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☆ 教師の長時間勤務改善が子どもを救う鍵になるのでは? 

141030 学校の校庭

☆ 教師の長時間勤務改善が子どもを救う鍵になるのでは?

 私は仕事で毎日のように小・中・高の職員室を訪問する。
 アポイントを取らないといけないので先生方に予定をお聞きするのだが、いつも先生方の多忙ぶりに驚かされる。

 先生方は個人差もあるが、昼休みも放課後も忙殺されている。
 その内容を伺うと、実に多様に渡っているが、子どもの指導や授業に関わるものは極めて少ないことに違和感を覚える。また、職員室を訪問時に、先生方の机の上に広がっているのは、教科書でもガイドでもなく、教育委員会からのアンケートやレポートがほとんどである。

 生徒指導とか学年主任など、いじめが実際起こったら即日に担任と一緒に動くべき先生ではあるが、役割に付随するものなのか、他の教師よりも日々の報告作業ともいうべき仕事に埋もれてしまっている。
 その束ねとなる教頭先生に至っては対外的な事務に忙殺されている。
 学校の先生は、昔は放課後お茶を飲みながら職員室から生徒らを温かく見守っているというような余裕がある印象だったが、現代では全く事情が異なる、というべきである。

 しかし、いじめはいついかなる時に起こるかわからないが即日に解決をすべきものである。
 いじめの対処には、子どもの人権とともに、生命がかかっていると自覚を持っていただきたい。そのための啓蒙や研修を教育委員会は徹底すべきであると思う。

 いじめの早期発見・即日解決を掲げている校長先生のいる学校はいじめに対しての取組みが違う。いじめ防止対策推進法に、「いじめの早期発見と解決の責任は校長先生にある」と、罰則を含めての明文化を希望したい。
 責任者を明確にすることが黙殺や揉み消しを防止することになる。かつまた、警察との連携も密になることだろう。
 昔はそんなものは要らなかったという意見があるが、昔とは子ども達を取り巻く環境が違ってきていることを理解し、改革を行う必要があると思う。

担当  興梠 規和


 

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[ 2014/10/30 13:20 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

◆◇ いじめ認知件数は、18万5860件 ◇◆ 

141025 金木犀

◆◇ いじめ認知件数は、18万5860件 ◇◆

今朝はコートにマフラー姿の方をかなり見かけました。
先週までは、半袖でも大丈夫でしたが、いきなり寒くなってしまいました。子供たちの体調にも注意してあげていただきたいと思います。

さて、今週の月曜日には、小学校の教員研修会にお招きいただき、2時間ほど話をさせていただきました。
今年は、教員研修での講演に招かれることが例年よりも多くなっています。やはり、「いじめ防止対策推進法」 (いじめ防止法) の十八条において 「教員の養成及び研修の充実を通じた教員の資質の向上」 を求められていることが影響しているのだと思います。
今年になって、遅いとは思いますが、ようやく 「いじめ防止法」 が効力を発揮しはじめているようです。

そのような中、10月16日、文部科学省は昨年度(平成25年度)の 「いじめ認知件数」 は、18万5860件という数字を発表しました。
これは、「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」 の結果によるものです。

マスコミ各社の見出しを見てみると、
・問題行動:いじめ20万件時代…ネット使い最多8787件
・認知件数、自治体の格差顕著 「認知漏れ」 の恐れも
・京都がいじめの認知件数全国ワースト1位 府教委 「綿密に調査した結果」
・小学校 「いじめ」 最悪 「暴力」 初の1万件超
などの言葉があふれています。

今回の結果から、次のように言えると思います。
1. いじめ認知件数はやや減少しているものの、実数ではなく、学校の取り組み姿勢によって格差が生まれている。
2. ネットを使ったいじめが大幅に増加している。
サポーターの皆様には、まずはこの点を知っておいていただきたいと思います。

学校の取り組み姿勢で数字にばらつきがあると述べました。では、実際の数字はどのあたりにあるのでしょうか。
今回、京都府の認知件数は最多の2万8118件でした。

余談ではありますが、京都府をワースト1と表現している報道機関もありますが、実態を反映しているという意味では評価すべきであり、マスコミにはワーストという表現をしていただきたくないものです。

この京都府のいじめ認知件数は、平成24年度の鹿児島県の3万2167件に次ぐ件数であり、10人に1人がいじめられているという件数です。
昨年の鹿児島県、今年の京都府、この両者をみれば、10人に1人の割合で、全国では140万人の子供たちが一年間でいじめを受けた経験があると見ておくべきだと思います。
いじめ対策の基本は早期発見早期解決です。これだけのいじめが起きていると受け止めなければ、いじめ対策などできるわけがありません。

