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自民党の「いじめ防止対策基本法案」について 

130130 国会議事堂

自民党の
「いじめ防止対策基本法案」について


 1月29日の新聞各紙、テレビニュースは一斉に、自民党の「いじめ防止対策基本法案」骨子がまとまったと報道しました。本国会での成立を目指しているとのことです。

 すでにアメリカでは、50州中49州で「反いじめ法」が制定され、効果をあげています。日本でいじめ防止の法律が制定されることは、子供たちのために良い方向に動いていると思います。
 しかし、現時点での法案については、もう一段の踏み込みが欲しいように思います。

 報道によれば、「子供からいじめの相談を受けた教職員や自治体職員、保護者は、学校に通報する。通報を受けて子供のいじめを確認した学校には、いじめられた子や保護者への支援や、いじめた子や保護者への指導を、継続的に行うことも義務づける」とされています(朝日新聞記事)。
 また、別の報道は、「学校、教育委員会の「事なかれ主義」に対応する必要があるとの観点から、重大事案を把握した学校側には自治体首長への報告だけでなく、調査組織の設置を求める」と伝えています(東京新聞記事)。

 これらの義務は、学校は子供たちに安全な環境を提供しなければならないという「安全配慮義務」を具体化したものと言えるでしょう。しかし、法律で義務付けるだけで、学校現場がこれを実行するとは、とても思えません。大津のいじめ自殺事件で問題になったのは、教師がいじめに対応せず、さらにそれを隠蔽したことです。現時点で報道されている法案には、いじめを隠蔽した学校や教育委員会への処分は見当たりません。

 いじめは教師の力で1日で解決します。いじめを止めない教師がいるために、いじめが続くのです。いじめを放置して平気な教師がいることが問題なのです。
 法律で義務付けたところで、違反したときの処罰もなく、確実に実行されるシステムもなければ、結局は、今までと何ら変わらないのです。
 学校に責任を果たさせるために、違反した場合の罰則(懲戒)を規定して、「きちんとしなければ損だ」と教師や学校が考えるような施策が必要です。

 この法律案は、自民党内でもまだ検討中のようです。
 皆様のアイデアを自民党のご意見欄に投稿し、素晴らい「いじめ防止対策基本法案」にしていきましょう。

自民党のご意見投稿ページ →

https://ssl.jimin.jp/m/contact

 子供たちがいじめから守られるためには、実効性ある法律の制定が不可欠です。
 どうぞ、よろしくお願いいたします。

いじめから子供を守ろう! ネットワーク


 

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続報:大津・中2自殺、「死にたい」同級生に相談。学校、調査記録隠す。県警の強制捜査で資料発覚。第三者調査委員会も報告書に盛り込む方針。 

大津・中2自殺:
「死にたい」同級生に相談
学校、調査記録隠す。校長「自殺の要因」
県警の強制捜査で資料発覚


 大津市で11年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が自殺した問題で、生徒が自殺前にいじめに関して、「死にたい」と同級生に相談していたことを学校側が調査で確認しながら、公表していなかったことが分かった。
 また、この調査を受けて校長が、自殺の6日後にあった校内会議で、いじめとの因果関係を認めていたことも判明した。
 いずれも滋賀県警が押収した学校の内部資料に記録が残っていた。【千葉紀和】

 男子生徒の自殺の原因を調べている市の第三者調査委員会(委員長・横山巌弁護士、6人)も、教師らから独自に聞き取りをして同級生への相談に関する事実を把握。他の生徒の証言も併せて、いじめが自殺につながったとの見方を強め、いじめと自殺の関連について報告書に盛り込む方針だ。

 学校側はこれまで、男子生徒が自殺した11年10月11日の6日後に全校アンケートを始め、同年11月に同級生3人によるいじめがあったと認定した。
 一方で遺書などがなく、「自殺との因果関係は判断できない」としてきた。

 しかし、実際は、自殺の翌日から3日間で、在校生20人近くに聞き取り調査を実施し、校内での暴行などいじめ情報の大半を把握していた。この聞き取りの記録の中に、塾で男子生徒から相談を受けた生徒の証言があった。
 男子生徒はいじめたとされる同級生を挙げ、「『俺、死にたいわ』、『死ぬなよ』、『分からへん』という応答の繰り返し」があったという。相談時期は自殺の前月とみられる。
 この調査結果は校内で報告され、校長は、「厭世(えんせい)的になった状況がうかがえる」と記した資料を作成。校内会議で、「彼の行動(自殺)の大きな要因であったことは確か」と認めていた。
 だが、この調査結果を遺族に伝えず、記者会見でも説明していなかった。

 男子生徒の父親(47)は、「こんな大事な証拠をなぜ隠していたのか。組織としておかしい。自殺後も問題に真剣に向き合っていない」と憤った。
 市教委は、「我々が主体となり調査すべきだった。それ以上は報告書が出てから答えたい」としている。
【2013年1月29日 毎日新聞】


