◆◇ 不登校の隠された要因、先生側の事情 ◇◆ 

161029 黒板放課後

「 不登校の隠された要因、先生側の事情 」

 「学校に行きたくない」 と小学5年生の拓哉くん (仮名) がお母さんに話をしたのは、10月の半ばのことでした。
 何を聞いても、「とにかく学校に行きたくない。」 と言うだけで、理由がわかりません。
 11月に開かれる学芸会の準主役を演じることも決まっており、ご両親が 「楽しみにしているよ」 と、拓哉くんに話したのはつい最近のことです。
 とうとう一週間も学校を休んでしまいました。

 お母さんは、これまでの子どもへの関わり方を反省しました。
 忙しかったとはいえ、「あのね、学校でね・・」 と話しかけられたとき、「夕飯の仕度で忙しいから、後で・・」 と話をさえぎり、しかも後から聞くのを忘れてしまったことなどなど、思い当たることが沢山出てきました。

 お母さんからお話を聞いた後、私は拓哉くんと2人で話してみました。
 「お母さんは僕の話をきかない。
 このあいだも、勇介くん (仮名) のことで困ったとき、お母さんに話をしたら、『勇介くんのイジメのことでしょ。前は、たたいたり、嫌なことを言われたりしたけど、今は仲直りしたって、聞いたよね』 と僕に言ったし、忙しそうにして話を聞かなかったので、言うのをやめたんだ」
と淋しそうに言いました。

 拓哉くんは決してお母さんのことが嫌いなわけではなく、忙しいお母さんを気遣って、心配かけたくないと、たくさん説明するのをやめたのでした。
 また、話したからと言って解決することではないようにも思えたので、自分の気持ちを押し殺している間に、気力がなくなってしまい、学校に行けなくなったようなのです。

 「勇介くんのどんなところに困っているの?」 と聞いてみました。
 拓哉くんは、
 「勇介は、授業中も休憩中も、いつも嫌なことをしてくる。
 ノートに落書きしたり、やぶったり、せっかく作った工作の作品をわざとこわしたり、本当は友達じゃないのに、家まで来て、『ゲームを貸して』 と言ったり・・・。 先生も周りもわかってくれない」

 お母さんの話では、夏休み前に先生に相談し、勇介くんの嫌がらせについては、話し合いの結果、「ごめんね」 と言いあって仲直りしたということでした。

 しかし、拓哉くんは、本当は納得していなかったようです。
 「このあいだの学芸会の練習中、みんなが座って静かにしているときも、ひとりだけ勇介が騒いだりした。先生は何も言わない。
 でも、勇介が僕の首に腕を巻き付けてきたから、僕が 『やめろ!』 って大きな声をだしたら、先生は僕の名前を言って、僕のほうを叱ったんだ。僕は悪いこと、ひとつもしていないのに・・・・。
 先生は勇介をひいきしている。僕は嫌われているんだ」
と号泣しました。
 拓哉くんは、不登校になった本当の理由を、勇気を持って述べたのでした。

 私の親友で、別の小学校で担任をしている若い女性に本音を聞いてみました。
「先生は児童生徒の好き嫌いあるの? それが原因で不登校になることあるかな?」 と。
「不登校の児童生徒中の何パーセントかは、担任の先生が原因ということ有ると思うよ。隠されているけれど」 【注1】

 しかし、児童生徒に対する教師の好き嫌いは主観的なこともあり、なかなかむずかしいところがあります。
 第一、「子どもたちには平等に接しています。」 とほとんどの先生方は建前しか言いません。
 毎日接している子どもたちにはわかっても、たまに授業参観する程度の保護者にはそういったことは見破れません。
 もし発見したとしても、必ず先生は否定するでしょうし、改善の見込みは薄いのです。

 当初、拓哉くんの不登校は、小学校から 「主に家庭側の要因」 とされました。
 泣き寝入りをしていたお母さんに、「教育委員会に相談するように」 と私はお伝えしました。

