◆◇ 魂の奴隷制度と戦う ◇◆ 

170331 青空

◆◇ 魂の奴隷制度と戦う ◇◆

「みんなもやっているんだからやりなさい。」
「みんなも我慢しているんだから我慢しなさい。」
 子育ての過程で大人が多く口にする言葉だ。これでは子供に対して、みんなと同じことが正しいことだという判断基準を教えることになる。みんながどうかに関わらず、「それが大切なことだから」、「それがあなたにとって必要なことだから」。そう教えなくてはならない。

 みんなを基準にして我慢を強いられた子供は、人と違う行動をとるものに、反感を抱いてしまう。
「あの子なんか変だよね。無視しよう。」
 と人と違っていることが攻撃の理由になってしまうのだ。もちろん、人と違うことに対し、寛容に受け止める子供も少なからずいる。しかし子供社会は、大人が考える以上にストレスの多いものだ。そのストレスは子供同士の人間関係によるものもあれば、親の過干渉、放任からくるものも少なくない。そのイライラのはけ口を探している子供にとって、人と違うことは攻撃のための絶好の口実をつくることになる。

 攻撃は継続されると必ずエスカレートする。そして加害者側は多数派をつくり、いじめを許容する空気をつくる。罪悪感も麻痺し、「あの子にはやってもいいんだ」 という考えが教室を席捲する。そして被害者も無力感を植え付けられる。

 現代の大人であっても、人に迷惑をかけなければ何をしてもいいといった自己中心的な考えを持つ者は多い。そして自分がしたくないことに対しては、何かの役に立つのでなければやらないという考えも多い。
 子供がそんな考えのもとで育てられると、世の中の役に立つとか、思いやりの心を持つといった価値を育むことは難しい。それどころか、迷惑をかけなければではなく、「バレなければ何をしてもいい」 という価値を持つ子供になってしまう。

 残念ながら大人の中には、本音ではいじめを必要悪だととらえる者も少なからずいる。いじめをなくすには社会全体が取り組まなければならない。

 現代の日本人で奴隷制度を認める人はいないだろう。しかし自由の国アメリカであっても、150年前まで、奴隷制度は合法化されていたのである。
 考えには力がある。人々が心の中で奴隷制度を善とすれば、それは実現し、悪と思えばなくなっていく。

 日本人の中には、まだまだ大人にも子供にも、魂の奴隷制度とでも言うべきいじめを許容している者が多いのではないだろうか。
 本来人は皆違った存在でありながら、等しく尊い存在だ。そんな考えが社会に根付いていけば、いじめも少なくなっていくだろう。

 奴隷解放の父リンカンは、「抗議しなければならない時に沈黙で罪を犯すのは臆病者だ」 と語った。
 愛する者のためなら命も惜しくはない。そんな勇気があってこそ、いじめのない社会がつくられるのだろう。

担当  守矢 光児


 

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[ 2017/03/31 22:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

都内公立中学校の教員研修にて、井澤一明代表が講演。「いじめ相談の現場から」 

170330 都内学校2

井澤代表が中学校の先生方に講演
「いじめ相談の現場から」

 3月22日(水)、東京都内の公立中学校に井澤一明(いじめから子供を守ろう ネットワーク)代表がお伺いさせていただき、同校の先生方に、約1時間いじめ問題についてお話しさせていただきました。

170330 都内学校5
【写真】 井澤一明代表が講演

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【写真】 先生方が真剣に聴いてくださいました。

 参加されたのは約35名の先生方。井澤代表は、「いじめ相談の現場から」 と題して、現代のいじめの実態、いじめの解決・予防方法などについてお話しいたしました。先生方はとても熱心に耳を傾けてくださいました。これからも、学校の先生方のご協力をいただきながらいじめ撲滅を目指して活動してまいります。

 

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[ 2017/03/29 21:30 ] 活動報告&集い | TB(0) | コメント(0)