大津中2自殺 いじめ放置の実態
担任教諭「とうとうやりましたか」


 大津市で平成23年10月、市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が自殺した問題で、自殺の約1週間前に男子生徒がいじめられていた同級生に殴られたことについて、他の教諭から指摘された担任教諭が、「とうとうやりましたか」とまるで暴力を予想していたかのように話し、加害生徒に声をかけることもなく放置していたことが29日、わかった。
 担任教諭は、同年9月下旬から生徒へのいじめ行為を把握しながら放置するなどしていたとわれるが、具体的な状況はほとんど明らかになっていなかった。

 中学校が作成した資料によると、23年10月4日ごろ、男子生徒が同級生の一人から殴られ、眼鏡がゆがんでいるのを担当授業の教諭が確認。保健教諭も担任教諭にメモ書きで報告し、事情を確認するよう口頭で伝えたが、その際、担任教諭は、「とうとうやりましたか」と答えたという。
 その後担任教諭は、男子生徒に事情を聴いたが、「同級生の手が当たった」と答えただけだったため、それ以上対応しなかったという。
 また、担任教諭は同年9月28日ごろにも、男子生徒が小テストの成績カードを破られているのを見つけたが、生徒が「わからん」としか答えなかったため、「男子生徒の整理が悪かった」と判断したという。

 問題の資料は警察に押収された後、市に戻り、市の第三者調査委員会に提出された。同委員会も、担任教諭が放置していた状況を把握しているとみられ、31日に提出される報告書の内容が注目される。

 自殺をめぐり、男子生徒の父親が、大津市やいじめた側の生徒らを相手取って起こしている損害賠償請求訴訟の第5回口頭弁論が来月5日に行われる予定で、原告側は、中学校の資料に沿い、教諭らの対応ぶりに不手際があった―と改めて主張する方針。
【2013年1月30日 産経新聞】


 

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◇ 叫び続けよう。子供の耳に届くまで ◇ 

130126 雪うさぎ

◇ 叫び続けよう。子供の耳に届くまで ◇

 大人が、子供に対して言うことを聞かないからという理由で、怒りにまかせて暴力をふるい続けたらどうなっていくだろうか?
 きっと子供は学んでいくだろう。
「言うことを聞かない相手には、暴力をふるってもいいのだ」と。
 そして、その子供は他の子供に対し、「言うことを聞かないから」、「自分を怒らせたから」という理由で暴力をふるうことをためらわないであろう。
 大人のあり方そのものが、子供へのメッセージである。

 では、いじめについて大人は子供に対してどんなメッセージを発信しているだろうか?
「いじめは昔からあった」、「大人の世界にもいじめがある」
 これらの言葉は、被害者の子供に対しては次のように伝わるだろう。
「あきらめろ」、「がまんしろ」と。

 いじめがあった際に一番考えなければならないことは被害者を守ることである。しかし被害者の心の痛み、叫びは、無責任な大人の言動にかき消されている。それどころか加害者側に反省させるのではなく、いじめを許容し助長さえしている。

「いじめはなくならない」
 こういう声も多くあるだろう。これは被害者にとって絶望しか与えない。

 なぜ、そのことに気づかないのだろうか。想像力と思いやりの欠けた大人の意識そのものものが、いじめの温床なのである。

「いじめはなくならないこと」と「いじめに対して行動しないこと」は同じではない。いじめはなくならないからこそ、闘い続けなければならないのだ。

「いじめを100パーセントなくそうとすること自体が、自然ではなく危険だ」
 そんな声もあろう。趣旨は理解できる。しかし、それが被害者の耳にどう届くのかを感じてほしい。
 そんなことは、いじめをなくす努力を大人がきちんとしてから言って欲しい。
 子供はそう感じるはずだ。
 
 傷ついた子供たちは、大人の声に耳をふさぐようになるであろう。心ある大人の声も届かなくなっていくであろう。

 だから叫び続けなければならない。多くの子供の命が失われている今、大人は命がけで。
「いじめは犯罪、絶対許さない」、「あなたを絶対守る」と。

担当: 守矢 光児


 

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[ 2013/01/28 11:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

大津セミナーご報告 「子供の心と命を守ろう! ~悲劇を繰り返さないために~」 

横断幕

大津から「いじめ」撲滅を発信
「子供の心と命を守ろう!
~悲劇を繰り返さないために~」


 1月20日(日)、滋賀県大津市の「ピアザ淡海」にて、「いじめ解決セミナー&パネルディスカッション 子供の心と命を守ろう!~悲劇を繰り返さないために~」を開催しました。
 会場には開演前から教員、保護者、子供連れの方等が次々と訪れ、メモを取るなどしながら、熱心に耳を傾けておられました。

 少年の暴行で中学生の息子さんを亡くされた青木和代さん、市議会議員の古尾谷雅博氏らが話をされ、青木さんのお話に涙ぐまれる方も。
 「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」の井澤代表は、いじめ解決に真摯に取り組んでいる教員の方々の、実際に行なわれている解決方法を紹介、学校との具体的な話し合いの秘訣などにも言及しました。


会場
【写真】井澤代表の挨拶
古尾谷氏
【写真】力強く語る古尾谷雅博市議
青木さん
【写真】青木和代さんのお話には涙ぐまれる方も


講演
【写真】いじめ対策について井澤代表が講演

パネル1
【写真】パネルトーク
青木和代氏
【写真】パネリスト青木和代氏
パネル
【写真】井澤代表がコーディネーターを
古尾谷雅博氏
【写真】パネリスト古尾谷雅博氏


