ピンクシャツデー とかち in めむろ 大盛況!! 1月25日 (月)、北海道芽室町で、芽室青年会議所 OB会主催で、ピンクシャツデーイベント 「ピンクシャツデーとかち in めむろ」 が開催されました (於: めむろ駅前プラザ 「めむろーど」 )。
いじめから子供を守ろう ネットワーク のシンポジウムでお馴染みの 千葉孝司教諭 ( ピンクシャツデーとかち発起人代表) の講演 「子どもの心を守ろう」、中高生の歌やパワーポイント紙芝居、スペシャルゲストのピアノ弾き語りアーティスト Mokkun の歌など、星槎国際高校の生徒さんの力も借りて、大変盛り上がった内容となりました。
わざわざ埼玉から来られた方もいらっしゃいました。
会場で思いを一つにできた夜でした。
「本当にありがとうございました!」
【写真】 来場者と話す千葉孝司先生(中学校教諭)

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「 “しつけ” は学力の基礎 」 今年 「成人式」 を迎えた若者たちは、小学校入学時からいわゆる 「ゆとり教育」 の教育課程による学校教育を受けた世代であることから、「ゆとり世代」 と呼ばれ、総じて学力が低いと言われている。
最近、その 「ゆとり教育」 の結果を痛感するデータを目の当たりにした。
昨年11月、関西の芸術系大学で行われた 「保護者のための就活セミナー」 に参加した。
その大学では、学生たちの就職をサポートするため、1年生時から国語 (漢字) と数学、新聞記事の読解などを学ぶ授業を必須科目にしている。
その大学で、今年度の1年生が入学後初めて受けた漢字と数学のテストにおいて、漢字テストで 80点以上取れた学生は全体の 20%弱、中学数学で 80点以上取れた学生は、なんと 5%にも満たず、60%強が 50点未満。0点に近い学生も少なからずいたという。
センター試験を利用しない実技のみの推薦入試や、AO入試などで入学する学生が増えていることが一因かもしれない。
近年、就職試験では、「SPI 総合検査」 (注) という筆記試験が導入されている。その結果、学力不足で職業の選択肢が狭くなっている学生が少なくないという。小中学校レベルの国語や数学を、大学で教え直さなければならないという話が、事実であることを実感した。
しかし、十分な学力や社会常識を身につけられないまま大人になる日本人は、「ゆとり世代」 以前からいる。困ったことに、すでに 「人の親」 になっているアラフォー世代の学力が、あやしい状態だ。
この数年、小さな個人塾で講師をしているのだが、学力が低く、学習意欲も低い子供たちのアラフォー世代の親も、問題を抱えていることが多い。数か月間も月謝を払わないで平気であったり、塾長の話をガムを噛みながら聞いている、塾からの指示を守らないなど、枚挙に暇がない。
子供たちは、宿題をやってこない、教科書や筆記具を忘れるなどは日常茶飯事。授業があるのを忘れていた、と言われても驚かなくなった。こういう状態で 「学力を上げてくれ」 と頼まれても困ってしまう。
【写真】 このようなペンの持ち方をする子が多い。(撮影:小宮直子) だが、学力・思考力不足の背景には、もっと驚くような問題がある。
子供たちのペンの持ち方がおかしいのだ。もう 30年ほど前からその兆しはあったが、今、塾で見ている 30名ほどの中学生の内、正しいペンの持ち方ができている子は、1、2名だけ。ほとんどの子供たちが、まるで幼児のように、「グー」 でペンを “握って” 文字を書いている。
【写真】 「グー」 でペンを “握って” 文字を書く。(撮影:小宮直子) そして、勉強中の姿勢がひどい。授業中に背筋を伸ばして座っていられない子が多い。いくら部活動で疲れているからとはいえ、机に頭を乗せたまま問題を解いている姿には、驚きを通り越して呆れるしかない。何度注意しても直さない。「家でも学校でもやっているけど、怒られたことはない」 と言う。
数十年前、小学校に入学して最初に学んだことは、勉強の時の正しい姿勢と正しい鉛筆の持ち方であったはずだ。中学生になっても身についていないということは、小学校の先生がきちんと訓練しなかったということだろう。あるいは、ペンや箸の持ち方などは、最低限の “しつけ” として、親がうるさく注意して身につけさせるものではないのだろうか。
「個性の尊重」 と 「放任」 とを取り違えた教師や親たちは、「強制」 を嫌がるが、最低限身につけなければならない心身両面の基礎訓練は必要だ。そして、子供たちには、親や教師、先人の教えに素直に従う心の大切さを、まず学ばせなければならない。
学力低下、「いじめ」 の問題の根っこには、“しつけ” レベルの基礎訓練の不足があるように思われてならない。
もちろん、大人の側に、年少者の尊敬を得られる人間となるための、日々の努力精進が求められることは、言うまでもない。
担当 小宮直子
※ (注) SPI 総合検査とは
「Synthetic Personality Inventory」 (総合適性検査) の略称で、企業の入社試験において近年高頻度で利用されている日本初の総合適性検査。性格と能力の2領域を測定する。能力テストでは、国語、数学が、企業によってはさらに英語が出題される。
【例題】 国語
最初に示された意味と最も合致する言葉を、選択肢より選びなさい。
〈問題文〉 「物事の本質を見通すこと」
A:透徹、B:高貴、C:達観、D:直観、E:顧慮
〈解答〉 C:達観(たっかん)
【例題】 数学
原価が800円の品物に、定価の2割引で売っても、原価の3割の利益が得られるように定価をつけた。定価はいくらか。
A:1000円、B:1100円、C:1200円、D:1300円、
E:1400円、F:1500円、G:1600円、H:1700円
〈解答〉 D:1300円

