◇◆ もっと愛の言葉を ◆◇ 子供達のまわりには悪口があふれている。それは子供同士とは限らない。テレビでは人の失敗を罵り笑いにするバラエティー番組。あちこちで目にとまる週刊誌の新聞広告は人格攻撃のオンパレード。ネット上では無制限の罵詈雑言。
子供は大人の行動を模倣する。攻撃性の強い社会で育つ子供達は、知らず知らずのうちに人を攻撃することへのためらいも失っていく。悪口にあふれた大人社会そのものがいじめを生み出す要因になる。
最近、14歳の少女がネット上の誹謗中傷を減らすシステムを開発したことが話題になっている。トリーシャさんはネットいじめで自殺した子供のニュースを耳にし、ネットいじめをなくしたいと本気で考えた。そしてネットに侮辱的な発言を投稿しようとすると、「本当に投稿しますか?」と再考を促すシステムを開発した。実験によると警告文を目にした90%以上の人が、その投稿をとりやめたという。現在ソフトの商品化に向けて動いている。
またポジティブ心理学にはロサダ比というものがある。ポジティブな発言とネガティブな発言の比率が、2.9:1を上回る会社では経営状態が良好で、それを下回る会社の経営状態は悪化している。その比率をロサダ比という。夫婦関係では、2.9:1の比率では離婚の危機を招き、愛情に溢れた結婚のためには5:1の比率が必要だという。(「ポジティブ心理学の挑戦」マーティン・セリグマン著より)
日本の社会から悪口をなくせないのなら、せめてもっとポジティブなメッセージであふれさせなければならない。
近年のいじめは、仲間外れではなく、仲間内で行われることが多い。傍から見ると遊びのようにも見える仲間内でのいじめは、被害が教師の目にもわかりにくく、より深刻化しやすい。嫌な思いをするくらいなら、集団から離れれば良いと大人は考える。しかし思春期の子供は、集団から浮き上がることを極度に恐れる。集団に所属しないことより、少しくらい嫌な思いを我慢してでも集団にいることを選ぶ。
孤独を避けるのは陰で悪口を言われているのではないかという不安があるからだ。
孤独を避けるのは他に認め合い心を許せる絆がないからだ。
もっと愛の言葉を。子供に届くまで。社会にあふれるまで。
それがいじめをなくす力になるはずだ。
担当 守矢 光児

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浜松市で講演会を開催
井澤一明代表が講演 1月25日(日)、静岡県浜松市で、井澤一明 (いじめから子供を守ろうネットワーク) 代表の講演会が開催されました (Light Up Japan 主催)。
浜松市内の 「星座館」 という喫茶店で、井澤代表は、午前と午後の2回、いじめについてお話しいたしました。
【写真】 喫茶店「星座館」で講演。 席はほぼ満員、アットホームな雰囲気の中で、ご参加の皆様は熱心に耳を傾けてくださいました。 ありがとうございました。
【写真】 井澤代表(右から2番目)、浜松市のサポーターの皆さんと。

