「 手をさしのべる 」 いじめを受けた子供に手をさしのべる。これは周りの人間の役目だ。
でも、さしのべた手を握り返してくれるとは限らない。傷ついた人間は、人を信用できなくなるからだ。さしのべた手が本物かどうか。さらなる傷を与えられないか。それを見極める時間が必要になる。
手をさしのべる側は、知らず知らずのうちに「上から目線」になっていることはないだろうか。
「こうすれば助かるよ」 「言う事を聞きなさい」 「それが出来ないあなたが悪い」
こんな考えに陥っていないかをふり返ることが大切だ。
手をさしのべる側に求められこと。それは同情やアドバイスより共感するということである。
共感とは、相手の身になって、その気持ちを共有することである。
「それはつらいよね」 「嫌な思いを我慢していたんだね」 「あなたは悪くないんだよ」
そんな言葉が口に出る。それが手をさしのべるということだろう。
世界では、多くの子供が貧困で苦しみ、命を落としている。
それに対し、財産を投げ打って多くの命を救っている数多くの人々がいる。
そして私達の周りでは、多くの子供がいじめという精神的な貧困で苦しみ、命を落としている。
それに対し、「それはつらかったね。何があってもあなたを守るよ」とさしのばされた手の数は、あまりにも少ない。
もしいじめで苦しむ子供と出会ったら、そのつらさに共感しよう。そして、その子に「いじめと立ち向かえ」と言うのではなく、大人自身がいじめ問題に立ち上がろう。
「多くを与えられた人は、多くのことを期待されます」
これは資産の95%を慈善事業に寄付し、数百万人の子供の命を救っているビルゲイツの言葉である。
担当 守矢 光児

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「重大事態」になる前に
いじめの早期解決を
~青森県女子生徒自殺事件~ 青森県八戸市で、7月8日、高2女子生徒が海で遺体で発見されるという痛ましい事件がありました。
青森県教委は、いじめを原因とする自殺である可能性があるとして、「いじめ防止対策推進法」(以下「いじめ防止法」)の規定する「重大事態」(同法第28条)に該当するとして、「県いじめ防止対策審議会」を設置して調査すると発表しました。記事を引用します。八戸・高2女子生徒死亡:いじめ防止法基づき調査へ
県教委が「重大事態」
八戸北高では緊急保護者会/青森 県立八戸北高2年(17)の女子生徒が死亡した問題で、県教委は23日、「いじめ防止対策推進法」に基づく「重大事態」として公表し、事実関係を調査する方針を明らかにした。 ・・・・・(中略)・・・・・
県教委は早ければ月内にも有識者でつくる第三者機関「県いじめ防止対策審議会」を設置して調査する。7日に施行された条例に基づくもので、弁護士や臨床心理士ら専門家6人の人選を急ぐ。昨年9月にいじめ防止対策推進法が施行された後、県は「いじめ防止基本方針」を今年6月に制定しており、今回は、こうした体制を整備した後、初めての事態となる。
在校生徒の心のケアに向け、県教委は9日からスクールカウンセラー2人を派遣し、相談を求める生徒に対応している。【塚本弘毅、森健太郎、宮城裕也】
【2014年7月24日 毎日新聞】 昨年9月に施行された「いじめ防止法」は、いじめによって、子供の生命、心身、財産に重大被害が発生したり、長期の不登校になった場合を「重大事態」であるとし、第三者機関を設置し調査すること等を規定しています。
各地の自治体では、「重大事態」の対処に関する条例の制定が進んでいます。前述の記事によれば、青森県でも、第三者機関「県いじめ防止対策審議会」に関する条例が7月7日から施行されています。
学校関係者以外の有識者等で構成される第三者機関によって、いじめの真相が究明されることは、確かにいじめ防止に関して前進ではあります。ただ、本件では、次のような事情がありました。<高2女子死亡>
両親「1年前から友人トラブル学校に訴え」 青森県八戸市の県立八戸北高校2年の女子生徒(17)が、いじめが原因で自殺した可能性のある問題で、生徒の父親が24日、毎日新聞の取材に応じ、学校側の対応について「誠実ではない」と批判した。
母親は約1年前から友人関係のトラブルなどを学校側に訴えていたという。
父親によると、女子生徒は昨年夏ごろから食欲がなくなるなど体調が悪くなった。母親に友人関係がうまくいっていないと打ち明けていた。無料通信アプリのLINE(ライン)で、同じグループの生徒から「存在がうざい」「態度が悪い」などと悪口を書き込まれたとも話し、母親が学校側に相談したという。
父親は「普段は悩みを打ち明けない子だった。一人で抱えるのには限界だったのだと思う。このころに学校側が対応してくれていれば」と話す。
父親が娘の姿を最後に見たのは行方不明になった今月4日の朝だった。期末テスト最終日だった前日夜は「(テストが)終わってさっぱりした」と話すなど、変わった様子はなかったという。だが8日、八戸市内の灯台から約3.5キロの沖合で遺体が見つかった。
女子生徒はノート3ページ程度のメモを残しており、「仲間外れにされた」との趣旨の記述があった。父親は「いじめがあったのではないか」と八戸北高に早急な調査を求めたが、学校側は23日、「いろんな業務と並行してやっている」などと言ったという。
学校側の姿勢について父親は「生徒一人が亡くなり、何があったかを明らかにするのが最優先なのに、誠意が感じられない」と憤っている。
【2014年7月25日 毎日新聞】 昨年6月頃から、亡くなった女子生徒はいじめを両親に相談し、母親が学校に相談していたと報道されています。学校側は今年4月のクラス替えの際に配慮したとしています。
いじめは早期解決が重要です。LINE(ライン)によるいじめは、別クラスにしても収まらず解決にはなりません。学校側がいじめ解決に向けて真摯に対処していたとは到底思えません。
生徒の命が失われてから「重要事態」として対処しても遅いのです。「重大事態」の際の対処を条例で決めるだけではいじめ防止には至りません。
「いじめ防止法」を実効化するためには、いじめが発生した際、学校や教職員が解決に真摯に取り組むように、いじめを放置、隠蔽するなど、いじめ対策を怠った教職員に対する処罰(懲戒)規定を盛り込んだ、「いじめ防止条例」を制定することが必要ではないでしょうか。