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1月25日(月) 北海道芽室町で
「ピンクシャツデーとかち in めむろ」 が開催! 1月25日 (月)、18時30分から、北海道芽室町のめむろ駅前プラザ 「めむろーど」 にて、「ピンクシャツデーとかち in めむろ」 が開催されます。
「ピンクシャツデーとかち実行委員会」 は、いじめから子供を守ろうネットワークのシンポジウムやセミナーでお話いただいている、千葉孝司先生 (中学校教諭) が発起人代表を務めています。十勝地方の各地で 「ピンクシャツデー」 のイベントを繰り広げています。 今回の 「ピンクシャツデーとかち in めむろ」 は芽室青年会議所OB会の主催です。 どなたでもご参加いただけます。 当日、会場に直接お越しください。「ピンクシャツデーとかち in めむろ」日 時 : 2016年1月25日(月) 18時30分~
会 場 : めむろ駅前プラザ 「めむろーど」
( 住所 : 北海道芽室町本通1丁目19 )
アクセス: JR根室本線 「芽室」 駅 徒歩2分
★多くの皆様のご来場をお待ちしています。 できれば何か、ピンクの物を身に着けてご来場いただければ幸いです!

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★☆ 今やるべきことを ☆★ 大学センター試験が終わったと思ったら、全国的に大雪に見舞われてしまい、都心も大混乱になりました。
皆様のお住まいではいかがでしょうか。
今年に入って、子供たちの自殺が続いています。
愛知県では、いずれも中学3年生の生徒が3人。三重県でも中学3年生が1人と高校1年生が、そして大阪でも高校2年生が、埼玉でも高校2年生が自殺してしまいました。
事件の真相は、まだ報道されていませんが、中学3年生は、あと2ヶ月ほどで卒業式を迎えられたのにと思うと、残念でなりません。
さて、新年を迎えてから3月の学年末までのこの期間、受験、卒業、終業式から新学期への準備などがあり、学校はとても忙しい時期になります。
そのため、いじめ問題が起こっても、対応が消極的で、引き伸ばし工作をされて、後回しになってしまったりします。
一方、保護者側も、もう少し我慢すればと思ったり、学校も忙しくて相手をしてくれないだろうからと、遠慮がちになる場合が少なくありません。
しかし、ここで考えていただきたいのです。
卒業式を待てずに、自殺してしまう生徒もいるのです。後で後悔をしても始まりません。
まずは、問題解決に向けて、一歩を進めることが大事ではないでしょうか。たとえ、学校の対応が消極的であったとしても、話し合いを続けることが必要だと思います。
今の環境での解決が難しくても、クラスを分けるなどして、新年度の環境を整えることは出来るはずです。
そうしたことは、今だからこそ出来る話であり、これが、新年度を迎えた後になると、クラス替えなどは次の学年になるまで出来ません。
だからこそ、今やるべきことをやるということが大切なのです。
短い期間ではありますが、転校して気持ちよく卒業して行った生徒もいます。新学年でクラス替えをしてもらい、教室に入れるようになった生徒もいます。
諦めずに、学校との交渉をしていくことが、子供たちを守ることになるのです。
今の学年を気持ちよく終わらせることが出来るように。
それが難しくても、子供たちが希望を持って、新しい学年を迎えることが出来るように、私たちも、皆様のお力になれるよう、力を尽くしたいと思っております。
今、いじめで悩んでいる保護者の皆様。
勇気ある一歩を踏み出して下さい。
よろしくお願いいたします。
いじめから子供を守ろう ネットワーク
事務長 丸山秀和

