「いじめから子供を守ろうネットワーク広島」に 「広島市長表彰」。日頃のいじめ防止活動を評価 

「いじめから子供を守ろうネットワーク広島」に
広島市長表彰

日頃のいじめ防止活動を評価


 昨年12月21日 (水)、平成28年度広島市社会福祉大会において、「いじめから子供を守ろう ネットワーク 広島」 が、「広島市長表彰」 され、広島市社会福祉協議会から、表彰状 並びに 記念品をいただきました。
 本表彰は、足かけ10年に渡って、広島市内でのいじめ防止セミナーの開催等の啓発活動や、広島市内でいじめ相談の実施など、日頃のいじめ防止活動を評価していただいたものです。
 これもひとえに全国の保護者の方々、応援してくださっているサポーターの皆さまのご支援、ご指導のたまものと深く感謝申し上げます。


170130 161221広島市長表彰
【写真】 中央が、「いじめから子供を守ろうネットワーク広島」代表の山本浩徳さん

 これからも、いじめ防止に向けてさらなる活動を展開してまいります。
 皆さまのご支援、ご協力をいただければ幸いです。


 

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[ 2017/01/31 07:00 ] 活動報告&集い | TB(0) | コメント(0)

◆◇ 文科省 いじめ防止基本方針 改定に向かう ◇◆ 

170126 文部科学省

文科省 いじめ防止基本方針 改定に向かう

横浜原発いじめ事件についての教育長の発言が、大きな問題となっています。
教育長が、第三者委員会の報告を元に
「 『おごってもらった』 と言っていることなどから、いじめという結論を導くのは疑問がある」 と
発言したことが批判されています。
第三者委員会は、昨年の11月に報告書をまとめたが、その中には
「だれが出す?」 「賠償金もらっているだろ?」 とか「次のお金もよろしくな」 などと言われてお金を持ち出したと記され、更に
「 『いじめ』 から逃れようとする当該児童の精一杯の防衛機制 (対応機制) であったということも推察できる」 と述べられています。
しかしこの報告書は、
「被害生徒と同学年の児童へのアンケート調査」 もせず、加害者への聞き取りも行わずに分析したものだと報道されています。
加害者と言われている子からの聞き取りもしないで、最終の報告書とはあまりにもひどすぎます。

この教育長の発言に批判や抗議が相次いだことを受けて 「横浜市長が謝罪した」 と報道されておりますが、その内容は
「教育長は第三者委員会の結論を尊重する立場から、『認定は難しい』 という考え方を答弁したということだった」
「生徒がつらい思いをしている中、丁寧に趣旨を伝えるべきで、至らない、大変申し訳ない発言だった」 という、
これでは、教育長の発言を肯定しただけとしか思えません。

たとえおごりであっても、小学生が一万円もの金額を 「◯◯君に、おごってもらった」 と言っていたら
「何やってんの。ダメよ。返しなさい」
親が子供を連れて、相手の親に謝罪しに行き、返すのが普通なのではないでしょうか。
ましてや150万円です。しかも、今回の事件は、大人がやったら、「たかり」、「恐喝」 と言うべき事案です。

「悪いものは悪い」 とはっきり示さずに、「うまく解決しよう」 としているのでしょうか。
第三者委員会、市長以下教育関係者の姿勢に問題があるとしか思えません。

横浜の事件をはじめ、全国でいじめ事件が報道されている中、文部科学省は、「いじめの防止等のための基本的な方針」 を改定しようとしています。
1月23日には、有識者会議に改定案が提示されました。
報道によれば、改定案では以下の点などが強調されています。

● いじめ解消の判断基準
・単に 「謝罪した」 から解消ではない
・いじめがやんでいる状態が3カ月継続していること
・解消の判断時点で被害者が心身の苦痛を感じていないこと。

● いじめの定義
・けんかやふざけ合いでも、被害を感じているかどうかで判断すること。

● 「学校評価」 に項目を追加する、
・いじめの認知件数や防止に向けた取り組み状況の評価。
・アンケートや面談の回数、校内研修の実施状況などの目標設定と達成状況を評価。