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書籍
『オルヴェウス・いじめ防止プログラム』 いじめ問題は、日本だけではありません。
世界各国でも大きな問題として取り組みが進んでいます。
その世界のいじめ問題を語るには、ノルウェーのベルゲン大学のダン・オルヴェウス博士の存在を忘れてはなりません。博士は、日本ではさほど有名ではありませんが、世界では、世界一の権威と言われています。
先日、訪問した政令指定都市の教育委員会の指導主事の先生方も、まったく知りませんでしたが、ノルウェーのベルゲン大学の教授を長年務め、35年以上も、子供のいじめ問題に関して、理論面および教育現場での実践面の両分野から取り組んで来られました。
オルヴェウス博士が提唱する「いじめ防止プログラム」は、ノルウェーはもちろん、EU、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド等、世界20か国の学校で導入されています。特にアメリカでは、約8000校もの学校で導入されています。結果、平均して20パーセントから70パーセントもいじめが減少したと報告されています。
このほど、『オルヴェウス・いじめ防止プログラム』の翻訳書が日本で発刊されました。博士の「いじめ防止プログラム」が詳細に解説されています。
「いじめ防止プログラム」は、いじめを防止するために、いじめに対する従来の考え方を変えること、及び、いじめを取り巻く学校の環境を改めることを目的としています。
まず、博士は、次の4つのいじめ防止ルールを学校に掲げることを提唱しています。
1. 私たちは、他の人をいじめません。
2. 私たちは、いじめられている人を助けます。
3. 私たちは、一人ぼっちの人を仲間に入れます。
4. 私たちは、もし誰かがいじめられていれば、それを学校の大人や家の大人に話します。
このルールをポスターなどにして、学校の至るところに貼り、いじめは許されない行為であると、はっきり伝えると効果が出ると述べています。
いじめの発見には、無記名アンケートが有効であることを訴えています。「無記名でなければならない。教師に知られないということで子供たちは本当のことを書く」と無記名であることを重視しています。
さらに、教師等による「校内生徒見守り制度」の充実も効果的であると指摘しています。
結局、子供たちを見守る大人の態度が重要であること、もしも、いじめに気付いても介入せずに放置すれば、いじめを許容したことになるという指摘は重要です。
さらにより具体的に、どのように介入したらよいのかという点についても、事前によく話し合い、決めておくことが必要と述べています。
また教師は、子供たちに対してロールプレイングを通して、どのような行為がいじめにあたるのか、そのとき、反いじめルールによれば、どのように対処すべきかを子供たちに「納得させる」ことが重要だと説明されています。
日本のいじめも世界のいじめも、基本的な対策は同じであるとも言えます。
学校全体でいじめ防止に取り組む、いじめ防止ルールを徹底する、いじめへの介入の仕方を事前に決めておく等、この書籍に紹介されているいじめ防止策は、今すぐにでも実行できるものではないでしょうか。
いじめから子供を守ろうネットワーク
松井 妙子

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徳島シンポジウムの記事 掲載! 「JA徳島厚生連だより お元気ですか」(徳島県厚生農業協同組合連合会発行)に、5月31日(土)、徳島市内で開催された 「いじめから子供を守ろう 徳島シンポジウム」 の記事が掲載されました。
【写真】 JA徳島厚生連だより お元気ですか 同じく 「文化連情報436号」(日本文化厚生農業協同組合連合会発行)にも、「いじめから子供を守ろう 徳島シンポジウム」 の記事が掲載されました。
【写真】 文化連情報436号

