卒業式で国歌の起立斉唱命令、 最高裁が合憲判断 東京都立高校の卒業式で、 国歌の起立斉唱の職務命令に従わず、定年後の再雇用選考で不合格とされた元都立高教員の申谷(さるや)雄二さん(64)が、 命令は思想・良心の自由を保障した憲法に反するとして、 都に損害賠償などを求めた訴訟の上告審判決が30日、最高裁第2小法廷であった。 須藤正彦裁判長は、 起立斉唱命令について「個人の思想・良心の自由を間接的に制約する可能性はあるが、特定の思想を強制するものではなく、合理性、必要性も認められる」として 初の合憲判断を示し、上告を棄却した。 4人の裁判官全員一致の結論。申谷さんの敗訴が確定した。 起立斉唱命令を巡っては、ほかに 全国で元教職員ら延べ約960人が31件の裁判を係争中だが、 最高裁が命令の正当性を認めたことで、「憲法論争」は決着した。 最高裁は2007年2月、 音楽教諭に君が代のピアノ伴奏を命じた職務命令を 合憲とした。 判決は起立斉唱命令について、このピアノ伴奏拒否訴訟判決と同様、 「特定の思想を強制したり特定の思想の有無について告白を強要するものではない」とし、 「思想・良心の自由を直ちに制約するとは認められない」と述べた。 ただ、 起立斉唱は、国旗・国歌に「敬意を表明する要素を含む」とし、個人の歴史観に反するとして 敬意を表したくない人には「間接的な制約になる」と指摘。 制約の度合いと命令の目的や内容などを比較し、 命令に必要性や合理性が認められれば「制約は許容される」との判断基準を示した。 その上で、卒業式など教育上の重要な節目の行事では秩序の確保や円滑な進行が求められること、 「全体の奉仕者」である 公立学校の教職員は職務命令に従う立場であることなどを踏まえ、 命令には必要性や合理性があると結論付けた。 【2011年5月31日 読売新聞】 国旗国歌訴訟 最高裁判決の要旨 最高裁が30日言い渡した国旗国歌訴訟の上告審判決の要旨は次の通り。 公立高校での卒業式などの 式典で「日の丸」掲揚と「君が代」斉唱が広く行われていたことは周知の事実で、国歌斉唱の際の起立斉唱は、一般的に式典における 慣例上の儀礼的な行為としての性質を持つ。 起立斉唱はその性質上、元教諭の歴史観や世界観を否定することと不可欠に結び付くとはいえず、起立斉唱を求める職務命令は、 歴史観や世界観自体を否定するとはいえない。 客観的に見ても、特定の思想を持つことを強制したり、これに反する思想を持つことを禁止したりするものではなく、特定の思想の有無について告白することを強要するともいえない。 起立斉唱の職務命令は、 個人の思想、良心の自由を直ちに制約するとは認められない。 もっとも、 日の丸、君が代に対して敬意を表明できないと考える者が、歴史観や世界観に基づかない行動を求められる点で、思想、良心の自由を 間接的に制約する。 間接的な制約が許容されるかどうかは、職務命令の目的や内容、制約の態様などを 総合的に比較して、許容できる程度の必要性と合理性が認められるかどうかという観点から 判断すべきだ。 学校教育法は高校教育の目標として 国家の現状と伝統についての正しい理解などを掲げ、 学習指導要領も学校の儀式的行事の意義を踏まえて 国旗国歌条項を定めている。 地方公務員の地位や性質、 職務の公共性に鑑み、元教諭は法令や職務上の命令に従わなければならない立場にあり、 地方公務員法に基づき、学習指導要領に沿った式典の実施の指針を示した通達を踏まえて、校長から本件の 職務命令を受けた。 元教諭に対して卒業式での 慣例上の儀礼的な行為として国歌斉唱の際の起立斉唱を求める内容で、 国旗国歌法や学習指導要領の規定に沿っており、地方公務員の職務の公共性を踏まえ、生徒への配慮も含めた秩序の確保や式典の円滑な進行を図るものだ。 職務命令は、思想、良心の自由についての間接的な制約となる面はあるが、 命令の目的や内容、制約の態様などを総合的に比較すれば、制約を許容できる程度の必要性と合理性が認められる。 憲法19条に違反するとはいえない。 【2011年5月31日 日本経済新聞】 【写真・毎日新聞】君が代不起立訴訟の最高裁判決を受け会見する申谷雄二さん(中央)と支援者=東京・霞が関の司法記者クラブで2011年5月30日、塩入正夫撮影
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「非出会い系」の児童被害、 隠語で監視逃れ急増 2010年下半期の警察庁調査 18歳未満の児童が携帯電話の交流サイトなど 「非出会い系」を通じて 性的犯罪などの被害に遭った事件の約25%で、監視を逃れるためにメールアドレスなどの連絡先を別の言葉に置き換える 「隠語」のやりとりがあったことが19日、警察庁の調査で分かった。 2010年下半期(7~12月)に全国の警察が検挙した青少年保護育成条例違反などの事件のうち、隠語の使用状況を確認できた 565件を分析した。 容疑者側から児童への メールアドレスの伝達などが隠語で行われていたケースは 24.8%に達し、同年上半期(1~6月)の 6.4%から急増した。 Lの小文字「l」を数字の「1」に見立てたり、「ソフトバンク」を「やわらか銀行」と言い換えたりして、アドレスなどを知らせていた。 SNSでは直接の連絡先を知らずに加入者同士が連絡できる 「ミニメール」と呼ばれる機能を備えたサイトが大半。児童がミニメールで容疑者側の連絡先を知り、 直接会った末に被害に遭うケースが多発している。 サイト事業者は事実上の「出会い系」とならないよう、加入者が登録した年齢に基づき、児童がかかわる ミニメールの内容の監視体制を強めている。犯罪につながるような待ち合わせの文面以外にも、アドレスなどの連絡先が含まれると 削除する措置をとっている。 警察庁によると、約2年前から 400人体制での監視を始め、サイトに加入する児童の年間 被害者数が2年間で 189人から60人まで 減少した事業者もあるという。 同庁幹部は「大半のサイト事業者が監視体制に本腰を入れ始めたのは昨年後半以降。今後効果が表れることを期待したい」としている。 【2011年5月19日 日本経済新聞】 ※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
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6月は、いじめ撲滅強化月間 ポスター、手引で啓発 さいたま市教委 【埼玉県さいたま市】 いじめの認知件数が毎年6月に増えることから、さいたま市教育委員会は 6月を「いじめ撲滅強化月間」に指定し、集中的な取り組みに乗り出す。 具体的には、学級でいじめ撲滅のスローガンを考え、「これって、いじめ?」と書かれた 啓発ポスター=写真=とともに教室に掲示し、 いじめ防止の雰囲気をつくる。 生徒会が主体となるキャンペーンを実施したり、PTA広報誌で 子どもたちの取り組みを保護者や地域住民に発信したりする。 全校の学級担任には、 「教科書に落書きする」「上履きを隠す」など実例をもとにした いじめ対応の手引を配布。 「いじめは見ようとしなければ見えない」と注意を促し、 「児童生徒間の人間関係や力関係の把握」など早期発見に向けた対応、教員同士あるいは保護者とも連携した 組織的な解決――を指示する。 市教委によると、いじめは進級後しばらくして 学級内での力関係がはっきりした頃や、夏休みが終わって ストレスがたまった頃に顕在化する傾向があるという。 市立小中学校 全159校で過去4年間に認知したいじめの件数は、 6月が計182件で最も多く、次いで 11月171件、5月164件、10月158件などとなっている。 桐淵博教育長は「ケンカやトラブルは必ずある。ただ、その 鬱憤(うっぷん)を卑怯(ひきょう)な手段に訴えるのは許されない」と、いじめが起きない学校づくりの重要性を強調している。 【2011年5月25日 読売新聞】 ※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
