狭山・入間地区学校警察等連絡協議会で講演
小中高校の先生方 警察関係の方々が参加 先月21日、埼玉県入間市で開催された 「狭山・入間地区学校警察等連絡協議会」 にお招きただき、井澤一明 (いじめから子供を守ろうネットワーク) 代表が、「いじめから子供を守ろう! ~いじめ問題の現状と対処法~」 と題して講演しました。
会場の入間市中央公民館には、狭山市と入間市の学校関係者の方々、狭山警察署の関係者の方々、約100名が参加されました。狭山市、入間市の小・中・高校の校長先生や生徒指導主任など学校の中心となる先生方がお集まりくださったとのことです。大変に熱心にお話を聴いて下さいました。ありがとうございます。【写真】 講演する井澤一明代表
【写真】 先生方が熱心にお話を聴いてくださいました。
【写真】 会場入口
【写真】 受付では当団体のパンフレットなど配布してくださいました。

※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
☆保護者向け掲示板☆ ☆児童・生徒向け掲示板☆

☆ご協力のお願い☆現代のいじめ問題を多くの人に知ってもらい、日本の子供たちを救う運動を広げるために、「ランキング」への投票を、ぜひお願いします☆m(_ _)m↓(下のバナーを、それぞれクリックしてください)

↑人気ブログランキング ↑ブログ村 ↑FC2ブログ
◇ 代表メッセージ ◇
変わらざるを得なくなってきている教育現場今年度も残りわずかとなりました。
桜も開花し、多くの子供たちも4月からは、新しい生活が始まるこの時期、期待と不安の中で春休みを迎えていることだろうと思います。
ここ1ヶ月ほどで、新聞が1件と、テレビが2件、3件の取材の申込みをいただきました。
いずれも地元の方の意見を伺いたいとのことで、各地域で長年、いじめ問題に取り組んでいただいているサポーター、協力者の方にインタビューに応じていただきました。
いじめに関して、メディアの問題意識が高まってきているように感じます。
具体的には 「いじめによる自殺」 ではない事件であっても、大きく取り扱っていただけるようになってきたようです。
例えば、埼玉県川口市の市立中学で、男子生徒が不登校となっている事件では、第三者調査委員会が、「いじめが原因と認めた」をと報道されています。
生徒は自傷行為もするほどの状況にあり、文科省や県教委から再三指導されていたにもかかわらず、学校や市教委は適切な措置を取らなかったというものです。
また、神奈川県茅ヶ崎市の小4年の男子が、いじめによって不登校になっている問題では、市教育委が、担任が虚偽の説明をしていたと報告を受けたにもかかわらず、調査を担当する第三者委員会に伝えていなかったことが報道されています。
この事件では、担任が 「見て見ぬふり」 したこと、「注意するのが面倒になった」 とのとんでもない弁明をしていることが明らかになりました。
今、一般社会の常識から逸脱した教育現場独自の慣習に対して、「NO」 が突きつけられていると言えます。
この背景には、いじめ被害者やその保護者が泣き寝入りしなくなってきたことや、問題をおおやけにしようとする意識が高まったことがあると思います。
そのような状況の中、総務省の行政評価局の発表には興味深いものがあります。
いじめの定義を巡り全国の公立小中高249校を抽出して調べた結果、24%に当たる59校が法律の定義よりも狭く解釈していたという調査結果がでました。
「行為が続いている」 「集団的」 といった独自の基準を加えていたのです。
いじめを見逃したり、深刻な事態を招いたりする恐れがあるため、同省は文部科学省に改善を勧告したという内容です。
広島市で昨年7月に起きた中3女子の自殺事件でも、学校の認識は 「いじめ」 ではなく 「いじり」 だったということが、先月報道されています。
国の基準ではなく、独自の基準でいじめかどうかを判断している学校が跡をたちません。
子供たちが 「いじめられている」 と訴えたならば、そこに 「いじめがある」 と捉えるのが、いじめ防止対策推進法の精神です。
文科省の発表している 「いじめ認知件数」 は32万件程度ですが、実際には、100万件をゆうに超えるものだと推測されます。
国の基準をそのままに報告すれば、500万件程度のいじめ認知件数が報告されてもおかしくはないと言えます。
「いじめ認知件数のうそ」 については私たちも10年も前から指摘していましたが、今回、他省庁から改めて指摘されたわけです。
文科省も今まで、知っていながら改善してこなかったわけですから、襟を正して、「いじめ認知件数」 の正確性を期していただきたいものです。
一般社会の常識から逸脱した教育現場独自の慣習に対して、今、「NO」 が突きつけられているのです。
先週、こんなメールをいただきました。
★★★
先日要望書の期日の件ではお返事いただきまして、有難うございました。
最後の対策防止等の提示のみを7日に変更しまして、火曜日に担任の先生と校長先生にお手紙をお渡ししてきました。
午前中に校長先生よりお電話があり、加害生徒から息子へ謝罪がありました。
保護者への連絡もしていただきました。
息子としましては謝罪してもらった事により気持ちも随分軽くなったようで、今後はやらないで欲しい、僕のような気持ちになるような生徒を作らないで欲しいと言うような事を学校で加害生徒に話したそうです。
1日で解決出来た事に驚いており、校長先生はじめ、学年主任の先生など沢山の先生にご協力頂けたことに大変感謝しています。
★★★
「いじめは一日で解決できる」、学校にはこのぐらいの力量があります。
ただ、一校、一校を見れば、いじめに真摯に向き合っている学校が増えてきているように感じます。
私たちが活動を始めた10年前に比べて、先生方の若返りが進み、いじめに関する対応の仕方が変わってきていることも大きな要因だと思います。
また、マスコミによる報道に接することで、「隠蔽しても良いことがない。大変な問題を引き起こすだけだ」 ということも認識されつつあるのでしょう。
「いじめ問題」 は異常事態です。
学校が正常化するように心から祈っています。
そのためにも、一つ一つのいじめ問題を解決していきたい、私たちは考えております。
最後になりましたが、私たちいじめから子供を守ろうネットワークも、東京都港区赤坂に事務所を移転することとなり、新たな出発の時を迎えました。
事務所での面談をご希望の方は、ご遠慮無くお申し出いただければ幸いです。
心機一転すると共に、初心にもどってこの新しい事務所から出発してまいりたいと思います。
一般財団法人 いじめから子供を守ろうネットワーク
代表 井澤一明
井澤一明ブログ: http://ameblo.jp/kzizawa/Facebook: http://www.facebook.com/kz.izawaTwitter: @kzizawa