◆◇ 第三者委員会の限界 ◇◆ 

170325 桃の花

◆◇ 第三者委員会の限界 ◇◆

 3月、今年度もあと1週間あまり。
 卒業式も終わり今週末から春休みになる学校も少なくありません。

 そんな中、3月上旬、札幌市の第三者委員会が、男子中学生のいじめ不登校について、「いじめが原因とはいえない」 と結論づけました。

 このいじめ事件は、2014年3月に重大事態として申し立てられ、札幌市では初めて、いじめ防止対策推進法の 「重大事態」 の疑いがあるとして、第三者委員会での調査、審議がなされていました。

 父親によると、小学校高学年から嫌がらせを受けており、中学進学後もいじめが続き、差別的な暴言や性的ないじめを受けて、中学2年から3年にかけて不登校になったということです。

 報告書はいじめの一部を認定し、学校や教育委員会の対応の不備も認めました。
 しかし、「 (いじめが) 直接の原因となって、不登校が起きたと考えることはできない」 と結論づけました。
 生徒の父親は、「不登校の原因分析は誤り」 として再調査を求める意見書を市に提出しました。

 この理不尽な結論は、第三者委員会が学校側におもねっているとしか考えられません。
 第三者委員会の 9人の委員のうち 3名の学識経験者は、全員が札幌市内の大学の教育学部等の教授や准教授です。 その他の委員も、札幌市内の大学の医師や、臨床心理士会から推薦された札幌市内の大学の准教授などです。
 市教委が選んだのではないメンバーが入っているとはいえ、限定された地域の委員ばかりで構成されているところを見ると、利害関係があると疑われても仕方ありません。

 教育評論家の尾木直樹氏は、ブログで、「いじめ第三者委員会の構成メンバーが大問題」 として、公平公正な真相究明のためには 「できるだけ県外のメンバーで構成すること」だ と述べています。
 講演では、県内の大学の教育学部の教授等は教育委員会に気を使うので、第三者委員会全体の議論が活発でなくなってしまうと指摘しています。

 また、調査報告書をまとめるのに、3年近くもかかっています。
 こんなにも時間がかかっては、被害者側が訴訟をしようとしても、時効になってしまうこともありえます。いたずらに引き延ばしを図ったのではないかとの疑いさえ生じます。意図しなかったとしてもお役所仕事そのものであり、早急に結論づけるべき事案を遅らせることには、大きな責任が伴います。

 以上、問題点をあげてみましたが、何といっても最大の問題点は、「いじめが原因ではない」 としたことです。
 不登校の原因がいじめではないとするのなら、いったい何が原因だというのでしょうか。
 いじめ以外の原因で不登校になったと言うならば、その立証責任は当然あるはずです。
 単に否定するだけでは被害者側の申し立てを無視したにすぎません。
 いじめられていると勇気をもって声をあげた被害者をますます傷つけるだけです。

 被害生徒は現在も 「他人との関係に非常に敏感」 で、月に 1回精神科医の元に通っていると報道されています。
 いじめは被害者の心に深い傷を残します。
 一連の記事の中では、札幌市の定時制高校に通う18歳の女子生徒についても紹介されていました。
 女子生徒は、2011年の中学入学直後から、悪口を言われたり、靴の中に画びょうを入れられるなどのいじめを受けました。担任等に相談しましたが、いじめと認めてもらえず、いじめは悪化するばかりでした。
 そのため不眠が悪化し、鬱の症状に悩まされて不登校となり、転校せざるを得なくなりました。
 母親は道石狩教育局などに調査を依頼しましたが、「証拠がない」 などと言われて、いじめの認定はされなかったとのことです。
 「人間不信になり、自分にも原因があると責めるようになった」 と生徒は述べています。
 6年たった今でも将来が不安で苦しんでおり、睡眠薬や安定剤を服用していると報道されています。

 どちらの事案も学校側のいじめへの対処に問題があります。
 簡単にいえば学校の隠蔽体質が原因だと言わざるをえません。
 学校側が真摯にいじめと向き合って、適切な対処をしていれば、被害者側が長期間苦しむこともなかったと思います。

