◆昨年度のいじめ認知件数等が発表されました。 9月11日、文部科学省が、昨年2011年度の「いじめ」認知件数、暴力行為件数、出席停止、不登校、子供の自殺件数などを発表しました。(『平成23年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の緒問題に関する調査」について』)。
発表によれば、
全国の学校数(小中高校、特別支援学校) 3万9183校
いじめ認知件数 7万0231件(前年度7万7630件) 7千件以上も減少
暴力件数 5万5899件(前年度6万0305件)
出席停止 18人(前年度51人)
不登校 小中学校 11万7458人(前年度11万9891人)
自殺者数 200人(前年度156人)
という数字となりました。
大きな問題点として挙げられるのは、1年間、全くいじめがなかったとする学校が全国で2万3951校、全学校の6割以上と発表されていることです。
新聞各紙も、「いじめ把握 不十分」の見方を示しています。その理由として、「いじめを認知し、件数にカウントする判断は現場に委ねられており、いじめアンケートの回数にも地域差がある。把握が不十分な地域もある」との指摘が掲載されています。
「いじめはどこの学校にも起こりうる」というのは、ほとんどの教師が言う言葉です。隠蔽する学校が多いというのが実際のところでしょう。
大津の事件もありましたが、学校には事実を報告する義務があります。そのためには、文科省は、学校が実数を報告できるような仕組みを構築すべきです。、
さらに、「いじめ自殺」は4件と報告されています。この件数も信じがたい数字です。
「いじめられた」との遺書を残して自ら命を断つ子供は、報道されているだけでも、1年間に4人ではすみません。
この数字については、来年度から、警察庁の発表数との違いがありすぎることを理由に、文科省での自殺者数の集計の中止が検討されております。このような明らかに間違いだと思われる数字を堂々と発表する文科省には問題があります。
子供たちに目を向けると、いじめられていても「誰にも相談していない」子供が大勢いるということが大きな問題です。
文科省の発表では6155人ですが、現実の数はこの数字の10倍以上もいると推測いたします。
私たちも、いじめられたら誰か大人に相談することの大切さを訴えていますが、力不足を日々感じています。
「先生に相談しても無理」、「何もしてくれない」などと生徒に言われるようでは、教師失格であるといましめていただきたいと考えます。
教師には子供たちの救いを求める声に真摯に耳を傾け、いじめに正面から向き合っていただきたいのです。
いじめから子供を守ろう! ネットワーク

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品川区小中一貫校、中1男子自殺
校長「いじめが原因で自殺した可能性が高い」
【東京都品川区】 東京都品川区の区立中学一年の男子生徒(12)が二十六日に自宅マンションで首をつって自殺していたことが、警視庁などへの取材で分かった。
校長は二十八日記者会見し、自殺した生徒が複数の生徒から「ばか」、「消えろ」などの暴言を受け、暴力があったとの情報もあると明かし、「生徒へのいじめがあった。いじめが原因で自殺した可能性が高い」との見解を示した。
中学校は区教育委員会とともに、調査対策委員会を設置し、いじめの詳しい内容を調べている。
警視庁などによると、二十六日午後七時半ごろ、生徒が自室の二段ベッドで首をつっているのを、買い物から戻った母親(41)が見つけた。
そばに「さよなら」と書かれたメモがあった。生徒はこの日登校したがフットサルの部活は休み、午後四時に帰宅。母親は午後五時ごろ外出し、「変わった様子はなかった」と話しているという。生徒は両親と三人暮らしだった。
中学校によると、同校は小中一貫校で、生徒は中学から転入。入学後、欠席はなかった。四月下旬に教室内でシャープペンシルを紛失し、五月には二回、シャープペンシルを壊された。担任教諭は学級内で生徒全員に注意した。
自殺を受け、中学校が同級生約百九十人に記述式アンケートと個別面談を行ったところ、この生徒が「ばか」「消えろ」などの暴言を受けたり、無視されていたりした話が出たという。
【2012年9月29日 東京新聞朝刊】担任に何度も相談も
加害生徒の特定をせず 東京都品川区立中学校1年生の男子生徒(12)がマンション自室で首をつって自殺した問題で、男子生徒が今年4、5月にシャープペンシルを壊されたことなどを担任教諭に何度も相談していたが、学校側は加害生徒を特定するなどの個別指導をしていなかったことがわかった。
男子生徒はその後も「バカ」「消えろ」といった悪口を言われたり、無視されたりしたことが同級生らの証言で明らかになっている。シャーペンの問題について同校の校長は取材に対し、「指導を徹底して行えず反省している」と話し、対応が不適切だったと認めた。
学校関係者などによると、男子生徒は入学間もない4月にシャーペンがなくなり、5月には2度にわたり壊される被害を受けた。
生徒はいずれも担任教諭に相談したが、担任はクラス全体に注意を促すなど全体指導にとどめ、加害生徒を特定したり、ほかの同級生から話を聞いたりする個別指導をしていなかった。
同校には生徒の心のケアにあたるスクールカウンセラーが2人勤務しているが、カウンセラーによる相談も行っていなかった。
【2012年9月29日 読売新聞】「消えろ」、「バカ」 いじめを認定
教室で暴力、という証言も 東京都品川区の区立中学1年の男子生徒(12)が自殺した問題で、校長が28日夜に報道陣の取材に応じ、「いじめが自殺の原因になった可能性が高い」と述べた。
複数の加害生徒をほぼ特定しているという。
校長の説明によると、男子生徒は4月以降、シャープペンシルがなくなったり壊されたりしたとして、担任に何度か相談していた。自殺後の調査では、「消えろ」、「バカ」などと言われていたという複数の証言も得られたという。
暴行の有無については「調査中で答えられない」としつつも、そうした情報があることを認めた。
複数の生徒は朝日新聞の取材に対し、「教室で暴力を振るわれていた。相手は主に1人。多くて一度に3人ぐらい」、「昼休みに殴られていた」などと話している。
【2012年9月29日 朝日新聞】品川中1男子自殺:アンケートで回答しても
いじめと認知せず、都にいじめと報告せず 東京都品川区の区立中学一年の男子生徒(12)が自殺した問題で、生徒が七月にアンケートで「物を壊された」と答えた結果を、学校がいじめの認知件数に含めず、都に報告していなかったことが分かった。学校として問題が解決したと判断したためで、校長は二十九日、本紙の取材に「適切な対応ができなかったことは否定できない」と対応の甘さを認めた。
学校などによると、アンケートは、いじめに遭った大津市の中学生の自殺を受け、品川区教育委員会が区内の小中学校を対象に実施。
困っていることなどを記述や選択肢で聞いた。学校はアンケート結果から、いじめと疑わしい内容を含め四件について、区教委を通じて都に報告した。
男子生徒は「物を壊された」と書いたが、現状を選択肢で尋ねた設問には「解決しそう」と回答した。
学校は、生徒がアンケートに五月の件を書いたため、六月以降は壊されたことはないと判断。問題が解決したとして、報告しなかったという。
男子生徒は五月にシャープペンシルを二回壊されるなどし、担任教諭がクラス全員に注意。だが、壊した生徒は特定しなかった。男子生徒の自殺後、学校と区教委の調査委員会が同級生にアンケートや面談をし、複数の生徒から「ばか」「消えろ」などの暴言を受け、暴力があったとの情報も出ている。
【2012年9月29日 東京新聞夕刊】「ひどかった」 品川の中1自殺
いじめ現場を同級生が目撃 いじめを受けた東京都品川区立中1年の男子生徒(12)が自殺した問題で、同級生が29日、共同通信の取材に「9月上旬、男子生徒が休み時間に廊下で複数の生徒に殴られたり、蹴られたりしているのを見た」と証言した。
同級生によると、男子生徒は1学期にも複数の生徒から暴力を受けていたが、その際は「嫌がっているようではなく、じゃれているようにも見えた」という。
だが、夏休み明けの今月上旬の暴力は「一方的でひどかった」といい、いじめがエスカレートした可能性がある。
学校は暴力の状況を明らかにしていないが「事実関係をしっかり調査したい」とした。
【2012年9月30日 スポーツニッポン】.

