23日 朝日新聞】 
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幼児教育から小学校へスムーズに 山形県教委が「幼保小連携プログラム」  幼稚園や保育所から小学校へスムーズに就学することで、子どものよりよい成長につなげようと、山形県教育委員会は 「幼保小連携スタートプログラム」を初めて作成した。 「幼保小」が共通の教育観のもとに 相互理解を深めることが重要とし、年長児後半に重視すべき教育、小学校入学直後のカリキュラムや時間割の組み方について参考例を示している。 作成の背景には、幼児教育から小学校教育へのつながりが滑らかにいっているとは言い難い現状がある。 学校生活に適応できない「小1プロブレム」と呼ばれるケースが県内でも増える一方、小学校に入ると必要以上に幼く扱われることもあるという。 県教委義務教育課は「今の子どもたちが抱える課題を解決するには、 幼児期の教育の良い点を小学校にもつないでいくことが大事」とする。 同プログラムは幼児教育の重要性を再確認することが必要とし、 幼児教育と小学校教育の中でともにはぐくむべき力に 「自主性」と「思いやり」を掲げた。 年長児後半から小学1年生の夏休み以前を接続期ととらえ、 年長児後半では小学校教育へのアプローチとして▽遊びの中で学びのきっかけや協同性をはぐくむ活動を意識する▽小学1年では教育観、カリキュラム、環境、生活時間の点から、子どもの成長をスムーズにつなぐ教育方法を工夫する-ことが重要としている。 小学1年夏休み以前のカリキュラムとしては、 生活科の「学校探検」を、「図書館で絵本に出会い、楽しく読む」(国語)「好きな場所を探し、造形遊びをする」(図工)など他教科とリンクさせて展開するテーマ学習を紹介。 時間割の組み方は▽朝の会や終わりの会の時間を多めに取る▽1校時は30分授業にし、 読み書き計算、学校生活に慣れるための時間にする▽3、4校時はじっくりと活動できるように2時間続きとし、複数の教科をリンクさせた学習に取り組む-などを提案している。 プログラムは、大学教員、小学校、幼稚園教諭らによる作成委員会が、2008、09年度の2年にわたり、県内の幼稚園、保育所、小学校に聞き取り調査するなどして作成を進めてきた。今後、教員らを対象にした研修会などを通し、普及を進める。 【2010年11月17日 山形新聞】 【写真】幼稚園、保育所と小学校のスムーズな接続を進めようと県教委が作成したスタートプログラム 
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☆ やる気のない先生の言葉 学校のいじめを、先生に相談しても、さまざまな「やる気のない」言葉が返ってきます。 こんな先生がいじめを長引かせ、大問題に発展させるのです。 ◆「告げ口はダメ!」 Aくんは小学校2年生の男の子。その日、教室でいじめられました。勇気を出して、先生にいじめられていると知らせました。きっと先生が助けてくれると思って。 ところが先生は、「Aくん、告げ口はダメ!」と、全く取り合ってくれません。それどころか、相談が悪いことだと叱られてしまいました。 これでは、いじめ被害者は救われる道がありません。 ◆「いじめと言いますが、証拠があるんですか。証拠もないのに言わないでください」 これは、先生方がいじめを隠蔽する常套手段です。 近頃のいじめの70~80パーセントが言葉によるいじめです。言葉を証拠に残すのは、子供には無理です。 こういう先生にいじめを認識してもらうには、文書に書くことです。そして、学校に提出します。 ICレコーダーなど持たせて録音することも効果的、録音を聞くと、それまで何もしなかった先生が、録音を意識し、いじめっ子を怒鳴ったりしています。 ◆「(いじめられている)お宅の子供さんに原因があります。仕方ありません」 こういう先生もいっぱいいます。誰にでも短所があるものです。だからと言って、いじめをしてよい理由などにはなりません。 いじめ加害者に、「いじめは絶対許さない」と叱ることが大事です。これができれば、いじめは3日で解決します。
いじめ自殺事件のたびに「いじめは認識していなかった」と、記者会見で何度も耳にしますが、全く教師としての責任の自覚がないとしか思えません。 教育熱心な先生への冒涜でもあります。 学校でのいじめを、いじめから子供を守ろう! ネットワーク本部に御相談ください。 いっしょに、いじめ問題を解決してまいりましょう。
いじめから子供を守ろう! ネットワーク 