 このような子供たちの心の傷が早く癒えて笑顔が戻るようにと思います。
 学校側にいじめを認めさせるためにはどうしたらよいのか等いじめのご相談を承っています。
 お子さんのことで気にかかることがありましたら、ご遠慮なくご相談ください。

いじめから子供を守ろう ネットワーク
井澤・松井


 

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[ 2017/03/25 07:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

お知らせ: 4月2日 (日) 広島県海田町 「第6回 海田市祭り」 にて 午前11時から ライブ演奏 & いじめ防止キャンペーン 【 いじめから子供を守ろうネットワーク 広島 】 

170322 0402海田市祭り2017

お知らせ: 4月 2日 (日) 広島県海田町
「第6回 海田市祭り」 にて
午前11時から ライブ演奏 & いじめ防止キャンペーン

【 いじめから子供を守ろうネットワーク 広島 】


 来たる 4月2日 (日曜日)、広島県海田町で開催される、毎年恒例の 「海田市祭り (かいたいちまつり) 」 に、「いじめから子供を守ろうネットワーク 広島」 が参加、ライブ演奏といじめ防止キャンペーンを通じて、いじめ撲滅を呼びかけます。

 「海田市祭り」 は住民手作りのお祭りで、「海田市 」駅近くの保健センター、及び、旧千葉家住宅周辺にて開催、毎年、多くの市民が訪れ賑わっています。

 「いじめから子供を守ろうネットワーク 広島」 は第1回目から参加しています。
 今年も、保健センター前の特設ステージでライブ演奏を行い、オリジナルのいじめ防止ソングなどを歌わせていただきます。
 また、お祭りにご来場の皆様に、いじめ防止チラシをお渡しするなど、いじめ防止キャンペーンを行います。 お近くの皆さまは、ぜひご来場ください。

★ 「いじめから子供を守ろうネットワーク 広島」 のライブ演奏は、保健センター前の特設ステージにて、午前11時頃から開始いたします。応援いただければ幸いです。


「第6回 海田市祭り」
日 時: 2017年4月2日 (日) 9:30~15:30 (小雨決行)
場 所: JR山陽本線、呉線 「海田市」 駅 北口 200m 保健センター・旧千葉家住宅周辺 (住所: 広島県安芸郡海田町新町20-20)
(駐車場はありません。ご協力ください)
主 催: 海田住民活動ネットワーク
後 援: 海田町 海田町教育委員会 中国新聞社 NPO法人広島ジャンボリープロジェクト


 

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[ 2017/03/24 10:07 ] 活動報告&集い | TB(0) | コメント(0)

◇ 事務長メッセージ ◇◆ 学年末にやるべきこと ◆◇ 

170319 れんげ草

◇事務長メッセージ◇
◇◆ 学年末にやるべきこと ◆◇


先週末3月11日で、東日本大震災から6年が経ちました。
復興も進む中、まだ避難生活を送っている方々も大勢いらっしゃいます。
こうした方々が一日も早く、自分の生活が送れるようになればと思います。

そうした一方、昨年より原発避難いじめが問題になりました。
文部科学省も、昨年12月、福島から避難している児童や生徒を受け入れている学校に、いじめがないか確認するよう通知を出しました。
また先日、その実態を把握するため、初めて全国的な調査を行うことを明らかにしました。
この調査は今月中に着手し、件数や発覚した際の支援の状況を詳しく調べ、結果はまとまり次第公表するとのことです。

ただ、文部科学省も調査をするのはいいのですが、その結果、何をするのかが問題だと思います。
今まで通り、結果だけ公表するだけでは、何の進展もないのではないかと思います。
明確な改善策を示し、現場を指導していくことを望みたいと思います。

間もなく学校は学年末を迎えます。
保護者の皆様には、新年度を迎える前に、来年度からの環境がどうなるか、これをしっかりと確認しておく必要があると思います。

特に、学校と事前に話し合いをされている方などは、再度、確認の話し合いをし、約束を守っていただくようにしましょう。
現在の環境でいじめが落ちついているならば、この環境を維持してもらうこと。
すでに、クラス替えや、担任の変更などをお願いしている場合は、きちんと対応していただけることを確認することが大事です。