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【写真】 講演する丸山秀和事務長◇事務長メッセージ◇
◆◇間もなく夏休み◇◆ 先日、大阪の四条畷市で、地域の方々にいじめについて、お話をさせていただきました。
地元の方のお話によると、四条畷市の教育委員会は、
「いじめに関しては、きちんと対応しています。対策も立てています。」とアピールしているそうです。
しかし、学校に相談しても、教師はなかなか話を聞いてくれないとか、話は聞くが、何も行動してくれない、という実情があるそうです。
いくら教育委員会で看板を揚げても、現場の意識が付いてこないと、単なる看板に終わってしまい、子供たちは救われません。
もっと、子供の視線に立って、現場でどう活用していくかを考え、現場の教師の方々を指導していただきたいものです。
間もなく夏休みに入ります。
いじめについて、少しでも不安材料をお持ちであれば、夏休みに入る前に、早めに学校と相談していただければと思います。
学校が休みに入りますと、問題解決も新学期まで先送りにされるなど、どうしても話が前に進みません。
いじめは早期発見、早期解決が大事です。まずは、行動を起こしていただければと思います。
また、夏休みは学校生活のストレスを解消する時間でもあります。
いじめを受けたお子さんは、心が傷ついていることも多くありますので、この休みの期間を利用して、心の力を回復させてあげてほしいのです。
今は、観光地などでも子供向けの体験を企画しています。子供と一緒に楽しい時間を過ごし、心の回復をさせてあげてください。
また、勉強が遅れているようなら、計画的に復習の時間を取り、遅れを取り戻してあげてください。塾の夏期講習を利用する方法もあると思います。
保護者の皆様も、お忙しいとは思いますが、少しの時間でも、子供たちと有意義な時間が過ごせれば、それは、子供たちにとって、素晴らしい夏の思い出になると思います。
親子連れ向けのお出掛け情報サイトなどでは、夏休み特集などもやっております。
そういう情報も参考にしながら、ぜひ、子供との時間を作っていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
いじめから子供を守ろう ネットワーク
事務長 丸山秀和

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いじめの事実は真実を伝えるべき
~いじめの認識について~ 長崎県新上五島町でいじめを受けていた町立奈良尾中学校3年生徒(当時15歳)が自殺した問題で、町教育長が自殺から16日後に両親に対して調査報告書を読み上げた際、いじめを示唆する部分を意図的に読み飛ばしていたことが、新聞で報道されました。
具体的には、報告書には「生徒からの情報」としてアンケートや聞き取り結果から
「通信アプリの『LINE』のやりとりから自死をほのめかす言動があった」
「下校時のバス内で(該当生徒から)友人に『何だか疲れた』『自分は嫌われているんだろう』という問いかけがあった」
「(該当生徒がLINEで自殺の)用意ができていると友人に伝え、ビニールの紐を見せている」などの記載がありました。
しかし、教育長は両親の前ではそれを読み上げず、
教職員からの情報として記載された
「事故に直接結びつく言動は見られなかった」や
「自身の資料、交友関係、学校生活から、いじめがあり苦にしていたとは考えられない」などとしたものを読み上げたのです。
さらに、この報告書は両親に渡されず、生徒の自殺一ヶ月後に両親に開示、そのとき「生徒からの情報」の記載が記憶になかった両親が問い合わせたところ、読み飛ばしたことを町教育員会が明らかにしたそうです。(6月17日毎日新聞より)
教育長のコメントは「ご遺族の心情に配慮した為」とのことですが、子供が突然自殺した親であるならば、「なぜ、自殺したのか」を最も知りたいはずです。
これは、「隠蔽」と言われても仕方にないことです。
「隠蔽」とは都合の悪いことを故意に隠すことを言いますが、通常の感覚では、記載されているものを自己に都合のよい部分のみ読み上げ、報告書をその場で手渡さなかったことは「隠す意図」があったととられても仕方のないことでしょう。
このようにどうも保護者の認識、社会の認識とことなる「認識」がいじめの現場には非常に多く存在します。
例えば、殴られて歯が折れていても(被害者が殴られたと言っているにも関わらず)「転んだようです」。
トイレの一室に閉じ込められて、ドアをどんどん何人もに叩かれながら罵詈雑言をあびせかけられても
「仲良く遊んでいましたよ」
教師が、生徒に「馬鹿」と言い、さらにクラス全員に「こいつを今日から馬鹿と呼ぼう」と言っても
「指導に熱心なあまりやってしまったこと」
(いずれも、いじめ相談事例より)
文部科学省のいじめの定義では、
「当該児童生徒が、一定の人間関係にある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの」とする。
いじめにあたるか否かの判断は、「表面的・形式的に行うことなく、いじめられた児童生徒の立場に立って行うもの」とする (平成18年新定義)
とありますが、いくら定義があっても現場が「いじめの事実」と真剣に向き合わなければ「絵に描いた餅」です。
上記にあげた事例では、真剣に向き合おうという姿勢は全く感じられないのは、私だけでしょうか?
非常に残念なことではありますが、この状況から一歩踏み込んでいじめを防止するためには、教師に対して心構えだけでなく、より実効的な条例(いじめ隠蔽に対する処罰規定)が必要なのではないかと考えます。
一財いじめから子供を守ろうネットワークいじめ相談員・いじめ防止指導員
NPO法人全国webカウンセリング協会ネットいじめ対応アドバイザー
All aboutいじめ問題担当ガイド
小野田真里子

