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お知らせ : 12月9日(日)13時から 千葉県流山市で 井澤一明代表も参加して 「いじめ」 から 「子供を守ろう」 勉強会を開催! 【いじめから子供を守ろうネットワーク 流山】 

181206 1209いじめから子供を守ろう勉強会チラシ

お知らせ: 12月9日(日)13時~14時30分
流山市で 「いじめ」 から 「子供を守ろう」 勉強会
井澤代表も参加
 【いじめから子供を守ろうネットワーク 流山】


 来たる 12月9日 (日曜日)、千葉県流山市で、『 「いじめ」 から 「子供を守ろう」! 勉強会 』 が開催されます。(於:おおたかの森センター)。

 「いじめから子供を守ろうネットワーク」 流山の古山隆夫代表が、現代のいじめの実態、どうしたらいじめが解決できるのかなど、井澤一明 (いじめから子供を守ろうネットワーク) 代表と熱く語り、ご来場の皆様と共に子供たちへのいじめの撲滅を考えてまいります。

 今回の勉強会は、流山市教育委員会から後援をいただきました。

 入場無料です。 どなたでもご参加いただけますので、お誘いあわせてご来場ください。 お近くの皆様、お気軽にお立ち寄りください。 

 詳しくは次のとおりです。

日時: 2018年12月9日 (日) 13時~14時30分
会場: 流山市おおたかの森センター (住所: 千葉県流山市 市野谷621)
アクセス:東武野田線/つくばエクスプレス 「流山おおたかの森」 駅 西口/南口より 徒歩11分
/ 「流山おおたかの森」駅西口から「京成バス」乗車 「おおたかの森小・中学校」停留所 下車すぐ

入場: 無 料

後援: 流山市教育委員会

主催: いじめから子供を守ろうネットワーク 流山

お問合せ:
furusun2002@yahoo.co.jp または 070-5563-5757 古山まで

★ ふるってご参加ください。 多くの皆様のご来場をお待ちしています!


 

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[ 2018/11/30 22:00 ] 活動報告&集い | TB(0) | コメント(0)

◆◇ 高齢者虐待と子どものイジメの相関性 ◇◆ 

181123 小菊桃色

◆◇高齢者虐待と子どものイジメの相関性◇◆

 入院した知人を見舞いに、夕方、総合病院に行った。
 友人はカーテンで仕切られた6人部屋にいる。
 カーテン越しに、隣の86歳のおばあさんと若い看護師さんの会話のやり取りが耳に入ってきた。
 おばあさんは必死だった。
「点滴の針が痛いので取ってほしい。昼間からそう言っているのに。どうして私の言うことに耳を貸してくれないの?」

 周囲の患者さん達から、ひそひそと 「困ったもんだわね」 という声やため息が聞こえてくる。看護師さんに迷惑をかけるおばあさん、というコンセンサスで満ちていた。

 周囲を気にしながら、若い看護師さんはこう言った。
「ドクターが決めることなので、私ではできません。」
「痛くてしょうがないから、眠れないから。夜だけでも外してほしい。なぜ私を苦しめて平気なのですか?」
 看護師さんの説明では、一度抜いたら、また別の腕や足に点滴の針をつけないといけない。だから抜けない、というものだ。
 しかし、お婆さんは、それでいいから自己責任だから抜いてくれというもので堂々巡りをしている。

 とうとう看護師さんは強めの口調で言った。
「24時間、点滴をうたなくてはならないという指示が医師から出ているのです。」
「なぜ、今になってそういうことを言うの? なぜ医者から直接説明をうけることができないの? 私は患者でしょ。」
「どうしても外せません。看護師である私の言うことに従ってください。痛み止めの薬ならあります。」

 おばあさんは、
「もういいです。あなたとは話をしません。夕飯もたべません。痛くとも痛み止めの薬も飲みません。すべて拒否します。死にます。」
と、毅然と言い放った。
 若い看護師さんは途方にくれてしまい、むしろ若い看護師さんのほうが泣き出しそうであった。