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いじめ・不登校乗り越え 倉敷市立精思高・三宅さん、 弁論大会全国大会に挑戦 【岡山県倉敷市】◇「この学校でみんなに会えた」―あす・東京 夜間定時制倉敷市立精思高校4年の三宅舞さん(22)が21日に東京都で開かれる 定時制・通信制高校の弁論大会「生活体験発表会」全国大会に挑む。10月に開かれた県大会で優勝した。 テーマは「苦悩からの飛躍」。中学、高校といじめにあった三宅さんは同高に18歳で入学。再出発し、大学進学を決意するまでの過程を紹介し、「この学校でみんなに会えた」と訴える。【石戸諭】 三宅さんは 中学2年の時、いじめにあった。 廊下ですれ違う際、ゴミを投げつけられるなど 陰湿ないじめの標的になり、 学校をほとんど休んだ。 同市内の 私立高校に進学するも、またいじめにあった。体育の授業から帰ってくると 自分のバックの中に他人の財布が入っていた。身に覚えがないのに 関与を疑われ、また不登校になった。「留年してでも卒業を」と決意したが 周囲の視線に耐えられず、退学した。挫折を後悔する日々が続いた。 転機になったのは 18歳の時だ。同高に通う 友人から「うちに来たらいいよ」と誘われ入学した。 三宅さんは同高で、再出発の転機をつかむ。 友人にも恵まれ生徒会長、卓球部、美術部などを掛け持ち、充実した高校生活を送った。面倒見のいい性格で後輩からも慕われる。 いじめにあった経験から「何もできない」という思いを払しょくし、 「自分で出来るものは何でもやりたい」と思うようになった。 「よりよい社会を作りたい」と法学部進学を目指し、勉強に励む日々を送る。 全国大会に向けて、連日午後9時過ぎから教員たちの前で練習を重ねる。 三宅さんは「ちょっと遠回りだったと思うけど、 18歳でこの学校に入学してみんなに会えて良かった。この思いを伝えたい」と話している。 【2010年11月20日 毎日新聞地方版】 ※ いじめという辛い体験を乗り越え、他の方々に勇気と希望を与えられる存在になった三宅さんに拍手! 人生に無駄などないと言われていても、困難に立ち向かい克服し、周囲に感謝し、社会貢献を目指す…とても大変なことです。理想を持ち続けて努力される三宅さん、明日の弁論大会でのご健闘をお祈りいたします。 
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中2自殺事件続報 いじめ実態把握、解決を… 千葉県・市川市教委  千葉県市川市立中学校の2年生男子生徒(14)が自殺した問題で、 同市教育委員会は18日、 臨時の校長会を開き、 各学校でいじめに関する緊急調査を行い、実態を把握した上で問題の解決を図るよう求めた。 市立の39小学校、15中学校、1特別支援学校の校長が出席。 死亡した生徒の中学校の校長は多忙を理由に欠席した。 冒頭、出席者全員が黙とうして、冥福を祈った。 田中庸恵教育長は、「最悪の事故が起こり残念。いじめを含め原因は分からないが、命を絶つには理由があったはず。学校と調査を進めたい。 再発防止のため、学校、関係機関と連携、協力して、 いじめ対策に万全を期したい」とあいさつした。 会議は非公開で行われたが、市教委によると、生徒の自殺について経過説明を行い、 いじめに関する児童生徒の状況把握を徹底するよう求めた。いじめを把握している場合は 面談を行い、個別指導のほか、学級・学年での指導、保護者との連携を呼びかけた。 担任が一人で問題を抱え込まないような態勢の確認も要請した。 ■森田千葉県知事「県としてしっかり考える」 森田知事は18日の定例記者会見で、「今回のことは非常に残念で二度と起こしてはいけない。県としても 道徳教育を含め(いじめ問題への対応を)しっかりと考えていきたい」と語った。 【2010年11月19日 読売新聞】 【写真】臨時校長会の冒頭で黙とうをする校長たち 
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いじめ? 中2自殺 学校調査に「嫌がらせ受けた」 【千葉県市川市】 千葉県市川市の市立中学2年の男子生徒(14)が14日、同市内の自宅で首をつって自殺していたことが17日、同市教育委員会などへの取材で分かった。遺書などは見つかっていないが、同市教委は「自殺との因果関係は断定できないものの、 いじめが原因との可能性は否定できない」などと説明した。 【写真】学校が実施したアンケート。いじめの有無を問う項目の「ある」に印をつけていたという。 市教委の説明によると、男子生徒は1日に同校が実施したいじめに関するアンケートで、「 2学期に入って、いじめ や いやがらせ をされたことがありますか」という質問に、 「ある」と回答。 「 暴言や悪口によるいやがらせ」「 自分だけ集中的に何かされる」「 訳もなくたたかれたり、なぐられたり、けられる」「 物をかくされる」の4項目に丸印を付けたという。