参加者
【写真】参加者の皆様は最後まで熱心に聞き入っておられましt。

 

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[ 2013/01/26 11:07 ] 活動報告&集い | TB(0) | コメント(0)

いじめ : 被害届、即時受理。「主体的に対応」を 【警察庁通達】 

いじめ : 被害届、即時受理
警察庁通達 「主体的に対応」


 学校などでのいじめへの対応について警察庁は24日、被害少年や保護者が犯罪として扱うよう求めた場合には、原則として被害届を即時に受理することなどを盛り込んだ対応策をまとめた。
 状況に応じ、教育現場の対応を待つのではなく「主体的に対応」するよう、同日付で全国の警察本部に通達する。

 被害届を巡っては、昨年8月、ストーカー事件などの教訓から、「明白な虚偽または著しく合理性を欠く」ケースを除き、「即時受理する」との方針を打ち出している。
 今回は、大津市の中学2年の男子生徒の自殺などでいじめ問題への社会的関心が高まったのを踏まえ、改めて徹底を図るという。

 通達は、いじめ問題に対する警察の基本的な考え方として、「教育上の配慮などの観点から一義的には教育現場の対応を尊重」と明記した。
 その上でいじめを把握した場合には、被害者側の意向を重視して被害届を即時に受理すると共に、▽重大事件に発展する危険が高いと判断すれば、届け出を待たずに捜査に着手、▽被害届を出さないケースでも学校側の対応に効果がみられない場合、被害者側の意向を再確認するなど主体的に対応する―ことを求めている。

 このほか通達には、いじめの早期把握に向けた教育現場との連携強化策も盛り込まれた。
 具体的には、警察OBらが警察と学校のつなぎ役を担う「スクールサポーター制度」を活用するなどとしている。【村上尊一】
【2013年1月24日 毎日新聞】


 

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大津セミナー(2013年1月20日開催)、産経新聞、読売新聞が記事掲載 

※ 1月20日(日)に開催した、「いじめから子供を守ろう! ネットワーク大津セミナー」が、新聞で報道されました。

いじめ防止 被害者の親ら討論
大津でセミナー


 深刻な社会問題となっている「いじめ」について考える「いじめ解決セミナー&パネルディスカッション」が20日、大津市におの浜のピアザ淡海で開かれた。平成13年に大津市内で少年2人から暴行を受けて死亡した青木悠君=当時(16)=の母、和代さん(63)さんが討論に参加し、集まった人たちが熱心に耳を傾けた。

 全国でいじめについての講演や啓発活動を手がけるNPO「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」(東京)の主催。「悲劇を繰り返さないために」と題し、青木君の事件や市内で起こった中2男子自殺問題に触れ、再発防止策などについて話し合った。

 パネルディスカッションには、同団体の井沢一明代表(54)や古尾谷雅博市議(37)も参加。青木さんは自身の体験に触れ、「学校は事実を公にしたがらないが、亡くなった子供を悼む気持ちで対応してほしい」と訴えた。
 古尾谷市議は中2男子自殺問題を挙げ、「当初学校は『いじめはない』としていたのに、後になって認めた。教員らが情報を共有しづらいとすれば、その要因は何なのか明らかにすべきだ」と指摘。
 井沢代表は、「保護者がいじめについて学校へ相談や訴えなどに行く場合、複数で出向いたり録音記録などの証拠を提示したりすると効果的だ」と話した。
【2013年1月21日 産経新聞】


後悔しても命戻らない
大津 いじめ撲滅に講演や討論


 いじめをなくす活動に取り組む保護者らの団体「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」(本部・東京都)が20日、大津市のピアザ淡海で講演会とパネル討論を開いた。2001年に、顔見知りだった少年2人に暴行されて死亡した大津市の青木悠さん(当時16歳)の母、和代さん(63)が討論に参加。「後悔しても命は戻らない。親は子どもの変化に気付き、守ってあげてほしい」と、子育て中の親や教育関係者ら約30人に呼びかけた。
 悠さんは少年2人に殴られるなどし、急性硬膜下血腫(けっしゅ)で亡くなった。和代さんは、「親より早く子が亡くなるつらさは言い尽くせない。いじめによる自殺を防ぐためにも、あらゆる場で命の大切さを訴えたい」と切々と語った。

 講演会では、同ネットの井沢一明代表(54)が、子どもや保護者が学校に相談しても、「いじめはない」などと切り返される例が多いとし、▽子に録音機を持たせる、▽文書で改善を要望――などの対策を提案。
 「責任逃れをする学校は多い。いじめを許さない校風にするよう、今後も学校現場に求めていく」とした。
 同ネットは、メール(kodomo@mamoro.org)や電話(03・5719・2170)で相談に応じたり、全国で講演会を開いたりしている。
【2013年1月21日 読売新聞】


 

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[ 2013/01/21 14:07 ] 活動報告&集い | TB(0) | コメント(0)