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☆「缶バッジ」と「いじめ防止カード」ができました!! 「いじめから子供を守ろう ネットワーク」の缶バッジができました!
いじめ防止キャラクターの神楽響子さん、ロゴマークなど、バッジのデザインは5種類あります。
【写真】 缶バッジ
【写真】 いじめ防止カード また、いじめ防止のためのカードも作成しました。名刺の大きさで、私たちのいじめ相談の連絡先を書きました。
カードはキャンペーン等で子供たちにお渡ししたいと思います。
いじめ防止のお役に立てれば幸いです。

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徳島県の 「県南てれび」
7月も、井澤代表の講演会を放映! 先日(6月27日、28日、30日)、徳島県のケーブルテレビ「県南てれび」で、井澤一明代表の講演が放映されました。
「県南てれび」では、引き続き7月にも、井澤代表の講演を放送することを決定しました。放送日時は次のとおりです。
7月 8日(火) 夜23時30分~
7月15日(火) 夜23時30分~
7月17日(木) 朝9時~
7月25日(金) 夜23時~
7月27日(日) 夜21時~
7月29日(火) 朝9時~
放送される講演は、いずれも、6月1日に開催した、「いじめから子供を守ろうセミナー」(於:徳島県阿南市羽ノ浦公民館)での、「徳島からいじめを撲滅しよう!」という内容の講演です。

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◇代表メッセージ◇
◆◇ 不登校ゼロの学校があった! ◆◇ 沖縄では梅雨があけたようですが、関東はもう少し時間がかかりそうです。
6月は、中学校、高校、小学校にいってまいりました。
中学、高校では生徒向けに、小学校では保護者向けの講演をさせていただきました。
今回、お邪魔した小学校は、なんと不登校児童ゼロ!
不登校児童がいない学校にお邪魔したのは初めてです。
こんな学校もあるんですね。
不思議なことは、校長先生と話しても、特別な対応をしている様子が全くありません。
普通に授業して、普通に生徒と接している姿しか会話に出てこないのです。
ただひとつ、大きな特徴として、教師と子供たちの接触面積が大きい点があげられます。
子供たちが帰った後も職員室で、子供たちの話をしている。
20年前、30年前の日本のどこの職員室でも見られた原風景、なつかしい感じがしました。
本当は、特別なことをしなくても、落ち着いた学校をつくることは可能なのですね。
先日、保護者の方に付き添って交渉に行った中学校ではこんなことが起きていました。
被害者の中学生に「掃除の時間とかある? 掃除していない子とかいるの?」と聞くと、
「2、3人は掃除してる。トイレは先生がしてる」
「じゃあ、授業とかみんな聞いてる?」
「よく先生を泣かしたりするかな。あと消しゴムでキャッチボールしてる子も多い」
「でも英語の授業はちゃんとしてる」
「なぜ?」
「怖い先生だからかな。静かだよ」
この2つの学校。いじめ問題の源がここにあるように思います。
不登校生徒もいない、いじめもない、学力も伸びているという、先に述べた小学校のような学校ばかりならば、「いじめ防止対策推進法」などなくてもいいのです。
ただ残念なことに、現実には、このような学校が少なすぎるのです。
その責任は、大人にあります。
子供たちに接する大人の姿勢によって、あっという間に子供たちが変わってしまいます。
教師としての誇り、保護者としての責任感、古くさく聞こえる方もいるかもしれません。
でも、それこそが素晴らしい子供たちを育てる鍵です。
私たちは、この「いじめ撲滅運動」を通して、素晴らしい学校を日本全国に増やしていきたいのです。
いじめから子供を守ろう ネットワーク
代表 井澤 一明
井澤一明ブログ: http://ameblo.jp/kzizawa/ Facebook: http://www.facebook.com/kz.izawa Twitter: @kzizawa
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