また、校長先生や担任が、異動する場合もあります。
その場合も、新しい先生に、話が伝わるようにしておくことが大切です。
中学などに進学する場合も、今の学校から、次の学校へ情報を引き継いでもらうこと。
できれば、新しい学校に出向き、現状を伝え、事前にクラス編成などのお話をすることをお勧めします。
安易に学校任せにしてしまうと、「言われていなかったから」 と言って、何もしてもらえないことがありますので、十分注意をしていただきたいと思います。

何事においても、万全の体制を整えるということは大事です。
新年度がより良い環境になるように、遠慮せず、また臆することなく、学校と交渉していただければと思います。
それが、子供たちを守る、大きな力となるのです。

いじめから子供を守ろう ネットワーク
事務長 丸山秀和


 

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[ 2017/03/19 09:00 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

◆◇ 「逃げるは恥だが役に立つ」 ◇◆ 

170310 自転車の子供

◆◇ 「逃げるは恥だが役に立つ」 ◇◆


「逃げるは恥だが役に立つ」 というテレビドラマが話題となりました。
同名のマンガが原作の、どうやら恋愛ものの作品だったようですね。
しかし、そちらの方面には全く縁のない私にすれば、恋愛など、他の惑星の話のようですので、内容に立ち入ることは遠慮いたしまして、言葉の響きのみを対象に、考察してみることと致します。

しかしこの題名は、なんとも意味深いものです。
兵法的観点で考えてみると、

「敵の大群・強敵に対しては、柔軟に対処する」

ということになりましょうか。

たとえば、敵の大軍が現れた時に、そのままガチンコでぶつかれば、当然、全滅することになります。
ですが、柔軟に考えて対応すれば、勢力を保ったままで、効果的に抵抗を続けられると言うことです。

これは人生全てに当てはまることだと思います。

何に対してであれ、がちんこで正面からぶつかるだけだと、どうなるか。
結果は、完全勝利か、こちらの敗北で全滅するかのどちらかになってしまいます。

それよりも、巧妙に立ち回って、有利な情勢に導くのが大事です。
なんなら少しぐらい逃げてもいいんだよ、ということでしょうか。

「逃げるは恥だが役に立つ」 で私が思い出したのは、先の大戦で戦った関西で編成された陸軍部隊のことです。

関西の部隊は、歴史的に 「弱兵」 として有名です。
大阪編成の歩兵第8連隊など、「またも負けたか8連隊」 と揶揄されるほどでした。もちろん、実際に8連隊が弱かった訳ではありません。

しかし、現実主義の関西の兵隊さんたちが、「あほくさ」 「やってられまへんがな」 と、合理的精神を発揮して戦いに生き残る様を眼のあたりにした、 他の地域の武士道精神バリバリの 「強兵」 からは、「弱い」 と思われたのかもしれません。

たとえば、「強兵」 として有名な、九州や東北編成の部隊ですと、「死守せよ」 と命令されれば、本当に全滅するまで踏みとどまって戦います。文字通り、全員戦死して部隊が消滅するまでです。

それが関西の部隊になると少し違っていたようです。
日本軍が雪崩を打って敗退していたビルマ戦線のことですが、「死守」 命令が出て全滅していたと思っていた関西の部隊が、ひょこっと現れて報告してくる、皆、驚いたことでしょう。

単純に全滅せずに、後々まで戦ってくれて大助かりだったという、当時の参謀の記録が残っています。

勇猛果敢に大敵に立ち向かって、全滅するまで戦うのは、それこそ、誇るべき日本武士道精神でしょう。

しかし一方、多少卑怯に見えたとしても、図太く長く生き抜いて、抵抗をし続けるというのも、それもまた戦い方の一つであると思います。

大阪では、自殺率も低いと聞きます。
現実主義の合理的精神、分かりやすく言えば、「あほくさ」 「やってられまへんがな」 という精神。

これは、言い換えれば、
「逃げるは恥だが、役に立つ」
ということではないでしょうか。

特に、いじめの環境に身をおいていたり、事業の借金で首が回らない時などの、特別な環境の時などは、ビルマ戦線で敵の大軍の攻撃を受けて、死守命令が出た時の 「絶体絶命」 の危機と同じでしょう。

