山口県議会、萩市議会が、
「いじめ防止条例」制定への陳情書を受理 山口県と萩市で、「いじめ防止条例」制定に向け第一歩が踏み出されました。
5月16日、「いじめから子供を守ろうネットワーク」の山口県代表らが、山口県議会議長、及び、萩市議会議長宛に、「いじめ防止条例の制定に関する陳情書」を提出し、受理していただきました。
いじめ防止、いじめ解決のために、学校からいじめをなくすために、一日も早く、「いじめ防止条例」が制定されるように、「いじめ防止条例」の必要性を多くの方々にご理解いただき、ご支援いただければ幸いです。

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☆★いじめ防止対策 海外事例★☆
~イギリス~ 皆様、こんにちは。
昨年の大津のいじめ自殺事件に端を発して、ここ日本でも「いじめ防止法」「いじめ防止条例」などいじめ問題の法制化が議論されています。
安倍内閣では今すぐできる対応策(いじめと犯罪の峻別、道徳教育の徹底、出席停止処分など)を断行するとともに、「いじめ防止対策基本法」を成立させ、統合的ないじめ対策を行うといわれています。
現時点で、各党からいじめ防止法案が国会に提出され、今まさに審議されんとしています。
私たちいじめから子供を守ろう ネットワークといたしましても、これまで各自治体において「いじめ防止条例」制定の陳情活動を行ってまいりました。
議会で議論されると、どうしても問題となるのが、安倍内閣のいじめ対策にもある「出席停止処分などの処罰規定」です。教育の場に処罰はそぐわないという風潮がこれまでは強かったのです。
そこで、一足先に教育改革を断行し、政府がいじめ問題に取り組んだイギリスの事例に学んでみたいと思います。
イギリスでも80年代末頃からいじめが社会問題となり、世論やマスコミの注目を浴びました。
イギリス教育省の支援を受けて、91~93年にシェフィールド大学がいじめ防止教育プロジェクトを実施しました。
その成果を評価したところ、学校によって差はあるものの、ほぼすべての学校においていじめ防止効果が得られました。
そのいじめ防止プロジェクトでは、「加害児童、生徒への処罰」は以下のように規定されています。
・いじめの存在がはっきりと証明されれば、処罰を行わなければならない。
学校の行う処罰が何であれ、学校の一般的な規律の方針に合致している必要がある。
処罰の用い方については、教育相通達1994年第8号「生徒の行動と規律」にアドバイスがある。
そして、
「深刻でないいじめへの対処」
「深刻ないじめへの対処」
「退学処分」(退学処分を適用することはできるだけ控え、使うにしても最後の手段とすべきである。)
の3段階について触れています。
もちろん、直接的な処罰を考えるより前に、生徒とともに試みてみるべきアプローチとして、
・問題共有法(カウンセリングによるいじめ解決方法)
・いじめられている生徒が自己主張するためのグループ訓練
などがとられています。
私は、こうした教育的アプローチが効果的であったのは、「抑止力」としての処罰規定があったためではないかと考えます。
現代のいじめは極めて残忍で、犯罪に近いものもあります。
このようないじめには、毅然とした処罰があるということを示すことも、子供たちが将来、社会生活を送る上では必要なのではないかと思うのです。
そして、大津の事件でも問題になりましたが、日本独特の教育委員会制度があります。
教師と教育委員会事務局間の人事異動があるため、どうしても「なあなあ」な関係になりがちです。
このような「なあなあ」な関係にひとつ仕事としての筋を通させるためには、「いじめ隠蔽に対する処罰規定」も必要であると考えます。
日本のいじめ問題の法制化が、実効性を持って、真に子供たちの心を、そして未来を守るためのものであってほしいと切に願います。
参考書籍:『いじめ、ひとりで苦しまないで―学校のためのいじめ防止マニュアル イギリス教育省の試み 』 池 弘子 (翻訳), 香川 知晶 (翻訳)
(一財)いじめから子供を守ろう ネットワーク いじめ防止指導員・相談員
All aboutいじめ問題担当ガイド 小野田真里子

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5月26日(日)、14時、開演!!