● いじめの隠蔽について
・いじめを発見したり、相談を受けたりした場合は、教職員が抱え込まずに学校が組織的に対応する。
・関係する情報を適切に記録しておくこと。

● 「重大な事態」 について
・把握に向けて、学校側に発生の疑いが生じた段階で調査を始めること。
・調査の在り方についてまとめた指針 (ガイドライン) 案も提示。
・被害者側の思いを理解し、丁寧に調査や結果説明を進めること。

● インターネット上のいじめ
・画像や動画が拡散すると消去が困難。
・刑法や損害賠償の対象になり得る。
・ネットいじめが重大な人権侵害に当たる行為だと子供に理解させる必要性がある。

全体としては、現在のものよりも踏み込んでいるように見えます。
しかし、冒頭の横浜市のようないじめ事件が、この改定案で改善されるのかと言えば、かなり疑問が残ります。
いじめの隠蔽問題に対して、明確な指針が必要です。
文科省には、毅然とした態度を示し、「隠蔽した教師は懲戒する」 ことを基本方針の中に盛り込む勇気を持ってもらいたいものです。
隠蔽する教師、隠蔽する教育委員会に逃げ場を与えないことを外してはならないと思います。

1月に入って、相談が相次いでいます。
ご心配なことがありましたら、ご遠慮無くお電話ください。

一般財団法人 いじめから子供を守ろうネットワーク
代表 井澤一明


 

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[ 2017/01/27 21:00 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

青森県弘前市でセミナーを開催。井澤一明代表が講演。 

170122 0115セミナー2

青森県弘前市でセミナーを開催
井澤代表が講演


 1月15日(日)、青森県弘前市でいじめ防止セミナーを開催いたしました (於: 弘前駅前 ヒロロ 3階 多世代交流室 )。
 当日は日本列島が大寒波におおわれ、弘前市は1日中氷点下という極寒の日。前日までの雪も積もっており、ご来場が大変なのではと心配されましたが、会場には保護者など市民の方々が次々とご来場くださり会場はほぼ満席となりました。


170122 0115セミナー1
【写真】 講演する井澤一明代表

 井澤一明 (いじめから子供を守ろうネットワーク) 代表がお話しさせていただきました。来場者の方々がノートなど取りながら熱心にお聴きくださいました。  ありがとうございました。

 

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[ 2017/01/23 07:00 ] 活動報告&集い | TB(0) | コメント(0)

◆◇止まらない新学期自殺◆◇ 

170118 雪とナナカマド

◇事務長メッセージ◇
◆◇止まらない新学期自殺◆◇


この冬一番の寒波が襲来し、各地では大雪になってしまいました。
そんな中、センター試験も行われ、受験生は大変な苦労の中、取り組んでいたことと思います。

今年もまた、新学期が始まったのと同時に、子供たちの悲報が報道されました。
大阪で小学生3年生の男の子が、マンションから転落して死亡。
岩手では、高校1年生の男子生徒が、貨物列車にはねられて死亡。
埼玉では、中学2年生の女子生徒が、校舎から転落して死亡。
いずれも報道の段階では、原因はわかっていませんが、現場の状況から自殺の可能性が高いのではと思われます。

夏休み明けの時は、文部科学省もかなり警告を出し、学校現場などでも、事前の対策をしていたところもありましたが、この冬休み明けに関しては、その時のような警告も対策もなされなかったようです。
自殺よりも、間近に迫った受験の方に、関心が向いていたのかもしれません。

私達の子供用掲示板 (いじめかきこみ寺) にも、
「冬休みが終わるのが怖い」
「学校に行きたくない」
「もう消えたい」
といった書き込みが増えていました。
やはり、昨年も同じ時期に7名の子供たちの自殺報道があったことを考えてみても、同じように何らかの警告や対策は必要だったのではないでしょうか。