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「親権2年停止」成立 民法改正 親の虐待から子供を守るため、 親権を最長2年間停止する制度の新設を柱とした改正民法などが27日の参院本会議で全会一致で可決、成立した。 来年4月に施行される予定。 病気の子供に治療を受けさせない 医療ネグレクト(放棄)や、 入所施設からの子供の連れ戻しなどを想定。親の権限を抑制し、虐待に迅速、柔軟に対処できるよう強化する。 従来の親権喪失制度は、期限を定めずに親権を奪うため 親子関係への影響が大きく、申し立てをためらうケースがあると指摘されていた。 今回の制度は、親族や検察官らのほか、 子供本人や未成年後見人も家庭裁判所に 申し立てることが可能。認められれば最長2年間親権が停止される。状況が改善されれば、親や親族は親権停止の取り消し請求ができるが、改善されなければ 延長も可能。 子供を保護し、財産を管理する後見人は1人だったが、負担が重いとして法人や複数で務めることを認める。 しつけのため親が子供をしかることができる 懲戒権は「子の利益のため」との要件を加え、 虐待との区別化を図った。 児童福祉法も改正され、 児童相談所長や児童養護施設の施設長らの権限を、緊急の場合は親の意向よりも優先させて、一時保護中や入所中の子供を監護、教育できるとした。 【2011年5月28日 産経新聞】 ※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
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体罰:市立中 男性臨時講師 難聴姉妹に ペンで突く、蹴る 【滋賀県大津市】 大津市内の市立中学校で、難聴学級の担任の 男性臨時講師(28)が、耳が聞こえない生徒の姉妹を シャーペンで突いたり、すねを蹴るなどの体罰を繰り返していたことが分かった。 妹は今月中旬から登校できなくなり、同校は近く全校集会と保護者会を開いて経緯を説明する。 講師は毎日新聞の取材に 「行き過ぎた指導だった」と事実を認め、19日付で退職願を出した。 同校や母親らによると、姉妹は08年以降、 中学進学時に県立聾(ろう)話学校(栗東市)からそれぞれ 同校に転校。 難聴学級で学んでいた。 昨年6月、1年生の妹(14)が母親に講師の体罰を訴え、 3年生の姉(15)の太ももなどに数カ所、シャーペンなどで突かれた跡が見つかった。 姉にただすと、1年生の秋ごろから問題を解けない時などに体罰を受け、 指をひねられて痛みで鉛筆を握れなくなることもあったという。 母親は 担任に抗議したが収まらず、学校側は今年3月に姉が卒業するまで担当を外したが、 講師は4月以降、妹にも体罰を加えていた。 講師は「姉の高校受験が迫り、 学力を上げようと焦っていた」と釈明。「妹とは 信頼関係が築けず、感情が抑えられなかった」と話している。 同校によると、講師は熱心に指導するタイプだったが、姉に 「口の動きをよく見ろ」などと次第に手話を拒否するようになった。 講師は取材に「最初の数カ月は手話を使っていたが、 腕のしびれや肩こりに耐えられなくなった」と説明した。校長は「担任の負担の把握に努め、生徒の支援態勢を見直したい」と話す。 県教委によると、 耳の不自由な生徒の中には、地元の学校を希望するケースも多く、今年度は公立の小中学校計28校の難聴学級で31人が学んでいる。【安部拓輝】 【2011年5月27日 毎日新聞】  ※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
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13歳後輩にガソリンでヤキ入れ 中学3年ら3人逮捕 【熊本県天草市】 熊本県警天草署は25日までに、遊び仲間の 中学1年の男子生徒(13)を暴行した上、ガソリンをかけて火を付けたとして、殺人未遂の疑いで、同県天草市の 中学3年の男子生徒(15)と、無職少年2人(ともに16)の計3人を 逮捕した。 言動が気に入らないという理由で、ほかの少年3人とともに被害者少年を暴行。あげくに火を付け、 顔などに全治1か月の重傷を負わせる陰惨なリンチだった。3人は 「生意気なので気合を入れ直そうとした」などと供述している。 「生意気だった」とする被害者少年への“制裁”は、ガソリンで上半身を火だるまにするまでエスカレートした。 天草署は、逮捕した3人のほか、火をつける行為には関与しなかったが 集団暴行に加わった 中学3年の男子生徒2人(ともに14)、無職少年(18)を傷害の疑いで書類送検した。 同署によると、暴行は5月3日午前5時ごろから、逮捕された少年のひとりの自宅庭先で始まった。 被害者を6人で順番に殴る蹴るなどして暴行。また、 ゴルフクラブを使ってたたいたり、 全員で石を投げぶつけるなどした。 さらに、被害者に ライターオイルを振りかけ火をつけたが、燃え広がらなかったため、原付きバイクから ガソリンを抜き取り、庭にあった じょうろに入れて被害者の上半身に振りかけた。加害者側は被害者から離れ、 殺虫剤のスプレーにライターの火を近付け、火炎放射のように被害者に噴射。火は上半身から顔などに、爆発的に燃え上がったという。 被害者は、着ていた ジャージーを脱ぎ捨て、自分で消火。“放火”を含め、制裁は約2時間続いた。当時、犯行現場となった家に家人はいなかった。 少年は、現場宅で水風呂に入るなどを試みたが、 顔や首筋、手足には激しいやけどが残った。3日夜に帰宅すると、やけどに気付いた家族が学校とも相談し、4日未明に警察に届けた。被害者は当初、「花火でやけどした」と家族に言い訳したという。 被害者を含め、中学生たちはすべて同じ中学。逮捕された3人は「(被害者は) 仲間で一番年下なのに、態度や言葉遣いが横着(横柄)だった。生意気なので、 気合を入れ直そうとした」と供述。被害者は顔などのやけどで全治1か月。現在は自宅で療養している。 【2011年5月26日 スポーツ報知】  ※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
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登別市教委と校長会が手引書、 いじめへの対応網羅 【北海道登別市】 登別市教育委員会と登別市校長会(会長・寺田悟幌別小校長)は、 学校現場における「いじめ」への対応と予防策をまとめた 「コミュニケーションハンドブックⅡ」を作成した。 カウンセリングの諸技法を基本に据えて重要ポイントを解説しているのが特徴だ。 上級教育カウンセラーやピアサポートトレーナーなどの肩書きを持つ 石垣則昭校長会副会長(緑陽中校長)が執筆。 いじめへの日常的な 予防策、起きたときの 対処方法、 教師としての関わり方を、学校現場のノウハウと カウンセリングの理論を織り交ぜてまとめた。 ハンドブックはA5判、36ページ。いじめの構造と特徴、いじめた子と保護者への対応、いじめの予防など8項目で構成している。 「いじめの構造と特徴」では、いじめの動機を 「快楽的いじめ」と「教育的いじめ」に大別。いじめられている子が発するサインとして「言葉」「症状」「行動」の3点を挙げた。 「いじめの対応」でも、いじめられている子への言葉掛けとして 「忙しくて気がつかなかった」「なぜ言ってくれなかったの」といった、 慎むべき言葉を例示。 最優先すべきは「いじめられた子の保護」で、問題を担任個人で抱えるのではなく、スピードある チーム対応が必要―と指摘している。 いじめの予防策としては、 ルールを確立するクラス会議や、判断の難しい事例を子供たちに示し、どうしたらいいかを考える モラルジレンマ会議の開催、 児童会・生徒会によるいじめ撲滅フォーラムや幸せのリボン運動などを例として記載している。 寺田会長は「いじめのない学校づくりに向け、現場で活用していく」、石垣副会長は 「いじめ対応のゴールは、いじめた子への指導終了ではなく、いじめられた子が普通に学校へ来ること。誰もが読んで理解できるように書いた」と話している。(有田太一郎) 【2011年5月24日 室蘭民報】  ※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