いじめから子供を守ろう 茨木シンポジウム
~ゆとり世代がいじめを訴える~
【大阪府茨木市】 5月26日(日曜日)、大阪府茨木市で、「いじめから子供を守ろう茨木シンポジウム~ゆとり世代がいじめを訴える~」を開催いたします。
今回のシンポジウムでは、大学生らが自らの言葉でいじめを語ります。
続いて、代表の井澤がいじめの現状についてお話しさせていただきます。
どなたでもご参加いただけます。参加費は無料です。お誘い合わせてご来場ください。多くの皆様のご来場をお待ちしております。
「いじめから子供を守ろう茨木シンポジウム」
~ゆとり世代がいじめを訴える~
日時: 2013年5月26日(日)14時~16時 (開場:13時30分)
会場: 茨木市男女共生センター ローズWAM 研修室
(住所:大阪府茨木市元町4番7号)
アクセス:阪急「茨木市」駅から西へ500m、JR「茨木」駅から東に800m
プログラム
第一部
・自らの経験といじめへの想い
・基調講演 「いじめの現状」 井澤一明(いじめから子供を守ろうネットワーク代表)
第二部
・パネルトーク 「ゆとり世代がいじめを訴える]
パネリスト: 水田安美(女子大生セラピスト)、北浦和弥(いじめから子供を守ろうネットワーク大阪代表)、保護者代表ほか
コーディネーター: 井澤一明
参加費: 無 料 (どなたでもご参加いただけます)
主催: (一財)いじめから子供を守ろうネットワーク
お問合せ: 080-6148-9721 (担当:北浦)
★ 皆様のご来場をお待ちしています。

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【写真】 義家弘介先生の基調講演 ◇事務長メッセージ◇
◆◇鹿児島シンポジウムのご報告◇◆ 5月11日(土)、鹿児島県鹿児島市で、「いじめから子供を守ろう ネットワーク 鹿児島シンポジウム」を開催いたしました。
鹿児島県は、昨年11月に文部科学省から発表された、いじめ認知件数が、30,877件で全国一になった県です。これは、いじめ問題にきちんと取り組まれているという表れであり、私たちとしても、拍手を送りたいと思います。
このように、いじめ問題に対して積極的な姿勢を示している鹿児島県でシンポジウムを開催できた事は、教育界に改革の風を吹き渡らせるために、非常に意味のあることであったと実感しております。
【写真】 情熱あふれる義家先生の講演
今回は、衆議院議員であり文部科学大臣政務官でいらっしゃる義家弘介先生をお招きし、「いじめを取り巻く教育事情」と題しまして、基調講演をいただきました。
基調講演では、教育現場での隠ぺい体質に言及され、それを防ぐための効果的方法として、「いじめ防止法」にふれられました。義家先生のお話から、制定実現が目の前まで来ていると実感いたしました。
また、ネットいじめにおいては、子供達の間で、LINE(ライン)が広まっていることの問題点をあげられました。LINEは、スマートフォンの普及とともに、急速にユーザーが増加している、インターネット上での、コミュニケーションツールです。LINEは他のコミュニケーションツールに比べて、密閉性が高く、その中でいじめが起きてしまうと、発見するのも難しく、解決が難しくなっているというお話でした。
子供達が手にしている、携帯電話、スマートフォンなどは、与えているのは親なので、親もしっかりとした問題意識を持っていないと、被害にあう危険性を防げないと、ご指摘いただき、私たちも問題意識を新たにしました。
講演では、いじめ以外の分野に関しても、様々に提言をされ、義家先生の教育に対する行動力、熱意に圧倒されました。
【写真】 パネルトーク
【写真】 コーディネーターの井澤一明いじめから子供を守ろうネットワーク代表
後半は、「いじめを撲滅するためには」というテーマでパネルトークを開きました。
パネリストとして、義家先生、お子さんのいじめ経験ある保護者の方、小学校の先生、元PTA会長の皆さんに出席していただきました。
その中で、教育現場の状況について、小学校の先生から発言がありました。まず第1点として、現場も昔とは雰囲気も変わってきており、昔は隠ぺいの方向に進んでいたものが、今は、きちんと報告をする方向になってきているとのこと。これは、いじめ認知件数の増加に現れてきているものと思います。
第2点は、教師は、悪いことに対して、毅然とした姿勢で、生徒と向き合うことが大切で、教師が正しい道徳観を持ち、悪に対して立ち向かう行為が、クラスを良くしていくことに繋がっているということを、お話しいただきました。こういう毅然とした姿勢を示せる先生が増えていくことが、いじめに苦しんでいる子供たちを救っていくのです。
