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★☆ 自分を愛することから始めよう ☆★ 

190128 椿

★☆ 自分を愛することから始めよう ☆★

 いじめをなくすためには、いじめを超える人と人とのつながりを創ることが大切です。たった一人でもいいのです。愛にあふれ、信じあえるつながりを見つけることです。そのつながりは、実はあなたが自分を愛し、信じることから始まるのです。自分を愛し、自分を信じることが、他の人を愛し、他の人を信じることにつながっていくと思うのです。

 この世に生を受けたあなた。世界にたった一人しかいません。
 あなたは世界を創っているのです。ですから、あなたにしかできないことがあります。それが何なのか。本を読んだ後や映画を見た後、音楽を聴いた後、人と話した時など、日常の様々な場面で、自分はどんなことを感じ、どんなことを思ったのか、考えてみてください。
 そこから自分は、
・優しい人間なのか、
・正しさを重んじる人間なのか、
・ねばり強い人間なのか、
様々な良さを見つけることができると思います。自分という人間を知ってみませんか。自分を知ることが、あなたの人生を、知らず知らずのうちに大きく変えていくことになります。

 先日、昨年4月に放送されたNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」をDVDで見ました。
 北海道の書店の店主を紹介していました。その書店では、「1万円選書」といって、アンケートを送ると、アンケートから店主があなたのことをイメージし、あなたにあった本を選んでくれるのです。

 私はこのDVDを見た時、心が温かくなり、「あぁ、私も誰かに向き合ってほしかったのか。」と気づきました。
 私は教師という子供たちのための奉仕の仕事をしていましたし、仕事を辞めても、誰かを支えること、人のために生きる時間を大切にしてきました。しかし、ある時ふと、私自身が自分に向き合っていなかったのではないかと思ったのです。
 だから、まず、自分と向き合い、自分を愛することから始めようと思ったのです。すると、不思議なことに、心が落ち着いてきて、疲れていた心が元気を取り戻していたのです。

 SNSが居場所となり、孤独を癒している人も多いです。「誰かがそこにいる」、「自分のことに気づく誰かがいる」そんな気持ちだと思います。だから、SNSの中でいじめなどが起こると、最後の居場所がなくなって、たちまち暗闇に落とされるように気持ちになると思うのです。
 そんな時こそ、自分で自分を愛してほしいのです。自分自身を愛することで自分が癒されることがあることをどうか忘れないでください。

 また、大切な人と共に過ごす時間を大切にしてください。大切な人に「あなたをとっても大切に思っている」「大好きだよ」と、思っていることを伝えてください。相手に話しかけているのですが、それは、実は、あなたの中にいるもう一人のあなたに話しかけているのと同じなんだということにも気づくと思います。
自分の大切な人を通して、あなたの思いがあなた自身に戻って、循環し、あなたを癒してくれます。

 毎日の私たちの人生は、だれ一人同じではありません。その人生の中の苦しみや悲しみ、喜びは、実は、他の人の人生と共感しあえるのです。「自分の思いをうまく話せない」という悩みや「誰かに愛してほしい」という悩みなど、誰にもわかってもらえないと思う悩みも、実は誰かと共感できたりするのです。他の人と思いを交流することは人生の中で大切な時間です。

 もし、あなたがだれかと交流することをためらってしまうような時には、SNSやインターネットに流れていく時間を、好きな本や好きな映画を見ること、今まで、選ぶことのなかった洋服を着てみること、食べたことのないメニューにトライしてみること、などなど、自分の好きなことに使ってください。新しい自分に出会う大切な時間です。

 誰も自分を愛してくれる人がいないと思っても、実はたった一人、必ずあなたを愛してくれる人がいます。
 それは、あなた自身です。
 あなたは今まで一生懸命生きていました。
 生まれてから、できるようになったことはたくさんありますね。
 それをノートに書き上げたら、箇条書きで書いても、きっと何ページにもなります。
 そして、大切なあなた自身に語りかけてください。

 私は今保育園に勤務しているので、毎日、子どもの素直な心に触れます。子どもは悲しくなると、「ママがいい」とママを素直に求めます。遊びに夢中になる子どもたちの目はキラキラしています。