さらに、それらの被害が 「現在も続いている」と答えていた。 担任の女性教諭はアンケート結果を受けて面談を実施。その際、男子生徒は いじめたとされる別のクラスの同級生1人の 名前を挙げたが、「試験が終わってから指導する予定だった」(市教委)として、面談直後の段階で同校が同級生に対する 指導を行うことはなかったという。 男子生徒は 6月に行われた同様の アンケートでも「いじめられた」と回答したほか、 9月には母親が 「『(男子生徒が)学校に行きたくない』と訴えている」と 同校に相談。 実際に欠席したこともあったという。 同校は男子生徒が 自殺した後の16日、同学年の生徒全員を対象に面接を実施。 面接では、数人の生徒から「男子生徒がたたかれているのを見たことがある」との証言が寄せられ、 数人がいじめにかかわっていたことが確認された。 男子生徒が名前を挙げた同級生は、同校から事情を聴かれた際、「からかっただけのつもりだった」と話したという。 市教委は「いじめを防げなかったことについては申し訳ないと思う」と陳謝。 その一方で、男子生徒の 両親が同校に「責任は家庭にもあるかもしれない。学校だけが悪い訳じゃない」と話していたことも明らかにした。 市教委や消防によると、14日午後6時35分ごろ、男子生徒が自宅のクローゼットで首をつっているのを父親が見つけ、119番通報した。男子生徒は搬送先の病院で死亡が確認された。 【2010年11月18日 産経新聞】 市教委会見「原因はいじめと特定していない」  自殺した男子中学生が通っていた千葉県市川市の市立中学校で17日夜、記者会見が開かれ、 市川市教委の古山弘志学校教育部長らが報道陣の質問に答えた。 大勢の報道陣が詰めかけた会見場には、 自殺した生徒の家族の要望で校長ら学校関係者は出席しなかった。 市教委の古山部長は「学校は子供にとって安全、安心な場でなければいけない。こういう結果になり、誠に遺憾だ。いじめを防げなかったことは申し訳ない」と述べ、「亡くなられた生徒の気持ちを察するにあまりある。心からの弔意を示したい」と苦悩した表情を見せた。 6月のいじめに関するアンケートでも、生徒はいじめを受けているとした点について、 市教委は「現在は把握しているが、 その時点では把握していなかった」と説明。 自殺した直接の原因がいじめなのかについては、市教委は 「(自殺後に)他の生徒からの面談で、成績や進路で悩んでいたと聞いていた。 作文がある。原因がいじめと特定したものではない。要因の一つという認識だ。原因究明を進めている」と述べるにとどめた。 同校では、すでに保護者会を開いて説明を行い、校長が全校集会で生徒に命の大切さ訴えたという。 一方で、もっと早い時期に公表すべきではなかったかとの指摘には、市教委は「説明責任を果たすべきだったが、 家族から積極的な情報公開を避けてほしいと聞いた」とした。 市教委では、18日には臨時校長会議を開くほか、生徒指導態勢の見直しやいじめ実態の把握などを急ぐとしている。 【2010年11月17日 産経ニュース】 【写真】中2自殺をうけ会見中、両親の(会見を開かないでほしいという申し入れに対し)意向に添えなくて誠に残念、と涙を流す古山弘志・市川市教委学校教育部長=17日午後、千葉県市川市(矢島康弘撮影)

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いじめを認知した学校のアンケート実施率 「76.1%」  群馬県桐生市でいじめを受けていた小学6年生が自殺した。市教委は自殺との関連を認めていないが、いじめを早期に把握し、解決する重要性が改めて浮き彫りになった。 文部科学省によると、昨年度1年間に いじめを認知した学校と、認知していない学校では、 実態把握に対する姿勢に違いがあった。 認知した学校では、76.1%が児童・生徒にいじめの有無を尋ねる アンケートを実施していたのに対し、 認知していない学校では60.2%。 個別相談の実施は、88.6%に対し73.6%にとどまった。 同省は「いじめを認知できていないケースがあるのではないか」として、都道府県教委などに、 すべての学校でアンケート調査を実施するよう要請。昨年度まで3年連続で減少していた 認知件数が、今後は増加に転じる可能性が出てきた。 手法の徹底によって、結果が変わるような調査は、未熟と言わざるを得ないが、ほかにも問題のある教育調査は多い。何とか改善できないものだろうか。(石塚公康) 【2010年11月17日 読売新聞】 