 私が聞き取ったおばあさんの本当の主訴はこうだった。
「点滴を打たれているので、腕をまくりあげられて、布団の上に置かれた腕が冷えて痛い。さらに動かせないので痛い。布団が腕に当たって痛い。点滴の針を抜けないのであれば仕方ないので、布団の中に腕を入れて寒くないようにしたい。なんとかして」 というものだ。

 ほんの少し、相手の立場にたって、
「痛かったですね。よく我慢しましたね。たいへん立派です。」
と言って思いやりを示してあげたり、腕が冷えないようにカイロをそばにおいたり、腕を布団の中に入れて、布団が痛い腕に当たらないように、ガードしてあげたり、やわらかいクッションをあてたり、何かしてあげることもできたはず。
 温かさは痛みを緩和することができる。物理的にも、心理的にも・・だ。
 「明日の午前〇時に担当医が巡回に来るので、あと少しお待ちください」 と具体的にわかるように時間を区切ったり、さらには、「今、先生に聞いてきますね」 と確認してあげたら、もっと良いだろう。

 しかし、「私の指示および指導に従いなさい、きまりです」 というお達しで、お婆さんの心は凍ってしまった。おそらく看護師さんの言うことは正しいのだろう。
 しかし、人間は感情で動くものだ。感情が納得できなければ、どんな指導も人には入っていかないのだ。人は、「理解された」、「優しくされた」 と納得しなければ、動いたりしない。

 イジメ被害者の訴えも同じだ。
「イジメを止めさせてほしい。」
「イジメでつらい思いをしているのは私なのに、どうして、イジメられている私の言うことや話を聞いてくれないの。」 
「いじめっ子のクラス替えはできないの? イジメを取り除くことが出来ないのであれば、せめて私を守ってもらえないの。できることはないのですか。」

 イジメは授業中におきるわけではない。休憩時間、昼休みが中心だ。
 この子だって、忙しい担任の先生に無理を言いたいわけではあるまい。たとえば、巡回の先生に来てもらうとかの方法も考えられる。
 イジメで苦しんでいる子どもたちを、保健室というあたたかい空間に移動させるとか、いろいろ創意工夫できることがあるでしょう。
「どうして提案してくれないのですか。担任の先生の一人の判断でできないのですか。では、校長先生とお話しさせてもらえませんか。」

 しかし、担任の冷たい一言ですべてが終わる。
「そんなことをいうのは貴方だけです。」
「学校の規則ですから。」
「校長先生は忙しいのです。あなたの相手などしていられません。」
 これでは、もう子どもは引きこもるしかありません。

 高齢者から、適切な治療や食事を奪ってはならない。幸福に人生を終焉する権利を奪ってはならない。
 子どもから教育を受けられる権利を奪ってはならない。未来への希望を奪ってはならない。
 病院にとって、患者さんは大切な医療チームの一員である。
 学校にとって、子どもは大切な宝物に他ならない。

 本当に患者さんの病気を治したいのであれば、子どものイジメを無くしたいのであれば、
 人間の痛みと苦しみに寄り添い、その針や棘を抜いてあげる努力を続け、安寧と平穏な心境を与えていく努力を決して惜しまない、そんな医療者、そんな教育者でありたいと私は願っている。

前名古屋市教育委員会 SSW
社会福祉士 精神保健福祉士
福祉系大学講師 堀田利恵


 

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[ 2018/11/23 07:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

◇ 代表メッセージ (2018年11月) ◆◇ 八王子の中2自殺事件、子供たちに寄り添う心を大切にして欲しい ◇◆ 

181113 ススキと紅葉

◇ 代表メッセージ ◇
◆◇ 八王子の中2自殺事件、子供たちに寄り添う心を大切にして欲しい ◇◆


11月になって、ひやっと寒さを感じる朝が多くなりました。
見回せば、風邪気味の方もちらほらみられます。

先週は、このような相談を受けました。
中学生のお母さんからでした。
娘さんはいじめで不登校になっていたのですが、先月からまた学校に通えるようになりました。
本人には、まだ辛さが残っていて、なんとか頑張って学校に行っているという状況でした。
そんな中、下の学年の男の子たちが、いきなり指をさして笑ってきたというのです。
泣きながら帰ってきたので、どう対処したら良いのかというお電話でした。