 すぐさま、お母さんは教育委員会に相談し、その結果、ソーシャルワーカーとしての私に依頼がきました。
 不登校の解消の名目のもと、校長の許可を得て、学校開放日、授業参観の教室に入ってみました。

 たしかに、問題の勇介くんは、運動神経が良く、体育の授業では輝いています。
 一方で、算数などの授業では、集中力がきれ、保護者の前でも、立ち歩いたり、周りの子に消しゴムを借りようとしたり、いそがしく動いています。
 先生は一応、注意はするものの、いかにも表面的です。
 勇介くんも慣れっ子になっているようで耳に入っていない様子でした。
 先生のおざなりな注意は周囲への 「私はやってますよ」 というアピールにしか見えません。

 つまり、ここで教師の指導上の問題が浮かび上がってきたのです。
 口頭で注意して行動抑制につながりやすい、いわゆる 「指導のとおる」 子だけに注意をしており、ADHD傾向の子ども向けの指導が行われていないのでした。

 授業後に、同行した教育委員会の教諭から担任の先生に質問してもらうと、予想通り、こう返答がかえってきました。
 「だって、勇介くんのような子に大声で注意すると、怒り出したり、かえって危ないことをするので逆効果になるのです。
 だから注意しません。
 それよりも、時間をかけて愛情を注ぎ、信頼関係を築くことに重点を置いてきました。だから、勇介は担任である私の言うことを聞きます。」
と誇らしげに言いました。

 どうやら、先生は、注意や指導が通りやすい、拓哉くんのほうに指導をしたようです。叱られる拓哉くんが 「不公平だ」 と感じるのは当然のことです。
 注意をしても行動抑制のきかない勇介くんの指導をあきらめ、何も言わない、怒鳴らない、と決めたようです。
 たしかに愛情は大切ですが、やっていいことと悪いことを教えないのであれば、子どもが自ら学習し成長する機会を奪っていることにもなります。

 勇介くんからすれば、先生はいつも自分の味方で甘えて良い先生、大好きな先生。
 拓哉くんからすれば、ひいきでイジメを止めてくれない、自分を嫌いな先生、というわけです。

 現代、日本の教室の中では、このような風景はめずらしくありません。
 多くの先生は、子どもが大好きで、先生になった方々です。
 しかし、「子ども自身の本性を愛する気持ちを大切にすること」 と、「間違った行動を叱る厳しさを放棄すること」 は違う、ということを見極めなくてはなりません。
 「思いや考えについての善悪を教えること」、と同時に、「行動を押しとどめるための“とおる指導”や教育スキルを身につけること」 は、必ず両立できます。
 毎日忙しくクタクタであることは重々承知していますが、教師たる者は、尊い道徳を学び、自らスキルアップする努力を怠ってはなりません。

 私は、専門家として、その小学校の校長に、担任の先生を指導すること、世界標準のゴールデン・ルールに則った児童への道徳教育の実施、及び、認知行動療法を基盤とする、社会性やコミュニケーション能力の向上を目指したソーシャルスキルトレーニングを用いた、私のオリジナルの「ソーシャルスキルズ教育」をご提案しました。 【注2】

 先生が徳ある人として教えるスキルがアップし、教室に正義を取り戻し、子どもたちが成長し、世界の未来に貢献する人々となれますよう心から願っています。

スクールソーシャルワーカー 村崎京子

【注1】 参考記事
「不登校 『先生が原因』 認知されず 学校調査と本人調査のギャップから考える」 2016年10月16日付 ヤフーニュース

http://bylines.news.yahoo.co.jp/ryouchida/20161016-00063307

【注2】 このゴールデン・ルールとは、黄金律 (おうごんりつ) とも呼ばれ、多くの宗教、道徳や哲学で見出される 「他人にしてもらいたいと思うような行為をせよ」 という内容の倫理学的言明である。

 

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[ 2016/10/29 07:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

コンビニに いじめ防止ポスター 掲示!! 

コンビニで いじめ防止ポスターを発見!!