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学力テスト、事実上中止 今年度、希望校のみ9月以降 都道府県別集計行なわず 来年度は抽出方式に戻す 文部科学省は25日、東日本大震災を受けて延期していた今年度の 全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)を 希望校のみを対象に9月下旬以降に実施する方針を固めた。 昨年度まで行っていた都道府県別の成績などの集計は行わない見通しで、 今年度の調査は事実上、中止となる。近く全国の教育委員会に通知する。 小学6年と中学3年が対象の全国学力テストは 今年で5回目。 当初は全員参加だったが、 政権交代を受けて昨年度から 全国の約3割の学校を抽出して成績を集計する 方式に変更。対象外の学校も希望すれば問題などを配布する方式になった。 今年度は4月に実施する予定だったが、 震災を受けて延期していた。復興状況を考慮した結果、今年度は被災地の学校を成績集計の対象にするのは難しいと判断したとみられる。希望校には問題などを配布し、学習指導に役立ててもらう。 来年度は抽出方式に戻す方針だ。 【2011年5月26日 日本経済新聞】 ※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
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☆「負の連鎖を断ち切る」と題してお届けします。o(^_^)o 「負の連鎖を断ち切る」
◆事実に気付き、パターンを発見するもうすぐ、衣替えのシーズンですね。 この夏は特に東日本大震災の影響もあって、エコ対策のひとつとして、クールビズが注目されているようです。
その他様々なエコグッズ商品を見ていると、人間の工夫と知恵に感動すら覚えますが、今、スポットが当たっている商品はずっと以前に開発されてきたものが多いようです。 まさに、「転ばぬ先の杖」ですね!
さて、先日、児童虐待に関する番組を見ていました。 虐待の問題は、いじめ問題にも深い関連性があるとされます。
いじめ解決のヒントを探りながら、読者の皆様とともに考えてみたいと思います。
NHKスペシャル 虐待カウンセリング ~作家 柳 美里 ・ 500日の記録~ (2011/5/15) http://www.nhk.or.jp/special/onair/110515.html
増え続ける児童虐待の中でも、大きな問題となっているのが「虐待の世代間連鎖」。虐待の連鎖を食い止めるにはどうすればよいのか…。 わが子を虐待してしまうことに悩む「世代間連鎖」の親・200人以上と向き合ってきた東海学院大教授・長谷川博一さんの取り組みに密着、解決のヒントを探る。 長谷川さんは、世代間連鎖を断つには、かつて自分を虐待してきた親と「対峙」しなければならないと考えている。 虐待された子どもは親から嫌われていると思いたくないため「自分が悪い」と親への怒りの感情を封印しており、それを解き放ち親に向かって感情を吐き出す必要があるという。〈以上抜粋〉
何もしていないのに 突然、親に殴られる。 「生まなければよかった」など、言葉の暴力を受ける。・・・ 客観的に見れば、これらは、虐待です。
番組の中で、印象的だったことは、虐待を受けていたにもかかわらず、子供本人はその認識がなかったということです。 大人の感情の捌け口にされ、 「しつけ」というもっともらしい理由によって虐待を受けてきた子供は、親から愛されようとして、自分が悪かったと思ってしまいます。 そして、「悲しい」「辛い」といった感情を心の奥底に封印したまま、大人になります。
ところが、歪(いびつ)な感情を抱いたまま成長して人の親になると、これまで抑え込んできた負の感情が今度は自分より弱い立場の子供に向かって、一気に吹き出すのだそうです。
感情が抑えきれず、子供に暴言を吐いてしまう。これではいけないと分かっていても止められない理由は、長年、蓄積された感情がたまっているからだといいます。
虐待を止めるには、まず、親から受けた虐待の事実を認めて、「自分は悪くなかった」と気付くことが大切だと言います。
悪いことをしていないにも関わらず、いつの間にかそう思い込まされるという点で、今日、問題になっている、いじめ被害者の子供たちの心理状態によく似ているのではないでしょうか。
長年に渡って、自己否定、思考停止、無気力な状況が続いていくと、悲しいことですが、加害者の操り人形のようになってしまうらしいのです。
「自分は悪くなかった」という事実を知ることによって、心が軽くなったと体験者が語っていた言葉が筆者はとても印象的でした。
しかしながら、改めて、辛い過去を見つめ直すことは、つらいことです。 考え方を変えること、過去を検証しなおすことは、非常に勇気や気力がいることです。
間違っても、「自分さえ、我慢したらいい」とか、「自分などどうなってもいい」とは決して思わないで下さい。 どうなってもいい命などひとつもありません。そのことを忘れないで欲しいと思います。
読者の中には、東日本大震災をはじめとして、突然襲ってきた災害によって、大きなストレスを抱えている人もいらっしゃるかもしれません。 「一日も早い復興を願っている」という言葉で励ますことができるほど、現実は甘いものではないでしょう。
でも、あえて、書かせてもらいます。 一歩一歩、たとえ、小さな歩みでもいい。小さな幸せをかみしめながら、わずかな前進でも喜びながら、周囲の温かい支援と祈りに感謝し、互いに手と手を取り、励ましながら、力の限り、前へ前へと進んてほしいと切に願っています。
そこに、“人災”ともいえる、いじめがないことを心から祈りながら
担当 竹中さくら  ※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
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群馬県桐生市・小6女子自殺訴訟 第2回口頭弁論 【前橋地裁】 いじめの深刻さ 市側否定 原告側「感覚疑う」 桐生市の市立新里東 小6年、上村明子さん(当時12歳)が昨年10月に自殺したのは、学校でのいじめや不適切な対応が原因だとして、 両親が市と県に3200万円の損害賠償を求めた訴訟の第2回口頭弁論が20日、前橋地裁(西口元裁判長)であった。 明子さんへのいじめについて、 市と県は「深刻ないじめではなかった」と反論した一方、原告側は給食に消しゴムのかすを入れられたことなどの具体例を提示。「いじめ」と「自殺」の因果関係を巡る法廷論争が本格的に始まった。 前回の裁判では、西口裁判長が、判決までの論点を整理。今回は、 「いじめの有無」と「学校側のいじめに対する認識」について、双方が主張を述べた。 口頭弁論ではまず、市側は、 いじめの定義について、 「いじめの判断は、いじめられた側に立って行う」とする文部科学省の指針を認めた。 しかし、「概念は広範囲」として、明子さんへの いじめが「そのまま不法行為に該当するとはいえない」として、全面的に争う姿勢を改めて示した。 市側は、 「ウエゴリー」「キモイ」などの陰口について、「暴言の対象は、 明子さんに限られたものではない」と主張した。 原告側が追及する明子さんの 「ひとりぼっちの給食」についても、「 クラスメート全員が意図的に仲間外れにしていたわけではない」と初めて反論。原告側の主張に真っ向から対立し、 「執拗かつ陰湿ないじめとはいえない」との見解を示した。 さらに、学校はこれらの行為について、 「適正な対応をとっていた」と言明。一人の給食については、「そのような状態にならないように 様々な試みをしてきた」と強調した。 また、明子さんは 「内向的で、自分から友達を作ろうとしない」「問題行動があった」などとし、トラブルの背景にこれらの性格があったと指摘した。 一方、 原告側は、いじめは小学4年に始まったと主張。書道の時間に金賞を取った際、それをねたんだ児童から 「転校生のくせに生意気だ」と言われたという。 6年時には、 給食時に男子児童から 消しゴムのかすを入れられ、 明子さんはそれに気付かず、食べたことも明らかにした。 その上で、原告は、学校側にいじめの認識があったことを強調し、「明子さんの 大変な苦痛を認識していないとすれば、教育者としての感覚を疑う」と指摘。 「一人の児童を 自殺に追いやる程の極めて違法性の高いいじめであった」と訴えた。 閉廷後、原告側は記者会見を開き、 小林勝弁護士は、大きな争点となる「深刻ないじめ」の定義について、「 いじめは積み重なって心に影響を与える。行為の一つ一つを捉えて 『大きな問題ではない』というのは間違い」と批判した。 第3回口頭弁論は9月9日に開かれる予定で、 学校側の安全配慮義務についてが論点となる。 【2011年5月21日 読売新聞】  ※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