お知らせ : 1月20日(日)、滋賀県大津市でセミナー開催!! 13時30分開演!【於:ピアザ淡海】 

130120 大津セミナー

2013年最初のセミナー、滋賀県大津市で開催!!
1月20日(日)13時30分、開演!
いじめ根絶に向けて…
 
【いじめから子供を守ろう! ネットワーク 大津】


 新しい年を迎え、「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」も全国各地で熱い活動を開始しています。

 来たる1月20日(日曜日)、13時30分から、本年最初のセミナーを、滋賀県大津市の「ピアザ淡海」で開催します。
 中学生いじめ自殺事件で次々と衝撃的な事実が明らかになっている大津市。事件から1年以上経った昨年12月末に、ようやく加害生徒らが書類送検されるなどしましたが、第三者委員会での調査は年を越し全容解明には至っていません。

 STOP いじめ! いじめ防止のために私たちにできることは何なのか、いじめから子供を守るにはどうすべきなのかなど、皆様とともに考えていきたいと思います。
 どなたでもご参加いただけます。お誘い合わせてご来場ください。

「いじめ解決セミナー & パネルディスカッション」
子供の心と命を守ろう! ~悲劇を繰り返さないために~
日 時 : 1月20日(日)13時30分~15時 (開場:13時)
会 場 : ピアザ淡海 2階207会議室
    (住所:滋賀県大津市におの浜1-1-20)
アクセス: JR線「膳所」駅から徒歩約12分
      京阪電車「石場」駅から徒歩約5分

プログラム:
・いじめ解決セミナー いじめから子供を守ろう
講 師 : 井澤一明(いじめから子供を守ろう!ネットワーク代表)
・パネルディスカッション
パネリスト: 青木和代氏(「生命のメッセージ展」実行委員)、古尾谷雅博氏(大津市議会議員)ほか、

参加費 : 無 料

主 催 : いじめから子供を守ろう!ネットワーク 大津

お問合せは、
メール : kodomomamoro.ootsu.m@gmail.com まで

どなたでも、ご参加いただけます。
皆様のご来場をお待ちしております!


 

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[ 2013/01/19 07:07 ] 活動報告&集い | TB(0) | コメント(0)

◇事務長メッセージ◇◆いじめ問題と子育て(発達障害の基礎知識と対応のあり方)◆ 

130117 雪の朝

◇事務長メッセージ◇
いじめ問題と子育て
  (発達障害の基礎知識と対応のあり方) ◆


今回は、広汎性発達障害について、ご紹介していきたいと思います。

広汎性発達障害は、世界的な医学診断基準として、次の5つのサブカテゴリーに分けられています。
1)自閉症
2)Rett障害
3)小児期崩壊性障害
4)アスペルガー症候群
5)特定不能の広汎性発達障害(PDD-NOS)

これらの広汎性発達障害は、精神病や心の病ではなく、脳機能の生まれつきの障害です。その原因は、生化学的な要因によるものであると言われています。
特徴としては、
1:社会性
2:コミュニケーション能力
3:思考・想像力
の3つの分野での発達において異常が見られます。

よく見られる症状としては、
・いつも一人でいる
・人と目を合わせない
・特定の物や事に非常に夢中になる
といった症状が挙げられます。

これらの症状以外にも、関連する症状として、
・視覚、聴覚、触覚などの異常
・手先の不器用さ
・動作のぎこちなさ
なども見られます。
赤ちゃんの時、抱き上げたら身体にあまり力が入っていないように感じられた、といった症状が見られる場合もあります。
また、てんかんやチック症状が、併存して見られる場合もあります。

これとは別に、精神障害に分類されている、気分障害(うつ病、躁うつ病)、強迫性障害、統合失調症などの症状が、二次障害として併存する場合もあります。
また、フラッシュバックなどの症状が見られる人もおり、その結果として、不登校や引きこもり、対人恐怖になってしまう人もいます。

広汎性発達障害では、多種多様な症状が表れるため、症状を分析して適切な診断を下すのは、専門家でも大変難しいものとなっているそうです。
また、本人の意志や努力、脳の適応能力などによって、障害を持っているのかどうか自体の判断が難しくなっている場合もあり、診断には十分な時間をかけ、家族構成や生い立ちなど、様々な角度から総合的に判断していく必要があると言われています。

今回は、広汎性発達障害の症状について、ご紹介してまいりました。
次回は、広汎性発達障害の中でも、中心となる、高機能自閉症とアスペルガー症候群について、もう少し詳しくご紹介してまいります。

いじめから子供を守ろう!ネットワーク
事務長 丸山秀和


 

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[ 2013/01/17 17:37 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

「ピンクシャツデー」、十勝から発信 【北海道帯広市】 

130113 十勝毎日
【写真】テーマ曲の収録に臨んだ実行委員長の野澤さん(中央),千葉さん(左),高瀬さん(右)

「ピンクシャツデー」
十勝から発信

【北海道帯広市】


 カナダで始まり世界75カ国に広まっている、いじめを絶対に認めない運動「ピンクシャツデー」を十勝から北海道に広めようと、帯広市内の高校生などによる実行委員会が12日、立ち上がった。
 2月27日午後7時から市内のとかちプラザで開く道内初のイベントに向けて、オリジナルのテーマ曲も出来上がった。