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「いじめは社会の非常識」 300人参加し、子ども会議 【北海道音更町】 【音更】十勝教育局主催の 「ストップ・ザ・いじめ子ども会議」が13日、十勝管内音更町文化センターで開かれた。 管内の小中高校の児童生徒や教師ら約300人が参加し、いじめをなくすため、自分たちに何ができるかなどについて意見を交わした。 【写真】いじめについて意見を交換した子ども会議 会議では、帯広大谷と帯広三条、帯南商の演劇部の生徒が、 携帯電話サイトの書き込みによるいじめと、いじめをきっかけに不登校になった子どもを テーマに寸劇を上演。その後、代表の子どもたちが小中高のグループに分かれて壇上で話し合い、発表した。 いじめをなくす方法として小学生の参加者は 「児童会でポストをつくる」と提案。中学生からは 「携帯のフィルタリング機能をよく知る」、高校生からは 「短所ではなく、長所や個性を認め合う」などの意見が出された。 最後に 「いじめは社会の非常識 ストップ・ザ・いじめ」とするスローガンを決めた。(須藤幸恵) 【2010年11月15日 北海道新聞】 
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「いじめを抑止する家族愛」と題してお届けします。o(^_^)o ■□ 映画カラフル ■□ 先日、森絵都さん原作のアニメ映画「カラフル」が公開されました。
いじめのシーンは回想場面で流れていました。 決して楽しい映画ではありませんが、家族愛、友情などが作品全体を覆っている心温まる作品でした。
ご覧になった方もいるかもしれませんが、あらすじを紹介します。
『天上界と下界の狭間で死んだはずの〈ぼく〉の魂が漂っている。 そこに、〈プラプラ〉と名乗る天使が現れ、〈ぼく〉に話しかける。 〈ぼく〉は生前、大きな過ちを犯して死んだ罪な魂。 もう一度、下界に戻って再挑戦のチャンスを与えられた。
〈ぼく〉が乗り移ったのは〈小林真〉という14歳で自殺したばかりの中三の少年だ。 真は絵を描くのが得意な以外は、友達もいない冴えないヤツだ。家族は最悪。
〈プラプラ〉からは修行の目安は一年間で、失敗すれば輪廻のサイクルに戻れずに〈ぼく〉の魂は消え、〈小林真〉が死ぬと伝えられる。
物語はすすみ、やがて〈ぼく〉は〈真〉が生前もっていた誤解に気がつく。 偽善者だと思っていた父親は家族思い。母親は薄汚れた大人というよりも、子供みたいな人。 兄の満は真の生還をきっかけに医師を志していた。
〈真〉は、きっと彼自身もまたカラフルなこと、時には自分がどの色がほんとの色だかわからなくて迷っていることに気づいていく。
そして、〈真〉として生きる〈ぼく〉は様々な人々と関わって、ついに自分の罪に気づくのだった・・・』
映画の答えは、読者のみなさんはお分かりだと思います。 そう、〈ぼく〉は、自分で自分を殺したのです。
ある人の一面だけを見たら、真っ黒で汚い、辛い、苦しいものと思えても、その奥にある人の優しさ、良心、友情がちゃんと存在している。 人生は玉ねぎのようになっていて、剥いてもむいても中身があるように、表面だけで判断できない奥深いものではないでしょうか。 そのことを映画は教えてくれたと思います。 人はまた、人から与えられた愛に気づくことが一つの課題のように思います。
自分の心が苦しいと、両親から受けた愛、友だちから受けた友情・・を忘れて、知らず知らずのうちに、自分の殻に閉じこもってしまいがちになりますが、自分一人では生きていけないものです。
もしも、〈ぼく〉のように、ある日、突然、この世から消えてしまったら、あとに残された人々の心に深い傷を残すのです。 人生は決して放棄しないでください。
もしも、放棄したいほど、苦しくなってしまったら、一人で悩まず、相談する勇気を持ってください。 自分で自分を追い詰めてしまうその前に、相談してください。
担当 竹中 さくら 
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首都圏シンポジウム 新聞に記事掲載東京池袋で開催された「いじめから子供を守ろう! ネットワーク 首都圏シンポジウム」、新聞報道をご報告いたします。     