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いじめ追及「報われた」、学校側に賠償命令 遺影掲げ、涙の母 【名古屋地裁判決】 「法の下で、いじめが認められた」。 2006年に愛知県内の 自宅から飛び降りた高橋美桜子(みおこ)さん(当時16歳)の自殺を巡り、中学校時代のいじめが原因だったと認めた20日の名古屋地裁判決。 娘の死の真相を追い続けた母親の典子さん(53)は 「娘のために頑張ってきたことが報われた」と安堵(あんど)の表情を見せた。 一方、裁判で「いじめはなかった」と強く主張してきた学校側は、「コメントは差し控えたい」などとする短いコメントを出した。 「『死ね』って言われた」。典子さんが、美桜子さんから相談を受けたのは、市邨(いちむら)学園が運営する名古屋経済大市邨中学入学から約半年後の2002年10月頃。判決によると、典子さんは すぐに当時の担任らに対応を依頼したが、同級生による美桜子さんへの いじめは、「『顔を見るとヘドが出る』と言われた」「画びょうを靴に入れられた」など、 かえってひどくなっていった。 美桜子さんは翌年、 別の中学校に転校したが、 体調不良を訴えて不登校状態となり、 心的外傷後ストレス障害(PTSD)や解離性同一性障害(多重人格)などを発症。高校進学後の06年8月、 自宅マンション8階から飛び降り、自殺した。 典子さんは美桜子さんの 同級生や担任、学園幹部に何があったのか再三尋ねたが、誰も いじめを明確に認めず、裁判でも学校側は「いじめはなかった」と主張し、 「自殺は転校から3年以上たっており、予見可能性は全くなかった」などと責任を否定していた。 しかし、判決は 学校側が「同級生のいたずら」などとしていた行為を、 「耐え難い精神的苦痛を与えたいじめ」と判断し、学校側の責任も認定。 典子さんは判決後の記者会見で美桜子さんの遺影を掲げながら、「娘は、これまで私が学校などに対して行ってきた働きかけを見ていてくれたと思う。 『ママ良かったね。一生懸命頑張ったね。ありがとう』という美桜ちゃんの声が、私には聞こえます」と涙ながらに話した。 学校側の甘い認識ただす 名古屋地裁判決は、 いじめの相談を受けていたにもかかわらず、十分な防止措置を講じなかった学校側の責任を厳しく指摘したと言える。 当時の 担任は「靴に画びょうが入れられた」といった被害実態の相談を受けていながら、 「いじめは良くない」と一般的に注意を促す以上は踏み込んだ対応を行わず、 学園幹部は実態調査を指示することも なかった。 学校側は裁判で 「生徒同士のいたずらはあったが、いじめはなかった」と強調したが、 判決は「単なるいたずらと認識していたとすれば、いじめ問題に対する認識の不十分さを示すものでしかない」と指摘。 生徒に教育を施すだけでなく、その安全も確保する必要があったとして、学校側の甘い認識をただした。 いじめによる自殺に詳しい東海学院大大学院の長谷川博一教授は「いじめを受けた後に心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症するケースはある。教師が被害者の心のケアを真摯(しんし)に続けることが大切だ」と指摘する。 ただ、今回はいじめと自殺との間に約4年の隔たりがある。判決は 因果関係について、「 いじめを放置すれば、精神的負担が累積し、場合によっては自殺という結果を招く恐れがあると予見することも十分に可能だった」と述べたが、それ以上細かい言及をしているとは言い難い。 いじめから数か月後に死亡した栃木県の中学3年生の自殺を巡る訴訟の 控訴審判決(2007年)では、 学校側の安全配慮義務違反と自殺との因果関係までは認めておらず、どのような場合に認められるのか、議論を呼ぶ可能性もある。(梶浦健太郎) 【2011年5月21日 読売新聞】  ※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
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4年前の「いじめ」と自殺の因果関係を認定 「いじめ4年後自殺」賠償 名古屋地裁 中学側に1490万円命令 2006年に自殺した高校2年の女子生徒(当時16)の遺族が「 自殺は中学時代に受けたいじめの後遺症が原因だった」として、中学を運営する 学校法人「市邨学園」(名古屋市)や当時の担任ら3人に 約4600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が20日、名古屋地裁であった。 長谷川恭弘裁判長は 約4年前のいじめと自殺の因果関係を認め、学校側に約1490万円の支払いを命じた。 遺族側の弁護士によると、こうした時間的に隔たったいじめと自殺について因果関係を認めた判決は極めて異例という。 訴えていたのは、同学園が運営する名古屋経済大学市邨中学(同)に在籍していた高橋美桜子さんの母、典子さん(53)。 学校側は「いじめはなかった」などと主張し全面的に争っていた。 判決理由で長谷川裁判長は同級生が美桜子さんに 「死ね」「ウザイ」と言ったり、靴の中に画びょうを入れたりした行為があったとし、 いじめがあったと認めた。 学校側が 生徒への事情聴取などをしなかったことを「極めて不十分な対応」と批判し、 「生徒の身体や精神の安全を確保する義務に違反していた」と不法行為を認定した。 いじめ行為から約4年たって自殺したことについては、 医師の診断などを基に「いじめや学校側の対応が原因で、 解離性同一性障害(多重人格)を発症し、自殺に至った」とし、因果関係があると判断した。 判決によると、美桜子さんは同 中学の1年生だった02年夏ごろから同級生6人によるいじめを受け、 03年4月に公立中学へ転校。 その後解離性同一性障害を発症し、 06年8月に自宅マンションから 飛び降り自殺した。 市邨学園は「判決文が届いていないので、コメントを差し控えさせていただきたい」としている。 【2011年5月21日 日本経済新聞】 4年前のいじめで自殺、 学校側に賠償命令 名古屋地裁 【写真】弁護士たちに付き添われて裁判所に向かう高橋典子さん。娘の美桜子さんの遺影を大切に持っていた=20日午後0時47分、名古屋市中区、恵原弘太郎撮影