 2007年、カナダの男子生徒がピンクのシャツを着て登校したら、「ホモセクシュアル」といじめを受けた。
 それを知った同じ学校の生徒がピンクのシャツ50着を買い、友人に着て登校するようメールで呼び掛けたところ、はるかに上回るピンクのシャツや小物を身に着けた生徒であふれた。カナダでは毎年2月の最終水曜日を、「ピンクシャツデー」と決め、いじめは絶対に認めないと表明している。

 いじめ・不登校の解決に向けた研究を進める帯広西陵中教諭の千葉孝司さん(42)がこの運動に共鳴、イベントを計画し、テーマ曲「ピンクのシャツであふれたら」を作詞した。大学の軽音楽部OBで下音更小教頭の高瀬悟史さん(50)に作曲を依頼した。
 歌詞は、いじめを受けて消え入りそうな心と、被害者を絶対に守るというメッセージにあふれている。曲調はミディアムテンポで明るく、誰もが口ずさめるように仕上げた。

 カナダと同じく2月の最終水曜日を、「ピンクシャツデーとかち」と定め、実行委員長に帯広緑陽高3年の野澤美穂さん(18)が就いた。
 今月12日にとかちプラザで歌の収録が行われ、野澤さんがボーカルを務め、千葉さんがドラム(カホン)、高瀬さんがギターで伴奏した。
 野澤さんは中学校時代(帯五中)、千葉さんの教え子。高校でバンドを組み、アマチュア音楽コンテストで全道2位の経験も持つ。歌詞に自分の経験や思いも重ねて収録に臨んだ野澤さんは、「いじめを止めたいという気持ちがあったのでチャンスをいただいた」と話す。

 千葉教諭は、「いじめの被害者にも問題があるという風潮は日本特有のもの。子供たちを守るためには、『加害者が悪い』、『いじめは絶対に許さない』というメッセージを強く発信していかなくてはいけない」という。

 2月27日は、テーマ曲のライブ演奏、星槎国際高校帯広キャンパスの生徒が即興で絵を描くライブアートを披露する。国内で普及活動に取り組む、詩人・作家の中園直樹さん(東京在住)がメッセージを寄せる。趣旨に賛同したDJ栗谷昌宏さん(FM-JAGA)が実行委の一人として司会を務める。

♪「ピンクのシャツであふれたら」♪
ピンクシャツデーとかちテーマ曲
(千葉孝司・作詞 高瀬悟史・作曲)

(1番)
いったい誰に 伝えればいいの
こころ震えて ひとり眠れない
やっぱり誰にも 心配かけたくないし
このまま雪の中 消えてしまえばいい

あなたを絶対守る そんな声が
私の胸に届いた 気がして

こんなにも ほら 心の色があふれてる
こんなにも ほら 心の色で輝いている

ピンクのシャツで この街があふれたら
一緒に さあ 勇気を出して 歩きだせる

【2013年1月13日 十勝毎日新聞】


 

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◆◇校則に思う◇◆ 

130111 雪椿

◆◇校則に思う◇◆

 新学期が始まり、休み明け、子供たちはどういう気持ちで登校しているでしょうか。きっと新しい年を、希望をもって迎えていることでしょう。

 さて、年末のことですが、現在、私立の高校に通っている娘の生徒手帳を制服にいれたまま洗濯してチリに変えてしまい、今更ながら生徒手帳の存在に気がつきました。

 再発行された高校の生徒手帳をしげしげと見ると校則が掲載されています。全国の学校では、校則がなくなったところが多いと聞きますが、私が住んでいる地域では、当たり前のように校則があります。中には「ん?」というようなものもあります。
・地毛届
・合宿、旅行、キャンプ、その他宿泊を伴う研修会に参加するときには、あらかじめ所定の届を提出し許可を得ること。(本当だったら先生は大変だな)

 嘉門達夫さんの、『ほんとうにあった校則』のように笑えるものがなくて残念でしたが、長女が卒業した高校では、ウシやウマに乗って登校してはいけない、という校則もあります。
 「いじめ防止法」が法制化されたら、生徒手帳に「いじめ防止規則」を掲載する学校が増えるかもしれません。載ったらいいな、なんて思っています。

 学校に限らず会社や社会にもキマリが存在します。
 パワハラやセクハラをしてはいけないというのも社会のルールです。しかし、パワハラやセクハラを訴えるということはすぐにはしないものです。セクハラを見ても、「セクハラだ」と言って止めさせることは少なく、やんわりと話題を変えたりして、おおげさにしないように気配りしたりすることが多いものです。パワハラを見ても、指摘はせず、助け舟をだすのが一般的です。

 大人が、自分の人格と能力相応に、「社会のいじめ」とつきあって生きているように、子供も、いじめと付き合いながら生きているのが現実です。この現実を逆手にとって、
「学校からいじめを全く無くしてしまったら、無菌状態の学校から社会や世界に出た子供たちは、不適合を起こすのではないか」という、「いじめの肯定」ともとらえられる発言をする人もいます。
 しかし、いじめを許容しては絶対になりません。いじめは犯罪です。