ビルマ戦線でしたら、全滅しても英雄的戦闘で賞賛されるかもしれません。

でも 「いじめ」 や 「借金苦」 の戦場では、「死守」 しても、誰も喜んでも、誉めてもくれません。

あくまで柔軟に、巧妙に立ち回って、少しでも有利な体制を作り上げて、勝てなくても引き分けに持ち込む、「関西精神」 を持ったらいかがでしょうか。

一人だけで戦わず、援軍も要請しましょう。
自分だけで抱え込んでいないで、保護者にも先生にも相談しましょう。
それでダメなら、「いじめから子供を守ろうネットワーク」 に相談して下さい。
ものすごい 「援軍」 を編成して救援したします。

圧倒的な攻撃を受けて、全滅しそうになっているなら、無駄に 「死守」 せず、撤退です。

道は一つだけだと思うと、地獄の戦場では全滅してしまいますが、撤退すれば、また防御陣地が構築できます。
転校だって高卒認定試験だって、道はいくらでもあります。

この戦場では 「死守」 だけはご法度です。

敵の大軍の攻勢の最中では、目の前のことしか分からないのは当然です。
心もいっぱいいっぱいでしょう。

でも、そんな時、深呼吸ひとつして、「逃げるは恥だが、役に立つ」 とつぶやいてください。
逃げるのは恥かもしれません。
社会から阻害されて、居場所がなくなるような恐怖もあるでしょう。

しかし、人生長い戦場です。
勝ち戦もあれば、負けることもあります。

負けたら、いさぎよく撤退して、再編成すればいいのです。
再編成さえすれば、いくらでもまた、戦えます。

どこで戦うか?
どうやって戦うか?
今回、逃げてもいいのか?

そんなことは、再編成後、じっくりと考えればいいのです。

「逃げるは恥だが、役に立つ」

生き残ってこそ、「なんぼ」 だ!

担当 こしがやじろう


 

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[ 2017/03/14 14:25 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

東京都議会に陳情、東京都教育庁に請願。 産経新聞が報道 

東京都議会に陳情、東京都教育庁に請願
産経新聞が報道


 3月9日(木)、東京都議会に 「東京都いじめ防止対策推進条例等の改正を求める陳情」、「いじめ防止対策推進法の改正を求める意見書の提出に関する陳情」 を提出、また、東京都教育庁に 「東京都いじめ防止対策推進条例等の改正を求める請願」 を提出いたしました。

170311 陳情都議会0309
【写真】 東京都議会に陳情書を提出
(栗岡真由美いじめから子供を守ろうネットワーク東京代表)

170311 陳情東京都教育庁0309
【写真】 東京都教育庁に請願書を提出


 翌日、3月10日の産経新聞に次の記事が掲載されました。
170310 産経記事

いじめ放置の教師へ
罰則規定求めて陳情
 学校でのいじめ問題に取り組んでいる団体「いじめから子供を守ろうネットワーク」 (品川区)は9日、都いじめ防止対策推進条例を改正して、いじめを放置、黙認した教師への罰則規定を設けることを求める陳情を都議会の川井重勇議長宛てに提出した。
 陳情では、「いじめ自殺や隠蔽、教師へのいじめの加担が全国で多発している」と指摘。子供をいじめから守るためには「教師や教育委員会の担当職員へのいじめに関する罰則規定を、条例で定めることが不可欠だ」としている。
 さらに同ネットワークは、いじめに関連した教師らへの罰則規定明確化に向けて、都が率先して国にいじめ防止対策推進法改正を働きかけるよう求めている。 【2017年3月10日付 産経新聞東京版】


