◆◇ 子供を救えるのは ◇◆ 今年の2月、川崎市で中学1年生の少年が河原で殺害されるという痛ましい事件があった。
被害者の少年は小学校6年生の時に島根県から転校してきた。バスケットボール部に所属していたが、夏以降練習に参加しなくなり、非行傾向のある生徒と関わるようになった。やがて年長の地元の非行グループと関わり、離れることを望んだが暴力をふるわれ抜け出せなくなった。
学校では笑顔を絶やさなかったという被害者の少年。大人と違い遠くに避難できるわけでもない。少年には自力で抜け出す術はない。
友人に 「殺されるかもしれない」 と伝えた少年のSOSは大人に届くことはなかった。
事件後に文部科学省の緊急確認調査が行われた。7日間以上連続して連絡が取れず、生命・身体に被害が生じるおそれがあると見込まれる児童生徒数は全国で232人。学校外の集団との関わりの中で生命・身体に被害が生じるおそれがあると見込まれる児童生徒数は168人。合わせて400人。
大人の差し出す手が届いていない400人の子供。そもそも子供達のSOSに大人は手をさしのべているのだろうか。
「愛の反対は憎しみではなく無関心です」 とマザーテレサは語った。子供のSOSにどれくらいの大人が耳を傾けようとしているのだろう。
平成25年度に発表されたいじめの認知件数は18万件を超える。
もちろん認知されないものも多くあるだろう。
「心配をかけたくないから」 とSOSを出せないいじめ被害者も多いだろう。
命にかかわるような危険を抱える子供は、大人が思う以上にたくさんいる。
そんな子供を救えるのは大人しかいない。その大人が子供の苦しみに目を向けなければ、子供は救えない。もっと大人の心に愛が必要だ。
マザーテレサはこうも語った。
「銃や砲弾が世界を支配していてはいけないのです。世界を支配していいのは愛なのです。」
大人は自らを振り返るべきだ。
「私達の心には愛が満ち、その愛は広がって子供を救っているだろうか」 と。
担当 守矢 光児

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◆◇ もしもお子さんがいじめられたら ◇◆ 5月も下旬になりました。毎年、この頃から私たちへのいじめ相談が増えてきます。
4月に新学期が始まり、今頃になると子供たちの関係が決まってきます。いじめる子、いじめられる子の関係も定着してきて、保護者の方もいじめに気付くことが多いようです。
今週も小学2年生の子のお母さんからご相談をいただきました。
「今までいじめなど周囲でも全然なかったのに」 と、このお母さんにとっていじめは初めての経験で、どうしたらよいのかと、とてもとまどっていました。
いじめ対処で、最も大切なことは 「早期発見、早期解決」 です。
「学校に相談するのはもう少し様子を見てから」 とか、「先生方が気付いたら何かしてくださるかも知れないから、それを待ちたい」 とおっしゃる保護者もおられます。
しかし、何も手を打たないでいると、多くの場合、短期間でいじめはエスカレートしていきます。
私たちのサイトにも 「いじめ対処法」 を掲載していますが、改めて、いじめ対処についてご説明させていただきたく思います。
いじめ対処は、
1 いじめの兆候にきづく
2 お子さんから話を聴く
3 担任への相談
4 文書を作成して校長に相談する
5 教育委員会や外部組織への相談
原則、このような順序で相談していくことで解決していくことができます。
お子さんに、「急に元気がなくなる」、「家に帰ると部屋に閉じこもる」、「物をよくなくす」、「急にお金を欲しがる」、「友達から電話があっても出たがらない」 などの兆候が現れた場合には、いじめの可能性を疑っていただきたいと思います。
最初にしなければならないことは、いじめがあるかどうかを確認することです。
まずは、お子さんに 「何か困ってることあるの?」、あるいは、「もしかしていじめられていないの?」 など優しく声をかけてみてください。
お子さんが、話したがらない場合には、ママ友やお子さんの親しい友達などに様子を聞いたり、お子さんの持ち物を調べたりして確認することも大切です。
いじめられているようでしたら、「いつ」、「どこで」、「誰から」、「どのようないじめを受けたのか」、「誰か見ていたのか」、「どう感じているのか」 など聴きます。
ついつい、尋問口調になったり、「どうして今まで黙っていたの?」、「なんでやりかえさないの?」、「そんなことされるのは、あなたにも原因があるんじゃないの?」 などと責めてしまいがちです。でも、それは逆効果になってしまうことが往々にしてあります。
「いじめはいじめるほうが100パーセント悪い、あなたは悪くない」、
「わたしが絶対に守るから、大丈夫だよ」 という態度で、受け止めてあげて欲しいと思います。
いじめを把握したならば、次には、いよいよ担任の先生にいじめについて相談します。