 少し引用をしますが、『問題は、学校にいじめがあることではないのです。現在の学校の異常性は、校内犯罪が堂々と行われ、「いじめ」として放置されていることです。恐喝、傷害、暴行、窃盗等々ありとあらゆる犯罪が学校で起こったというだけで、いじめとして処理されます。さすがに死んだ場合にはいじめでは済まされませんが、死に至らなかった犯罪のほとんどが、「いじめ」の名の下で不問に付され、あるいは隠ぺいされています』(「いじめの構造」 森口 朗 p157)

 冒頭、「校則」のお話しもしましたが、子供たちに善悪を教えることは、社会の適性化にもつながるものです。校則、ルールの目的は子供たちに善悪を教えることです。

 私達は、今年も、「いじめ」と総称される犯罪に、あくなき戦いをつづけます。その為の様々な智慧を私達は持っています。
 本年も私達の活動に、ご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

担当: 興梠 規和


 

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[ 2013/01/12 07:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

川西市の高2いじめ自殺、両親が加害同級生を侮辱罪容疑で告訴 【兵庫県川西市】 

兵庫県川西市の高2自殺、
両親が加害同級生を
「侮辱罪」容疑で告訴


 兵庫県川西市で昨年9月に自殺した県立高校2年の男子生徒(17)がいじめを受けていた問題で、男子生徒の両親は9日、いじめたと認めた同級生3人を侮辱容疑で県警に告訴した。

 告訴状によると、同級生3人は1学期中、(1)男子生徒を、「ムシ」、「菌」と呼んだ、(2)別の生徒に押しつけて、「菌がつく」と言った、(3)いすの上に蛾(が)の死骸を置いた、(4)虫を食べさせようとした――などの行為をし、公然と侮辱したとしている。
 両親は川西署に告訴状を提出後、「いじめがなければ息子は自殺していない。同級生が謝罪に訪れたのも1度だけで全く誠意がない。どう反省しているのか知りたい」と話した。

 いじめと自殺との関連について高校は、「全く関連がなかったとも言い切れない」と第三者委員会を設けて、いじめの実態や背景を調べている。川西市の第三者機関「子どもの人権オンブズパーソン」も真相解明や再発防止に向けた調査を進めている。
【2013年1月9日 朝日新聞】


 

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高2男子バスケ部主将、顧問から試合中平手打ち、体罰で自殺 【大阪市立桜宮高校】 

130109.jpg 
【写真】男子生徒の自殺について記者会見する大阪市教委の職員ら。
右から2人目は市立桜宮高の佐藤芳弘校長 Photo By 共同

高2男子顧問から試合中平手打ち
バスケ部主将体罰で自殺

【大阪市立桜宮高校】


 大阪市教育委員会は8日、昨年12月下旬に市立桜宮高2年の男子生徒=当時(17)=が自殺したと発表した。
 生徒はバスケットボール部の主将。顧問の保健体育科の男性教諭(47)から体罰を受けていたと手紙に書き残しており、自殺前日にも体罰を受けていた。市教委は自殺と体罰の因果関係について、「今の段階では分からない」と歯切れの悪い説明を繰り返した。

 生徒は自室で昨年12月23日午前6時半ごろ、制服のネクタイで首をつった状態で死亡しているのが見つかった。
 生徒は自殺の数日前に顧問宛ての手紙を書き残していたが、手渡せていなかった。「ほかの部員が同じことをしても自分だけ叩かれる」、「主将としての責任感に苦しんでいる」などとする内容だった。ほかにも部活動が負担になったとの旨を記したメモもあった。
 生徒は自殺前日の22日、練習試合に出場。顧問はミスをした生徒を複数回、平手で叩いた。生徒は帰宅した際、母親に、「お弁当おいしかった。きょうも(顧問から)かなり殴られた」と話していた。自殺した23日も練習予定があったという。

 通夜で、「これは体罰ではないのか」と、頬が腫れ、唇が切れている生徒の遺体を見るよう詰め寄った母親に、顧問は、「本当に申し訳ありません」とその場で体罰を認め謝罪。大阪府警の聴取に「部活動が負担になっていたんだろう」と話し、市教委の聞き取り調査に悔いるような様子を見せているという。

 市教委によると生徒は試合中などに平手打ちの体罰を繰り返し受けていた。市教委は、「かなりの頻度だったようだ」としており、日常的に体罰を受けていた可能性がある。
 父親は自宅でインターホン越しに、「気持ちの整理がついていない。今はコメントは差し控えたい」とした。

 また、学校がバスケットボール部の部員50人に12月28日、アンケートした結果、48人が顧問の教諭が他の部員に体罰を加えるのを見たと答えた。自身が体罰を受けたとした部員も21人いた。
 男子バスケットボール部は府内の大会で優勝を重ねる強豪で過去5年間でインターハイに3回出場。生徒は昨年9月から主将を務め、真面目で責任感が強かったという。

 顧問は1994年に採用され、同校で勤務。熱心な指導者として府内でも知られた一方、2011年9月には市公正職務審査委員会に、「体罰傾向があるのでは」と情報が寄せられた。
 当時、学校側は、「体罰はなかった」と結論づけて市教委に報告していた。