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◇◆ 校長と いじめ解決 ◇◆ 先日、「校長がいじめの指導するのは、人が死んだ時と発言」 というニュースが流れました。
これは、おととしの2013年7月、大阪・守口市の中学校の校長が、同級生から暴行を受けるなどのいじめにあった生徒の保護者に対して、「校長が対応するのは人が死んだり、大きなけがをしたとき」 などと発言し、市の教育委員会から注意を受けていたというものです。
新聞の取材に対して校長は、「最初からいじめに対して陣頭指揮をとることはなく、自分が入るのは重大事案のときだと伝えたかった」 等と話しているとのことです。
指導を受けて、それでもなお、「重大事案のときだけだ」 などと言う校長は、「ダメな校長」 でしかありません。
しかし、この校長のように、いじめ対処に関わることを嫌がる校長はめずらしくありません。
「いじめが収まらないので校長に相談したいのですが、絶対に会ってくれません」 という相談も数多く寄せられています。
2013年に施行された 「いじめ防止対策推進法」 では、学校全体でいじめ対策にあたるのが学校や教職員の責務と決められ、学校はいじめが確認された場合にはいじめをやめさせると規定されています。当然、これらは校長の責務です。
実際のところ、自治体などに相談した方からは、 「市のいじめ相談窓口に、校長と話し合うようにとアドバイスされました」、 「困って教育委員会に電話したら、まずは校長に相談してからと言われました」 という報告が届いています。
結局、校長がいじめに対処しなければ、他の機関はいじめの相談にさえ応じてくれないのが現実です。
学校の最終責任者は校長です。学校には、いじめを解決し、児童生徒の学習環境を守る安全配慮義務があります。したがって、いじめ解決の最終責任者も校長です。
その校長がいじめへの対応から逃げていてはいじめは解決しません。しかし、逆にいえば、校長次第で、いじめは一日で解決できるのです。
そこで、保護者としては、なんとか校長に真剣に取り組んでもらわなければなりません。
そのためには、まず、文書にして校長にいじめへの対処を要望することが効果的です。具体的には、校長宛の 「要望書」 を作成して、学校にいじめ解決を促すということです。
「要望書」 には、加害者への厳重注意、謝罪、2度といじめをしない約束、学校のいじめ再発防止策の提示など、希望する具体的ないじめ対応を記入し、加えて、「いじめ被害事実」 をまとめた文書を添付します。
保護者から署名押印した文書を提出されると、校長も無視することは難しくなります。
さらに、ケガをしたりいじめで体調を崩したりしたのなら、医師の「診断書」、物を壊されたのなら、壊された物の写真等の証拠も一緒に提出するとより効果的です。
それでも校長が何もしないというのであれば、市区町村の教育委員会に、「このような文書を証拠とともに提出したが校長が対処しない」 と相談し、「教育委員会から校長を指導してほしい」 という旨を訴えましょう。
大半の場合、教育委員会から指導されると、学校はいじめ解決に本腰を入れます。
また、第三者が学校に赴くことも大きな効果があります。
第三者の市議会議員の方、医師、NPO団体、あるいは当会のメンバーが同行したところ、手のひらを返したように対応を始めた校長の姿を私たちは何度も目にしています。
効果的ないじめ対処のために、様々なご相談を受けております。
いじめ解決のためにお気軽にご連絡いただければ幸いです。
いじめから子供を守ろうネットワーク
松井 妙子

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お知らせ:1月31日(土) 、市原でシンポジウム開催!
森口朗先生が講演 「いじめから我が子を守るには」
【いじめから子供を守ろう ネットワーク 千葉】 1月31日(土)、千葉県市原市に森口朗先生(教育評論家)をお招きして、シンポジウムを開催いたします。
テーマは、「いじめは犯罪、絶対に許さない! 子供のために大人ができることを学びませんか 」。 森口先生には、「いじめから我が子を守るには 」 と題して基調講演をお願いするとともに、パネルトークにもご参加いただきます。
市原市教育委員会、ちはら台自治会連合会、ちはら台地区民会議から後援をいただきました。
入場料は無料です。 どなたでもご参加いただけます。 多くの皆様方のご来場をお待ちしております。
「 いじめから子供を守ろうネットワーク 市原シンポジウム 」
いじめは犯罪、絶対に許さない!
子供のために大人ができることを学びませんか
と き 2015年1月31日(土) 13:30 ~ 15:45 (13:00 受付開始)
ところ 市原市ちはら台コミュニティーセンター 第1会議室 (住所: 市原市ちはら台南6-1-3 )
プログラム
第一部・基調講演 「 いじめから我が子を守るには 」
教育評論家 森口朗先生
第二部・パネルトーク 「 いじめ相談から見るいじめの現状 」
入場料 無 料
後 援 市原市教育委員会・ちはら台自治会連合会・ちはら台地区民会議
※お問い合わせ、お申し込みは
Email: keiogk@ybb.ne.jp
小野田厚志 (一般財団法人いじめから子供を守ろうネットワーク 千葉代表)まで
★当日参加も大歓迎です!! 直接、会場にお越しください。
皆さまお誘い合わせてお気軽にご参加ください。

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◇事務長メッセージ◇
◆◇ 新学年に繋がる行動を ◇◆2015年も始まりました。
学校もスタートして、1週間が経つ頃かと思います。これから学年末まで、学校はとても忙しい時期になります。
そのため、いじめ問題の解決にとっては、心してかからないといけない時期でもあります。
この時期の傾向性として、保護者の方にも学校側にも、もう少しで終わりだから、このままにしておこうという思いがあります。
確かに、学校では、受験生への対応、卒業式に向けての準備、学年末に向けてのまとめなど、1年で最も忙しい時期なので、その他の事は、なるべく何事もなくという思いが強くなるのも、致し方ないところかもしれません。
保護者の方も、学校が忙しいということをわかっているので、この時期に学校に話をしても、なかなか聞いてもらえないだろうと、最初から諦めていたり、もう少し我慢すれば、この学年も終わるんだからと、消極的になってしまうところもあります。
しかし、大事なことは、今、きちんとした交渉を学校とやっておかないと、新しい学年で、また同じことが起きる危険性が高いと言うことです。今の学年での問題を解決したうえで、新しい学年を迎えるというのが、本来、あるべき姿だと思います。
また、新しい学年に向けての、環境にも影響を与えます。
クラス編成や、担任が誰になるかなど、いじめを回避する方向に、環境を整えていただかないといけません。
これは、進学する場合でも同じです。進学先の学校へ、あらかじめお話をし、環境を整えていただくというのは、とても大事なことなのです。
これらの事も、きちんと学校と話をしていくことで、進められることなのです。
たとえどんな時期であっても、いじめは早期発見、早期解決が大事です。そして、今の時期の行動が、新しい学年に繋がっているということです。
ご不明な点があれば、いつでもご相談ください。
少しでも、皆様のお力になれればと思っております。
よろしくお願いします。
いじめから子供を守ろう ネットワーク
事務長 丸山秀和