 駅の近くのコンビニに 「いじめから子供を守ろうネットワーク」 のポスターが貼られていたと、ブログ読者の方が写真を送ってくださいました。子供たちや多くのお客さんが訪れるお店とのことです。

 ポスターは 「いじめはいけない」 と子供たちに呼びかけています。
 また、「いじめ無料相談」 の連絡先も書かれています。


161026 コンビニポスター掲示

 ポスターをご自宅の塀やお近くの学校やお店などにお貼りいただける方は、お気軽にご連絡ください (電話番号: 03-5719-2170 )。送付させていただきます。

 

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[ 2016/10/26 23:05 ] 活動報告&集い | TB(0) | コメント(0)

◆◇ 子供の命を優先した対応を期待する ◇◆ 

161022 シュウメイギク

◆◇ 子供の命を優先した対応を期待する ◇◆

 10月も下旬となりました。
 さわやかな秋晴れのもと、学園祭や修学旅行など楽しい行事が開催されています。
 その一方で、いじめで学校に行けないとの相談が、毎日、寄せられています。

 学校が安心できる空間でなければ、いじめられている子供は学校に行けません。
 「いじめ防止対策推進法」 (以下 「いじめ防止法」 ) では、安心して勉強できる環境を整える措置として、いじめ加害者の別室学習や、出席停止等を定めています。

 しかしながら、先日、毎日新聞で次のようなニュースが報道されました。
 滋賀県高島市で、小学6年の女児が同級生からのいじめで心身症になって入院、
保護者が弁護士に頼んで、加害児童の別室学習、出席停止、懲戒などを求める申し入れ書を学校と教育委員会に提出し、
さらに、弁護士が、申し入れした事実をマスコミに発表したというのです。
 弁護士は、「大津市の中学生いじめ自殺を契機にしたいじめ防止対策推進法が制定されて3年になるのに、法が学校現場で生かされていない」 と指摘し、「同法に基づく措置を求めた」 と話したと報道されています。
 「いじめ防止法」 は制定されていても、いまだに 「法律を無視してかまわない」 という空気が学校を支配しているようです。

 実際、私たちのところにも、同様の相談が届いています。
 いじめ加害者が教室にいるので怖くて教室に入れず、学校にほとんど行けない状態になっているのに、校長が、
「私は絶対に、加害者の別室学習など認めない」
と被害者側からの要望を拒否したとか、
「別室に連れて行っても、この子はきっと教室に戻ってきてしまうので別室学習はやりません」
などと、理由にならない理由で対処してくれないというのです。

 他にも、
「担任に何回もいじめを相談していたのに、校長に伝わっていなかった」、
「被害者がいじめだと訴えているのに、教師がこれはいじめではないと強弁する」、
「いじめに関するアンケートを全く行っていない」、
「いじめが原因で30日以上不登校になっているのに学校が重大事態と認めてくれない」
等々の相談があとを絶ちません。

 このように、学校現場での 「いじめ防止法」 の効果が疑問視されていることを受けて、現在、同法の見直しが検討されています。
 10月12日に文部科学省いじめ防止対策協議会は、「防止対策の素案」 を提示しました。
 その中で、
「教職員がいじめ情報の共有を怠れば懲戒処分」 になり得ることを周知するとしています。
 この点は、学校の隠蔽体質に大きく切り込んでいると言えます。

 このように評価できる点がある一方、大きな疑問点もあります。
 それは、素案では 「いじめの範囲」 として、
「好意であっても、相手が傷ついたらいじめ」、
「けんかは双方向のいじめ」 という考え方が示された点です。

 具体例として報道された内容は、
1. 算数の問題を解こうとしていたAさんに対し、Bさんが親切心から解き方と答えを教えたところ、あと一息で正解にたどりつこうとしていたAさんが泣きだした。