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いじめから子供を守ろう!三河シンポジウム
~今、大人ができること~ ご報告9月8日(土)、豊田産業文化センター小ホール(愛知県豊田市)で開催された、「シンポジウム 今、大人ができること」を写真でご報告いたします。【写真】開場前、受付の準備完了です。【写真】司会が開会宣言
【写真】開会の挨拶は、「いじめから子供を守ろう! ネットワーク」西三河代表
【写真】井澤一明「いじめから子供を守ろう! ネットワーク」代表が講演
【写真】演題は、「子供の心と命を守るために」です。

【写真】第二部はパネルトーク
【写真】パネリストの皆さん
【写真】コーディネーターは井澤代表【写真】閉会の辞
ありがとうございました!!
あc
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裁判所が、金銭要求、暴力を認定しても
神戸市教委 いじめの存在認めず
「いじめの存在認めて」
当時小5の高校生が訴え【兵庫県神戸市】 神戸市立小学校で2006年に発覚したいじめ問題をめぐり、当時小学5年生だった被害者の男子高校生(18)が24日、両親とともに市教委幹部と面会し、いじめの存在を認めるよう求めた。
幹部は、「当時の指導体制の甘さは申し訳ないと思う」と謝罪したが、「いじめの有無は調査不足で判断できない」と従来の主張を繰り返した。
この問題では大阪高裁が09年、同級生らによる金銭要求や暴力の事実を認め、加害者側に慰謝料の支払いを命令。
ただ、市教委は、「我々は被害者、加害者双方から十分な聞き取りができなかった」として、今もいじめの存在を認めていない。
面会は、両親が市教委に要望し、今回初めて実現。男子生徒も、「一言謝罪を聞きたい」と同席した。
市役所の一室で林弘伸・市教委指導部長と向き合って座った男子生徒は、当時を、「生き地獄だった」と振り返り、「少なくとも僕は何度も学校に足を運んで聞き取りに答えた。なぜ、調査できなかったなどと言うのか」、「僕は生きているからいい。いじめで自殺した子はこんなことも言えない」と訴えた。
林部長は、「当初、学校から(いじめの事実が発覚したとする)報告を受けたが、その後の最終報告がなかった。報告がなければ判断しようがない」と反論。
発覚直後に学校が児童らに実施した聞き取り調査のメモやアンケート結果については、「手元に残っていない」、「廃棄したのかどうかはわからない」と説明。
「そもそも、こうした資料を学校から取り寄せていないので我々は直接見ていない」、と主張した。
ただ、「(十分な対応をしてくれなかった)当時の校長や担任の謝罪の言葉を聞きたい」という男子生徒の要望には、「その意向を伝えたい」と応じた。(宮武努)
【2012年9月25日 朝日新聞】

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女子上級生らが殴打 中1女子重傷
4人を家裁送致、1人を児童相談所に通告
【和歌山県紀の川市】 和歌山県紀の川市で3月、当時、市立中学1年の女子生徒(14)が上級生の少女から暴行を受け、鼻の骨を折る重傷を負っていたことがわかった。周囲で暴行の様子を動画で撮影した少女もいたといい、女子生徒の母親と弁護士は24日、記者会見を開き、「暴力や嫌がらせによるいじめの被害に遭っていた」と訴えた。
弁護士によると、女子生徒は3月1日の放課後、上級生から、態度が生意気などとして呼び出され、近くの駐車場で殴られた。別の4人の少女が取り囲んではやし立て、携帯電話で動画撮影したという。
女子生徒は同日、同県警に被害届を提出。上級生ら4人は7月末、傷害の非行事実で和歌山家裁に送致され、14歳未満の1人は児童相談所に通告された。
女子生徒は4月末~5月上旬にも上級生らからどなられるなど嫌がらせを受けたという。
母親は学校側に保護者説明会の開催を求めたことを明らかにし、「娘は精神的にぼろぼろになった。笑顔で通える学校にしてほしい」と語った。
中学校の校長は読売新聞の取材に「対応のまずかった点は反省し、被害者が安心して登校できるよう取り組みたい」と話した。
【2012年9月25日 読売新聞】【写真・共同通信】 記者会見する女子生徒の母親と代理人の弁護士ら
=24日午後、和歌山市
和歌山県知事「いじめ相談私にどうぞ」
窓口増やす狙い 和歌山県の仁坂吉伸知事は21日、県内の学校で起きているいじめの情報や相談をメールやファクスなどで直接受け付ける取り組みを始めた。相談窓口を増やし、いじめが深刻化する前に発見し、早期解決を図るのが狙い。
文部科学省の担当者は「首長がいじめの相を直接受け付ける例は聞いたことがない」と話している。
県政策審議課によると、子どもたちが学校や親に言いづらかったり、学校の対応に満足できなかったりするケースも考えられるとして、知事自らが発案した。
いじめの情報や相談は、すでに知事が直接要望を聴く窓口として設けている「県政ポスト」にメールやファクス、手紙などで送る。
届いた情報はすべて知事が目を通し、県教委や県警などと連携しながら対応する。仁坂知事は「いじめに苦しんでいる子どもや保護者らの声をしっかりと受け止めるために私が声を聞き、解決に全力を挙げたい」と話した。
メールの場合は県のホームページ
https://www.pref.wakayama.lg.jp/secure/teigen/teigen.html から、
ファクスは073・441・2020へ。
【2012年9月21日 朝日新聞】