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書籍 「問わずにはいられない
学校事故・事件の現場から」 昨年秋に出版された、書籍 「問わずにはいられない 学校事故・事件の現場から」 (田原圭子 編、あうん社 刊) を紹介いたします。
この書籍は、学校でのいじめや事件・事故で最愛のわが子を失ったり、深刻な被害を受けた家族たちの手記をまとめた文集です。学校等の事故・事件を通じて知り合った被害者・遺族21家族が、それぞれの思いをつづっています。
筆者であるひとりの父親は、
「子は、親は、どんな思いを抱くのか。当事者だけが語れる、たく さんの教訓や知恵や愛、そして深い哀しみにあふれた本です。
今、同様の悩みを抱えておられる方への共鳴や、教育現場に対する示唆など、社会的な意義も少なからずあるのではないかと思っています。
一人でも多くの方に読んでいただきたい。それが私たちの願いです」 と語っています。
本書では学校の対応の問題点が浮き彫りにされています。
小学5年生の男児が、同級生13人から脅しや暴力を受けるなどして、56万円余りの大金をゆすり取られた事件では、なんと学校は、「いじめ・恐喝はなく、カネは配られたものだ」 と、あたかも被害側が悪いかのような風評を流しました。
さらに学校側は 「被害者当人から聞き取りができなかった」 などとし、いじめはなかったという報告書を裁判所に提出しました。
柔道の部活で中3男子が柔道部顧問から何回も投げられ、さらに気管を絞められて失神させられた結果、高次脳機能障害という重篤な後遺症が残った事件では、学校は、「柔道部と傷病の間には直接の関係はないと保護者から聞いている」という、信じがたい虚偽の事故報告書を教育委員会に提出しています。
バレーボール部の夏合宿の練習中、高1女子が熱中症で倒れて意識もなくなり、失禁し、硬直も始まっているのに、部活顧問は無視して練習を続行し、手遅れになったという事件も報告されています。
救急隊員が来た時には瞳孔が散大し、病院に運ばれた際には心肺停止状態で生徒は死亡しました。
学校側は他の部員たちに、「生徒の母親に見せるため」 と言って目撃したことを書かせましたが、そのメモは母親に渡さずに、「このことは一切外部に話さないように。母親がそう望んでいるから」 と偽って、口止めしました。
さらに、「母親が部員たちに対して怒っているから会いにいかないように」 と嘘を重ね、部員たちから遺族に事実が伝わらないように画策しました。
後に部員たちのメモの存在を知った遺族側が、メモの開示を何度も求めたのですが、学校は開示をしぶり、ようやく開示された部員たちのメモはすでに学校が手を加えたものでした。
そのほか、保護者が学校にいじめを相談していたのに、子供が自殺した後、「いじめはありません。保護者からも本人からもいじめの相談はありません」 とマスコミに話す学校、子供が死亡したのはいじめではなくて、虐待が原因だったという噂が流れたケースなど、考えられないような対応が学校現場で行われていることが、この書籍には記されています。
これは実際に起こったことなのです。
報告書に嘘を書いたり、生徒や保護者に口止めをしたり、嘘の風評が流したり、マスコミに全く違うことを話したりしています。このように学校には根深い隠蔽体質があります。
私たちへの相談でも、いじめが発覚すると対外試合に出られなくなるからと被害者を黙らせる学校、マスコミには 「謝罪する」 と答えているのに、実際には全く連絡してこない学校など、同じようなケースが少なくありません。
いじめは解決しないし、いじめ被害者の子供も保護者も 「まさか教育者がこんなことをするなんて」 と、学校の態度自体に傷ついています。
残念なことですが、「ひどい学校」 ではそういうことも起こりうるのだと知った上で対策をとることも必要ではないでしょうか。
学校に行く子供にICレコーダーを持たせる、保護者が学校側と話し合う際には必ず録音するなど、被害者側が証拠を残すことで学校側の隠蔽に対抗する手段をとることも必要です。
さらに、学校事故に対する刑事司法の限界、教員に対する懲戒処分の軽微さなど、現在の学校を取りまく状況は極めて残念であると感じています。
本書を通じて教育現場の実態を知ることがお子さんを守ることにつながると思います。
子供たちの悲劇を繰り返さないために、学校関係者、保護者など、多くの方に読んでいただきたい1冊です。
ただ、書籍を読んでいても、実際にいじめなどに遭遇すると分からないことも多々出てきます。
いじめは 「早期発見・早期解決」 が大切です。
「いじめかな」 と思ったら、ご遠慮なくご相談下さい。
いじめから子供を守ろう ネットワーク
松井・井澤