皆様の熱い思いの中、あっという間に2時間が過ぎ、充実した時間を過ごさせていただきました。
ご来場いただいた多くの方々から、アンケートを頂き、関心の高さを感じました。
また、これからも、シンポジウム、セミナーなどを通じて、いじめ問題、教育改革に対しての考え方を、皆様と共に広めてまいりたいと思います。
今後とも、よろしくお願いいたします。
いじめから子供を守ろう ネットワーク
事務長 丸山秀和

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広島県議会、広島市議会、
「いじめ防止条例」の陳情を受理 広島県、及び、広島市で、「いじめ防止条例」制定に向けた活動が展開されています。
5月2日、「いじめから子供を守ろうネットワーク」のサポーターが、広島県議会議長、及び、広島市議会議長宛に、「『いじめ防止条例』の制定に関する陳情」を提出し、受理されました。
いじめを撲滅し、いじめのない学校で子供たちが安心して勉強できるように、全国の自治体で「いじめ防止条例」が制定されるように、今後も活動を続けて、まいります。
「いじめ防止条例」の重要性を多くの方々にご理解いただき、ご支援いただければ幸いです。
いじめから子供を守ろうネットワーク

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◆◇ 真の自尊感情について ◇◆ 心理学の用語で、自分に対してもつ自信やプライドのことを「自尊感情」と言います。
いじめを受けると、この自尊感情が著しく傷つけられることがあります。
自尊感情には2種類あると言われています。
ひとつは、条件付きの自尊感情です。『だから自分は素晴らしい』と感じているのが、条件付き自尊感情です。
この条件付き自尊感情しか持っていないと、障害があったときボロボロと自信が崩れてしまいます。
さらに、こういう人は守りに入ります。自尊感情がキズつくのを恐れるため、本当にしたいことをしなくなってしまいます。
何かのストレスで大きく落ち込んでしまう危険性もありますし、また失敗を恐れて新しいことにチャレンジできなくなる可能性が高くなってしまいます。
『〇〇で成功したから』、『〇〇を持っているから』という理由で、幸福だなと感じる根拠が明確な場合、『条件付きの自尊感情』である可能性が高いのです。
自尊感情で大切にしたいのは、もう一つの種類の『真の自尊感情』と言われるものです。これは、条件に関係なく無条件で自分に価値を見出していることを言います。
こういう人は、多少の失敗があっても気にせず前向きに歩き続けることができます。そのためストレスなどに強く、うつになりにくいと言われています。
この自尊感情、どうしたら持てるようになるでしょうか。ひとことで言いますと『失敗を恐れずやりたいと思ったことをやってみること』です。成功や失敗を気にしてやりたいことを我慢していると、真の自尊感情は育たないのです。
人はよく『うまくいかなかったら、自信をなくすから・・・』や『フラれたらプライドがキズつくから・・・・』と考えますが、これは『条件付き自尊感情』を守る好例です。このプライドは偽物です。
本物のプライドは、そんなことくらいでキズついたり壊れたりしません。反対に、行動する度にどんどん強くなっていきます。
実際にある心理実験で、「やってしまった後悔」よりも「やらなかったことの後悔」の方が、ずっと強く記憶に残ることがわかっています。
ですから、行動を起こすことが、結果に関わらず、『真の自尊感情』が育てることになると言えます。やりたいことをやったならば、確実に心は強くなります。 うまくいかなくても、「やめておいたほうがよかった」と考えないで、自分の気持ちを自分が肯定してあげられたかどうか、が何より大切なことになります。
いじめで傷ついた子供たちもたくさんいます。本人が自己肯定することも大切ですが、周囲の皆様が、本人の自己肯定感を高められるように、上手にほめてあげていただきたいものです。
いじめで、自尊感情が崩れてしまいそうなとき、連絡してください。
私達は解決のためのたくさんの方法と応援を持っています。
担当: 興梠 規和

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5月12日(日)、午後1時30分、
高松市でセミナー開催!!