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【写真】『13歳からの道徳教科書』(育鵬社)
■□いじめを風化させてはならない□■
皆様、こんにちは。
滋賀県大津のいじめ自殺事件では、「いじめ対策」に対する現状の問題点が浮き彫りにされました。
「いじめ」に関しては、マスコミが取り上げると話題にあがりますが、しばらくすると風化してしまうということが何年も繰り返されております。
今から26年前、東京都中野区の中学二年生の鹿川裕史君が自殺しました。いじめが原因です。これからご紹介するのは、当時の同級生が8年後に書いたものの抜粋です。
なぜ、8年後なのか。
彼は、この問題から逃げようとしていました。触れないようにしていました。それでもいつも心の中に苦しみがあったといいます。大学3年生の春頃になって、「自分のしたことを、そのまま認め、余計なことで自分を弁解するよりも、自分が考え、感じ、苦しんだことを、少しでも、いじめをなくす方向に役立てたい」と思うようになり、以下の証言を書いたといいます。
何度も同じことが繰り返される不幸の連鎖を断ち切り、いじめ対策を少しでも深化させる必要があると思います。
『三回忌の前後に、中学時代の友だち数人で、彼の家にお悔やみに行った。留守番をしていた小柄なおばあさんがたった一人、迎えてくれて、ぼくたちをこたつに招きいれた。
「あら、裕ちゃんのお友だち。よく来てくれたわね、コーヒー飲みなさい」と言って、「あなた方は何かスポーツをやっているの」と聞いた。
「ぼくはラグビーです」
「ぼくは剣道です」
「ぼくは少林寺拳法です」
「あなた方はいいわね。大きくていいわね。裕史は小さかったからね」
ぽつりぽつりと続く会話の中で、「この人はこんな悲しい目にあうために、七十年も八十年も生きてきたのか」という思いがした。悲しい表情も作らず、たんたんと話すおばあさんの姿は、ぼくにとって本当にショックだった。
そのときのショックがなければ、ぼくはあの事件からも、あの事件を考えることからも逃げて、まるで関係ない部外者のような顔をしていたと思う。
〈中略〉
(葬式ごっこについて)
たしか、裁判では、葬式ごっこはいじめと言うより、遊びだった、という一審判決が出たのではなかったか。自分もずっと、そう思っていたが、いまにして思えば、葬式ごっこは、鹿川がみんなにとっての自分の生命の軽さを感じ、自殺の前に踏みとどまる最後の支えであるべき一つを失った伏線だったと思う。
〈中略〉
人の命を支えることは、相手に共感をもって話を聞くだけでも、彼と楽しくやさしい思い出をたった一つ、つくるだけでも、可能になる。ほんの小さなことでも、人の生命を守ることができるのだ。そのことに気づいていれば、決して彼を殺すことはなかった。』
『13歳からの道徳教科書』(育鵬社)より
「いじめ」という事実は,被害者を苦しめるばかりかその家族を深い悲しみに陥れます。
そして、傍観者、加害者もずっと苦しみ続けることになります。それを伝えることができるのは「大人」です。いじめはいけないということを教えるのは大人の義務です。
そして、「いじめを止める」ことができるのは現場の教師です。
「いじめは悪」だというあたり前の正義をしっかりと子供たちに伝えることを社会全体で真剣に考えていきたいと思います。それが子供たちを現在の苦しみから救い、そして子供たちの未来を守ることになると考えます。大人の真剣さはきっと子供たちに通じるはずです。
担当:小野田真里子(教育事業経営・3児の母)

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「いじめ」を解決するために 「いじめ」解決に効果的な方法を最近のニュースから抜き出しててみました。◆証拠収集-いじめの様子を録音 いじめ加害者の多くは「いじめなどしていない」と事実を否定します。しかし、いじめの様子をICレコーダーなどで「録音」することで事実を明らかにすることができます。千葉・松戸の中1けが、生徒11人関与
市教委、いじめ日常化認める 【千葉県松戸市】 千葉県松戸市の中学1年の男子生徒がいじめでけがをした問題で、教育長らが12日に記者会見し、同級生ら11人がいじめに関与していたことを認めた。いじめは1学期の教室で日常化していたが、学校側は、夏休みに外部から情報提供を受けるまで把握できなかった。
市教委によると、男子生徒へのいじめは、5月上旬から1学期が終わる7月20日まで続いた。シャープペンシルの芯で背中をつつく▽足を踏む▽糸くずを背中につける▽下品な言葉を何度も言わせる――などの行為が繰り返されたという。
被害生徒側はこのうち、5月に右足の爪の下を内出血したけがについて、同級生に踏まれたのが原因として11日、松戸署に傷害容疑で被害届を提出した。
いじめに関与したとされるのは、いずれも中学1年の男子生徒11人。7人は同じクラス、4人は別のクラスで、数人ずつのグループからそれぞれいじめを受けていたという。
被害生徒側は「釣りの毛針で刺された」とも訴えている。学校の調査では、同級生らが針を持って刺すふりをしたことは複数の生徒が目撃。だが、刺したことまでは確認できず、なお事実関係を調査中という。 ◇学校側「証拠」のUSB受け把握 「(被害生徒や家族らに)多大なご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます」。市教委の山根恭平教育長は会見で校長らとともに頭を下げ、陳謝した。
「学校がいじめを把握しているか、調べてほしい」。市教委によると、夏休み中の7月25日、被害生徒の保護者の知人から、そんな情報提供が市教委に入った。すぐにベテランの担任教諭らから聞き取ったが確認できなかったという。
さらに学校側が、いじめへの関与が疑われる生徒から聞き取りしたが否定された。クラス全員を対象に本格調査に乗り出したのは8月4日。前日に情報提供者から、いじめの様子を録音したとされる「証拠」のUSBメモリーが寄せられてからだった。
録音の日付は7月18、20日。被害生徒が教室内とみられる場所で同級生らから促され、「人が嫌がること」を言わされている声などが記録されていたという。これを受け、同級生ら11人が関与を認めた。
学校側は臨時保護者会や全校集会で経緯を説明。だが、始業式の9月3日、被害生徒の父親から「問題の解決が図られていない。欠席させる」と連絡があり、生徒は2学期になって登校していないという。
山根教育長は「担任の教諭は指導力はあるが、気づかなかったのはまずかった」と悔やんだ。
【2012年9月13日 朝日新聞】【写真】いじめの経緯を説明する山根恭平教育長(右から2人目)ら=松戸市教委◆学校以外の外部機関へ救済を求める 学校でいじめ解決が困難な場合は、教育委員会、その他、警察、法務局、弁護士会、マスコミなど、学校以外の機関に救済を求めることが効果的です。次のニュースは日本弁護士連合会(日弁連)に人権救済の申し立てをした事案です。盛岡の中学校に日弁連勧告
「いじめ対策怠った」 【岩手県盛岡市】 盛岡市内の中学校で2009年、運動部の部活動中に上級生から暴行された2年生の男子生徒(当時)が不登校状態に陥ったいじめがあり、保護者から人権救済の申し立てを受けた日弁連(山岸憲司会長)が、学校側が対策を怠ったとして同校に事件の再発防止を求める勧告を出していたことが20日、分かった。
勧告は8月28日付。勧告書や男子生徒の保護者によると、09年5月13日、部活動中に男子生徒の練習態度を誤解して腹を立てた3年生部員が道具置き場で、首を絞める暴行を加えて首の筋肉を損傷させ、治療と経過観察に約半年間かかるけがを負わせたという。男子生徒は既に卒業し、現在は県内の高校に通っている。
男子生徒の通っていた中学校は岩手日報社の取材に対し、事実関係を認めつつも「当時はいじめという認識はなく、一回性の傷害事件と捉えていた」と釈明。今回の勧告を受け校長は「校内で起きたことにより不登校になったことは遺憾。勧告を真摯(しんし)に受け止め二度と起きないよう対策を講じたい」と話した。
勧告は法的拘束力こそないが、弁護士会の調査に基づく法的判断として影響力を持つとされる。申し立ては刑務所内の処遇改善を求めるケースが多く、いじめに関連した勧告は異例。
【2012年9月21日 岩手日報】