 みなさんも自分の素直な気持ちを大切にしてみませんか。子どもの頃に描いた夢を思い出し、自分を愛することや自分の未来を信じることに素直に生きてみませんか。人生の大きな波の中で、いつの間にか忘れてしまっている本来の自分に出会うことで、あなたの毎日が輝き始めます。

 自分を愛することが、世界にたった一人の自分を思い出させてくれます。自分を愛する人は自分の命も人の命も大切にします。
 自分の命も人の命も大切にできる人が増えていくことが、究極のいじめをなくす方法と言ってもよいのです。

泉章子の子ども未来プロジェクト代表  泉 章子(いずみ しょうこ 元小学校校長 )


 

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[ 2019/01/28 17:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

山本浩徳広島代表 テレビ新広島(TSS)の特集番組に出演! 

190125 広島テレビ1

テレビ新広島(TSS)が取材
山本浩徳広島代表が特集番組に出演

【いじめから子供を守ろうネットワーク広島】

 広島のテレビ新広島(TSS)で、「いじめから子供を守ろうネットワーク」が取材されました。
 1月23日(水)、夕方の報道番組「TSSプライムニュース」の中で、『「いじめ」から子どもを守るには…広島市女子中学生自殺の教訓』と題して放送されました。これは一昨年起きた広島市立五日市観音中学校のいじめ自殺事件の第三者委員会の報告書が、昨年末、市教委に答申された事を受けての特集番組です。

190125 広島テレビ2
190125 広島テレビ3

 山本浩徳(いじめから子供を守ろうネットワーク 広島)代表が、いじめの兆候、解決の仕方等をお話しさせていただくとともに、いじめ体験者の方も紹介させていただきました。

下記リンクからご覧になれます。

http://www.tss-tv.co.jp/tssnews/000002938.html

 

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[ 2019/01/25 15:18 ] 活動報告&集い | TB(0) | コメント(0)

◆◇ 勤務校での 「いじめ」 問題 ◇◆ 

190118 水仙

◆◇ 勤務校での 「いじめ」 問題 ◇◆

 今から25年以上前のことです。
 私は、当時高校で2年生の担任をしていました。その高校は、喫煙、バイク乗車などの問題行動が多発し、勉強がやや苦手な生徒が少なくなく、私は大なり小なりストレスを感じながらも勤務していました。当時は良きにつけ悪しきにつけ元気のある生徒が多かったと感じます。
 今回は、その時期に、教師のあり方を考えさせられた事件について述べてみたいと思います。

 具体的な内容は申し上げられませんが、自分のクラスのA君が公共の場で大変迷惑をかけ、危険な行為をしました。
 私は朝からA君の事情聴取をしました。しかし、なかなか事実を認めません。A君は潜在的に能力のある生徒なのですが、その分良くない方向にも力を発揮するタイプでした。教員の前では見せない姿が、陰に隠されているように思えました。

 私はA君の問題行動の内容を把握していましたので、正直に言うように促しました。危険かつ多くの人に迷惑をかけた行為を認め、反省するようにと説きました。しかし、ふてくされた態度が続き、次第に反抗的になってきました。
 私は、「許せない」、「見逃せない」という思いがこみ上げ、「お前はいつまでもそんな人間でいいのか!」と、大声で怒鳴りながら、立ち上がりざまにテーブルを両手で思い切り叩きました。「向かってくるなら来い」という思いでいました。
 ところがA君は突然、涙を流し初めました。そして、「自分だってこのままでいいとは思っていないよ」とつぶやきました。
 私はホッとしました。A君の本当の姿に接することができたように思えました。それからは、素直にありのままを話してくれました。

 その後、校長から懲戒指導がA君に申し渡されました。
 家庭訪問にいくと、素直な態度で課題をしっかりとこなしていました。御両親は学校の指導に御理解をいただき大変ありがたく思えましたし、「こんなご両親の元で、どうして・・・」と思いました。