 市教委幹部らはこの日、大阪市役所で会見。体罰については「やりすぎだと思う」と顔をゆがめる一方、自殺との因果関係については「今後、調査していきたい」と歯切れの悪い説明に終始した。今後は弁護士でつくる市の外部監察チームが因果関係について調べる。
【2013年1月9日 スポーツニッポン】


顧問の体罰常態化 「自分も」21人

130109 読売 大阪市立桜宮(さくらのみや)高校(大阪市都島区)の2年男子生徒(17)が、所属するバスケットボール部の顧問の男性教諭(47)から体罰を受けた翌日に自宅で自殺した問題で、同校がバスケットボール部の男女部員計50人を対象にアンケートを実施したところ、うち38人が、自殺前日より前にも、「(男子生徒への)体罰を見た」と回答していたことがわかった。
 「自分も体罰を受けた」との回答も21人にのぼった。顧問による体罰が常態化していた実態が浮き彫りになっている。

 市教委が8日、記者会見し、明らかにした。アンケートは生徒の自殺を受け、昨年12月27日、部のミーティングに出席した部員を対象に実施。無記名方式で、体罰内容は自由記述とした。
 それによると、練習試合の際、男子生徒が頬を数回たたかれたとされる、自殺前日の体罰を男女22人が目撃。その日より前についても男女38人が、男子生徒への体罰を見た、と答えた。
 男子部員12人と女子部員9人が、「自分への体罰があった」としたほか、他の生徒に対する体罰についても、男女48人が「見た」と回答。
 具体的な体罰としては、「ビンタ」、「たたく」、「蹴る」が挙げられていた。
【2013年1月9日 読売新聞】


体罰当日に遺書
数日前顧問に手紙
「なぜ僕だけ」


 大阪市立桜宮高校(同市都島区)2年の男子生徒(17)が昨年12月に自殺した問題で、生徒が家族宛ての遺書を書いたのは、所属するバスケットボール部顧問の男性教諭(47)から体罰を受けた当日だったことが、捜査関係者への取材で分かった。亡くなったのは翌日だった。
 同部の主将を務める生徒は数日前、「僕も頑張っているのに、なぜ僕だけ言われるのか」などと顧問宛てに手紙を書いたが、渡せなかった。
 府警は、追い詰められていた生徒が、体罰を引き金に死を決意した可能性が高いとみている。【大久保昂、原田啓之】

 捜査関係者によると、遺書は昨年12月22日付。
「長い間バスケットボールをさせてくれてありがとう。迷惑をかけることは分かっていますが、死ぬことに決めました」などと記載し、両親と兄にそれぞれ感謝する内容だという。この日、生徒は桜宮高体育館で石川県の高校と練習試合をした。この際、顧問から平手でほおを数回たたかれたという。直後に遺書を書いたとみられ、翌23日に自室で自殺しているのが見つかった。

 また、顧問への手紙には、「他の部員もできないのに、なぜ僕だけ言われるのか」、「僕も一生懸命頑張っている」などと書かれていた。体罰や主将としての悩みを顧問に訴えられない生徒に対し、家族が、「字にしてみたら」と促したという。
 また、生徒は自殺5日前の12月18日の練習試合中にも、顧問から体罰を受けていたことが市教委への取材で分かった。教諭が市教委に、生徒の顔を平手で数発たたいたことを明らかにした。
 家族は自殺の約1週間ほど前から、表情の変化など生徒の異変に気付いていたという。顧問への手紙を書いたのもこの時期だった。

 同校の男子バスケットボール部は全国高校総体に過去5年間で3回出場する強豪。顧問は94年に就任し、指導者として高い評価を受けていたという。

◇11年の通報も再調査の方針―市教委に監察チーム

 高2男子生徒の自殺問題で、市教委は、顧問の体罰を指摘した11年の外部通報に関し、外部監察チームで再調査する方針を決めた。
 同校は当時、生徒への聞き取りをせずに、「体罰はなかった」と結論付け、12年に現校長が就任した際にも情報が引き継がれなかった。市や学校の対応の甘さが今回の事態につながった可能性がある。
【2013年1月9日 毎日新聞東京夕刊】


 

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[ 2013/01/09 19:40 ] 教職員 | TB(0) | コメント(0)

埼玉県がサイト開設へ。QRコードで接続、いじめを携帯で簡単申告 

いじめを携帯で簡単申告
埼玉県がサイト開設へ


130105読売 学校などでいじめを受けたり、誰かがいじめられているのを見聞きしたりした際の申告・相談窓口として、埼玉県教育局は新年度、「問診票」方式の携帯電話サイトを導入する。
 メールアドレスを設けて相談を待つ姿勢から、積極的に情報を吸い上げる方針に転換し、いじめの芽を早期に摘み取る狙い。文部科学省によると、こうした方式のサイト導入は珍しいという。

 サイトには、カメラ付き携帯電話でQRコードを読み取って接続できる。〈1〉いじめを受けたり見聞きしたりした日時、場所、〈2〉誰がいじめを受けているか、〈3〉どんないじめを受けているか―など画面に表示される質問に回答を書き込んで送信する。秘密厳守を前提に相談者の氏名を書く欄も設ける。
 教育局が相談者への確認などを通じて内容を詳細に把握したうえ、状況に応じて学校や関係機関に伝える。対象は中高生を想定、QRコードとアドレス入りの啓発パンフレットを各学校で配布する。小学生や保護者の相談も受け付ける。
【2013年1月5日 読売新聞】