いじめ認知件数についてはそのまま受け入れられない現状ですが、もう一点 「重大事態の件数」 についても述べておきたいと思います。
いじめ防止法で述べているところの 「重大事態」 とは、
1. 被害者の生命、心身又は財産に重大な被害が生じた疑いがある場合。
2. いじめにより被害者が相当期間学校を欠席することを余儀なくされている疑いがある場合。
となっています。

今回の調査では、「重大事態」 は、9月以降で、159件と発表されています。いじめが原因の不登校が1941人である事を見れば、疑問がぬぐいきれせん。

いじめ防止法は、その第一条において、「児童等の尊厳を保持するため」 という文言を使って、いじめられている子供たちを守るために、この法律があることを述べています。
この趣旨からすれば、文部科学省以下、それぞれ学校は、いじめに苦しんでいる子を救う、さらには子供たちに苦しみを与えない、という意志を全面に打ち出さなければなりません。
いつまでも数字遊びに興じている時間はないのだと訴えていきたいと考えています。

冒頭、小学校に行ってきたと述べましたが、その校長先生は、
「今は、いじめは迅速に対処するのが普通です。悪いことは悪いと生徒を指導し、その日の内に保護者にも連絡する。どこの学校もそうなっているはずです」 と話されていらっしゃいましたが、そうではない学校、教育委員会がいまだにあるのが現実です。

やはり、学校を子供たちが安心して学ぶことのできる空間にするためには、強い意志と行動が必要です。
皆様のお力が必要です。
今後とも、皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます

いじめから子供を守ろう ネットワーク
代表 井澤一明

(参考 いじめ防止対策推進法)
条文を読んだことのない教師も多いので、長くなりますが、条文の一部を掲載いたします。

第一条   この法律は、いじめが、いじめを受けた児童等の教育を受ける権利を著しく侵害し、その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず、その生命又は身体に重大な危険を生じさせるおそれがあるものであることに鑑み、児童等の尊厳を保持するため、いじめの防止等(いじめの防止、いじめの早期発見及びいじめへの対処をいう。以下同じ。)のための対策に関し、基本理念を定め、国及び地方公共団体等の責務を明らかにし、並びにいじめの防止等のための対策に関する基本的な方針の策定について定めるとともに、いじめの防止等のための対策の基本となる事項を定めることにより、いじめの防止等のための対策を総合的かつ効果的に推進することを目的とする。

第十八条   国及び地方公共団体は、いじめを受けた児童等又はその保護者に対する支援、いじめを行った児童等に対する指導又はその保護者に対する助言その他のいじめの防止等のための対策が専門的知識に基づき適切に行われるよう、教員の養成及び研修の充実を通じた教員の資質の向上、生徒指導に係る体制等の充実のための教諭、養護教諭その他の教員の配置、心理、福祉等に関する専門的知識を有する者であっていじめの防止を含む教育相談に応じるものの確保、いじめへの対処に関し助言を行うために学校の求めに応じて派遣される者の確保等必要な措置を講ずるものとする。


 

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[ 2014/10/25 14:19 ] 代表あいさつ | TB(0) | コメント(0)

◇事務長メッセージ◇◆ いじめの対応について・その2 ◇◆ 

141017 秋の町

◇事務長メッセージ◇
◆◇ いじめの対応について・その2 ◇◆

2週続けて台風が日本列島を縦断し、各地で被害なども出てしまいました。
先月お話しした娘も、先週、ちょうど修学旅行の出発と、台風の通過が重なり、飛行機の出発時刻が4時間も遅れ、大変な目にあったようです。
その娘について、前回、診断書を提出したにもかかわらず、体育を休んだことに対して叱られた事件の報告を致しましたが、その後のやり取りをお伝えしようと思います。

前回の校長先生との話のあと、様々なことがわかってきました。
・娘が提出した診断書が、体育科の先生たちの共有ファイルに保管されておらず、渡した先生の机の中にしまわれて、その大切な情報が、先生たちに共有されていなかったこと。
・校長先生から担任の先生に、今回の事件に関して何も伝わっていなかったこと。
・娘から事情を聞いた担任が校長先生のところへ行くまで、娘との話し合いの日を決めなかった校長。
・校長先生から、娘との話し合いの結果に関して、何の連絡もなかったこと。
・きちんとした形での謝罪をお願いしていたが、何の連絡もなかったこと。
次から次へと問題点が浮き彫りになってきました。このままでは、話が進まないので、学校へ行って、体育科の先生と校長先生と話をすることにしました。