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小学校で子供たちに講演
高校生たちがフィールドワークで来所 先月、神奈川の小学校に行ってきました。
1年生から3年生のと、4年生から6年生までの2回、600人を超える子供たちの前でいじめについて話してきました。
小学生の場合は、マイクを持って子供たちの間に入っていくようにしています。
低学年は話したい子がいっぱいで、すぐに手が上がります。
高学年になるとあまり手はあげませんが、マイクを向けると、案外しっかりと話してくれます。
この小学校、全体的に子供たちの学力は高い所にあるようで、感想や質問も的確で、
「そこについては僕には、納得出来ない」
しっかりと自分の考えを述べてくる子もあり、楽しく会話させていただきました。
日本の未来は明るい、こんな感想をもった今回の講演でした。
つづいて、その翌々日には、私立に通う高校生たちが総合学習のフィールドワークとして訪れ、6人もの男子生徒で事務所が一杯になりました。
「この団体の活動は?」、「いじめの原因はどこにあるのか」、「現代のいじめの特徴は?」、「どのように対処しているか」 などの質問に答えながら、合間に学校やクラスの状況などを聞いてみましたが、 公立の小学校、中学校の時にいじめは経験したと話していました。
いまの私立の高校に入ってからは、言い合いなどのトラブルはあるようですが、「いじめにはならない」 と話していました。
なぜないかと聞いてみると、「先生が怖い」 と言っていました。
一番単純ないじめ防止は、こわい先生を配置することですね。大人が子供たちを見守っているからこそ、厳しいしつけもできるのだと思います。
自由にさせていてもいじめのない学校はありますが、一般的には、厳しくない学校、 子供たちに自由が与えられすぎる学校には、いじめの危険が伴いますね。
【いじめから子供を守ろうネットワーク代表 井澤一明】

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◇代表メッセージ◇
新年にあたって 新年、明けましておめでとうございます。
全国的にも穏やかな年明けとなったように思います。
私たち、いじめから子供を守ろうネットワークも2月には、設立9周年を迎えることとなります。
サポーターの皆様をはじめとして多くの方に支えられて本年を迎えることができましたことを心から感謝申し上げます。
年末にあるお母さんからお電話をいただきました。
「娘がいじめられて十年以上が経ちました。私は今後も娘を看病しながら生きていく覚悟をしています。
今、思い起こしてもあの時すぐに対処できなかったことが悔やまれてしかたありません。
裁判を起こしたいとも思うのですが、いかにせん証拠がありませんし、当時の子供たちとも連絡がつきません」
電話越しに 「悔しい、理不尽だ」 というお気持ちと 「あきらめ」 の気持ちが伝わってまいりました。
そのお電話の中で、
「認識行動療法というのをご存知ですか。娘はこの治療を受けてかなり良くなりました。
いじめを受けると自分自身の存在さえ否定してしまうのですね。
私も娘のような子の役に立ちたくて勉強しています」 とも話されておりました。
認識行動療法の主眼は自己肯定感の回復にあるようです。
ケースによって違いはあると思いますが、具体的には 「自分をほめてみる」 「自信を回復するような言葉をかける」 などによって、生きていく自信を取り戻すように導くことだと理解しています。
私たちが出会った子供たち、長期の不登校になっていたり、リストカットをするようになってしまった子たちが復帰する鍵は「自信」にあると感じています。
「愛されている自信」 「生きていても良い自信」 を回復することです。
実際に、こうしたら子供が回復したという声がよせられています。
「毎日少しずつ机に向かう時間をとったところ学校に行けるようになった。」
「お母さんが学校に掛けあってくれている姿を見て学校にいけるようになった。」
「いじめていた子たちが謝罪してくれたことで学校に行けるようになった。」
「志望校に合格することで自信が回復できた。」 などなど。
いじめによる精神的ショックは計り知れないものがあります。
そのショックからいかに早く立ち直るかどうかは、本人が 「どのように考えるか」 にかかっています。
本人の自信を回復するためのきっかけをつくることを保護者や私たち周囲の大人が考えてあげる必要があると思います。
今年も早々からいじめ相談の電話が入ってきています。
この子たちを守るためにも大阪市のいじめ基本方針に盛り込まれた 「教師への懲戒」 の精神が必要です。
皆様のご協力の下で全国に広げてまいりたいと存じます。
今年も皆様のご指導、ならびにご支援、ご協力を賜りたくお願い申し上げます。
いじめから子供を守ろう ネットワーク
代表 井澤 一明
【認知行動療法】
認知、つまり、ものの受け止め方や考え方に働きかけて、気持ちを楽にする、精神療法、心理療法の一種です。
国立研究開発法人認知行動療法センター
http://www.ncnp.go.jp/cbt/index.html より
井澤一明ブログ: http://ameblo.jp/kzizawa/Facebook: http://www.facebook.com/kz.izawaTwitter: @kzizawa

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