【写真】いじめ撲滅の具体例を挙げた保護者向けの冊子
=伊勢市役所で
いじめ撲滅へ冊子作製
【三重県伊勢市教育委員会】
伊勢市教育委員会は、小中学生のいじめの撲滅や早期発見に役立ててもらおうと、家庭での見守り方などの具体例を挙げた保護者向けの冊子を作った。今月中にも市立小中学校36校の全保護者に、計1万部弱を配布する。
市教委は昨春、教員向けに同様の冊子を作成。今回は「いじめをなくすには家庭の愛情も大事」と、子どもや保護者との面談、アンケートを基に保護者版を編集した。
冊子では、いじめを受けている子や、周りの子がいじめに遭っている子への接し方を助言。
いじめの兆候としては「急に甘えたり反抗的になったりする」「金をねだる」「急な外出が多くなる」などを挙げ、担任教諭や保護者仲間への早期相談を勧めている。
いじめを受けている子どもに悪影響を与える家族の言動も紹介。具体的な会話例を並べ、共感したつもりが子どもを追い詰めたり、親が前面に出て混乱を招いたりするケースを載せた。 市教委が把握している市内の市立小中学校の2011年度のいじめは2件。
人間関係の悩みなど、市教委に寄せられた相談は前年度比10件増の12件だが、いじめの未然防止という点では好ましい傾向という。
市教委学校教育課の加藤真弓副参事(52)は「子どもの人間関係を良好に保つには、学校と家庭の連携が大切。参考にして」と話す。
A4判、15ページ。事業費は51万円。問い合わせは、市教委学校教育課=電0596(22)7883=へ。 (渡辺大地)
【2012年4月6日 中日新聞】

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【写真】ドキュメンタリー映画「Bully」の1シーン(AP)
いじめの言葉は「R」指定?
映画「Bully」 【米国】 子供たちのいじめの実態を描いた米ドキュメンタリー映画「Bully」が米国で公開された。
米国映画協会(MPAA)は保護者同伴の「R」指定としたが、たくさんの子供たちに見てもらうため一段緩い「PG-13」への変更を求める声があり、議論になっていた。映画は「指定なし」で配給され、取り扱いは映画館の判断に委ねられた。きょうのテーマは「Bully」とした。
いじめの言葉でR指定
「Bully」は「いじめっこ」の意味。南アフリカの人種隔離を題材にしたドキュメンタリー「アマンドラ! 希望の歌」(2002年)などで知られるリー・ハーシュ監督の作品で、子供がいじめに遭い、苦境を何とか乗り越えようともがく米4州の5家族の実話が収められている。MPAAは、作品中の発言の中に好ましくない単語が含まれているとして、「R」指定と判定した。
MPAAの指定には、「G」「PG」「PG-13」「R」「NC-17」の5種類がある。
「PG(-13)」は「親の助言・指導が必要」にとどまるが、「R」だと「Restricted」、つまり入場に制限がつく。「R」指定は、17歳未満の子供は保護者同伴でなければ見ることができない。
「Bully」は十代の子供たちが主役だが、「R」指定では同じ十代の子供たちが自由に観賞できない。セックス、バイオレンスの過激シーンがあるわけではない。
ハーシュ監督は「好ましくない単語こそ、子供たちが直面しているいじめの現実なのだ」と抗議の声を上げた。
高校生が緩和訴え
緩い指定を求めるハーシュ監督に強い味方が現れた。
AP通信によると、ミシガン州アナーバーの高校生、ケイティ・バトラーさん(17)が「PG-13」への変更を求めて、オンラインで署名集めを始めた。バトラーさんはかつて、男の子のいじめの対象となり、ロッカーの扉に指をはさまれけがをしたこともある。「たくさんの子供たちがこの映画を見れば、いじめの状況は変わる」というのだ。
バトラーさんの呼びかけに有名人も多数が応じたが、テレビ司会者のエレン・デジェネレスさん(54)もその一人だった。デジェネレスさんは自身の番組にバトラーさんを招き、視聴者に「子供たちはこの映画からたくさんのことを学ぶはず。好ましくない単語は問題にならない」と語った。
署名は50万に達した。MPAAは「素晴らしい映画だが、指定の基準は守らなければならない」として変更に応じなかった。
映画館が最終判断
映画公開の際の「指定」はMPAAに「判断を仰ぐ」ものであって、最終的に決定するのは配給元だ。「Bully」の配給元であるワインスタイン・カンパニーはこの作品を「指定なし(unrated)」とし、取り扱いの判断は上映する映画館に委ねた。
「Bully」は3月30日、ニューヨークとロサンゼルスの計5館で公開された。ロサンゼルス・タイムズによると、米映画館チェーンの業界2位、AMCが「指定なし」を受け入れ、系列で上映した。1位の「リーガル・エンターテインメント」、4位の「カーマイク・シネマズ」は4月中旬、「R指定扱い」で上映開始予定。3位の「シネマーク」は「指定なし」を上映しないという。
最初の週末(30日~4月1日)の客足は上々で、指定をめぐる議論が作品への関心を高めたようだ。ただし、観客の73%は25歳以上だった。十代の子供は普通、娯楽映画を好む。「Bully」のような“堅い”映画は、親や教師に促されて見ることが多いから、保護者同伴の「R」指定でよかったのではとの声もある。(内畠嗣雅)
【2012年4月5日 産経ニュース】

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