私からは、なぜこのような事件が起こってしまったのか、そして、未だに謝罪がなされていないことについて、説明を求めました。体育科の先生二人(診断書放置の先生と強要をした先生)は、自らの否を認め、謝罪をしてきました。校長先生も同様でした。
今回の事件を教訓にして、学校全体で、再発防止に取り組んでいかれるということで、話は終わりました。

ところが、体育参加を強要した教師がまた問題を起こしたのです。
娘は、「今さら謝ってもらってもどうでもいいし、出来れば顔も見たくない」と言っていたので、特に謝罪はいらないし、傷ついているので、話し合いなどのアプローチはしないで欲しいと伝えていました。
しかし、その教師は、私と約束をした直後の体育の授業の終わりに、娘に対して「話が出来ないか」と事件を持ち出してきたのです。娘は、驚いて「何も話すことはありません」と言ってすぐに立ち去ったというのです。
家に帰ってから、この事実を娘から聞いたとき、開いた口がふさがりませんでした。いきなり約束を反故にする人が、先生として生徒を教えているのです。
校長先生には、この事実を伝えたのですが、修学旅行直前であったため、詳しい事実関係は、修学旅行の後ということになり、現在、連絡待ちの状態です。

これは、一部の学校の状況かもしれませんが、似たような話は耳にするので、教育界全体の問題ではないかと感じています。
教師にもチームプレイが必要であるのもかかわらず、情報を共有化しない、抱え込み体質。早期発見・早期解決と口では言いつつも、動かない学校。
生徒には謝罪をさせるが、自らが過ちを犯しても謝罪しない教師。平気で約束を反故にする教師。
これらの問題が、いじめ問題解決の弊害になっているのは事実だと思います。
私たち大人一人一人が、問題意識を持つことが大切であり、特に保護者としては、積極的に学校に対して働き掛けをし、よりよい教育環境を創る力になることが大事ではないかと思います。

いじめから子供を守ろう ネットワーク
事務長 丸山秀和


 

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[ 2014/10/17 17:30 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

◆◇ 大人のいじめ ◇◆ 

141008 輝く雲

◆◇ 大人のいじめ ◇◆

 最近、「いじめから大人も守ろうネットワーク」 も必要なのではと思うことがある。それほどまでに大人のいじめの話題をよく耳にする。
 大人のいじめが問題視されるようになってきた風潮自体は好ましいものだ。なぜなら、これまで、大人のいじめは被害者に問題があると思われてきたからだ。仕事が出来ない、協調性がない、そんな人に対してストレスをためてしまう人がいじめをしてしまうという考えだ。
 それに対して最近の大人のいじめは、加害者側の特性がクローズアップされている。
 人から認められたいという欲求が強い。
 人の気持ちに対して鈍感である。
 ささいなことでも攻撃せずにいられない。
 そんな大人が、誰かを見下し、攻撃することで自分を保とうとする。これは子供のいじめとそう変わらない動機である。
 そして被害者になりやすい特性もある。
 人に親切で優しい。
 我慢強い。
 自分が悪いと考えがち。

「自分にも悪いところがある」 「他の人に知られたら恥ずかしい」 「自分が我慢すればいい」
 被害者がそんな考えを持つといじめは長期化し、エスカレートする。
 
 いじめは被害者ではなく、加害者が悪い。これは大人も子供も変わらない。残念ながら、世の中には他の人を傷つけても罪悪感を感じないどころか、喜びを感じるような変質者もいるのである。そういう相手にターゲットにされた場合、被害者のダメージは計り知れない。
「いじめは悪だ」 「何があっても子供を守り抜く」
 そう大人が思うなら、自身に関わるいじめとも闘わなければならない。行動することではなく、行動しないことこそ恐れなくてはならない。

 自分が悪いという考えを捨てる。
 事実を他の人に伝える。
 加害者と距離を置く。物理的にそれが無理なら、心理的に距離を置く。
 大人のいじめに関しての本、特にモラルハラスメント関係の書籍を読み対処を学ぶ。

 大人の社会にもいじめがあると聞けば、いじめを受けている子供は絶望するだろう。なぜなら大人になってもいじめが続くと感じるからである。
 だから大人もいじめと闘おう。自分自身を守るだけでなく、世の中を変える力になろう。そしてそこで得た知恵を子供に伝えていこう。大人の社会も、子供の社会も、いじめがなくなる。それが私達の願う世界だ。

担当  守矢 光児


 

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[ 2014/10/10 12:00 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

山口市でお祭りに参加。劇を上演 【いじめから子供を守ろうネットワーク山口】 

山口お祭り5

恒例! 山口市でお祭りに参加
今年は劇も上演!