様々な要因により、学校で過酷な状況に置かれていた子供たちが、一旦、休みに入ることにより、その状況から解放されます。
しかし、その過酷な状況の中に戻っていくということは、一度解放されたことにより、それが続いていた日々よりも、ギャップがあり、相当な覚悟がいるのだと思います。
そして、自殺していくほとんどの子供たちは、親にも先生にも、その苦しみを話さないままに、命を絶っています。
誰でもいいから、一言相談してくれたらと思うと、残念でなりません。
学校は、命を絶つ原因になるところではなく、命を育む場所でなければならないはずです。

しかし、いじめの様々な報道があっても、私達の相談電話は鳴りやみません。
そこには、動かない教育現場があるのです。
表沙汰にならなければ、大人の原理で事を治めようとしているとしか考えられません。
そういう動かない学校、動かない教育委員会があった時に、それを訴える窓口を、文部科学省は設けるべきではないでしょうか。
そして、学校を子供たちの命を守る場所にしていくべきだと思います。

折しも、昨日は阪神大震災から22年目に当たる日でした。
震災の怖さや、命の大切さを改めて考える日でもあったかと思います。
子供たちの命を、大人の都合で失ってしまってはいけません。
今年も子供たちの命を守るため、このいじめの状況を打破していくために、シンポジウムや陳情などを通して、訴えてまいりたいと思います。
皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

いじめから子供を守ろう ネットワーク
事務長 丸山秀和


 

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[ 2017/01/18 22:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

◇ 代表メッセージ ◇◆ 「いじめ」 はなぜ起きる? ◇◆ 

170111 白梅

◇ 代表メッセージ ◇
◆◇ 「いじめ」 はなぜ起きる? ◇◆


先日、お会いしたお母さんが、「今、息子が受験なんです。3月まで気が抜けないのよ」 と話していましたが、現在、受験生は最後の追い込みのために日夜をついで努力し続けていることだろうと思います。
学校の方は、冬休みも終わり、新学期を迎えています。

この時期に起きるいじめは、早期解決が絶対です。
多くの学校では、問題を先送り、つまり学年が上がるまで店晒し (たなざらし) 状態にしがちだからです。
気になっている保護者の方がいらっしゃいましたら、早めに学校に相談してみてください。

さて、年末のことですが、事務所まで取材に来てくれた高校生が、学校に提出した論文のコピーを送ってくれました。
その中に、「いじめは差別によって起きている」 と読める一文がありました。しかし、一言で言い切るのはどうだろうか、という気もします。

「なぜ、いじめは起きるのか」 ということを言い換えれば、「人はなぜ、他人をいじめるのか」 ということになると思います。難しい質問です。

様々な書籍を読んでみてもよくわかりません。
「人それぞれいじめる理由は違う」 と言っても正解でしょうし、
「人は人を区別し差別化するからだ」 というのも正解のようにも思えます。
「人は閉空間に押し込められると、自分の領域を増やそうとする」 という考えもあります。

「いじめ」 という言葉は、簡単に口にすることはできるのですが、「いじめの原因は何か」 の答えを出すことは、なかなかに難しいものです。
この問の答えは、山のようにあり、しかも、それぞれの考えは間違ってはいません。どれもが正しいと言えます。
結局、答えがありすぎて、絞り込めないところが難しいのです。

いじめが起きる原因をさぐるためには、逆に 「自分が絶対にいじめない相手がいるとしたら、それは誰か」 と考えてみると答えに近づくことができるかもしれません。
この答えは、「自分」 となるのではないでしょうか。
自己卑下とか自己否定の感情を別として考えると、「自分は、自分をいじめない」 のです。

従って、いじめが起きる原因は、「他人は自分ではない」 と考えるところに原因があるように思います。
つまり、「他人をいじめたところで、自分は苦しくない。それどころか楽しく思うこともある」、 だから、「いじめは起きる」 のです。

「他人は自分ではない」 というところを出発点として、
「あいつは外国人だ」
「むしゃくしゃする。あいつで憂さ晴らししよう」
「あいつが泣くのは面白い」
「ざまあみろ」
「あいつはいじめられてもしょうがない」
「あいつをひきずりおとしてやろう」
全て、「自分でない他人」 だからこそ、こんな酷いことを考えられるのです。