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続報:私立一貫校いじめ事件【東京都清瀬市】
いじめを訴え続けると
「そういう態度だと進級できない」
さらに、「警察などに通報しない」
「ボイスレコーダーで発言を録音しない」
高校進級面接で告知。 告知文書を送付。 都内の私立中高一貫校で、中学時代に同級生からいじめを受けたとして、警視庁に被害届を出した高校1年の男子生徒(15)が、進級面接で学校側から相談なく警察に通報しないよう求められたことが18日、分かった。
男子生徒は進級の条件として口止めされたと理解し口外しなかった。だが、高校に進級後もいじめが続き、改善は不可能だと判断し、8月に警視庁に暴行容疑で被害届を出した。
男子生徒の母親によると、母親と男子生徒は1月下旬に行われた進級面接で、校長から「(学則を守るなど)誓約書に書かれている事項をふまえて、具体的に守ってもらいたいことがある」と告げられたという。
その際、校長から「生徒にボイスレコーダーを持たせ、校内の人の発言を録音しない」、「学校で解決されるべき問題について、学校に相談することなく、警察などへ通報しない」など4項目について守るよう求められた。その後、学校側は、校長が求めた4項目を文書にし、男子生徒側に郵送した。
男子生徒は、中学1年生の頃から、同級生らに更衣室やトイレで暴行を受けるなどのいじめに遭っており、その都度、学校側に相談していたが、解決することはなかった。
いじめを訴え続けたことで昨年9月頃から、学校側が「そういう態度だと進級できない」などと進路への影響を言及していた。
そのため、進級面接の際、学校側が求めた4項目について、男子生徒の母親は「進級を条件に『口止め』を要求されたと理解した」と話す。
だが、進級後もいじめが続き、被害届を提出。受理されたのは、中学3年生だった昨年10月、体育祭で同級生から首を絞められたり、腕を殴られたりするいじめに遭ったとする内容。
校長は、読売新聞の取材に対し「確かに学校との協力関係を崩すようなことはしないでほしいという内容の文書は送ったが、進級の条件ではない。『警察に言うな』というのではなく『事前に学校に相談してほしい』という意味だった」と説明した。
この中高一貫校では、中学2年生の男子生徒(13)が同級生からのいじめに遭ったとして、8月から9月にかけ、4件の被害届を警視庁に提出している。
【2012年9月19日 読売新聞】私立一貫校いじめ事件:被害届4件目
中2男子、暴行容疑で 【東京都清瀬市】 以前の通学先だった多摩地域の私立中学校の同級生からいじめを受けたとして、東村山署に計3件の被害届を提出した埼玉県在住の中学2年の男子生徒(13)と母親が、首を絞められる暴行も受けていたとして、暴行容疑で4件目の被害届を提出したことが分かった。14日に提出して受理され、同署が経緯を調べる。
母親によると、男子生徒は昨年12月上旬、校内の廊下で同級生の男子生徒からすれ違いざまに無言で首を絞められた。1分程度絞められ、抵抗できなかったという。
被害者の生徒は今年1月、同じ生徒から頭をコンクリートの廊下に打ち付けられて意識を失い、肋骨(ろっこつ)骨折などで救急搬送された。同署はこの件で男子生徒を児童相談所に通告している。【平林由梨】
【2012年9月19日 毎日新聞】

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高2男子、いじめ自殺か
同級生から「虫」、「菌」
【兵庫県7川西市】 兵庫県川西市の県立高校2年の男子生徒(17)が今月2日に自殺し、その後の高校の調査で男子生徒が複数の生徒からいじめを受けていたことが16日、分かった。
高校によると、男子生徒は2日、市内の自宅で首をつって自殺。遺書はなかった。3日に校長らが「学校生活に問題はなかった」と両親に説明したが、4日の葬儀に参加した同級生が男子生徒に宛てた追悼の手紙の中にいじめをうかがわせる文言があり、5日に両親が学校に連絡した。いじめがあったという別の情報も校長に寄せられていた。
学校側は、5日から男子生徒のクラスを中心に聞き取り調査を開始し、6日には2学年全員に記述式のアンケートを行った。その結果、男子生徒が今春以降、複数の生徒から「虫」「菌」と呼ばれたり、椅子の上に蛾(が)の死骸が置かれたりするいじめを受けていたことが分かった。
【2012年9月16日 時事通信】 自殺前、担任にいじめ情報
遺族には「何もないです」 兵庫県川西市の県立高校2年生の男子生徒(17)が今月2日に自宅で自殺し、学校でいじめを受けていたことがわかった問題で、自殺の約3カ月前、別の生徒が男子生徒へのいじめをうかがわせる行為を目撃し、担任教諭に伝えていたことが遺族の話でわかった。同校は「いじめとの認識はしていなかった」としている。
男子生徒の遺族によると、同級生らが男子生徒あてに書いた追悼の手紙にいじめをうかがわせる記述があり、学校に確認すると、6月、男子生徒の机が教室の隅に勝手に移動させられているのを別の生徒が見て担任に伝えたと知らされたという。担任は学年主任と相談し、机を動かした生徒を指導したが、男子生徒からは話を聞かなかった。校長は取材に対し、「本人からの訴えではなかったので、机が移動されたと知らなかったら、話すことで傷つける恐れがあると考えた。いじめとは思わなかった」としている。
自殺の翌日に男子生徒宅を訪れた校長と学年主任、担任教諭は、遺族から「学校で何かあったのか」と問われ、「何もないです」と答えていた。
【2012年9月17日 朝日新聞】「不慮の事故と説明したい」
学校側、遺族に打診 兵庫県川西市の自宅で今月2日に自殺した県立高校2年の男子生徒(17)がいじめを受けていた問題で、学校側が自殺翌日、遺族に「不慮の事故と生徒に説明したい」と打診していたことがわかった。遺族が拒んだため、学校は始業式があった3日に開いた学年集会で生徒らに「自ら命を絶った」と説明した。
男子生徒の両親によると、校長から3日昼ごろ、「自殺と説明すれば第2、第3の(連鎖)自殺が出る恐れがある。自殺ではなく、不慮の事故にしたい」と電話で連絡があった。
遺族は「同じことを繰り返さないためにも、きちんと説明すべきだ」と断った。その後、学年集会は開かれたという。
高校は17日、生徒の自殺後初めて記者会見を同校で開いた。
会見で校長は「高校生は心に影響を受けやすい年頃なので、できるだけおだやかな表現にしたかった。問題を小さく見せる意図はなかった」と説明した。
【2012年9月18日 朝日新聞】【写真・共同通信】記者会見する、自殺した男子生徒が通っていた県立高校の関係者=17日午後、兵庫県川西市両親がいじめアンケ開示請求へ 兵庫県川西市の自宅で今月2日に自殺した県立高2年の男子生徒(17)が同級生3人にいじめを受けていた問題で、男子生徒の両親が、自殺を受けて学校が2年生を対象に実施したアンケートや聞き取り結果の開示を求め、県教委に情報公開請求することを決めた。18日午後に請求書を郵送する。
両親によると、学校が6日に2年生全約270人にアンケートを実施したことを受け、結果の提供を求めたが、校長は10日に両親宅を訪れた際、「記名式で個人情報が掲載されている」と拒否。その後も提供を求めたところ、校長らは11日にアンケート結果を口頭で伝えてきたが、「筆跡などで個人が特定できてしまう」として、閲覧は拒んでいるという。
両親は「学校が都合の悪い情報を隠しているのではと勘繰りたくなる。私たちは真実を知りたい」と話している。
◆緊急全校集会、校長が謝罪
男子生徒が通っていた県立高校では18日午前、体育館に1~3年生約800人を集めて緊急の全校集会が開かれた。校長が、男子生徒の自殺とその後の対応について経緯を説明し、「調査で負担をかけた。興味本位のうわさが流れるなど、心に深い傷を負わせて申し訳なかった」と謝罪。生徒らは静かに聞いていたという。
校長らによると、「亡くなった生徒のことを考えるとつらい」、「自殺を防ぐために自分に何かできたのでは」と悩み、学校を数日欠席したり、カウンセラーへの相談を希望したりする生徒がいるという。
学校は、いじめに気付けなかったことを重く受け止め、▽教諭が生徒を観察する力や生徒から話を聞き出す力を養う研修▽生徒の悩み相談に応じている学校外の相談機関の紹介――などの対策を検討している。
◆「事故」持ちかけ県教育長が批判
自殺した男子生徒が通っていた県立高校の校長が、男子生徒の死について両親に「学年集会で不慮の事故と説明させてもらえないか」と持ち掛けていたことを巡り、兵庫県教委の大西孝教育長は18日の県議会文教委員会で見解を尋ねられ、「(生徒の自殺を)事実としてきちんと報告すべきだ」と校長の対応を批判した。
「校長は保身のために言ったのではないか」と追及されると、大西教育長は「いじめを隠す思いが見えてくる。そうとられても仕方ない」と述べた。
【2012年9月18日 読売新聞】生徒ら50人から聞き取り
【兵庫県警】 いじめを受けていた兵庫県川西市の県立高2年の男子生徒(17)が自殺した問題で、兵庫県警が同じクラスの生徒ら計約50人から任意で聞き取りをしていたことが捜査関係者への取材で分かった。男子生徒に対する暴力や金品などの要求は確認されていないという。
捜査関係者などによると、聞き取りをしたのは同じクラスの生徒全員と同じ中学出身の同級生ら。いじめに関わったとされる生徒3人も含まれていた。
県警の捜査員がいじめの有無や内容、目撃者の有無などを確認した。自殺した生徒が死んだ虫を食べさせられようとして、口を真一文字にして嫌がる様子を見た、という証言もあったという。
また、生徒の携帯電話は、父母の電話番号だけを残して通話やメールの履歴が消去されており、県警が復元作業を進めている。
【2012年9月18日 毎日新聞】