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群馬小6自殺 学校いじめ調査せず 文科省、1カ月前に依頼 群馬県桐生市の市立新里東小6年、上村明子さん=当時(12)=が自殺し、後になって学校側がいじめがあったことを確認した問題で、 同小学校が自殺1カ月前に文部科学省から依頼されたいじめ調査を実施していなかったことが10日、分かった。 調査を実施していれば、事前に明子さんへのいじめを把握できた可能性もあり、 文科省では「自殺を防げたかもしれない」としている。 桐生市教委によると、同小は調査を実施しなかった理由について「12月初旬の人権週間に合わせ、実施する予定だった。『実施しなかった』という認識はない」と説明したという。 同小が実施していなかったのは、文科省の「いじめの実態把握のためのアンケート」。 いじめ早期発見と対策のために、 各校の児童や生徒一人一人にアンケート実施を求めていた。 文科省によると、 今年9月14日に、全国の小中学校と高校などへ教委を通じて アンケートを依頼。明子さんの通っていた新里東小にも、桐生市教委を通じて通知文書が届けられていた。 しかし、 同校ではアンケートは実施されず、10月23日に明子さんが自殺。それにもかかわらず 学校側は、「いじめの認識はなかった」という見解を示した。 明子さんの両親がいじめの存在を強く主張したことなどから、学校側は文科省アンケートとは別に全児童を対象に聞き取り調査を実施し、11月8日になって、いじめの事実を認めた。ただ、自殺の原因とは認めなかった。 一連の経緯に疑問を感じた文科省が、群馬県教委を通じて同小にアンケート結果を確認したところ、未実施であることが判明した。 同アンケートの実施率は平成21年度で 65・9%。 3分の1以上の学校が実施していないことなどから、文科省は10日、 「いじめに対する学校側の認識が甘い。積極的な把握に努めないと解決は難しい」として、各都道府県教委に対し、いじめなどについて定期的なアンケート実施を徹底するように求める通知を出した。 【2010年11月11日 産経新聞】 桐生小6自殺 『いじめ問題把握に疑問』 知事、学校側不手際を強調 桐生市立新里東小六年の上村明子さん(12)が自殺し、家族が「いじめが原因」と訴えている問題について、 大沢正明知事は10日の定例会見で「(明子さんが)亡くなる前の段階で、現場が問題(の重大性)をどれだけ把握できていたのか、疑問に感じる」と発言。 学校側や桐生市教育委員会の取り組みに問題があったとの認識を示した。 (中根政人) 大沢知事は 「児童が理由もなく自殺を選ぶわけがない。現場の教諭には、児童の変化の“予兆”に気付き、(いじめなどの)問題を受け止める包容力が必要だ」と強調。 明子さんのケースについては「問題の初期段階から、現場の対応がスピード感に欠けていたのではないか」と指摘した。 【2010年11月11日 東京新聞】 ※ 文科省がいじめ早期発見のために調査アンケートを実施しようとしても、学校や教育委員会が実施先延ばしなど消極的対応をして、結果としていじめによる自殺が起こってしまいました。事件が起こってから、県知事や市長が現場の対応を問題視しても遅いのです。むしろ、県や市が普段からいじめに対して問題意識をもって、現場を指導すべきではないでしょうか。 学校でのいじめ防止、いじめ解決をすべきは、校長や担任など学校の教職員ですが、学校現場に全ての責任を丸投げしても解決も困難です。文科省の通知でも効果がないのですから、いじめ調査アンケートの定期的な実施、いじめに対する学校や教育委員会の具体的取り組み方法、実施しない場合の措置などを定めた「いじめ防止条例」、「いじめ防止法」を早期に制定することが大切です。 
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小6自殺、桐生市教委の報告「不十分」 文科省が指導 群馬県桐生市の市立小学校6年、上村明子さん(当時12)が自殺した問題で、文部科学省は9日、 同市教委が8日に明らかにした調査報告では不十分だとして、さらに詳しく調査して追加報告するよう県教委を通じて市教委に指導した。 同省は市教委の報告について、 「学校側が時系列でどう対応したかほとんどわからない」(児童生徒課)とし、 再発防止のために詳しい事実関係を把握する必要があると判断した。 同省は、北海道滝川市で起きた小6女児の自殺などをきっかけに2006年、「担任や学校がいじめを抱え込まず、他の教師や教委と連携して対応する」 「学校でいじめを把握した場合はすみやかに保護者、教委に報告する」との通知を全国の教委に送っている。 10日、この通知内容を再度周知するとともに、埋もれているいじめを掘り起こすための 全児童対象のアンケートを実施するよう改めて求める通知を出す。(青池学) 【2010年11月10日 朝日新聞】 自殺との関連含めさらなる調査を指示 桐生市長 上村明子さんの自殺について、 桐生市の亀山豊文市長は9日、 「どうして『いじめ』が起き、察知が遅れたのか、自殺との関連も含めてさらなる調査を行うよう教育委員会に指示した」とするコメントを発表した。 市によると、同日午後6時頃、亀山市長と市教委の高橋清晴教育長が上村さん宅に弔問に訪れたが、不在のため、果たせなかったという。 