担任にお願いすることは、「いじめた児童生徒を叱って、いじめをやめさせてください」 ということです。そして、「うちの子に対して、加害者に謝罪させて欲しい」 とお願いしてください。
いじめた子の名前やどういういじめがあったのかもはっきりと伝えることが大切です。加害者の名前を言うことをためらう保護者の方もいますが、しかし、それではいつまでたってもいじめは止まりません。
担任に相談しただけで、いじめが解決する場合もよくあります。
しかし、担任がいじめを解決できない場合は、すぐに校長先生のところに行きましょう。
校長先生のところに行く場合は、文書をもって要望するととても効果があります。そのため、わたしたちは、校長に話す前に事前に文書を作成することをお勧めしています。
文書は、「いじめ被害事実」 をまとめた文書と、いじめ解決にむけた 「要望書」 の2つを作成することをお勧めします。書き方や文書の見本は、私たちのサイトに掲載しておりますので、ご覧いただければと存じます。
校長に相談しても解決がしてもらえない場合もあります。
その場合は、前述した文書を添えて、教育委員会に相談することが効果的です。
教育委員会でも解決しない場合には、都道府県の教育委員会や、法務局、警察、マスコミ、弁護士会など外部の団体を巻き込んで、事を大きくすることが必要になります。
原則として、このような解決方法をお勧めしています。 まず、大抵の場合はこの順序を踏まえて行くことで解決できます。
しかし、そうは言っても、慣れていないことですので、不安になることも多いのではないかと思います。
私たちは、いじめに苦しむ子供たちを救いたいと思っています。
いじめを発見したら、あるいは不安に感じたら、ご遠慮なくご相談ください。
子供たちが安心して学べる学校を作っていきましょう。
いじめから子供を守ろう ネットワーク
松井妙子
いじめ対処法はこちら →http://mamoro.org/solution※ 書籍 「いじめは犯罪! 絶対にゆるさない! いじめに悩むこどもたち、お母さんたちへ」 (井澤一明著 青林堂刊)にも、詳しいことを書いております。ご参照くだされば幸いです。

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◇事務長メッセージ◇
◆◇ 睡眠と自己肯定感 ◆◇ 夜早く寝る子供ほど、やる気につながる自己肯定感が高い傾向にあることが、文部科学省の生活習慣についての全国調査で明らかになりました。
調査は、小学5年~高校3年の771校・2万3139人の児童・生徒から、毎日の睡眠や朝食の状況についての回答を得たものです。
この調査で文部科学省が最も注目している点が、睡眠と自己肯定感との関連です。
自己肯定感というのは、「自分は大切な存在だ」 「自分はかけがえのない存在だ」 と思える心の状態で、やる気や自信につながるとされています。
日本では、若者の自己肯定感が世界と比べて低いと言われており、アメリカなどでは8割を超えているのに、日本では5割に満たない状態になっています。文部科学省は、自己肯定感の育成を、小学校高学年での重視すべき課題として位置づけています。
就寝時刻によって子供をグループに分け、「自分のことが好きだ」 という自己肯定感との関連を調べたところ、自己肯定感が高い子供は、午後9時より前に寝るグループで17.8%、これが就寝時刻が遅くなるとともに減少し、午前0時前後に寝るグループでは7.9%と半分以下になりました。
また、「午前中、体の調子が悪い」、「なんでもないのにイライラする」 と答えた子供は、寝る時刻が遅いほど割合が高くなる傾向にあり、睡眠時間が子供の心身に大きな影響を与えることが裏付けられたとしています。
睡眠時間は、成長ホルモンの分泌と関係があり、必要な睡眠時間は、小学生で10~11時間、中高生で8.5~9.5時間だと言われています。
また、自己肯定感はいじめとの関連も指摘されており、いじめの加害者は自己肯定感が低い傾向にあるとされています。相手をいじめることで、自分の存在を感じ、そういう大きくなった自分を肯定していくのです。
睡眠との関係でいうと、自己肯定感の低い子供は、同時にイライラする傾向も高く、いじめのきっかけになる危険性も秘めています。
では、夜更かしをしている子供を、早く寝かせればいいのでしょうか。それだけでは、問題は解決しないのです。夜早く寝る子は、その為のステップをクリアしている子供なのです。
「物事を時間までに片づける」
「つまらない夜更かしをしないようにしている」
「約束をきちんと守る」
「親から言われなくても自分から行動する」
こういった正しい習慣が身についているから、早く寝ることが出来るのです。これを見落としていてはいけないと思います。
自己肯定感というのも、単純に早寝ということではなく、こういった正しい生活習慣がもとになっているのではないかと思います。