2. AさんはBさんに 「もっと友だちと積極的に話した方がいいよ」 と助言したつもりだったが、対人関係に悩んでいたBさんは、その言葉で深く傷ついた。

3. 相互にネット上で悪口を言い合っているケースは 「双方向のいじめ」。
となっています。

 この3例を読まれていかがでしょうか。
 いじめの定義としての 「相手の心が傷ついたらいじめなんだ」 という考え方は大切ですが、ここまで行ったら 「極論」 です。
 これを受け入れるならば、例えば、授業中に先生から 「騒がしい。静かにしなさい」 と注意された子が泣き出したら、それは 「先生によるいじめ」 ということになってしまいます。
 何事も行き過ぎは危険です。

 お互いの心が理解できないで起きるトラブルは 「いじめ」 ではありません。また、ケンカからいじめに発展することはありますが、ケンカは 「双方向のいじめ」 ではありません。
 「有識者」 と呼ばれる先生方が、こんなこともわからないのでしょうか

 今回、取り上げたように文科省は 「いじめ防止法」 の見直しに着手しています。
 本来は、「子供の命を守る」 ための議論のはずなのですが、残念ながら、「子供を守るんだ」 という熱意が薄れているようにも見えます。
 その背景には 「教師の負担が増えるものには反対だ」 という一部の教員からの意見が足を引っ張っているのではないでしょうか。

 冒頭で引用した保護者のように、「いじめは悪い。学校はいじめを隠すな」 という姿勢を貫いて、泣き寝入りすることなく、弁護士やマスコミを味方につけて 「いじめ問題」 と戦うことは、日本の教育を正すためにも必要なことだと思います。

 ぜひとも、本気で 「子供の命を守ろう」 と考えている先生方の意見が優先されて欲しいものです。

 今後も、「いじめ防止法」 の実効化、いじめ防止、いじめ解決を目指して活動を続けてまいります。
 いじめ相談も随時承っております。些細なことでもご遠慮なくご相談いただければ幸いです。

いじめから子供を守ろう ネットワーク
井澤・松井


 

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[ 2016/10/22 22:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

広島県海田町町制施行60周年記念イベントで演奏。歌でいじめ防止をよびかけ 【いじめから子供を守ろうネットワーク広島】 

161010 161001海田町イベント2

広島県海田町
町制施行60周年記念イベントで 演奏

【いじめから子供を守ろうネットワーク広島】


 10月1日、広島県海田町で、海田町町制施行60周年記念イベント 「海田きん祭 よりん祭 ~ほっぷ すてっぷ 未来へジャンプ~ 」が開催されました。メインステージ、サブステージなどでさまざまなイベントが開催され、出店なども立ち並び、来場者は2万人を超えました。
 「いじめから子供を守ろうネットワーク 広島」 も参加し、ステージで演奏、6曲を披露させていただきました。


161010 161001海田町イベント3
【写真】 演奏するいじめから子供を守ろうネットワーク 広島の山本代表(右)ほか
161010 161001海田町イベント4

 6曲中4曲がオリジナル曲、さらに3曲が新曲で、歌を通じていじめ防止を呼びかけました。歌い終わったとき、雨も止んで、虹が出たとの話も・・・。これからも地域に根ざした活動を続けてまいります。

 

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[ 2016/10/18 22:00 ] 活動報告&集い | TB(0) | コメント(0)

◇ 事務長メッセージ ◇◆ 大津いじめ自殺事件から5年 ◆◇ 

161013 運動会つなひき

◇ 事務長メッセージ ◇
◆◇ 大津いじめ自殺事件から5年 ◆◇


今週に入って、朝晩もすっかり冷え込み、秋が深まってきた感じがします。10月10日の体育の日には、各地で運動会も開かれたことだろうと思います。

さて、11日は、大津市の中学2年の男子生徒が学校でいじめを受け、自宅マンションから飛び降りて自殺した日から5年目に当たります。「いじめ防止対策推進法」 制定のきっかけになった事件でもあり、もう5年も経ってしまったのかという感じさえします。