携帯でいじめ申告
埼玉県教育局が撲滅へ本腰


 埼玉県教育局が新年度、いじめ相談専用の携帯電話サイトを導入するのは、県内でも生命にかかわる深刻ないじめが起きているためだ。いじめの深刻化を防ぐには、子どもが発信する小さなSOSにいち早く気づくことが重要で、情報を集める手段を増やし、本腰を入れる。
 いじめ相談専用の携帯電話サイトは誰が、いつ、どこで、どんないじめを受けているかなど、画面に表示される質問に回答する方式だ。
 送信者自身の名前を書き込んで送信することを想定しているが、匿名で書き込めるようにすることも検討している。

 いじめ問題に詳しい東京都児童相談センター児童心理司の山脇由貴子さんは、「企業のお客様相談窓口のように、『いじめのことは何でも教えて』と呼びかければ様々な情報が集まるだろう。仕方なくいじめに加わっている子どもでも、誰かに相談したがっている子がいるはず」と期待する。
 一方、「誰が読んで、メッセージをどう扱うのかをあらかじめ明らかにすべきだ。読んだ先生たちがいきなり加害者を追及したり、学校やクラスで発表して騒ぎになったりすることを子どもは恐れている」と指摘した。

 県教育局はこれまでもいじめ対策で様々な取り組みに着手した。昨秋には相談窓口の電話番号を記したパンフレットを小学4年生から高校生の児童・生徒に配布。県立学校の保護者には子どもがいじめられていないかを聞くアンケートも実施した。
 子どもの変化からいじめの兆候を見つけようと、2007年にまとめた教員向けのいじめ対応ハンドブックには56ものチェックポイントを掲載。昨年12月に改訂したハンドブックには、「ふざけた雰囲気の中で学級委員や班長に選ばれる」など、約10のチェックポイントを追加した。
【2013年1月6日 読売新聞】


 

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代表メッセージ(2013年1月)◇ さあ2013年 ◇ 

130101 紅富士

◇代表メッセージ◇
◆◇ さあ 2013年 ◇◆

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

 さあ、2013年がはじまりました。
 全国の子供たちもお正月を楽しんでいることと思います。
 政権も変わり、今年は、「いじめ防止法」が現実化することでしょう。いじめ撲滅に向けて大きな前進を期待したいものです。
 政治に期待しつつも、私達自身も、サポーターの皆様、メルマガの読者の皆様、そして全国の保護者の皆様と手を携えて、地道にいじめ防止活動を展開していきたいと願っています。

 いじめ防止活動とは、教育再生運動であり、教育改革そのものです。
 いじめ相談を通して見えてくる学校の様相は、見たくない、聞きたくないと思える程に、「異常」です。
 子供の質問に答えて、「そんなことを私に聞くんじゃない。塾で聞きなさい」という教師。
「学校は勉強するところじゃないんだ。人間関係を学ぶところなんだ」
「教科書は、家に持ち帰るな。教科書を忘れられたら面倒だ」
「学習指導要領は目安ですから。学校は、私が教えたいことを教えるんです」
「お宅のお子さんは泳げませんから、スイミングに通わせてください」

 こんな教師が実際にいるんです。信じられない現実です。
 その結果、九九ができない高校生がたくさんできてしまいました。九九ができなくても大学生になれるのが今の世の中です。おかし過ぎるでしょう。
 日本の教育を建てなおさなくてはなりません。
 学習指導要領が変わっただけでは追いつきません。
 教師の考え方、あり方にメスを入れていかなくてならないのです。
 そうしなければ、子供たちがあまりにもかわいそうです。

 すべての学校がこんな学校であるはずはありません。一部の「ひどい学校」があるにすぎないと信じたいと思っています。
 しかし、その一部であるはずの「ひどい学校」に通っている子供たちはいかがでしょうか。毎日、毎日、苦しみ、悩み、悲しみの中にいます。学校という逃げ場のない閉鎖空間の中でもがいているのです。

 私たちは「ひどい学校」を立て直すきっかけは、「いじめ問題」に真剣取り組む中にあると考えています。いじめに対して毅然とした対応をすることで、子供たちからの信頼を得、子供たちが落ち着き、いじめが無くなってゆくのです。

 昨秋、山口の萩市でいじめ防止セミナーを開催した際に、松蔭神社に参拝いたしました。その松蔭神社のホームページに、吉田松陰が遺した、
「それ学は、人たる所以を学ぶなり」
という言葉が紹介されています。学びとは、人として道を学ぶことであると言っています。そして、その道を指し示すべく教師がいるのです。

 教師には、学問の師であると同時に、人生の師、人間としての師であらんとする決意を常に持ち続けていただきたいとおもいます。
 その教師の下に、はじめて、「いじめのない学校」ができるものだと思います。
 今年も、いじめ防止活動と併せて素晴らしい「教師」を応援してまいりたいと存じます。

いじめから子供を守ろう! ネットワーク
代表・ 井澤 一明

 

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[ 2013/01/02 11:07 ] 代表あいさつ | TB(0) | コメント(0)