いじめを受けたあとというのは、簡単に元気にはなれないものです。
いじめが突然、襲ってくるかもしれないという不安と恐怖が常につきまといます。
さらに、「あの時こうすれば良かったのに」 という後悔の思いがなんども湧いてきますし、「自分なんかだめなんだ」 と自分を責める心にさいなまれ続けている状況です。
その状態にある子にとって、ちょっとした言葉や仕草であっても、計り知れないほどのショックを与えてしまいます。

そのお母さんには、すぐに学校に電話して対処を依頼するようにお願いしました。
スピードが最優先です。
今回は、学校もお母さんからの連絡を受けて、すぐに対処し、娘さんも再不登校に至らずにすみました。

今年の8月に八王子市の中2女子生徒がいじめで自殺した事件が大きく報道されていますが、この事件も初期対応の失敗が引き起こした事件でしょう。

10月6日、八王子市の教育委員会は、中学2年、13歳の女子生徒が8月に自殺を図り、その後死亡したと発表しました。
遺書には部活動でいじめられたとメッセージが遺されており、市教委はいじめがあったことを認め、有識者による第三者委員会を設置し、自殺との因果関係を調べるとしています。

事件は、昨年、2017年8月、家族旅行で部活動を休んだことで、SNSでの非難や、無視などのいじめが続き不登校となったものです。
9月になって両親が学校側に相談し、部活顧問が上級生に謝罪させたようですが、その後も不登校となっていました。
今年の4月には、転校したのですが、不登校は続いていて、8月28日に八王子市内の駅で電車に飛び込み、約2週間後に死亡したというものです。
悲しいことに、遺書には、部活動でのトラブルを乗り越えられなかった自分を責める言葉が並んでいたといいます。

保護者は、
「上級生の批判後、同級生からも無視されるようになった」、
「学校に相談に行ったときには 『当校には悪い子は一切いません』 と相談にのっていただけなかった」、
「転校後もSNSによるいじめが続いていた」 と話しています。
さらに、学校側の発言では、上級生に謝罪するように伝え、本人からも 「大丈夫です」 という回答があったので解決した、いじめではないと認識していたとの言葉に対して、ご両親は 「謝罪をうけたとは聞いていない。謝罪があれば娘は一言いうはず」 と質問に答えています。
これを読む限り、学校は、不登校になった後になんらかのフォローもする気はなかったようにも、アリバイ作りのための発言をしているだけのようにも感じられます。

加えて、学校長は、11月6日に、
「非常に重く受け止めています。これは重大事態だとそういうふうに認識したところです」
と、インタビューに答えています。
もしかしたらいい間違えなのかもしれませんが、「認識したところです」という言葉に違和感を覚えます。
亡くなってしまった後、教育委員会の発表を受けてはじめて 「いじめの重大事態」 ということを初めて理解しましたと言っているように聞こえるのです。
「何を考えているんだ。そんな言葉を出すなんて。ご両親をさらに傷つけることがわからないのか」 と言いたくなります。

先週のメルマガでは 「文科省主導のもとでいじめに対する学校の対応が良くなってきている」 と述べたばかりですが、まだまだ、こんな認識しかできない学校、教員がいるのが現実です。
この浅い認識のままいじめに対応していたなら、その対応がおざなりになるのは当然でしょうし、親身になってくれる先生もいなかったでしょう。
遺書に 「もっと不登校にやさしい世界だったらな」 という言葉を遺さずにはいられなかった気持ちを理解できる教師であって欲しいものです。

私達は、いじめられている子の辛さや苦しみが理解できない人間には、「いじめの相談を受けることは難しい」 とセミナーやシンポジウムで訴えておりますが、教師が例外であってはなりません。
教師だからこそ、共感力、つまり子供たちに寄り添い、その心に寄り添おうとする気持ちを忘れてはならないはずです。
ここが、いじめ問題の解決へのスタート地点であると思うのです。