いじめは犯罪!絶対にゆるさない!
【いじめから子供を守ろうセミナー in 香川】 5月12日(日曜日)、13時30分から、高松市で、「いじめから子供を守ろうセミナー in 香川」を開催いたします。
小児科医の上田隆氏の講演、井澤一明(いじめから子供を守ろうネットワーク)代表の講演を中心に、家庭教育のあり方、学校教育の現状など、さまざまな視点で、いじめ問題、教育問題について考えていきたいと思います。
参加費は無料です。 どなたでもご参加いただけます。お誘い合わせて、お気軽にご来場ください。多くの皆様のご来場をお待ちしております。
「いじめから子供を守ろうセミナー in 香川」
~いじめは犯罪!絶対にゆるさない!
いじめと闘う勇気を持とう! ~
日時: 2013年5月12日(日)13時30分~16時
会場: 国分寺会館 (住所:高松市国分寺町新居1298)
プログラム
講演:「機嫌のいい子に育つママの口ぐせ」
講師:上田 隆氏(小児科医、阿南共栄病院副院長)
講演:「全国のいじめ問題の現状と対策について」
講師:井澤一明(いじめから子供を守ろうネットワーク代表)
※ セミナー終了後、いじめで困っている方への「個別相談会(無料)」を開催します。(秘密厳守)。
参加費: 無 料 (どなたでもご参加いただけます)
主催:いじめから子供を守ろう香川
★ ご参加をお待ちしております。

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5月11日(土)、午後1時、鹿児島市で、
いじめから子供を守ろう 鹿児島シンポジウム
いじめはゼッタイ許さない!! 開催★義家弘介先生が基調講演★ 5月11日(土曜日)、鹿児島市で、「いじめから子供を守ろう 鹿児島シンポジウム~いじめはゼッタイ許さない!!」を開催いたします。
ヤンキー先生こと義家弘介先生(衆議院議員、文部科学大臣政務官)から、「いじめを取り巻く教育事情」と題して基調講演をいただきます、教育再生といじめ撲滅に一生を捧げると言われる、義家弘介先生の情熱あふれる講演を直接聴ける貴重な機会です。
鹿児島県教育委員会、鹿児島市教育委員会、霧島市教育委員会から、後援をいただきました。
どなたでもご参加いただけます。お誘い合わせてご来場ください。多くの皆様のご来場をお待ちしております。
いじめから子供を守ろう 鹿児島シンポジウム
いじめはゼッタイ許さない!!