産経ニュース→
http://www.sankei.com/region/news/170310/rgn1703100058-n1.html
Yahooニュース→
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170310-00000054-san-l13

 

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◇ 代表メッセージ (2017年 3月) ◇◆ 学校は 「変えよう」 と思えば変わる ◇◆ 

170303 桃と菜の花

◇代表メッセージ◇
◆◇ 学校は 「変えよう」 と思えば変わる ◇◆

春、3月。暖かくなってまいりました。
今月の終わり頃には桜の花を見ることができそうです。
この季節、子供たちも様々に忙しそうです。
今週の月曜日には、
「卒業式だった。先輩とお別れ会しました。寂しい」
こんなメールも入ってきました。

今月は学年末でもあります。
この時期にいじめの相談に来られる方には、「クラス替えを学校にお願いしましょう」 とアドバイスすることが多くなりがちです。
新しい学年を、希望を抱いて迎えられるようにしてあげたいと思っています。

さて、先日、教育委員会にいたことがあるという先生からお話を伺いました。
「2012年に大津のいじめ自殺事件が大きく取り上げられてから、教育委員会の姿勢は大きく変わっています」
「それまでは、いじめを問題にしないための方法、あるいは、裁判になった場合の対処方法などの研修が行われていて、言わば、“いじめはなかったことにする” のが当然という姿勢でした。
でも、今は違います。
いじめは起きて当然という考え方を持っています。
いじめは “起こり得ること” なので、情報は隠さないこと、いじめを解決することに主眼を置くという姿勢です。当然、いじめ認知件数についても正確に報告するようになっています。」

今、少しずつ、教育界が変わりつつあるということだと思います。
しかし、この先生が働いておられる市のような対応はまだまだ少ないのではないかと感じています。
昨日3月2日、横浜の原発いじめ事件についての更なる不手際が報じられています。
横浜市の再発防止を協議した市教育委員会が、議事録を作成せず、録音データも一部消去したというものです。
更に教委の総務課長は 「感性が鈍かったと反省している」 と述べたと東京新聞は伝えています。

「感性が鈍かった」 のではなく、「故意ですよね」 と言いたくなってしまいます。
「いじめ隠しとしてあれだけ報道されても、いまだ “隠蔽体質” から脱却しようとする姿勢がたりないように見えます。
他にも、昨年の仙台中2いじめ自殺事件でも、教師が生徒に対して、LINEの履歴を消去するように指示していたことも分かっています。
私たち保護者としては、「ひどい体質の学校、教育委員会は、証拠隠滅を図る」 ということを知っておかなければならないのが現実です。

いじめ相談を受けていてもよく聞く話です。
「担任に連絡帳を渡したら焼却されました」
「証拠の体操着を捨てられた」
「先生と一緒にいたのに、私は見ていませんと後から言い出したんです」
子供のことよりも組織を守ることが大事だと考えている教師があとをたたないのです。

一方、沖縄県那覇市の小学校の 「いじめの認知件数」 が 1月現在、昨年の 327件から13倍もの 4,338件となっています。
報道によれば、文部科学省がいじめの認知漏れを根絶することを目的とし、いじめの認知件数の多い学校は 「いじめが多い」 のではなく 「いじめを積極的に把握し、解消に向けて取り組んでいる」 と評価するとした方針転換が、大きな理由としてあげられています。
前述した先生のいらっしゃる教育委員会のように 「変えよう」 と思えば変えることができるのです。
「子供たちを守ることが第一である」 という考え方を、教師にも、そして私たち保護者も共通認識とし、徹底していきたいと考えております。

3月は新学年に向けて大切な時です。
何かご不安なことがありましたらすぐにご連絡ください。

一般財団法人 いじめから子供を守ろうネットワーク
代表 井澤一明

井澤一明ブログ:
http://ameblo.jp/kzizawa/
Facebook: http://www.facebook.com/kz.izawa
Twitter: @kzizawa

 

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[ 2017/03/03 10:25 ] 代表あいさつ | TB(0) | コメント(0)