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続報:根性焼きは「いじめ」
学校認め、生徒側に謝罪
【宮城県仙台市】 仙台市内の私立高2年の男子生徒(16)が同級生らからいじめを受けたと訴えている問題で、たばこの火を左腕に22回押し付けられたとされる「根性焼き」について学校側がいじめと認め、生徒側に謝罪していたことが17日、生徒側への取材で分かった。
保護者によると、15日夜、教頭ら2人が生徒の自宅を訪れ、同校の再調査委員会の結果を伝えた。
同級生男子=自主退学=から5月に受けたとされる根性焼きについて「合意があったかどうかは分からないが、22個も付けるのは常識では考えられない」と、いじめと認めた理由を説明した。
根性焼きについて、学校側は当初、「両者の合意があったようだ」などの理由でいじめと認めていなかった。
学校側は「根性焼きの痕が他の生徒に動揺を与える」と被害生徒に自主退学を勧め、受け入れない場合は退学処分にする方針を示していたが、その対応を「十分な検討をせず、軽率だった」と謝罪。退学処分を取り消す方針も伝えた。
生徒は現在、登校を見合わせ、自宅学習をしている。母親は「時間がかかったが、主張が受け入れられ、ほっとした」と話し、男子生徒は「形だけの謝罪にも思えるが、認められて少し安心した」と述べた。
生徒側は8月6日、県警に被害届を出した。根性焼きをしたとされる元生徒の弁護人は同月20日、「根性焼きは無理やりしたものではない」とする意見書を公開し、県警に郵送した。
【2012年9月18日 河北新報】

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◇事務長メッセージ◇
◆いじめ問題と子育て
(発達障害の基礎知識と対応のあり方)◆今回は、学習障害への対応についてご紹介してまいります。
まずは、それぞれの症状に対する対応について考えていきたいと思います。
1.話すことが困難
大事なことは、子供が話した言葉に対して、それが間違っていても否定しないことです。
間違いを正すのではなく、文を補ってあげて、正しくなるように導いてあげることです。
やはり子供は自分が話したことを否定されると、自分の思いを伝えられなくなってしまい、よけいにストレスがたまってしまいます。そうなると、話すことに対して、否定的になり、話すことが嫌いになってしまいます。
焦らず、ゆっくり少しずつ教えていく心積もりが大切です。
2.聞くことが困難
聞いている言葉を補うために、絵や写真などを使ってわかりやすくしてあげる工夫が必要です。
文字などで補うことも方法の一つです。
また、出来るだけ聞こえやすいように、近くで話してあげるとか、周りの環境を静かにするなどがあげられます。
3.読むことが困難
まずは、読むことに関心を持たせることが大事になります。
子供が関心を持ちそうな本を探し出し、興味を持ってもらえるように与えることです。
読みづらいようであれば、文字を拡大コピーしてあげることも方法の一つです。
また、指を指しながら読む方法も教えてあげるといいようです。
工夫をして、読むことが楽しくなるようにしてあげることが大切です。
4.書くことが困難
できるだけ大きなマス目のノートを与えましょう。
書くことについては慣れも必要です。ですから、最初は少しぐらいはみ出しても決して怒らないことです。
そして、間違っていてもいいですから、とにかく書かせることが大事になります。
5.計算が困難
計算の手順を、わかりやすい絵にしてみたり、数字の量をグラフにしてみたりして、理解できる工夫をしてあげることです。
そして、その数字や計算の意味を、正しく教えてあげてください。
また、電卓を使って、補ってあげることも構わないと思います。
6.運動面が困難
ラジオ体操などの、比較的簡単な全身運動から始めていくのがいいようです。
手や指をうまく使えない子供に対しては、子供が面白がるような遊びを取り入れるのもいいでしょう。
たとえば、両手でじゃんけんをしたり、楽器を弾いたりして、手や指を動かすことが楽しくなるように工夫してください。出来れば、毎日できるものがあるといいと思います。
7.行動面が困難
忘れ物をしがちな子の場合には、子供に準備をさせた後で、親が点検します。そこで、何度も同じものを忘れていた場合には、置き場所を考えたり、何か連想させるものを用意したりして、その対策を考えていかないといけません。
集中しにくい子供の場合は、周りが協力して集中できる環境を作っていく必要があります。
学校では、窓際の外が見える席ではなくて、一番前の席にしてもらうとか、家でお手伝いとか頼むときは、注意をそらすようなものを目につくところに置かないようにする、といった工夫が必要です。
8.社会面が困難
他の子供達とコミュニケーションがうまくいかず、衝動的な行動を起こしてしまった場合は、その場でいきなり叱るのではなく、その子の気持ちが落ち着いてから話した方がいいでしょう。
相手の子をたたいてしまったような場合は、たたくという方法以外の選択肢を示して、次からはたたかないように指導してあげることです。
それから、相手の気持ちを想像することが困難な場合があります。これも、その都度、こういうことをされると相手の子はこう感じるんだよと、わかりやすく教えてあげることが大切です。
何かトラブルがあればそのたびに、ちゃんと向き合ってひとつずつ解決することがとても大切になってきます。
以上は、それぞれの症例に対する対応方法のほんの一例にすぎません。
それぞれの症状、子供の個性、そういう中から、子供にあった対応方法を見つけていって欲しいと思います。
いずれにしても、根気のいる対応になると思います。
しかし、子供もその中からやはり学び成長していきます。
その成長を信じて、子供とともに取り組んでいっていただきたいと思います。
今回は、学習障害の個々の症状に対する対応について考えてまいりました。
次回は、学習障害について、家庭での考え方、ご近所など周りの方々との関係、学校や先生との関係などを考えていきたいと思います。
いじめから子供を守ろう!ネットワーク
事務長 丸山秀和