※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
☆保護者向け掲示板☆ ☆児童・生徒向け掲示板☆

☆ご協力のお願い☆現代のいじめ問題を多くの人に知ってもらい、日本の子供たちを救う運動を広げるために、「ランキング」への投票を、ぜひお願いします☆m(_ _)m↓(下のバナーを、それぞれクリックしてください)

↑人気ブログランキング ↑ブログ村 ↑FC2ブログ
MBSテレビ 「VOICE」
泉章子氏へのインタビューを放映
【いじめから子供を守ろう ネットワーク 大阪】 大阪府枚方市の市立中学の中3男子生徒が、昨年4月、いじめ加害生徒たちに暴力を振るわれたうえ、「飛び降りろ」と迫られ、学校の窓から飛び降り自殺を図ろうとした事件に関して、MBSテレビの報道番組 「VOICE」 が、「いじめから子供を守ろうネットワーク大阪」 の泉章子氏を取材しました。
インタビューの内容は、3月12日 (月)、夕方18時からの 「VOICE」 で放送されました。

※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
☆保護者向け掲示板☆ ☆児童・生徒向け掲示板☆

☆ご協力のお願い☆現代のいじめ問題を多くの人に知ってもらい、日本の子供たちを救う運動を広げるために、「ランキング」への投票を、ぜひお願いします☆m(_ _)m↓(下のバナーを、それぞれクリックしてください)