桐生市教委、県教委に報告書 自殺に至った経緯を説明 桐生市立新里東小6年の上村明子さん(12)が先月23日に自殺した問題で、 桐生市教委と県東部教育事務所は、9日、 県教委を訪れ、学校側が作成した報告書を提出し、明子さんが自殺に至った経緯などを説明した。 県教委義務教育課によると、桐生市教委の高橋清晴教育長ら4人が、約10ページにわたる報告書を基に、 児童への聞き取り調査などの結果、校内でいじめがあったと認められた事実などを、約1時間にわたって説明した。 明子さんの自殺を受け、 県教委は市町村教委を通じて、いじめの有無や現在もいじめが続いているかなどを、 全小中学校でアンケート調査するよう指示している。 回答期限は19日。同課は「結果を分析し、いじめの兆候をどう発見し、つかみ、対応していくかをしっかり確認し、未然防止につなげたい」としている。 【2010年11月10日 読売新聞】 
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続報・小6いじめ自殺事件 【群馬県桐生市】 「いじめで自殺」認めず 学校報告  群馬県の桐生市立新里東小学校六年の上村明子さん(12)が先月23日に自殺し、家族が「いじめが原因」と訴えている問題で、学校は8日、 いじめがあったとする調査結果を両親に伝え、謝罪した。 しかし、 自殺との因果関係は「自殺を予測することはできず、 直接の原因はわからなかった」と認めなかったため、両親は「納得できない。裏切られた気持ちだ」などと話し、引き続き調査を求める考えを示した。 市教委は同日の臨時会で、学校側の全校児童へのアンケートや聞き取りなどの調査結果を報告。明子さんは名字とゴリラの意味を合わせた 「ウエゴリ」など、同級生から日常的に心ない言葉を受けていた。 9月下旬から 給食を一人で食べることが目立ち、二日続けて欠席した後の10月21日に校外学習に参加した際、複数の児童から 「何でこんな時だけ来るのか」などと言われた。同校はこうしたことから、明子さんが精神的苦痛を受けていたと判断し、いじめがあったと認めた。 学校側は いじめを認めてこなかったが、調査を経て 一転して認めた。 いじめの背景として児童らが担任の指導に従わないなど 「学級崩壊状態」にあったことも明らかにした。 市教委は臨時会でいじめの再発防止策として学校カウンセラーの増員やいじめの緊急対策マニュアルの作成などを挙げた。 鈴木正三委員長は「子ども一人一人を見つめていくのは学校や担任の基本。 子どもが発信したSOSを受信する感受性が、学校や担任には足りなかったのではないか」と指摘した。 【2010年11月9日 東京新聞】 【写真】記者会見で謝罪の言葉を述べる岸洋一校長(中)ら=群馬県桐生市の新里総合センターで 娘、また独りぼっちに 自殺女児の父、報告に失望  「明子が浮かばれない。 いじめと自殺がつながっていることを、なぜ認めてくれないのか」。 父親の上村竜二さん(50)は学校側の説明を受けた後、自宅前で報道陣の取材に応じ、娘の自殺といじめの因果関係を認めようとしない学校側の姿勢に、深い失望をあらわにした。 竜二さんによると、8日午後、新里東小の岸洋一校長と教頭、担任だった女性教諭の三人が自宅を訪問。 担任教諭は「指導力不足だった」と謝罪し、 岸校長らも頭を下げたが、いじめと自殺の関係を認めない姿勢は変わらなかった。 明子さんの 母親(41)は、泣きながら「 納得できない。これから、どう生きていけばいいのか」と訴えたが、話し合いは平行線のままだった。 竜二さんは学校側の姿勢を「また明子を独りぼっちにするのか。いじめと自殺をつなげてもらわなければ、頭を下げられてもつくっているように感じてしまう」と批判した。 学校側がようやく 認めたいじめの内容も、 両親が明子さんから聞かされ、 学校側に相談していたことばかり。竜二さんは 「何をいまさらという気持ち。担任は毎日子どもを見て気付いていたはずなのに、 なぜ止められなかったか」と悔しさをにじませた。 両親は今後も、 いじめと自殺の因果関係について調査を学校や市教委に求めていくという。 【2010年11月9日 東京新聞】 【写真】学校側の調査報告を受けて取材に応じる、自殺した上村明子さんの父竜二さん(右)=8日夜、群馬県桐生市で 
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☆今月の代表メッセージです。 □◆「いじめのない校風」、 「いじめを解決できる学校」を ◆□ 先週の金曜日、当事務所にはテレビ局が2局も取材に来られました。 せまい事務所ですので、移動するのも大変な状況となりました。 いじめ自殺についてコメントを求められたのです。