小学校高学年あたりから、受験などの準備もあり、早く寝ることは難しくなってきます。しかし、睡眠というのは、健康面からも精神的な面からも、非常に大切なものです。ご自分も含めて、家族の睡眠の在り方を見直してみてはいかがでしょうか。
いじめから子供を守ろう ネットワーク
事務長 丸山秀和
◎参考
文部科学省
睡眠を中心とした生活習慣と子供の自立等との関係性に関する調査の結果http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/katei/1357460.htm

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【写真】 永源山公園の満開のつつじ 「つつじ祭り」 でいじめ防止キャンペーン
子供たちもアンケートに参加
【山口県周南市】 5月3日(日・祝)、山口県周南市で開催された、「第30回永源山公園つつじ祭り」 にて、「いじめから子供を守ろうネットワーク山口」 が、いじめ防止を呼びかけました。
会場の永源山公園に植えられた約3万8千本のつつじは満開。毎年恒例のつつじ祭りで 「いじめから子供を守ろうネットワーク山口」 がいじめ防止キャンペーンをするのも、今年で6年目です。
【写真】 ネットいじめ解決法などを展示 今年はあいにくの雨模様でしたが、子供連れのご家族など連休を利用して多くの市民の方々が来場されました。
「いじめから子供を守ろうネットワーク山口」 は、いじめに対する考え方やネットいじめ対策等について展示し、さらに、DVDを上映するなどしていじめ防止を呼びかけました。ネットいじめに関するDVDを真剣な表情で覗き込んでいる子供たちもいました。【写真】 展示を熱心に見る市民の方々
【写真】 真剣にアンケートに答える子供たち
また、いじめに関するアンケートにも子供たちは一生懸命に考えて答えていました。
このアンケートは 「いじめはいじめられる方にも原因がある」、「いじめられたらお父さんお母さんに相談する」 などの項目にマルバツで答えるものです。アンケートの裏面にはどのように考えたらよいのかが書かれていて、答えていただいたアンケート用紙は子供たち、保護者の方たちにお渡ししました。
これからもいじめ撲滅に向けて活動を続けてまいります。ご協力いただきましてありがとうございました。

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◇代表メッセージ◇
5月は、不安な時期。支えてあげて欲しい 長いと言われた5月の連休も、今日で最後の日になってしまいました。天気にも恵まれ、全国の行楽地は多くの人で賑わったことでしょう。
映画館も大変に混雑していました。
混雑しているのを見て、「ああ、ゴールデンウィークだったんだ」 とはじめて気付いて驚きましたが、なんとか 「ビリギャル」 を観てまいりました。原作は、話題になった 『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』 (坪田信貴著) です。
他の映画と違って、中学生や高校生の娘をつれた父親の姿が目について不思議な感じを受けました。
「うちの子も勉強に身を入れてほしい。でも直接言いにくいし」
そのような父親の心の声が聞こえてきそうです。
この映画でどうして涙が流れるのか、理由が自分でもわからないのですが、何度も涙してしまい、周りの人に気付かれるのではないかと終始ヒヤヒヤものでした。
さて、映画の冒頭は 「いじめ」 から始まります。
「ビリギャル」 になってしまった原因は 「いじめ」 でした。坪田先生との出会いがなければ、「さやか」 は、「ビリギャル」 のまま社会に出ていたはずです。
「いじめ」 で未来を壊される。こんなこと絶対に許されない。
子供たちの持っている可能性を最大限に引き出すために、「いじめのない学校」、「いじめられない学校」 は最低限の基準です。
素晴らしい教師と、学ぶ意欲を取り戻した子がいます。
「教育 」には、こんなにも可能性があるのです。「ビリギャル」 だって慶應に合格できるのです。
「教育 」には人間を変える力があります。可能性を引き出す力があります。
義務教育だけでも9年間もあります。
その間、毎日、学校に行き、毎日、勉強する。それが持続できるのには、必ず理由があるはずです。
「新しいこと知った」
「問題を解くことができた」
「友達がいる」
「分かる」
「できることが増えてる」
「おもしろかった」、「楽しかった」、こんなことがあるから、子供たちは学校に行くことができるのです。
「つらい」、「苦しい」 ばかりの毎日が待っている学校には通えません。
子供たちが、「学ぶ喜び」 の中で、かけがえのない学校生活を送ることができるように、私たち保護者、そして教師、共に教育の力を信じて、子供たちをリードしていかなければならないと思います。