↑人気ブログランキング ↑ブログ村 ↑FC2ブログ
★☆ いじめ対処はやりたくない? ☆★ 2月、3月は、いじめ相談が増える時期です。
「卒業式までに、何とか解決したい」 というご相談です。
いじめは早期発見、早期解決が大事といわれているのですが、実際には、いじめ対処を先延ばしにしているかのようなケースもあるようです。
最近の報道でも、神奈川県茅ケ崎市で、教師がいじめを見て見ぬふりをしたため、市立小学校の4年生の男子児童が、2年間近くも不登校になっていることが明らかになりました。
男子児童は2年生の時、複数の同級生から、「おまえは俺のおもちゃだ」 などと言われたり、馬乗りになって殴られたり、ズボンを脱がされたりするなどのいじめを繰り返し受けていました。
児童が不登校になった後、担任教諭は、「けんかになっていた認識はあるが、いじめとして気付けなかった」 と学校に話し、保護者にも同様の説明をしていました。
しかし、市教委の第三者委員会による調査開始後になって、「いじめだったと認識していたが 『遊びの延長だ』 と思い込むことで、いじめを見て見ぬふりをして何事もなかったかのように過ごしていた」、「注意するのが面倒になった」 などと説明を変えました。
市教委は、不適切な対応と虚偽報告をしたとして、担任教諭を文書訓告、指導が不十分だったとして当時の校長を厳重注意にしました。
「注意するのが面倒」 というのは、教師の本音なのかも知れません。
学校の先生は忙しいし、いじめ加害児童生徒の中には注意してもなかなか言うことを聞かない子もいるでしょう。
しかし、いじめは学校で起きています。学校でおきている以上、教師しかいじめを解決できません。
また、いじめは加害者によって行われていますので、加害者にいじめをやめさせなくてはいじめ解決にはなりません。
教師が、「注意するのが面倒」 として、いじめを見て見ぬふりをしていたら、いじめはおさまらず、前述の事件のように、被害者が学校に来られなくなるまでいじめは続きます。
「注意するのが面倒」 とか、「教師がいじめを見て見ぬふり」 などということは、許されないことです。
「いじめ防止対策推進法 (いじめ対策法)」 は、いじめ防止やいじめ対処のための対策は、いじめを受けた児童生徒の生命および心身を保護することが特に重要であることを認識しつつ、いじめの問題を克服することを目指して行われなければならない、と基本理念を定めています (同法3条3項)。
同法は、児童生徒がいじめを受けていると思われるときには、学校や教師は適切かつ迅速にこれに対処すべきと義務を定め (同法8条)、学校は、児童生徒、保護者、教職員が、いじめに係る相談ができる 「相談体制」 を整備するものとし (同法16条3項)、いじめがあったと確認された場合には、学校はいじめをやめさせると義務を定め、さらに、再発防止のために、いじめ被害児童生徒や保護者に対する支援、いじめ加害児童生徒への指導等を継続的に行うことを義務付けています。(同法23条3項)。
いじめ被害者をいじめから救うことが 「いじめ対策法」 の理念であり、存在意義なのだと思います。
いじめは、やる気のある学校ではすぐに解決します。担任に相談したら校長先生が動いてくれて、1日で解決したというケースも少なくありません。
ただ、中には、保護者が担任や校長に相談しても、なかなかいじめ解決に動かない学校もあるかと思います。その場合には、公立学校であれば教育委員会に相談することが効果的です。
いじめの早期解決に向けてご相談を受けています。
ご心配なことがありましたら、ご遠慮なくご相談ください。
いじめから子供を守ろう ネットワーク
松井 妙子

※記事以外のコメントはBBSへ投稿下さい。
☆保護者向け掲示板☆ ☆児童・生徒向け掲示板☆

☆ご協力のお願い☆現代のいじめ問題を多くの人に知ってもらい、日本の子供たちを救う運動を広げるために、「ランキング」への投票を、ぜひお願いします☆m(_ _)m↓(下のバナーを、それぞれクリックしてください)

↑人気ブログランキング ↑ブログ村 ↑FC2ブログ