お父さんは 「いじめに目を背け、対応が遅れた。事実を明らかにし、二度と起こさないようにしてほしい」 と
話されていたとのことですか、冒頭の事例のように、いじめは早期発見、そして早期解決がなにより大切です。
保護者、そして教師が力を合わせて子供たちを守ろうという決意、志が必要です。
なにかお困りのことや、不安なことがありましたら、ご遠慮無くご相談ください。

一般財団法人 いじめから子供を守ろうネットワーク
代表 井澤一明

井澤一明ブログ:
http://ameblo.jp/kzizawa/
Facebook: http://www.facebook.com/kz.izawa
Twitter: @kzizawa

 

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[ 2018/11/13 14:57 ] 代表あいさつ | TB(0) | コメント(0)

☆★ いじめ認知件数と文科省 ★☆ 

181103 1029文科省いじめ防止対策協議会
【写真】 文部科学省 「いじめ防止対策協議会」 (2018年10月29日)

☆★ いじめ認知件数と文科省 ★☆

 当団体にも取材がありましたし、マスコミにも大きくとりあげられましたので、ご存知の方も多いことと思いますが、先週の10月25日に文部科学省から、平成29年度 (2017年4月~2018年3月) のいじめ認知件数が公表されました。
 全国の小中高校等で認知された 「いじめ」 は 41万4,378件で、前年度(32万3,143件) から 9万1,235件増加し、過去最多でした。

 これは、「平成29年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」 によるもので、
小学校が 31万7,121件 (7万9,865件増)、
中学校が 8万424件 (9,115件増)、
高校が 1万4,789件 (1,915件増)、
特別支援学校が 340件増の 2,044件との結果が出ています。
 今回の増加には、小学校、中でも低学年での認知が進んだことが大きな一因と見られます。

 この発表に関連して、10月29日 (月) に、文部科学省で開催された、「いじめ防止対策協議会」 の傍聴に行ってまいりました。
 今回の議題は 「いじめの重大事態に係る調査報告書の分析について」 というものでした。

 会議の冒頭、文部科学省の担当官から、前述の調査結果について説明がありました。
 いじめ認知件数が増加したことについては、
「いじめの認知はいじめ解決のスタートラインに立つものであり、良い傾向である」 と説明がなされ、加えて、認知が進んだ理由としては、
「文科省がいじめを積極的に認知する学校を肯定的に評価することを通知した」 ことを挙げていました。

 この説明を聞いても、いじめに対する文科省としての姿勢が大きく変化していることがうかがえます。
 もはや、「いじめ認知件数が少ない教育委員会はよくやっている 」という評価は過去のものになりつつあります。
 併せて、「いじめを隠蔽するような学校や教育委員会は論外なのだ」 という姿勢が示されたと言えます。

 ただ、この変革はまだまだ始まったばかりでもあります。
 現に今回の調査結果でも、いじめ認知件数は地域によって大きな差がみられました。
 児童生徒千人あたりの認知件数は、宮崎県が 108.2人であるのに、最少の佐賀県は 8.4人となっています。
 ちなみにも全国平均では 30.9件となっており、前年度 23.8件よりはやや増えたという程度です。
 全国の児童生徒数に宮崎県の認知件数の割合を掛け算すれば、約 150万人の子供がいじめの被害にあったことになります。
 今回から政令指定都市ごとのいじめ認知件数も公表され、新潟市では千人あたり 258.3人との数字が出ています。
 これを全国に当てはめると、350万人を超える子がいじめられたことになります。
 「4分の1以上の子供がいじめ被害にあっている驚くべき数字だ」と感じる方も多いことだと思いますが、「実態を反映しないいじめ認知件数では意味がない」 と何年も訴え続けてきた私たちとしては、ようやくここまで来たかという気持ちです。
 新潟市の教育委員会は、よくここまで踏み込んだものだと称賛に値する姿勢だと思います。
 一方、全国の学校のうち、4分の1の学校が 「いじめゼロ」 と回答している現実が示すように、この流れに逆らうような姿勢をまだ保ち続けている学校も少なくありません。