報道によると、当日、生徒が通っていた中学校では全校集会が開かれ、校長が、自分の命を大切にする気持ちを忘れないようにと呼びかけました。このあと全員で黙とうし、生徒たちが 「命」 をテーマにした詩やメッセージなどを発表しました。
また、市役所では、越直美市長や桶谷守教育長、市と教育委員会の職員らが黙とうし、「二度と繰り返さないために、事件を風化させない」 と再発防止を誓いました。

しかし、文部科学省の発表では、いじめが原因で命を落としたとみられる小中高生らは、大津市の事件があった11年度と翌12年度が計10人。「いじめ防止対策推進法」 ができた13年度と翌14年度は計14人。
これでは 「いじめ防止対策推進法」 が 「救い」 となっているとはとても言い難い状況です。

大津いじめ事件の父親 (51) も市役所内で記者会見し、
「今でもいじめで命を落とす子どもは多い。いじめ防止対策推進法が予防になっているとはいえない状況だ」 と述べました。
「長崎、山形、岩手…。(いじめ自殺があった) 各地に入ったが、教育現場の意識は変わっていない」
「自殺や不登校の理由をいじめと関連付けたくない意識が学校側には今も残る」
「推進法の趣旨に反する学校や教委が現実に存在する」
「 『(法が定めた取り組みを) してもしなくても良い』 と認識している学校もある」
と教育現場に対する憤りをあらわにし、
「同じような悲劇が後を絶たず、当時から何も変わっていない。息子が命がけで作った推進法が、本当に子どもたちの命を助けられるようになるまで訴え続けていく」 と力を込めました。

実際、私たちのところに来るいじめ相談も、その大半が「学校現場が対応をしてくれない」 というものです。
本来、被害者側に立って、対応をしなければいけないはずなのに、ひどい場合は隠ぺいに走る等、加害者側に加担しているケースも少なくありません。
また、いじめの事実を中々認定しないという現実もあります。
「いじめ防止対策推進法」 は、こういった教育現場に対して、力を発揮するものでなければならないはずです。
しかし、加害者に対して懲戒することを規定しているものの、教師に対する処罰規定はありません。
また、取り組みの義務はあるものの、やらなくても罰せられないのが今の法律の現状です。

今、私達は、各地の自治体に対して、制定されているいじめ防止条例に、教師の処罰規定を盛り込むよう、陳情活動を展開しております。
尊い犠牲の上に制定された法律や条例が、いじめ防止に対して、魂のあるものにしていかなければなりません。
この節目を一つの期にし、私達も気持ちを新たに、活動をしてまいりたいと思います。
皆様のご協力をお願いいたします。

いじめから子供を守ろう ネットワーク
事務長 丸山秀和


 

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[ 2016/10/14 07:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

東京都大田区の小学校で、約220名の子供たちに 「いじめ防止授業」。保護者、地域の方々も参観 【いじめから子供を守ろう ネットワーク 東京】 

161010 H小学校2

学校公開日の小学校で いじめ防止授業
保護者 地域の方々も参観

【いじめから子供を守ろう ネットワーク 東京】

 10月6日 (木)、東京都大田区の区立小学校の学校公開日で、いじめから子供を守ろうネットワーク 東京代表の栗岡まゆみ講師が 「いじめ防止授業」 を行いました。

 当日は学校公開日で、落語会、スピーチ大会等も開催されており、たくさんの保護者、地域の方々が、学校に集われました。
 「いじめ防止授業」 はセーフティー教室として、1年生~4年生の計約220名に、それぞれの学年別に授業を行いました。
 各学年の先生、副校長先生、保護者の皆様、地域の皆様も参観して下さいました。


161010 H小学校10063
【写真】 子供たちに語りかける栗岡まゆみ講師

 「いじめとけんかは紙一重。けんかはお互いの気持ちが高まりするもの。いじめは一方的なもの」 に、真剣に頷く子供たち。
 どの学年も活発に手が上がります。
 「いじめを乗り越えた偉人はいますが、いじめっこが偉人になった例は残念ながらないよ」 に、「えー!」 と、いじめのないクラスを作ることことを約束しました。