ご存知のとおり、先々週の土曜日の10月23日、大変に残念な事件が起きてしまいました。 群馬県桐生市で小6女子が、手編みのマフラーでいじめ自殺してしまいました。父親が10回以上も学校に相談にいっていたにもかかわらず、記者会見で校長は「いじめの事実は把握できなかった」と述べているのです。 相談を受けておりながら「いじめは無かった」と言える心根は信じられません。これが現場の教育者の姿だ思われることに、悔しささえ感じている全国の先生方も多かろうと思います。
学校現場で「良し、悪し」、「ならぬものはならぬものです」というあたり前の指導ができていないのです。 子供たちは叱ってあげなくては、「叱られないから、いじめてもいいんだ」と自分勝手に考えて、ずるずるといじめの誘惑に負けいじめ続けるものです。
他人の心の痛みに気づかない子供たち、それどころか、悩み、苦しむその姿を見てあざ笑う子も多いのが現代のいじめです。 残念ながら、いじめ自殺した子のお通夜の席で、「いじめてはいない。遊んでいただけ」とうそぶく子供たちもいるのです。 「いじめられる方が悪い」「うざいから」子供たちは口々にいじめを正当化してきます。 こんな子供たちが毎年、毎年、社会に出てくるのです。
問題の一つがモンスターペアレント問題であり、いま一つが児童虐待問題です。特に、虐待の相談件数は毎年、毎年増え続け、昨年は4万4千件にのぼったという報告があります。そのうちの半数が二十代の親による相談だったという調査には驚きを感じます。二十代、三十代の親が虐待の中心にいるということなのです。
教育現場が変わらなければ、社会問題も増え続けることになるでしょう。 「指導より支援」という言葉をよく耳にします。 子供たちを指導しなければどうなりますか。そこに生まれるのは、わがまま、自由過多の子供たちなのです。 結果、自分だけ良ければそれでいいという「ジコチュー」の大人が社会に溢れてしまっています。
熱心な教師の下ではいじめが一日で解決することも少なくありません。この学校の子供たちは安心して勉強に励み学力も高くなります。当然のことです。 「いじめのない校風」、「いじめを解決できる学校」の中に教育再生の鍵があるはずです。
何度も言いますが、「いじめは学校で起きている」のです。 いじめの相談は夏休みや冬休みなどには、ぐっと減るというのが現実です。 全ての学校が「いじめは犯罪。絶対に許さない」と宣言できる学校であってほしいと思います。 そしてこれは教師にしかできない仕事です。私たち保護者や第三者機関は、やる気のある先生を精一杯サポートしてまいります。 先生方のご相談も受け付けております。冒頭の事件のようにならないうちにぜひ、ご相談ください。
いじめから子供を守ろう! ネットワーク 代表 井澤一明 
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TBSテレビ、桐生市のいじめ自殺事件について 「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」で取材 10月29日、TBSテレビ報道局の記者とカメラマンが、いじめから子供を守ろう! ネットワーク本部に取材に来られました。群馬県桐生市で起きた小6女児いじめ自殺事件に関する取材で、事件へのコメントを求められました。 【写真】記者のインタビューに答える井澤代表 【写真】記者の方々に「いじめ」や教育現場の実態をお話しました。 井澤一明代表が記者からの質問に答え、さらに現代のいじめの実態、問題点などについてお話いたしました。取材の様子は、翌日(10月30日)の 「みのもんたのサタデーずばッと」で放送されました。、、 
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「自殺の原因」遺族・学校に認識差 いじめ調査、指針作成へ 文科省「再発防止に不可欠」 児童や生徒が自殺しても教育委員会や学校が事実を認識していないケースが多発していることから、文部科学省は2日、 いじめの事実関係などを調べる「調査委員会」の設置・運営方法の指針を作成し、教委などに配布する方針を固めた。教委などに児童や生徒の自殺をはっきり認識させ、調査委員会の設置を促すのが狙い。 群馬県桐生市の女児自殺では、遺族が 「いじめが原因」と訴えたのに対し、 学校側は把握しておらず、双方の見方が対立する形となっている。文科省ではこうしたケースの解消も目指したい考えだ。 文科省によると、指針では、メンバーに医師や弁護士ら 専門家を加えるなど調査委員会設置の手順を明記。警察との情報交換や家庭環境の調査など運営方法について手引を示し、 自殺や原因の把握を進めさせる。 