学校に 「成長する喜び」 を感じられる時間が流れているようにしてあけだいものです。
明日からは学校です。新学年での助走期間が終わり、本格的な学校生活が始まります。
そして、それは、いじめが増え始める時でもあります。
親としては、ささいな変化を見逃さず、声をかけてあげてください。
子供たちは、その声を待っているはずです。
いじめから子供を守ろう ネットワーク
代表 井澤 一明
井澤一明ブログ: http://ameblo.jp/kzizawa/Facebook: http://www.facebook.com/kz.izawaTwitter: @kzizawa

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◆◇ 柏原市市長の英断 ◇◆ 大阪の柏原市の市長と教育長が、「子供からの相談に直接答える電話相談」 を始めたと話題になっています。
報道によると、きっかけは川崎市の中学1年の男子が殺害された事件。事件発生後、悩みを抱えていても大人に相談できない子供がいることを憂いて、3月から電話相談を始めたというものです。
具体的には、平日の午前9時から午後5時まで、中野隆司市長と吉原孝教育長が電話相談を受けています。
柏原市には、16の市立小中学校があり、約3600人の児童・生徒たちが学んでいます。
「友達関係やいじめに悩んでいる、親から虐待を受けてつらい…。もしも、そんな苦しみを抱えていたら、1人で悩まずに、私たちに電話してください」
という言葉とともに電話番号が書かれたプリントが1人1人に配布されました。
中野市長は、いじめ問題は学校だけでなく、地域や行政も含めて連携し取り組むべき課題と位置づけ、「市長や教育長が先頭に立つことで、『いじめは許さない』 という強い思いで今後も対応したい」 と述べています。さらに、学校の内部だけでいじめを解決しようとする傾向が、「問題をさらに悪化させてしまうケースが多い」 と話しています。
いじめに自らの責任で取り組もうとする市長の姿勢は、頼もしく感じます。
実際の相談においても、学校が 「いじめはなかった」 と言い出すケースには何度も出会いました。市のトップに相談できるのであれば、それが一番心強いでしょうし、学校側も真剣に取り組まざるを得なくなるはずです。
この取り組みですが、さっそく成果も出ているようです。
いじめられている子を持つ保護者が、市役所にいじめの相談に行ったところ、市長が直接会って話を聴き、市長は、即座に市教委の教育部長や指導主事ら担当者を呼び、今後の対応などを指示し、担当者や学校現場の教員らは、教室の監視やいじめていた児童へのカウンセリングなどを実施したとのこと。首長が自ら関わると、解決までのスピードが格段に速くなるものです。
残念なことは、3月、4月と2か月たっても、子供からの相談電話は、まだ1件も来ていないとのことです。
子供たちは、いじめられていることを保護者にさえなかなか言えないものです。人には絶対に知られたくないという気持ちが出てくるのは致し方ないことだと思います。
市長や教育長という知らない大人に相談することは、とても勇気がいることでしょう。しかし、そのままで、いじめが終わったり、いじめがなくなることは無いというのが実際です。
子供たちには相談しても 「こわくないよ。必ず助けるから」 という言葉をかけてあげてほしいと思います。
また、今の子供は電話が苦手です。私たちへの相談もメール相談がほとんどです。ですから、中野市長には、電話だけではなく、メールで相談を受ける体制もつくっていただきたいと思います。
また、報道された事例のように、実際には相談したい保護者の方が多いとも言えます。ですから、市長や教育長あてに保護者が相談してきても、しっかりと対応いただきたいと思います。
もう一つ、子供たちに配布されたプリントにある電話番号は、市役所の代表電話です。そこから、市長や教育庁の内線番号に回してもらうようになっています。これでは、電話する気になれないのも分かります。
直通の電話番号を設けるべきでしょう。
市長や教育長もお忙しいでしょうし、相談を受けられないこともあるでしょうから、相談を受けられない場合は、「相談のプロ」 が相談を受けてくれるような体制にすると子供たちも安心して電話できると思います。
柏原市の市長、教育長の電話相談は始まったばかりです。
この画期的な取り組みが成功して、学校が本気でいじめに対応するようになることを心から願っています。
私たち 「いじめから子供を守ろう ネットワーク」 もぜひ協力したいものだと思っています。
私たちも、子供たちが明るく元気に学べる学校を目指して、いじめ相談を受け続けています。 どうぞ、ご遠慮なくご相談ください。
いじめから子供を守ろう ネットワーク
松井妙子

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