日 時: 2013年5月11日(土)13時~15時
会 場: かごしま県民交流センター (住所:鹿児島市山下町14-50)
アクセス: JR「鹿児島駅」下車 徒歩10分、市電「水族館口電停」下車 徒歩4分
【プログラム】
第1部: 基調講演 「いじめを取り巻く教育事情」
講 師: 義家弘介氏 (衆議院議員、文部科学大臣政務官)
(講師紹介:1971年生、長野県出身。母校で熱血教員。ドキュメンタリー番組、TBS系ドラマ「ヤンキー母校に帰る」で話題を集める。元横浜市教育委員会教育委員、元教育再生会議担当室 室長)
第2部: パネルトーク 「いじめを撲滅するためには」
パネリスト: 義家弘介氏、 井澤一明(いじめから子供を守ろうネットワーク代表)、教育関係者、保護者代表等
参加費: 1000円 (高校生以下無料)
後 援: 鹿児島県教育委員会、 鹿児島市教育委員会、 霧島市教育委員会
主 催: いじめから子供を守ろう ネットワーク鹿児島
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続報:川西市高2男子いじめ自殺事件
「いじめは犯罪」、言葉のいじめでも3人を「侮辱」容疑で書類送検
【兵庫県川西市】 去年、兵庫県川西市で自殺した高校2年の男子生徒がいじめを受けていた問題で、警察は、同級生3人が男子生徒を「菌」と呼んで悪口を言ったり、虫をいすに置いたりするいじめを繰り返したとして、生徒を侮辱した容疑で書類送検しました。
書類送検されたのは、去年9月に自殺した兵庫県川西市に住む当時17歳の高校2年の男子生徒の同級生3人です。
警察の調べによりますと、3人は、去年5月から6月にかけて、自殺した生徒を「菌」と呼んで悪口を言ったり、虫をいすに置いたりするいじめを繰り返したとして、生徒を侮辱した疑いが持たれています。警察は、ことし1月、生徒の両親からの告訴を受けて捜査を進めていました。
送検を受けて、母親は、「同級生3人とその保護者たちには、自分たちの行いを重く受け止め、息子が今どんな気持ちでいるのか考えて改めて向き合ってほしい。たとえことばの暴力であっても、いじめが犯罪であることを世の中にはきちんと分かってほしい」と話しています。
この問題を巡っては、生徒の自殺直後に、高校側が両親に対して、「不慮の事故で亡くなったと公表できないか」と打診するなど不適切な対応があったとして、兵庫県教育委員会が第三者委員会を設置し、自殺の原因などを調査しています。
【2013年5月1日 NHKニュース】※ 刑事告訴は「書類送検」まで進みましたが、いじめ解明のために設置された第三者委員会による報告は、遺族側に不満の残る内容でした。川西市高2自殺:
「いじめ関連付け困難」と報告書
【第三者委員会報告】 兵庫県川西市で昨年9月に自殺した県立高2年の男子生徒(当時17歳)が同級生3人からいじめを受けていた問題で、学校が設置した第三者委員会(委員長=羽下大信・京都橘大教授)は2日、「生徒はいじめにより精神的苦痛を受け、無力感を覚えていたのは間違いないが、自殺と関連付けることは困難」とする報告書を、校長に提出した。
いじめを発見できなかった点では学校の落ち度を認めない一方、自殺後、遺族の信頼を損なった校長らの対応を、「管理職としての役割を果たしていない」と批判した。
男子生徒は昨年9月2日夜、自宅で自殺しているのが発見された。
委員会は教育学や臨床心理の専門家や弁護士ら4人で構成。11月以降、21回会合を開き、同級生や教諭らから聞き取りを行った。
報告書は、いじめに関係したのは、県警が1日に侮辱容疑で書類送検した同級生3人と判断。いじめの具体例として〈1〉「ムシ」と呼ぶ〈2〉イスの上に死んだ蛾(が)を置いた〈3〉コーラス大会の練習中、他の生徒をぶつけさせ、「菌がつく」と言った――など7項目を挙げた。
学校側については、「いじめの存在をつかむ手がかりはあったが、(加害者側も被害者側も、問題を抱えた生徒との認識がなく)いじめの存在を知るべきであった、疑うべきであった、とは断定できない」とした。
ただし、生徒の自殺後、学校側が遺族に「自殺を在校生に伝える際、不慮の事故と説明させてもらえないか」と持ちかけた行為などは、「配慮に欠けた対応で不信感を招いた」と批判。「校内ではいつでもいじめが起きうるという前提が共有され、繰り返し確認されるプロセスが必要である」と指摘した。
【2013年5月2日 読売新聞】