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STOP! いじめ自殺
9月15日(土)、札幌市でシンポジウム開催
義家弘介氏が基調講演!! 9月15日(土)、義家弘介先生(
参議院議員、元教育再生会議担当室 室長、ヤンキー先生)をお招きして、札幌市でシンポジウムを開催します。
札幌市では、本年9月5日、吹奏楽部所属の中1男子生徒が、自宅マンションの7階から飛び降り自殺。生徒手帳には、「いじめられていて死にたい」、「悲しまないでください」、「もう無理だ」等、書かれていました。
このような札幌で、シンポジウムを開催します。
STOP! いじめ自殺。 いじめを止めるにはどうしたらよいのか?
義家弘介先生は、いじめ撲滅に命を捧げると言っておられます。
義家先生の情熱あふれる講演を、会場で是非、直接にお聴きください。
北海道教育委員会、札幌市教育委員会から、後援をいただきました。
どなたでもご参加いただけます。事前予約は不要です。当日、直接会場にお越しください。多くの方々のご来場をお待ちしております。
☆いじめから子供を守ろう! 札幌シンポジウム☆
いじめを撲滅するにはどうしたらいいの?
~大津いじめ事件からいじめの原因を考える~日時:9月15日(土)13時30分~16時 (開場12時30分)
会場:かでる2.7ホール(住所:札幌市中央区北2条西7)基調講演:義家弘介氏(参議院議員、元教育再生会議担当室 室長、ヤンキー先生
「大津いじめ事件から考えるべきこと!」
パネルトーク:義家弘介氏、千葉孝司氏(中学校教諭)、井澤一明(いじめから子供を守ろう!ネットワーク代表)ほか後援:北海道教育委員会、札幌市教育委員会
入場料:500円 (学生・子供:無料)どなたでもご参加いただけます!
事前予約は不要です。
お誘い合わせてご来場ください!
主催:「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」北海道

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いじめ把握 「不十分」
文科省調査、認知7万231件
昨年度9.5%減
【文科省・問題行動調査】 文部科学省は11日、2011年度に全国の小中高校などがいじめを認知した件数の調査結果を発表した。件数は7万231件で、現行の調査方式になった06年度以降で最少だが、同省は「実態把握が不十分になっている可能性がある」と認める。大津市の中2自殺などが社会問題化するなか、いじめの早期把握などの取り組みを強化する方針だ。
◆件数、地域差大きく
文科省が11日に発表した問題行動調査の結果によると、前年度の7万7630件から9.5%減った。うち小学校は3万3124件、中学校は3万749件、高校は6020件、特別支援学校は338件だった。
子供1千人当たりの認知件数は全国平均で5.0件。都道府県別に見ると、地域差は大きい。
熊本が最多の32.9件で、大分が18.3件、岐阜が12.2件と続く。一方、最少は佐賀で0.6件、次は福島の0.8件だった。熊本と佐賀の間には54倍の開きがある。
調査のベースは、各学校の報告を市町村教委、都道府県教委が集計して文科省に上げてきた数字。いじめを認知し、件数にカウントする判断は現場に委ねられている。文科省は「いじめ把握のために児童・生徒を対象に行うアンケートの回数にも地域差がある。把握が不十分な地域もあるのではないか」と指摘する。
同省の認知件数の調査が始まったのは1985年度。東京都中野区の公立中2年の男子が「葬式ごっこ」などの嫌がらせを受けて自殺し、社会問題化したのがきっかけだった。
当初のいじめの定義は「自分より弱い者に一方的に身体的・心理的な攻撃を継続的に加え、相手が深刻な苦痛を感じているもの」。85年度に15万件を超えた件数は翌年度に5万件に急減し、その後も減少の一途をたどった。
94年には愛知県で中2男子が自殺し、いじめを把握できなかった学校に批判が集中。同省は94年度から定義に「いじめられた児童生徒の立場に立って判断する」を追加し、件数は跳ね上がったが、やはり年ごとに件数は減っていった。
05~06年に北海道滝川市などで小中学生の自殺が相次ぎ、06年度からは「児童生徒が心理的・物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」と被害者の視点で捉えるよう改められた。それでも、いったん急増した件数が年を追って減少する傾向は変わっていない。
文科省の担当者は「定義を変えて間もない段階で急激に件数が減るというのは考えづらい」と指摘。学校や教育委員会によって実態把握への意識に差があり、時間がたつにつれて危機感も薄れていくことが原因との見方を示している。
同省は大津市の問題を受けて全国で緊急の実態調査を実施中。今年4月以降に把握したいじめの件数を9月末にも公表する予定だ。
【2012年9月12日 日本経済新聞】児童生徒の自殺
200人台 25年ぶり
「いじめ原因」4人 平成23年度に全国の小中高校から報告があった児童生徒の自殺者数は前年度より44人増加し、200人となったことが11日、文部科学省の問題行動調査で分かった。平成に入って以降は100人台で推移しており、200人以上となるのは25年ぶり。ただ、いじめが原因とみられるのは前年度と同じ4人だった。
一方、いじめの認知件数は約7万件で前年度より約7千件減少。現行の調査方法となった18年度以降、最も少なくなった。
児童生徒の自殺者数は、高校で前年度より45人も増加し、157人。小学校でも3人増え4人、中学校では4人減って39人だった。
自殺した児童生徒が置かれていた状況は、最も多かった「不明」(58%)を除くと、「父母の叱責」(12%)、「進路問題」(10%)などが多かった。「いじめの問題」は、昨年10月の大津市の中2男子を含め中学校で4人だった。
文科省は、高校で大幅に増加した理由について「背景が『不明』という回答が半数以上で分析できない。今後は背景調査の徹底を求め、効果的な対策を取っていきたい」としている。
警察庁の統計では、集計時期が異なるものの23年に自殺した小中高生は353人と開きがある。
同省によると、事故死にしてほしいと望む遺族に配慮するケースなどがあるためという。
一方、いじめの認知件数は7万231件で、前年度より7399件減少した。
いじめ認知に有効とされるアンケート実施率が前年度よりやや低下したほか、都道府県別で児童・生徒1千人当たりの件数は、最大54倍の開きもあったことから、文科省は「いじめの認知が不十分な地域があるのではないか」とした。
都道府県別では熊本が32・9件で最多。最少は佐賀で0・6件だった。
【2012年9月12日 産経新聞】小学生の暴力 過去最多7175件
ネットいじめ 割合増 問題行動調査 文部科学省が11日に発表した問題行動調査で、小学生の暴力行為は前年度比83件増の7175件で過去最多となった。現在の方法で調査を始めた平成18年度は3803件で、5年間で1・8倍に。専門家からは「子供の成長が早くなり、小さい時期から問題行動が見られるようになったのではないか」との指摘も出ている。
内訳は子供同士の暴力が4498件、器物損壊1381件、教員への暴力が1132件など。大半は学校内で起きた。加害児童数は前年度比168人増の6799人。うち、警察による補導や児童自立支援施設への入所などの措置を受けたのは159人だった。
学校側の対応は、被害者に謝罪するよう指導する、ルールを守るよう教えるといったケースが多かった。
中学生の暴力行為は前年度比3705件減の3万9282件。高校生は784件減の9442件だった。
一方、大津市の中2男子自殺を受け、今回の調査で注目されたいじめ。把握した学校は38・0%で、3・3ポイント減。小学校が3万3124件、中学3万749件、高校6020件、特別支援学校338件だった。
内容(複数回答)は「冷やかしや悪口」の65・9%、「軽くぶつかる、たたかれる」22・3%、「仲間外れ、無視」19・7%が多かった。
「パソコンや携帯電話で誹謗(ひぼう)中傷や嫌なことをされる」といういわゆるネットいじめは2992件で59件減少したが、認知件数全体に占める割合は4・3%で0・4ポイント増加した。
相談相手は、学級担任が69・5%で最も多く、保護者や家族(31・4%)、担任以外の教職員(14・7、%)友人(9・7%)と続いた。「誰にも相談していない」も8・8%いた。
【2012年9月12日 産経新聞】