愛知県の 高校2年だった高橋美桜子(みおこ)さん(当時16)が精神的な障害を発症して自殺したのは 中学1年で受けたいじめが原因だとして、母親の典子さん(53)=同県刈谷市=が、中学校を運営する 市邨(いちむら)学園(名古屋市)と理事長ら3人に計約4246万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が20日、名古屋地裁であった。長谷川恭弘裁判長は、いじめと自殺の因果関係を認め、学園側に1491万円の支払いを命じた。 いじめを受けてから時間がたった後に心身を害する「いじめ後遺症」について、 司法判断が注目された。 判決は「 学園関係者が何らの対応も行わず放置したことで、美桜子さんが 精神障害を患い、自殺したのは明らかだ」と判断し、「いじめはなかった」との学園側の主張を退けた。 原告側の弁護士は「画期的な判決」と評価した。 学園側は即日控訴した。 判決は、美桜子さんが受けた いじめを「悪質で陰湿な行為が約半年にわたり継続的に行われた」「心身に異常を与えるのに十分な行為だった」と指摘。 学園側について「いじめを放置すれば心身に大きなダメージが生じ、 自殺に至ることは予見可能だった」と指摘した。 判決によると、美桜子さんは名古屋経済大市邨中に入った 2002年夏ごろから、靴の中に画びょうを入れられるなどのいじめを受けた。 翌春に転校したが、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症。 04年には「解離性同一性障害」の状態となり、06年8月、同県岩倉市の自宅マンションで飛び降り自殺した。 同学園は「詳細な判決文が届いていないので、コメントは差し控える」との談話を出した。 【2011年5月21日 朝日新聞】 ※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
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愛知県岩倉市の高2女子自殺 中学時のいじめ原因、学園側に賠償命令 【名古屋地裁判決】 中学時代のいじめに起因する解離性障害などと診断され、 高校2年だった06年に自殺した愛知県岩倉市の高橋美桜子(みおこ)さん(当時16歳)の母典子さん(53)が、 学校法人市邨(いちむら)学園(名古屋市)や中学当時の担任教諭らを相手取り、慰謝料など 約4647万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が20日、名古屋地裁であった。 長谷川恭弘裁判長は「 学園関係者が何の対応も行わずに放置したため解離性障害を発症し、 自死に至ったことは明らか」として、 自殺と4年前のいじめとの因果関係を認め、被告側に 約1491万円の支払いを命じた。 被告側は即日控訴した。【高木香奈】 また判決は、 中学校でのいじめについて「 耐え難い精神的苦痛を与え、心身に異常を生じさせるに十分な行為だった」と指摘した。 原告代理人の弁護士によると、過去のいじめと自殺との因果関係を認めた判決は、全国的にも珍しい。 判決によると、 美桜子さんは02年、同学園が運営する 名古屋経済大市邨中に入学。 同級生から 靴に画びょうを入れられたり、 「キモイ」「死ね」などの言葉を浴びせられるなどいじめを受け、 1年で転校した。 その後も無言電話などの嫌がらせが続き、 パニック症状などが起き、 解離性障害などと診断された。美桜子さんは 06年8月、住んでいた マンションから飛び降りて死亡した。 訴訟では、 いじめの有無と、いじめと解離性障害などの発症や 自殺との因果関係が争われた。 遺族側は「市邨中時代のいじめの後遺症で自殺した」と主張。 学園側はいじめ自体を否定し、転校から3年半後の自殺だったことから「 自殺は転校後のさまざまな出来事が影響している」としていた。 遺族側は市邨中の 同級生8人と保護者も提訴したが、10年11月に和解した。 ◇コメント控える 学校法人市邨学園の話 詳細な判決文が届いていないので、コメントは差し控える。 【2011年5月21日 毎日新聞】 【写真】遺影を前に目を潤ませながら会見する高橋典子さん=名古屋司法記者クラブで2011年5月20日午後2時37分、福島祥撮影 「学校が認めなくても法は認めてくれた」 いじめ訴訟で原告の母親 名古屋地裁 「学校も生徒も認めなかった娘へのいじめを法は認めてくれた」。 娘が高校2年で自殺したのは中学時代のいじめが原因として母親高橋典子さん(53)が学校側を訴えた訴訟。主張がほぼ認められた20日の名古屋地裁判決後、典子さんは記者会見で声を詰まらせた。 死亡した美桜子さん=当時(16)=は いじめを受けて転校した直後から頭痛や腹痛を訴え始め、 自殺までの間、苦しみ続けたという。 閉廷後に 「頑張ってよかったね」という娘の声が聞こえたという典子さん。 「判決がいじめの後遺症に苦しむ方々へのメッセージになればいい」と話した。 代理人の 勝田浩司弁護士は、 いじめから約4年後の自殺について因果関係を認定したことや、 学校側が自殺を予見できたと判断した点について「 非常に意味のある判決だ」と評価した。 【2011年5月20日 産経ニュース】 【写真】自殺した美桜子さんの写真を前に、記者会見する母親の高橋典子さん(右)=20日午後、名古屋市中区の名古屋司法記者クラブ
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◆やって善いことと悪いこと◆ また、悲しい事件が起きてしまいました。 今月16日、千葉県千葉市の中学2年の男子生徒が、同じ中学の中3と中2の男子生徒ら5人に、顔面を代わる代わる殴られたり、背中や胸を蹴り上げるなどされて死亡したのです。暴行した中学生たちは傷害致死の容疑で4人が逮捕され、13歳の1人は補導されました。
この事件を聞いて、沖縄県うるま市の事件を思いだされた方も多いと思います。2009年11月に、うるま市の中2男子生徒が、同じ中学の中2同級生8人に、約3時間にわたって腹や背中を殴るなどの暴行を受けて亡くなりました。また、同じような悲劇が起こったのです。
今回の千葉市の事件では、校長や教育委員会の記者会見によれば、「見た目が生意気」などの理由でたびたび生徒同士のけんかがあり、12日にもけんかがあって、被害生徒を含む複数の生徒が顔などにけがを負ったとのことです。 逮捕・補導された少年たちは、「けんかを売られた復讐」と称して、16日、部活を終えた被害生徒と仲間を公園に呼び出し、被害生徒が謝罪したのにもかかわらず、被害生徒1人を残して暴行を加えて死にいたらせた、と報道されています。
事件現場の緑地公園は、住宅街の一角にあるのですが、昨年頃から少年たちのたまり場と化し、たばこの吸い殻やごみが散乱していました。 頻繁にけんかなどのトラブルが起きることもあり、少年たちの間では、「バトル・フィールド」(戦場)と呼ばれていました。そこで事件が起きたのです。
事件になるほど生徒たちが荒れる前には、必ず前兆があります。その前兆に気づくには、日ごろから、学校だけではなく、地域の大人たちが子供たちに目を配り、関心をよせ、小さな悪に気づいたら、悪が大きくなる前に、毅然とした態度で、悪の芽を摘みとることが大事です。 そして、力による押し付けではなく、子供たちに、これは悪いことだから止めようと、自ら気づく方向へ導くことが大事です。
警察だけではなく地域住民も含めてのパトロールの強化、学校では、やって善いことと悪いこと、一般常識ともいえる善悪を子供たちに教えることなど、学校、警察、児童相談所、地域住民たちが協力し、暴力、いじめ、非行など絶対に許さないという毅然とした対応をとることで、子供たちを正しい方向へ導くことができるのではないでしょうか。
いじめや暴力などから未来をになう子供たちを守るために、皆様もぜひ、地域の子供たちに目を配って、声をあげていただきたいと思います。 2度とこのような悲劇を起こさないために、皆様のご協力を心からお願い申し上げます。
「いじめから子供を守ろう! ネットワーク」 ※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