161010 H小学校10061

 

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[ 2016/10/10 12:50 ] 活動報告&集い | TB(0) | コメント(0)

◇ 代表メッセージ (2016年10月) ◇◆ 被害者ファースト ◇◆ 

161007 柿の木

◇ 代表メッセージ ◇
◆◇ 被害者ファースト ◇◆


10月に入り、涼しくなってまいりました。
とはいえ、まだまだ夏の名残りが残っているように感じます。
夏休み明けで一息ついていた「いじめ」が激しさを増すのが10月です。

10月1日、以下のようなニュースが流れました。
『いじめ不登校で学校謝罪、大阪市 「対応不十分」 と認める』 というものです。
大阪市の小学校6年生の男子児童が、2年生の時にいじめを受けてPTSD (心的外傷後ストレス障害) になってしまって、その後、不登校が続いていた問題で、学校が男児の保護者に対し、不十分な対応で発症させ、復学の機会も逃したと認めて 「謝罪」 したというものです。
学校側が、「被害児童が受けた暴力を単なるトラブルと考えて不十分な対応を続けた結果、PTSDを発症させた。病気について十分理解しておらず、復学のチャンスも逃してきた」 と保護者説明会で話したとも報道されています。
この問題で、市は男児の保護者の要請を受け、平成27年12月、大学教授や医師などの有識者らでつくる第三者委員会の部会を設置。学校の対応を検証しているとのこと。

なんと言っても、ここまで頑張られたのは保護者の方の強い意志があったからだと思います。4年に渡って「いじめ隠蔽」と戦って勝ち取られたものが、「謝罪」 です。
長い長い苦悩の日々を考えると言葉が出てきません。この不屈の精神に頭が下がります。

一般的には、年数が経過すると 「昔のことはわかりませんから」 と全く相手にされず追い返されてしまうものです。
この保護者の方の訴えに対して、学校側の態度が変わったのは奇跡です。
どなたかは分かりませんが、学校、教育委員会側の人の中で、「この対応は間違っている」 と言ってくれた方がいたのでしょう。
ただ、「遅すぎる」 ということは間違いありません。「謝罪する」 と決断し、この子と向き合ってくれる人間が、4年前の時点で教育委員会にいてくれたら、この子も長期間苦しまなくてよかったのです。

学校側のメンツを考えるのではなく、被害を受けている子どもに対して 「何ができるか」 と考えることが最も大切なことです。
小池都知事の 「都民ファースト」 という言葉を新聞でみかけますが、「被害者ファースト」 こそ、いじめ問題の中心の思想でなくてはなりません。
そこから、「早期発見・早期解決」 の道が開いてきます。

学校との交渉に行き詰まりを感じている方がいらっしゃいましたら、一度、私たちの所にご相談してみてください。
ご一緒に解決の道を探ってまいりましょう。

いじめから子供を守ろう ネットワーク
代表 井澤 一明

井澤一明ブログ:
http://ameblo.jp/kzizawa/
Facebook: http://www.facebook.com/kz.izawa
Twitter: @kzizawa

 

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[ 2016/10/06 07:07 ] 代表あいさつ | TB(0) | コメント(0)

東京都立川市の中学校2校で 井澤一明代表が 公開講座 「いじめ予防授業」 

161004 立川中学

立川市の中学校で 井澤代表が
公開講座 「いじめ予防授業」

 東京都立川市内の中学校2校で、生徒たちに、井澤一明 (いじめから子供を守ろうネットワーク) 代表が、いじめの講演をさせていただきました。 子供たちを見ているとこれからが楽しみです。中学生ぐらいだと素直に社会に役立つ人を目指しています。
 
161004 立川第八中学0917

161004 立川いじめ予防教室

161004 立川第六中学校0924

 どちらの中学校も学校公開日で、保護者の方々や市民の方々も参加されていました。  ありがとうございました。


 

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[ 2016/10/03 17:30 ] 活動報告&集い | TB(0) | コメント(0)