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続報:札幌中1自殺
全校アンケート(記名式)、
「いじめではない」と判断 【札幌市教育委員会】 札幌市白石区で5日朝、中学1年の男子生徒(12)が、「いじめられていて死にたい」との書き置きを残して自宅マンションから飛び降りて死亡した問題で、札幌市教育委員会は6日、男子生徒の死亡後に中学校で実施した全校アンケートでは、いじめを疑わせる内容の回答はなかったと発表した。
ただ遺族からは調査を継続するよう要請されており、市教委は外部有識者を加えた調査検討委員会を設け、北海道警とも連携して原因究明を進める。
市教委によると、アンケートは5日午後、全校生徒約600人を対象に、記名式で行われた。
学校は同日、亡くなった男子生徒と親しい85人の生徒にも聞き取り調査を行い、6日も12人の生徒から事情を聞いた。
「委員会活動で、男子生徒の呼び掛けに応じない生徒がいた」、「体育の授業でミスをして『何やってんだ』と言われていた」とする回答があったものの、市教委では、「日常の中の一つであり、前後の関係を見た時に、いじめではないと判断した」とした。
6日夕、同市内で記者会見した北原敬文教育長は、「今回のアンケートと聞き取りで十分だとは思っていない。検討委の意見を踏まえ、別の観点から再調査することもあり得る」と述べた。
また市教委は、道警から生徒に対する聞き取り調査を行うことの打診を受けたことを明らかにした。北原教育長は、「保護者の了解を得るなどの条件がととのえば協力したい」として、道警との連携に前向きな姿勢を示した。
【2012年9月7日 読売新聞】「いじめ」自殺の中1、家族に言葉
「悲しまないでください」 「いじめられていて死にたい」と生徒手帳に書き残し、飛び降り自殺した札幌市の中学1年の男子生徒(12)が、手帳の同じページで家族に宛て、「ごめんなさい。悲しまないで」などと記していたことが7日、関係者の話で分かった。生徒手帳は自殺現場で見つかった。
男子生徒は、母親と兄、妹に向けて、「悲しまないでください」、「頑張れよ」、「プレゼントをありがとう」、「生まれ変わったらまた会いましょう」とつづっていた。
「もう無理だ」、「8階から飛び降ります」とも記し、最後に「バイバイ」と結んでいた。実際には5日朝、自宅マンション7階から飛び降りた。
7日午前には、札幌市白石区で男子生徒の告別式が営まれた。
【2012年9月8日 スポーツニッポン】

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いじめ苦? 中1自殺
校長ら会見 全生徒にいじめ調査
生徒手帳に 「いじめられていて死にたい」
【北海道札幌市】 札幌市教育委員会は5日、同市白石区の市立柏丘中学校(生徒数608人)の1年生の男子生徒(12)が同日朝、自宅マンションから転落して死亡したと発表した。北海道警は飛び降り自殺とみている。市教委によると、いじめを受けていたことを示すようなメモが見つかったという。
市教委関係者によると、生徒手帳に、「いじめられていて、死にたい」、「死んだらどうなるか知りたい」といった走り書きが残されていたという。家族宛てとみられる言葉もあったという。
市教委によると、男子生徒は5日朝、制服姿で自宅を出た。これまで授業や部活動を休んだことはなく、委員会活動も積極的だった。真面目で正義感が強かったという。
学校はいじめがあったという認識はなかった、としている。
柏丘中は5月に全校生徒を対象にいじめに関するアンケートをしたが、男子生徒に関していじめがあったという回答はなかった。
同校は5日、全校生徒に男子生徒が死亡したことを伝えた。遺族の要望を受け、全校生徒に男子生徒のことで気になったことや、最近変わったことがなかったかなどを尋ねるアンケートを実施。親しい生徒約85人からの聞き取りもした。【写真】記者会見をする坪内伸樹・柏丘中校長(右)や池上修次・市教委指導担当部長(中央)ら=札幌市中央区◆保護者・担任 認識なし
札幌市立柏丘中1年の男子生徒(12)が5日、いじめをほのめかすメモを残して自殺した問題で、市教育委員会と校長は同日夜に緊急記者会見を開き、「遺族の意向を最大限尊重しながら対応する」と語った。ただ、保護者も担任教諭も、男子生徒がいじめを受けていたという認識はなかったとしている。
会見したのは、坪内伸樹校長、市教委の池上修次・指導担当部長ら。
発表によると、男子生徒は5日午前7時25分ごろ、自宅マンション前で倒れているのが見つかり、病院に運ばれたが、午前8時ごろに死亡が確認された。
生徒手帳に「いじめられていて、死にたい」、「死んだらどうなるか知りたい」と走り書きが残されていたが、実名はなかった。担任はベテランの男性で、生徒をよく把握していたという。
「何があったのか知りたい」という遺族の要望を受け、学校が全校生徒に記名式でアンケートを実施。男子生徒が所属する部活動や同学年の生徒を中心に85人の生徒に聞き取りもした。内容が把握でき次第、遺族らに知らせる方針だ。
一方、5月31日に実施した学校独自のいじめに関するアンケートでは、自殺した男子生徒とは別の1年生10人がいじめられたことがあると答えていたという。
男子生徒が亡くなったことについて、学校では坪内校長が校内放送で全校生徒に伝えた。生徒の動揺を考え、スクールカウンセラーの重点的な配置などを検討する。
学校は、大津市の中2自殺問題を受け、いじめには従来より気を配っていた。坪内校長は「大変痛ましいことで、ご遺族の意向を最大限尊重しながら対応していきたい」と述べた。
6日午後7時半から保護者会を開き、経緯を説明する。
札幌市内では2010年と11年にも、公立中の生徒が飛び降り自殺しており、市教委は「対応が十分でなかった。二度とあってはならないという原点に立ち返って対策、対応をきちっとしていきたい」と語った。
6日には臨時の市教育委員会会議を開き、今後の対応を協議する。
【2012年9月6日 朝日新聞】札幌中学生自殺
教委“いじめ確認至らず” 札幌市の中学1年生の男子生徒の自殺を受けて、市の教育委員会は、臨時の会議を開いたあと、全校生徒へのアンケート調査などからは男子生徒がいじめを受けていたことを確認できるまでには至らなかったと発表しました。
5日、札幌市白石区で自殺した中学1年生の男子生徒の生徒手帳に「いじめられていて死にたい」などという書き込みがあったことから、札幌市教育委員会は、6日午後5時から山中善夫委員長や北原敬文教育長などが集まり、臨時の会議を開きました。
会議は冒頭を除いて非公開で行われ、いじめの有無を把握するため、学校が全校生徒を対象に行ったアンケート調査や親しい生徒からの聞き取りの内容などを検討し、およそ1時間で終えました。
会議のあと記者会見した山中委員長は「現在までの調査では、男子生徒がいじめられていたと確認できるまでには至らなかった」と述べました。
そのうえで、遺族の意向や在校生へのケアを踏まえて、教育委員会や校長のほか外部の専門家などで自殺の原因を解明し、今後の自殺防止策を考える調査検討委員会を設けることを明らかにしました。
【2012年9月6日 NHKニュース】