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「いじめ後遺症」 自殺訴訟: 名古屋地裁であす判決 中学時代の いじめに起因する神経症と診断され、06年に自殺した愛知県岩倉市の高橋美桜子さん(当時16歳)の母典子さん(53)が、 学校法人市邨学園(名古屋市)や担任教諭らを相手取り、約4260万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が20日、名古屋地裁で言い渡される。 「いじめの後遺症で自殺した」と主張する遺族側に対し、 学園側は「いじめは事実無根」としており、いじめの有無が争点。いじめがあったと認められた場合、神経症発症や自殺との因果関係をどう判断するかが注目される。 訴状によると、同学園が運営する 名古屋経済大市邨中に02年入学した美桜子さんは、同年夏ごろから同級生にいじめを受けたと遺族側は主張。 靴に画びょうを入れられたり、「きもい」「死ね」などと言葉によるいじめを受け、 1年で転校した。 その後も無言電話などの嫌がらせが続き、 パニック症状などが起き、 解離性障害と診断されたとしている。 美桜子さんは 高校2年だった06年8月、住んでいたマンションから飛び降りて死亡した。 遺族側は09年8月、 いじめ防止の義務を怠り、いじめを知りながら適切な対応をしなかったなどとして 学園や校長らを提訴した。 いじめで美桜子さんを解離性障害にし自殺させたとして 同級生8人と保護者も提訴したが、「被告の立場を離れて謝罪の言葉を述べてほしい」として10年11月に和解した。【福島祥】 【2011年5月19日 毎日新聞】  ※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
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続報:千葉市中2男子暴行死事件 12日にもけんかで負傷 公園で死亡の中2生徒―千葉市教委 千葉市若葉区の公園で市立中学2年斎藤博樹君(14)が死亡した事件で、同市教育委員会は17日に記者会見し、斎藤君が 12日夕にも同じ公園でけんかし、顔にけがをしていたことを明らかにした。 校長は「未然に事故を防げず申し訳ない」と頭を下げた。 同教委によると、この時のけんか相手は、傷害致死容疑で逮捕された同じ中学の男子生徒4人とは別の生徒。 斎藤君ら7人と他の生徒1人のけんかだった。 同校では「見た目が生意気」などの理由でたびたび生徒同士のけんかがあったという。 同校の教諭数人は16日午後7時前、現場の公園を見回ったが異常はなく立ち去った。斎藤君はこの直後の同7時すぎ、公園に呼び出され暴行を受けたとされる。 【2011年5月17日 時事通信】 「暴力への報復」 逮捕の少年供述 千葉市若葉区小倉町の 住宅街の一角にある緑地公園「小倉市民の森」で16日夜、近くに住む市立若松中2年、斎藤博樹さん(14)が倒れているのが見つかり、まもなく死亡が確認された事件があり、千葉東署は17日、同じ中学に通う中学2~3年の男子生徒4人を逮捕、1人を補導した。 少年たちは 「(以前仲間が斎藤さん側から受けた)暴力への報復だった」と話していることが捜査関係者への取材で判明。中学生同士の暴力の連鎖が、事件の背景にあることが浮き彫りになり、人命を救えなかった学校や地域社会に強い衝撃を与えている。【中西啓介、斎川瞳、荻野公一】 捜査関係者によると、逮捕・補導された少年たちは16日夕に、 「けんかを売られた復讐(ふくしゅう)」と称し、バスケットの部活動を終えた斎藤さんと仲間を同公園に呼び出したという。斎藤さんは謝罪したが、少年たちは斎藤さんだけを現場に残し、同午後7時過ぎごろから、 顔面を殴ったり、胸や背中をけり上げるなどの暴行を加え続け、胸部打撲などで死亡させたという。 斎藤さんは救急隊が到着した際には、ベンチの上であおむけに倒れており、既に心肺停止状態だった。 現場に残り、翌日逮捕される男子生徒は「自転車で走り去った3人組の高校生がいる」と説明し、事件への関与を否定していた。 17日に会見した同校の内山敬次校長によると、 斎藤さんは複数回、同校の生徒とけんかなどのトラブルを起こしており、12日夕にも、今回事件に関与した生徒とは 別の男子生徒を、仲間6人と殴り、顔面打撲のけがを負わせていた。 県警はこのけんかが、今回の事件の背景にあるとみて、18日に司法解剖するなど捜査を進める。 斎藤さんや逮捕された生徒と面識のある男性(16)によると、現場の 公園は、若者のたまり場で、頻繁にけんかなどのトラブルが起きることもあり、 「バトル・フィールド」(戦場)と呼ばれていた。同校もこのことを把握しており、事件直前の16日午後7時ごろにも教員が巡回していたが、「人の気配がなく通り過ぎていた」(内山校長)と説明している。 【2011年5月18日 毎日新聞】 ※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
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千葉の公園で中2男子死亡 顔に打撲痕 【千葉市】 16日午後7時25分ごろ、千葉市若葉区小倉町の小倉市民の森にある ベンチに、若い男性が倒れていると119番通報があった。倒れていたのは同区小倉台3丁目、千葉市立若松 中学校2年、斎藤博樹さん(14)で、搬送先の 病院で死亡が確認された。斎藤さんの 左目の周りにはあざがあり、鼻血も出ていたことから、千葉県警は事件に巻き込まれた可能性があるとみて調べている。 千葉県警によると、 通報したのは16歳の少年。救急隊が到着した際には、ほかに 斎藤さんと同じ中学に通う3年男子3人もいた。県警は、この4人から、斎藤さんを発見した経緯などについて事情を聴いている。 斎藤さんの近所の住民によると、 斎藤さんは母、兄、弟、祖母との5人暮らし。この住民は「近くの公園で野球をしたり、家の前でキャッチボールをしたりしている姿をよく見かけた。体格が良く、健康そうな子だった」と話した。 【2011年5月17日 朝日新聞】 千葉・中2暴行死: 傷害致死容疑で少年4人を逮捕 千葉県警千葉東署は17日、同市若葉区小倉台3、 市立若松中2年、斎藤博樹さん(14)の顔を殴るなどして死亡させたとして、同中に通う 14~15歳の中学生の少年計4人を傷害致死容疑で逮捕し、 13歳の少年1人を補導した。県警によると、5人は「やったことは間違いありません」と話しているという。 逮捕容疑は、16日午後7時ごろ、補導された少年と共謀し、同区小倉町の緑地公園「小倉市民の森」で、斎藤さんの 顔面を代わる代わる殴打、背中や胸を蹴り上げるなどし、胸部打撲などで死亡させたとしている。 県警によると、5人はいずれも 斎藤さんとは顔見知り。 校内で呼び出した斎藤さんを帰宅途中に暴行したとみられる。逮捕された生徒たちと一緒にいた別の少年(16)が「男の子が鼻血を出して倒れている」と119番通報していた。 同級生によると、 斎藤さんは3日ほど前から左目のまぶたを大きく腫らしたまま通学していた。同署は、斎藤さんが4人とトラブルを抱えていたものとみて調べている。 市教委によると、 斎藤さんは16日は授業に出席し、部活動に参加していた。同中では17日朝に全校集会が開かれ、生徒の中からすすり泣く声も聞かれたという。【中西啓介、斎川瞳】 【2011年5月17日 毎日新聞】  ※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
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5月18日(水)、福岡市で、 「いじめから子供を守ろう! ネットワーク 福岡からいじめを無くそう!! 交流会」 を開催! 先日、 高校柔道部での暴行・傷害(椅子に座らせた1年生部員の首をタオルで絞めた等)が発覚したばかりの 福岡県で、5月18日(水曜日)、13時から、 「いじめから子供を守ろう!ネットワーク 福岡からいじめを無くそう!! 交流会」が開催されることとなりました。 どなたでも参加できます。参加費は無料です。 直接会場までお越しください。 個別のいじめ相談(秘密厳守・相談無料)も受け付けております。 「いじめから子供を守ろう! ネットワーク」 ~福岡からいじめを無くそう!! 交流会~日時:5月18日(水)13時~15時 会場:福岡市立中央市民センター 第一会議室 (住所:福岡市中央区赤坂2-5-8) アクセス: 地下鉄「赤坂」駅 2番出口より徒歩5分プログラム: 第1部 講演「いじめの対処法」 及び、質疑応答 井澤一明(「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」代表 第2部 交流会「みんなでいじめをなくそう!」 入場料:無 料問い合わせはメールで メールアドレス→ kodomo.mamoro.fukuoka@gmail.com 西田(いじめから子供を守ろう!ネットワーク九州代表)までいじめ問題にご関心のある 多くの皆様方のご来場をお待ちしております!  ※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