差別や、嫉妬、ねたみ、自己の快楽、ストレスのはけ口等々の感情は誰にでもあります。
この感情のままに動くことで、「いじめ」 が起きてしまいます。

しかし、そんな感情が起きても、そのままいじめに走る子は少ないのです。みんな我慢するものなのです。
「それは悪いことだ」、「やったら犯罪になる」、「人間として恥ずかしい」 という気持ちが起きてきて、「いじめたくなる 」気もちを抑える感情、つまり 「理性」 が働くものなのです。
理性が負けて 「感情」 が勝つような状態になることを、一般的には、「アニマル化」、「動物化」 という言葉で表現していることも多くあります。

ですから、私たち大人は、子供たちに 「理性」 とか、「我慢する心」、「自制心」 の大切さを、自らの姿勢で伝えていかなくてはならないのではないかと思います。

「他人は自分ではない」 からいじめるのですから、まず、「他人を自分だと思うこと」 が大切です。
そして、一人一人の多様な個性を認める、違いを認める寛容さを養うことからスタートしていくことが大切だと思います。
さらには、「自分がされていやなことは他人にしない」 という考えを子供たちに教えていくことは大人の大切な役割です。

今年も、早々にいじめ相談も入ってきています。
冒頭に述べましたように、この時期は、なお一層の早期発見、早期解決が必要です。
気になることが有りましたらご遠慮無くお電話いただけたらと存じます。

一般財団法人 いじめから子供を守ろうネットワーク
代表 井澤一明

井澤一明ブログ:
http://ameblo.jp/kzizawa/
Facebook: http://www.facebook.com/kz.izawa
Twitter: @kzizawa

 

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[ 2017/01/11 23:00 ] 代表あいさつ | TB(0) | コメント(0)

◇ 代表メッセージ (2017年 1月) ◇◆ いじめ撲滅に向けて ◇◆ 

170104 富士

◇代表メッセージ◇
◆◇ いじめ撲滅に向けて ◇◆


新年、明けましておめでとうございます。
2017年の年明けは、好天にも恵まれ、希望あふれる一年となる予感がしております。

そして今年、「いじめから子供を守ろうネットワーク」 は、設立10周年となります。
数多くの皆様に支えられて、ここまで続けてくることができました。
この場をお借りして、皆様に深く感謝申し上げます。

昨年は、数々のいじめ事件がマスコミに取り上げられました。
しかもその背後には、表に現れた事件の数百倍、数千倍、数万倍の 「いじめ」 が隠されています。
いじめ防止対策推進法が施行されて3年を過ぎました。
施行直後は、全国の学校でも 「いじめ防止基本方針」 の策定もあり、いじめに対する意識が高まったようですが、現在は、後退りしているように見えます。
その結果が、昨年の大きな事件につながったものだと考えられます。

したがって、「いじめ防止対策推進法」 の効力を今一度、取り戻し、かつ恒久的な効果を期待できるようにしなければなりません。
具体的には、まず、同法の中に、いじめを隠蔽したり、いじめを放置するような教師に対しては、懲戒処分にすることを明示することが必要です。
ここがいじめ撲滅、教育改革の第一歩です。

今年も、「いじめから子供を守ろうネットワーク」 は、子供たちの未来の為に、いじめの相談を受け、いじめを解決すると同時に、「いじめ防止法に教師の懲戒」 を求めて活動してまいる所存です。

私たちの 「いじめ」 との戦いは、続いています。
本年は 「いじめが減った」 と実感できる年にしたいと思います。
今年も皆様のご指導、ならびに篤いご支援、ご協力を賜われれば幸甚に存じます。
何卒、よろしくお願い申し上げます。

一般財団法人 いじめから子供を守ろうネットワーク
代表 井澤一明

井澤一明ブログ:
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[ 2017/01/04 15:37 ] 代表あいさつ | TB(0) | コメント(0)