 いじめ防止対策協議会を傍聴しての感じですが、委員の皆様も私たちと同意見の方が増えているように感じました。
 少し前にはこの 「いじめ防止対策協議会」 においても、「そんなことでは現場の教師が委縮する」、「教師は俺たちを信用できないのかと言っている」 などの教師側の立場としての意見もかなり出ていたのですが、教師側、学校側を擁護するような意見はほとんど影を潜め、被害者や保護者の立場に立った意見が数多く聞かれました。

 いじめ認知件数についても、
「都道府県だけではなく、教育委員会ごとの認知件数の資料はあるのか。認知件数が少ない教育委員会には視察に行き、いじめを認知する場合の定義など徹底してはどうか」 という意見もありましたし、
「いじめゼロ」 と回答している学校ついて、
「まだ、4分の1の学校がいじめを認知していないではないか」 と批判的意見もありました。

 いじめによる自殺者数についても、
「いじめが原因の自殺が(わずか)10人。この数字がひとり歩きしてほしくない」
「重大事態の発生件数が 474件と過去最多であるが、いじめ自殺が 10件との関係は?」
「自殺した児童生徒数が、文科省の数値 (250人) と警察庁の数値 (341人) とで、91人も異なっている」
「児童生徒の自殺250人のうち、140人が原因不明とはどういうことなのか」
と、調査の不備が指摘されるなど、私たち保護者も納得できる意見が聞かれました。

 文科省の担当官からは、
「自殺者数は警察の数値が正確だと思う。家庭から学校には (自殺であると) 必ずしも伝わらない」
「病気で亡くなったと説明を受けることもある」
「通信制の高校生の場合、保護者から学校を辞めるとの連絡があれば、それに対応するだけなので、(生徒が亡くなった、自殺だった等) 把握できない」
「自殺直後はいじめが原因だとは分からない」
「遺書が残っていないので自殺原因を特定できない」
等の回答がなされ、学校からの報告のみが調査の対象になっていることが不備の理由であり、文科省としても問題として認識しているとのニュアンスを含んでおりましたが、委員の中からも、
「子供の死因の1位は自殺なんですよ」
と、子供の自殺についてもう一歩踏み込んだ調査を要求する声が上がっていました。

 この日の議題である第三者委員会のいじめ調査報告書についても様々に意見が交わされました。
 その中でも、
「第三者委員会の調査報告書が、後に裁判になったときに使われるのではないか」
「後に裁判に使われることを念頭に調査報告書を作成すべきではないか」
との意見が印象的でした。
 教育現場にいる方の本音としては、教育委員会が設置した第三者委員会がいじめ等を認めた結果、被害者側から市町村等を相手に裁判を起こされるのは不当だということなのでしょう。
 しかし、いじめがあって重大事態にまでなってしまった以上、責任を負うべきことは当然です。
 市町村等が裁判で不利にならないように調査報告書を作成するとしたら、第三者委員会によるいじめの隠蔽にほかなりません。
 なお、この意見に対しては、他の委員から、
「裁判に調査報告書が使われることを意識することは間違い」
と一蹴されていました。

 今回、いじめ防止対策協議会の傍聴を中心に述べてまいりましたように、文科省、そして教育委員会の姿勢は変わりつつあります。
 教育委員会から、学校に対して「いじめがあったら、ごまかさないでちゃんと報告しなさい」という指示が出るようになってきています。
 それに比例して学校でのいじめ解決が早くなっています。
 ただ、まだまだ浸透しきれていない学校も多く、いじめに悩んでいる子供たちや保護者がいます。
 お子さんのことでご心配なことがありましたら、ご遠慮なくご相談ください。

いじめから子供を守ろう ネットワーク
井澤一明 松井妙子


 

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[ 2018/11/03 16:20 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)