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☆今回は「今こそいじめの連鎖を断て!」と題してお送りします。o(^_^)o ■□「今こそいじめの連鎖を断て!」□■ まず、以下の二つのニュースをあらためてご覧ください。
●千葉・船橋 福島から避難の小学生に“放射能いじめ” 2011年4月15日
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/04/15/kiji/ K20110415000632440.html?feature=related
福島県から避難してきた小学生が「放射能がうつる」などと偏見を持たれるケースが千葉県船橋市であり、同市教育委員会が市内の小中学校に適切な指導を求める通達を出した。「避難している人の気持ちを考えて」と配慮を要請している。 専門家は「放射能はうつらない。正しい知識の教育が必要」と呼びかけている。
●福島の避難児童にいじめ 女子児童に腹部蹴られて入院中 2011年4月23日
http://www.sponichi.co.jp/society/news/ 2011/04/23/kiji/K20110423000682910.html
東日本大震災で、福島県から新潟県長岡市に避難している小学6年の男子児童(11)が、転入先の小学校で同級生に蹴られ、入院していることが23日、同市教育委員会への取材で分かった。学校側はいじめがあったことを認め、保護者に謝罪した。
市教委によると、男子児童は父親の実家がある長岡市に避難し、今月7日の始業式から新しい学校に通学。 19日午前の休み時間、同級生の女子児童に腹を蹴られた。20日に腹部打撲と診断され、様子を見るために入院しているという。
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さて、このいじまもWISDOMの中でも過去何回か言及させていただきましたが、やはり「起こるべくして起こる学校のいじめの温床」があります。
特にこの時期、福島県からの被災児童への「放射能差別いじめ」は看過できませんね。 最も許すべからざる「言葉の暴力」ですね。直接言葉を浴びせられた子供の心の中にどれだけ傷を残すか、言葉を浴びせた加害児童が心から反省するまで指導するのが先生の役目です。
さらに蹴られて被害児童が入院しているというのであれば、これは何回も指摘している通り、大人なら立派な「傷害罪」です。 刑事事件になる案件で「犯罪である」との認識を小学校高学年なら、その認識を持たすように加害児童に指導すべきでしょう。
教育委員会は謝罪したと言いますが、言葉の謝罪で済む問題ではなりませんね。学校側が具体的な賠償責任を負ってあたり前の事案でしょう。
いじめがあった後に、どのように適切な対処がされたか、常に報道だけによる情報では伝わってきませんが、きっちりと再発防止に向けた地道な取り組みがない限り、このいじめの連鎖は止まりません。
教育委員会はしっかりとそこまで責任を持つべきでしょう。 文部科学大臣も少なくとも大臣談話として、東日本大震災に伴う転校生へのいじめ撲滅に向けた姿勢を明確に見せるべきですね。
復旧・復興に向けた作業は、物心両面においてなされるべきです。 子供たちの心の問題をなおざりにした復興など本来はありません。
同級生とばらばらになり、知らない土地での学校生活を余儀なくされている被災地への子供たちへの思いやりが持てないなら、日本人の精神性はまだまだ本物ではないということです。 あらためて、ぜひ肝に銘じたいと思います。
担当:とみやま よしお  ※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
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いじめに向き合って、 市教育委員会が遺族の声受け「月間」設定 【神奈川県川崎市】 川崎市教育委員会が6月1日からの約1カ月半を、 全市立校の教諭や児童・生徒を挙げて いじめ問題などに向き合う「月間」として設けることが9日、分かった。 同市多摩区の 市立中学3年の篠原真矢さん=当時(14)=が 「俺と友人をいじめた4人を許さない」と同級生の実名を挙げた遺書を残し、 自殺してから来月で1年。 市教委は「同じような 悲しいことが再び起きないように」と、期間中は市立小中高校など172校で 生徒への教育指導や教諭の研修などを実施する。 月間名は 「児童生徒指導点検強化月間」。期間は、6月1日から7月20日までの任意の1カ月間。 期間中は、各校で 児童や生徒からの相談を受け付けるほか、 生徒指導の確認、 校内での啓発活動などに取り組む。それぞれの活動は、9月に開かれる児童生徒指導連絡協議会で 各校の担当者が紹介し、意見交換を行う。 月間を設定する理由として、市教委は「 篠原さんの両親の『息子の死を無駄にしてほしくない』との思いを受け、 再発防止に努めたいと考えてきた」と説明。 さらに、金井則夫教育長は「 4月から6月ごろまでは、 いじめや不登校など、子どもたちの中でさまざまな問題が 出始める時期」とし、 いじめの芽を早く摘むためにも「いろいろな視点から問題を見つめ、きめ細かな指導につなげていきたい」と話している。 月間は今後、毎年同時期に設ける予定だが、市教委は「 マンネリ化しないために、総括、検証をしながら行っていきたい」としている。 篠原さんの父親(46)は「 いじめの問題を子どもたちだけで解決するのは難しく、大人が真剣に取り組まなければいつまでもなくならない。今回の取り組みは、風穴をあけてくれた。同様の活動が他の自治体にも広がってくれれば」と話している。 【2011年5月10日 神奈川新聞】  ※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
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いじめ体験、歌に 高校生、9月にCDデビュー 【神奈川県横浜市】 ◇生き続ければ幸せがある いじめ体験を歌詞に乗せて歌う高校生ミュージシャンがいる。通信制3年生として学びながら、今秋CDデビューする横浜市旭区の 石川雅士さん(17)。「生き続ければ希望がある」と、路上ライブなどで多くの同世代にメッセージを届けている。【宗岡敬介】 今俺、踏切の前に立ってるんだ――。 自殺ばかり考えていたかつての自分を歌ったバラード「生き続けた先に待っているもの」はこう始まる。 中学2年の夏休み明け、理由が分からないままクラスメートによるいじめが始まった。 上履きには画びょうが入れられ、 携帯電話の番号がインターネット上に流出、 「キモい」「ダサい」などと陰口を言われた。 つらかったのは 仲良しの友人がいじめる側に回ったことだった。 「死にたい」と考えるようになっていた。 中3の春、横浜駅近くのCDショップで、 シンガー・ソングライター、尾崎豊の「15の夜」を耳にした。盗んだバイクで走り出すという歌詞に、 「こんなふうに自由に生きてもいいんだ」と共感した。 いじめは卒業まで続いたが登校は続けた。 