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「井澤一明 講演会」 のお知らせ
1月25日(日) 浜松市で開催!
【 静岡県浜松市 】 来たる、1月25日(日)、静岡県浜松市で、井澤一明(いじめから子供を守ろうネットワーク)代表の講演会が開催されます。午前と午後の2回、講演いたします。
どなたでもご参加いただけます。多くの皆様方のご来場をお待ちしております。詳しくは以下のとおりです。
「いじめから子供を守ろうネットワーク代表 井澤一明 講演会」
日 時 2015年1月25日(日)
午前の講演会:10時~12時
午後の講演会:15時~17時
会 場 「 星座館 」 (住所:浜松市米津町579)
参加費 1000円 (ドリンク付き)
主 催 Light Up Japan
※お問い合わせ、お申し込みは
Email: nanairo-art@hotmail.co.jp 佐野
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多くの皆さまのご来場をお待ちしております。

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代表メッセージ
☆ 新年を迎えて ☆ 明けましておめでとうございます。
皆様にとりまして飛躍の年となりますよう心からお祈り申し上げます。
昨年は、全国の自治体で「いじめ防止条例」 の制定が進みましたし、大半の学校においては「いじめ対策基本方針」 が作成されました。
また、いじめに対しての教職員研修もあちこちで開催され、私達も講師としていくつもの学校にお招きいただきました。
一方、さらにいじめ防止の効果を高めるべく、「いじめを放置したり、加担した教師に対しては、処罰規定を設けることが必要だ」 と訴えて、「いじめ防止条例に盛り込んでもらいたい」 と各自治体にで陳情活動等をしてまいりました。
でも、実際には非常に困難な状況であり、実現には至っておりません。
やはり、このようなことは、言い続け、訴え続けなくては実現することはないでしょう。皆様と共に、今年も、教師の処罰規定の条例化を訴え続けてまいりたいと思います。
このように今、日本全国でいじめ防止への取り組みが進んでいるわけですが、子供たちを見ていると、加害者の子たちに足りないのは、「悪を犯さない意志」 だと思います。
生徒たちは、繰り返し、繰り返し、「いじめは悪いことだ」 と教えられています。ですから、「悪いことなんだ」 と頭では知っています。
「いじめには、必ず加害者がいる。」 したがって、「悪い」 と知っている子がいじめをしなければ、いじめはあっという間に無くなるはずです。しかし、「行動」が伴わない子があちらにもこちらにもいるのです。これが、現代のいじめ問題の本質ではないかと思います。
「楽しいし」、「いじめたらスッとする」、「泣くから面白い」、「自分の思い通りにならない」、「あいつはいじめてもかまわない奴なんだ」、「先生だってあいつの悪口いうしさ」などなど、「悪いんだ」 ということよりも 「自分の気持ち」 が優先してしまっている。「いじめは悪いことだけど、自分だけはいじめてもいいんだ」 と自分に暗示をかけてさえいるようにも見えるのです。
この「良い心」 と「悪い心」 のせめぎ合いに対して「良い心」 に軍配を上げさせなくてはなりません。
「だめなものはだめなんだ」 と叱ってあげるのが教師や保護者、そして大人たちの役割です。
特に、いじめの相談で多いのは、「先生にお願いしても叱ってくれません」 という内容です。
叱ってあげることで、子供たちが「正しい意志 」に従って、「正しい行動」 をとれるようになるのです。そこに、教師が苦労しなくても、手のかからない勉強できる「良いクラス」 ができあがるのです。
「叱れる」 先生が求められているのです。
まだまだ、「いじめ」 との戦いは続きますが、皆様と共に「いじめ撲滅」 に向けて、今年も精一杯、努力し、歩んでまいる所存です。
ますますのご指導、ご鞭撻の程お願い申し上げます。
いじめから子供を守ろう ネットワーク
代表 井澤 一明
井澤一明ブログ: http://ameblo.jp/kzizawa/Facebook: http://www.facebook.com/kz.izawaTwitter: @kzizawa

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