【いじめから子供を守ろう ネッワーク山口】

 いじめから子供を守ろうネットワーク山口が今年も地元の山口市のお祭りに参加しました。
 今年は、展示のほかに劇を上演し、お祭りを訪れた多くの皆様方にご覧いただきました。ありがとうございました。


山口お祭り3
【写真】 劇を熱演
山口お祭り1


山口お祭り2
【写真】 多くの方々にご覧いただきました。

山口お祭り4
【写真】 展示を見る子供たち


 

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[ 2014/10/07 14:09 ] 活動報告&集い | TB(0) | コメント(0)

◇ 代表メッセージ (2014年10月) ◇◆ 警察庁統計発表によせて ◇◆ 

141003 秋のススキ

◇ 代表メッセージ ◇
◇◆ 警察庁統計発表によせて ◇◆


10月に入りました。衣替えですね。

私たちは、いじめ問題の講演、講師の派遣を行っています。
全国から講演依頼をいただきますが、その際に、「ご希望のテーマなどありますか。どのような点を重点的に話しましょうか」と尋ねて、内容を組み立てています。

先日のPTAでの講演では、
・いじめられるタイプといじめっ子タイプ。
・いじめがあった場合の対応方法。
・子供同士で解決できる場合はどのような場合なのか。
・親として子供との向き合い方のポイント。
・親の言葉が、子供にとっていじめになっていないかどうかの見極め方。
・LINEのトラブルにどのように入っていけばいいのか。
と多数のポイントを提示いただき、これに沿って講演いたしました。

そのような講演依頼で近頃、多いのが「LINE問題」を講演の中で触れて欲しいというものです。
9月18日に警察庁から公表された、「平成26年上半期の出会い系サイト及びコミュニティサイトに起因する事犯の現状と対策について」では、出会い系サイトでの被害は減少傾向にあるが、コミュニティサイトによる被害は増加傾向を示しています。
「LINE」はこのコミュニティサイトの中に含まれております。
特にID交換掲示板を介した被害が増えています。
特筆すべきは、91.7%の被害者が女性だということです。しかも低年齢化の傾向が顕著に出ています。

別の会合で出会った校長先生も、「うちの高校もスマホはもう100%です。小さなものですがトラブルがありますね」、
中学の校長先生も、「LINE、先日もありましたよ。呼んで話して終わりましたけれど」と、先生方といじめの話をしていると、必ずと言っていいほど、LINEの問題が話題にのぼります。

子供たちの単なるコミュニケーションだけでなく、学校の部活の連絡もLINE、塾からの連絡もLINE、子供会やPTAの連絡までLINEというところも多くなりました。仕事レベルの連絡にもLINEが使われるような時代です。

大切なことは、「自分の身は自分で守る」という考え方の徹底です。

LINEは、とても便利であり、ちゃんと使えばより効果もあげられる一面はあります。しかし、残念ながら間違った使い方や、簡単に返信することによる「リスク」が伴います。

子供たちの手元にあるスマホを親が、一から十まで管理することは現実的に不可能です。従って、子供たち一人一人の自覚を高め、子供自身によるリスクマネジメントを行わせなければなりません。

「自分はスマホを持っていないから分からない」という言い訳は通用しなくなりつつあります。
子供にスマホを持たせるのならば、保護者もスマホを持って危機管理をすべき時代です。子供のスマホの中も覗かないといけないのです。子供たちは「プライバシーの侵害だ」とクレームを上げると思いますが、「お金を出しているのは親なのだ」という毅然とした姿勢を忘れないでください。

長文になりましたが、子供を守るためには親としての姿勢が何よりも重要なのだとご理解いただければ幸いです。

いじめから子供を守ろう ネットワーク
代表 井澤 一明

井澤一明ブログ:
http://ameblo.jp/kzizawa/
Facebook: http://www.facebook.com/kz.izawa
Twitter: @kzizawa

 

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[ 2014/10/03 18:20 ] 代表あいさつ | TB(0) | コメント(0)