自分も勇気を与えられる歌手になれたらと、家にあった父のギターで尾崎の曲を弾くようになった。 学校以外の時間は ギターの練習や曲づくりに没頭し、現在所属する海老名市の音楽事務所の選考に合格。事務所プロデューサー、小沢千尋さんは「歌詞にものすごいインパクトがあった」と話す。 いじめの体験をさらけ出すのに抵抗はなく、石川さんは 「同じ境遇の子に頑張れと伝えたかった」と振り返る。 高校に入ってからは、自宅に近く、ミュージシャンが集まる大和市の 大和駅前で歌い続けた。聴き入っていた 男子高校生から「もう一度頑張ってみます」と声をかけられた時は報われた気がした。 すでに100曲以上を作詞・作曲。 事務所は9月、 バラード「生き続けた先に…」など3曲を収めたCDの発売を予定している。 バラードの歌詞は 「生き続けた先に待っているもの、それは幸せだと胸張って言える」と続く。希望は必ず待っている―。 石川さんは自分の夢も重ねながら、歌い続ける。 【2011年4月19日 毎日新聞】 ※ 写真は、昨年10月の「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」シンポジウムで歌う、石川雅士さん。  ※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
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◆本当に重要なのは「子供たちの心」◆ 五月になりました。私の子供の頃には、たくさんの鯉のぼりが空を泳いでいたものですが、みかけなくなりましたね。たまに見つけるととてもうれしく感じてしまいます。 さて、子供たちも新しい学校、学年にも慣れてきています。先生たちも、五月の連休が終わったら、エンジンを吹かそうと腕まくりしていることでしょう。
一昨日、昨年の秋にいじめ相談ののったお母さんからメールをいただきました。娘さんが無事に第一志望の大学に合格したとのことでした。 受験まであと半年という時に起きたいじめです。体育祭での活躍したことに嫉妬した女子から始まったいじめに、娘さんは、最初理由がわからず、驚き、傷つき、弱っていきました。 彼女は大学推薦のために、気丈にも休まずに通学していましたが、クラスの約半分がいじめに加担し、学校は見守るばかりで、「証拠がないから指導ができない」と繰り返すのみでした。 そして、隣のクラスの名前も知らない生徒から体育館シューズが入った袋でたたかれ、その日に心がおれてしまったとお母さんはいいます。その後は、顔をかくさなければ外出できないところまでいってしまいました。
最後に出した結論は転学でした。受験を目の前にしての決断には迷いもあったはずです。でもこの決断がお嬢さんを救いました。お母さんは言います。 「娘はフラッシュバックはときおり出ますが、怖い夢を見ることはなくなり、4月から大学生活を楽しんでおります。」 さらに、当NPOをはじめ警察、法務局にも相談した感想を 「この度の経験で学んだのは、いじめに合ったら、すぐに身を守ることが大切ということでした。逃げるという言葉にこだわるのは日本人特有だそうですね。休んで、相談して、専門家に頼ることがどんなに大切かわかりました。」と述べています。
大事なことは、何が一番重要なのかをしっかりと判断し、勇気を持って行動するということだと思います。 本当に重要なのは、「子供たちの心」です。心が壊れてしまうと、癒す、治すにはとても長い時間が必要になります。場合によっては、何十年とかかることさえあります。
そうしないためには、いじめの早期発見と、いじめから隔離してあげることが、とても大事な対処だと、私たちは考えています。 相談を受けながらも放置するような学校があってはなりません。教師というよりも人間としての問題です。
先日、ある先生から、「こちらの地域でも、子供たちの悪いところは、しっかり叱らないとよくないね、という雰囲気が出てきました。少しずつですが効果が出てますよ」というご連絡をいただきました。
皆様の一声が、よい学校をつくると思っています。皆様のご協力を心からお願い申し上げます。
いじめから子供を守ろう! ネットワーク代表・井澤一明  ※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
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後輩柔道部員の首絞め失神 携帯で動画撮影 福岡の高校 【福岡県久留米市】 福岡県 久留米市の市立南筑(なんちく)高校(重富義光校長)の柔道部で今年3月、 当時2年生の男子部員2人が 1年生の男子部員の首をタオルで絞めて気絶させ、別の部員がその様子を 携帯電話で撮影していたことがわかった。 重富校長によると、 3月24日、練習後の部室で2年生部員が 1年生男子部員をいすに座らせ、後方からタオルで首を絞め、別の2年生部員が 「落とせ」「やれ」などと言った。 2人は、 失神して倒れた部員の腹を踏んだり、背中にひざげりをしたりして意識を戻させたという。 部員の意識が戻ると、2人は 40キロのバーベルを1分半で25~30回ほど上げるトレーニングを数セットさせた。 バーベルを持ち上げられなくなると、2年生部員が ストップウオッチで頭を殴り、再びタオルで首を絞めて気絶させた。 この様子を 別の1年生の部員が 携帯電話で動画で撮影していた。 また、この 前日の23日にも、2年生部員が男子部員の 首をタオルで絞めて意識を失わせていたという。 学校側は、柔道部を1週間の活動停止にし、1カ月間の対外試合禁止にした。また、 2人を3週間の停学処分にした。 柔道部顧問の体育教諭を5月1日付で顧問から退かせた。 重富校長は「加害生徒の退学は教育的見地から解決にはならない。加害生徒、被害生徒の3人がもう一度、仲間として部で活動できるようにしたい。他の部員に対しては首絞めなどはしていない」と話した。 一方、 被害にあった部員の父親は「一歩間違えば命を失うところで、一般の人間がやれば 殺人未遂になるような行為。 到底許せるものではない」」と語った。 南筑高柔道部は全国制覇の経験もある伝統校。OBには元プロレスラーの坂口征二さんらがいる。(岡田玄) 【2011年5月3日 朝日新聞】  ※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
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伊勢市教委:いじめ防止、事例集 アンケ生かし、教職員・PTAに配布 【三重県伊勢市】 伊勢市教委は、いじめの早期発見と解決に役立てるため、子供たちの本音や心の中を把握するアンケート「ハイパーQU」の結果を生かした 実践事例集「いじめをなくすために」を作製し、 市内の教職員全員とPTA役員に配布した。 市教委は児童・生徒が気持ちよく過ごせる学校づくりを進めるため「子どもリレーションシップ総合推進事業」を始めた。10年9月に 市内13小中学校を研究推進校に指定して同 アンケートを実施し、子供のよりよい人間関係づくりのための手引書として作製した。 事例集には いじめを受けている子供のサインを例示し、 服装や持ち物に変化がある▽ 発言を笑ったり、ちゃかされたりする▽ 感情が不安定になる--などを挙げた。また、「メールやブログなど携帯電話によるいじめ」「からかいが、いじめに至った」など実際にあったいじめを取り上げ、 教員の指導や対応も掲載した。 宮崎吉博教育長は「 子供が悩みを相談しづらい場合もある。現場の教師に活用してもらい、 いじめゼロを目指す」と話している。 約1200部作製。来年3月ごろには 概要版のリーフレットも作る予定で、 全市立小中学校の保護者に配布する。【木村文彦】 【2011年4月18日 毎日新聞】  ※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
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