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◇代表メッセージ◇
◆◇ 学校が変わった? ◇◆ 9月ですね。まだまだ暑い日が続きますが、先日、帰宅途中でコオロギの声が聞こえてきて、少々びっくりしました。秋は確実に来ています。
今年の夏休みは、大津のいじめ自殺事件の報道の影響が、私たちのところまで押し寄せてまいりました。
例年ですと、夏休みになると新規のいじめ相談は、ばったりと来なくなるのですが、今年は毎日毎日、新しいいじめ相談が舞い込んでまいりました。
さらにメディアからの取材の電話もほぼ毎日のように掛かってきています。そして新学期。まだ始まったばかりですが、いじめ相談がさらに増えています。
現在、大津のいじめ自殺事件の報道を受けて、いじめについて学校に相談しやすい状況が生まれています。また、私たちの所に相談してこられる方と話す中で学校の姿勢に変化が見られることがわかってまいりました。
あるお母さんは、学校が変わってしまったというとまどいを話されました。
「今度の事件が起きてから、学校が厳しくなったんです。うちの子が先日、軽い気持ちでクラスの子をからかったのですが、先生たちが4人も出てきて叱られました。今までこんなことなかったのですが。学校の対応が、いきなり変わってしまってとまどっています」
このような形で学校が毅然とした指導、規範意識の醸成に取り組んで行ってくれるなら、私たち保護者にとっても大変にありがたいことです。
但し、中には反対にとんでもない反応を示している学校も出てきています。
「うちの子は教師からのいじめで発達障害になりました。でも学校はそんなことなかったと担任をかばい続けています。教育委員会への報告書には、学校は保護者に謝罪して許しをもらったということになっていました。謝罪なんてしてもらっていないと教育委員会にも学校にも言いましたが、取り合ってもらえません。 アンケートの開示もしてくれません。」
徹底した隠蔽に入ろうとうごめいている学校が存在するのです。
さて、皆様のお近くの学校はいかがでしょうか。変化はありますか。
これから季節は文化祭、体育祭もあります。教師と顔を合わす機会も多くなることと思います。立ち話で結構ですので、「大津のいじめ事件マスコミ、すごかったですね。学校では何かしてますか?」と聞いてみて下さい。その先生の反応を見れば学校の姿勢がお分かりになることでしょう。
ぜひ、学校の姿勢をご自身の目で確かめて下さい。学校の姿勢を知っておくことで、トラブルが起きたときにどのように対応すべきかという方向性を決める判断材料になります。
いじめのない学校をつくるため大事なことは、学校に善悪を峻別する姿勢を持ってもらうことです。
何が悪で何が善か。その上で「悪」をのさばらせない。「悪」を叱ることです。
この姿勢は家庭でも大切にしていただきたいと存じます。
いじめから子供を守ろう! ネットワーク
代表・ 井澤 一明

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いじめ:米子の市立中3年女子
「いじめで心身症」
祖母と記者会見し訴え 【鳥取県米子市】 米子市に住む市立中3年の女子生徒(14)が31日、同市内で祖母(63)とともに記者会見し、1年から現在まで男子生徒数人からいじめを受け、ほとんど授業を受けられない状態などと訴えた。病院では「心身症」などと診断されたという。9月3日にも県警に被害届を提出する。
女性生徒によると、「死ね」、「ブス」などの暴言を吐かれたほか、座っている椅子を蹴られたり、げた箱に「死ね」などと書いた紙片が入れられたりした。
「チクったら5倍にして返す」とも脅され、1年の1月からたびたび不登校となり、2年の9月からは祖父母が交代で車で学校へ送迎し、現在も保健室で過ごすことが多いという。
1年生の時に内科で「自律神経失調症」、今年2月には心療内科で「心身症」と診断された。
女子生徒は「先生にはたびたび訴えたが、何もしてくれなかった。学校へは不信感しかない」と語った。
同市教委は「げた箱の紙片の件でいじめ5件があることは認識し、一生懸命に対応したつもりだった」と話している。
同市内では、8月10日に無職の女性(15)が市立中学校時代にいじめ5件を受け、「対人恐怖症になった」などと県警に被害届を提出したばかり。【小松原弘人】
【2012年9月1日 毎日新聞】【写真・共同通信】 記者会見でいじめ被害を訴える
女子生徒(右)と祖母=31日午後、鳥取県米子市役所

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いじめ防止条例制定へ
「子どもの権利侵害」と規定
【岐阜県可児市】 岐阜県可児市は31日までに、「子どものいじめ防止条例」を制定する方針を明らかにした。いじめを「子どもの権利侵害」と規定し、市と学校、保護者、市民などの責務を明記した内容で、9月議会に条例案を提出する。可決後、10月3日から施行する予定。
条例案は、いじめを「子どもが友人などから心理的、物理的な攻撃を受けたことで精神的な苦痛を感じている」状態と定義。
市と学校にいじめの防止と解決のための対策を講じることや、保護者には子どもにいじめは許されない行為だと理解させることなどを義務付けている。
罰則規定はなく、市が「いじめ防止委員会」を設置する規定も盛り込んだ。
【2012年8月31日 時事通信】いじめ防止条例制定へ
学校の責務明確化【岐阜県可児市】 岐阜県可児(かに)市は30日、小中学校でのいじめを防止するため、市や学校、保護者などの責務を明確化した「子どものいじめの防止に関する条例」を9月市議会に提案すると発表した。可決されれば10月3日から施行する。
いじめ防止条例は、小中学生が対象。
市や学校は、いじめの解決に向けた速やかな対策をとる責務を盛り込んだ。
保護者には、子どもに「いじめは許されない行為」であると理解させる努力を求めた。
また、市民には、いじめを見つけた時は速やかに市や学校などに通報するなどの努力義務を課している。
また、いじめが起きたときに調査し、解決に向けた調整をする「いじめ防止専門委員会」の設置を盛り込み、専門委員会の調査結果をもとに、市長が関係者に是正を求めることができる規定も設けた。
【2012年8月31日 朝日新聞】

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