指針の中では、 学校側に不都合な事実も明らかにしたうえで、 「事実を知りたい」という遺族の希望に応えるように求める。平成22年度中の作成と、各自治体への配布を目指す。 小中学生や高校生の自殺については、警察が確認しても、 教育委員会や学校側が自殺と認識していないケースが少なくない。 自殺認知件数は 警察側が306件(21年)としているのに対し、 文科省の調査では165件(21年度)。しかも、 約6割の原因が「不明」とされている。 これまで教育現場では自殺について事実確認があまり行われず、調査委員会もほとんど設置されていなかった。文科省によると、自殺原因の報告書をまとめた教委は18~21年度でわずか13教委だという。 教育現場からは「自殺調査を好まない遺族が多い」「警察からの情報提供が少ない」という声も上がったが、 文科省は再発防止には事実把握が不可欠との認識を示した。 【2010年11月3日 産経新聞】 
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☆「世界共通のいじめ問題」と題してお届けします。o(^_^)o ◆◇ 世界共通のいじめ問題 ◇◆ 「いじめ」についてネットで検索をしていたら、東京出身でカナダ在住のお母さんが、息子さんのいじめ体験を書いているブログに出会いました。
10月に入ってまもなく、“デブだから痛さ感じないだろ!”とペン先で背中を刺されてケガをしたそうです。 本人から事情を聞いたお母さんは、すぐに担任と(学年の)カウンセラーに報告して、ちゃんと措置するように厳しく言いました。
ところが、その二日後に、今度は息子さんがキャスター付きの椅子に縛られ、階段から突き落とされそうになった上、その様子を二人の生徒が携帯のカメラで撮影しフェイスブックにアップロードしようとしたというのです。 (フェイスブック:ミクシィのようなネットのサービス) 息子さんに聞いたところ、担任は、彼に万歩計を渡しただけだったそうで、これではまるで、太っていることがいじめの原因だと言ったようなものです。しかも、親には「心配し過ぎ」だと言うので、すぐに両親で抗議しに行き、お母さんは「いじめについて考えるカリキュラムを考えない限り私は許さない」と学校に宣言してきたということです。
このブログを書いている「サイクマムさん」は、カナダで暮らして25年、現在は大学で心理学を勉強中の方です。 息子さんが、自分がいじめられたことを、すぐにお母さんに話せるという親子関係は、とっても素敵ですね。 日本では、自分がいじめられていることを親に相談できないお子さんも少なくないので、この点は、まだまだ学ばなければならないところがあるように思います。
学校側も、学年ごとにカウンセラーが常駐していますし、親からの抗議にはきちんと耳を傾けてくれており、いじめ加害者の生徒と被害者である息子さんを交えて、担任とカウンセラーが話し合いをする約束をしています。 さらに、校長先生にも学校ぐるみでいじめ対策をしてもらうように訴える予定だとのこと。
この方は、心理学を学んでいる方らしく、いじめっ子、いじめられっ子の傾向についても勉強して、カナダでのいじめの実態についても記しておられますので、お時間がありましたらご一読ください。 (日本語です)
この方の素晴らしいところは、なんと言っても、いじめへの向き合い方です。
「いじめをなくすにはやはり学校、子供たち、親が一環となっていじめをなくすという強い意志に向かって団結しなければなりません。」と述べておられますが、まさにその通りです。
現代のいじめにおいては、子供たちだけで解決するということは、ほぼ不可能と言っても過言ではありません。 教師、保護者、そして社会が「いじめは絶対許されないことなんだ。絶対撲滅しなきゃいけない」と思わなければいじめ撲滅は困難です。
学校でのいじめ問題に、子どもたちへの愛と、いじめに毅然と立ち向かう覚悟を持って、まず行動しなければいけないのは、やはり親であり、大人である私たちなのだなあと、あらためて痛感させられました。
「いじめに遭っているすべての子供のために誰かが立ち上がらなければいけないのです。うざいヤツだと言われてもいいのです。私たちは、頑張って戦います。」というサイクマムさんの言葉は、子供たちを守りたいと強く願う私たちの、心の叫びでもあります。
担当:こみや なおこ --- --- ~参照ブログ~ 「-Fabulous Life of Psychmom- カナダアラフォー女子大生、子育ても時々。」 http://ameblo.jp/psychologymom/entry-10679119365.html 
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