【写真:共同通信】 男子生徒のいじめと自殺に関する報告書を、
生徒が通っていた県立高の校長(左)に手渡す
第三者委員会の委員長=2日午前、兵庫県川西市 川西市高2自殺 第三者委報告書
両親憤り、民事訴訟へ◆「時間の無駄だった」
川西市で昨年9月に自殺した県立高校2年の男子生徒=当時(17)=がいじめを受けていた問題で、男子生徒の両親が2日、同市内で記者会見し、高校が設置した第三者委員会の報告書について、「内容が薄く残念だ」と述べ、学校の管理責任を問う民事訴訟を起こす考えを明らかにした。
この日公表された報告書は、「いじめと自殺との因果関係を認定できない」としたが、母親は「いじめがなかったら息子は自殺していない。『関連性がなかった』の一言で済まされたら私たちはどうすればいいのか」と訴えた。
川西市の第三者機関「市子どもの人権オンブズパーソン」が3月にまとめた報告書では、「いじめを含む学校内の人間関係が原因の可能性は高い」としており、母親は「(学校側の)第三者委員会は生徒の聴き取りもしているのに、オンブズパーソンの方が中身がある」と批判した。
また、父親は「何のための第三者委員会なのか。『学校擁護委員会』ではないのかと言いたい。きょうまで時間の無駄だった」と憤った。
2日は生徒の月命日。母親は「裏切られた気持ち。どう報告していいのか…」と声を詰まらせた。
一方、第三者委員会から報告書を受け取った高校の校長も同日会見し、「提言をいただいたので、今後しっかりと深く読んだうえで、再発防止について全力で取り組みたい」と述べた。
【2013年5月3日 産経ニュース】

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◇代表メッセージ◇
◆ スクールカースト? ◆子供たちにとっての新しい学級や新しい学校生活も一ヶ月が過ぎて、やや落ち着いてきた頃でしょう。
クラスにも、授業にも慣れて、これから本格的な授業が始まっていく5月です。
子供たち同士の人間関係も確立してきます。この人間関係が固まるにつれて「いじめ」も増えてきはじめます。
いじめの面でも、勉強の面でも親としては気の抜けない時期とも言えます。
近頃、この子供たちの人間関係を、「スクールカースト」という言葉で表現する記事が目につくようになりました。私たちもアドバイスをいただいている森口朗先生の「いじめの構造」という書籍で、世の中に広まった言葉です。
スクールカーストとは、クラス内における上下関係のことを指しています。クラスの人気や発言力によって階級差ができるという考え方です。いじめで言えば、いじめる側が上位カーストで、いじめられる側が下位カーストと言われています。
親の世代にもありましたし、祖父母の世代にも子供たちの中での階層というものはありました。
ただ、スクールカーストと名付けることで、子供たちの現状を分かりやすく表現しようとした言葉なのだと思います。
スクールカーストを解消すべきだという議論もあります。しかし、人間には好き嫌いがありますし、活発な子とおとなしい子、勉強が得意、音楽が得意、本が好き、運動が得意などなど様々な子供たちがいます。
スクールカーストを無くそうとすると、子供たちをすべて同じに矯正するしかないように思います。それは、無個性な子供たちを創ることにつながりますし、現実的には不可能だと言えるでしょう。
いじめのないクラスを創るには、一人ひとりに「いじめは悪だ」と自覚させ、キレたり、ストレスをいじめで発散するなどの感情に流されたりしない子を育てる、「自己を律する心」を育てていくことが大切だと思います。
一世代前にはクラスのリーダーは、いじめを止める側でした。
ところが現代の学校では、学級委員や生徒会長がいじめの中心人物だという事例も少なくありません。
人気や実力がある子、つまりスクールカースト(あまり使いたくない言葉ですね)の上位に位置する子を周囲の子をいたわり、励まし、リードしていく関係を築ける子に育てていくことが大事です。
本当の「いい子」、「つよい子」は、いじめなんかしないという「悪をくじき弱きを助ける」という、西洋でいうところの騎士道精神や大和魂というものを子供たちの世代に伝えていきたいものです。
いじめから子供を守ろう ネットワーク
代表・ 井澤 一明

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