 それから数日後、学校は保護者面談の期間に入りました。
 私のクラスのB君は少しひ弱な感じのする、おとなしく優しい感じの男子生徒です。思いを内に込めてしまうタイプなので、日頃から少し気にしていた子です。お母さんが面談にいらっしゃいました。
 私は冒頭、「B君の様子で気になることはありますか」と問いかけました。
 するとお母さんは、「少し前、貯金が減っていることに気づきました。何かを買っている様子はないのですが」とおっしゃいました。
 これはただ事ではない、喝アゲ(恐喝)か「カンパ」だなと思いました。

 翌日、B君を放課後に呼びました。「誰が相手でも絶対に仕返しなんてさせない」ことを訴え、ありのままの事実を話すように促しました。
 B君を苦しめていたのはA君でした。聞けば、お金を持ってくるように強要されること数回、さらに、体育の授業の後の教員の目の無いところで暴力を振るわれることも何回かあったことが分かりました。
 改めて貯金通帳を確認させ、金額と時期を把握しました。B君はさぞつらかったことだろうと思いました。

 私は、A君とB君とも2年になってから担任した生徒です。ところが、二人は1年生でも同じクラスでした。B君のお母さんによれば、2年生のクラス発表があった日は、元気がなかったとのことでした。
 生徒に充分に目が行き届いていなかったことを反省しました。
 また、B君を救わなければと思うと同時に、憑き物が落ちたようなA君の謹慎中の態度から、担任としては複雑な思いでした。でも、事の重大さから、「A君の行為をそのままにしてはいけない」と考えざるを得ません。学年主任や教頭に、A君に「進路変更(自主的な退学)を勧める」方針を提示せざるを得ませんでした。

 B君から聴取した事実を持って、学年主任と共に謹慎中のA君の家庭訪問に行きました。A君に時系列を追って事実確認すると、反省した様子で事実を認めました。驚いたことは、「B君以外にはお金を脅し取ったことはないのか」と尋ねると別の数件の事実を述べました。
 御両親は、息子があまりにもひどい行為をしていたことを知り、ショックを受けていらっしゃるようでした。自主的な退学に関しては御理解いただけました。
 A君には、「B君に逆恨みをしないように。もし何かすれば、警察の問題になる」との注意も与えました。現状でも十分警察沙汰レベルの事件でしたが、B君の御両親は警察までは考えていらっしゃいませんでした。

 B君から巻き上げたお金と、B君以外で被害に遭った生徒に対しては、A君の保護者の方からその金額を返していただけました。
 しばらくして、A君のお父さんから転学先が見つかったと、御連絡が入りました。今の住まいから遠くになる学校ですが、同じ高校2年生に転学できるので安心しました。

 後日、A君が私物を引き取りに、学校に挨拶に来てくれました。別れ際、互いに笑顔で、「がんばれよ」、「ありがとうございました」で握手して別れました。B君も安心するだろうし、A君の行先も決まりよかったと思いました。

 その直後のこと、三階の渡り廊下を歩いていると、私の横を後ろから一本の傘が飛んできました。思わず振り返っても、誰の姿も見えませんでした。きっと、「あいつがAを辞めさせた」との逆恨みした、A君の子分、取り巻きの仕わざでしょう。

 数カ月後、A君からハガキが届きました。スキーをしているA君の写真とコメントでした。なんでもスキー部に入り大会に出て入賞したとのことでした。元々、力のある活発な生徒でしたが、元気に活躍しているようでうれしく思いました。 

 この事件を通して、最初のA君の懲戒指導はA君に立ち直りのチャンスを与えることになったと思いますし、B君にとっては、困ったことを自分だけで抱え込まないことの大事さを学ぶ機会となったと感じています。
 また、私自身の「いじめ」解決体験は、「生徒や親御さんの心に寄り添う」という態度を学ぶという、教員としての貴重な体験であったと思います。

清川 洋


 

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[ 2019/01/18 16:30 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

◇ 代表メッセージ (2019年1月) ◆◇ 今こそ「いじめ防止法に教師への処罰規定を」 ◇◆ 

190109 富士山


◇ 代表メッセージ ◇
◆◇ 今こそ
「いじめ防止法に教師への処罰規定を」 ◇◆


新年 明けましておめでとうございます
昨年も大変多くの皆様にご指導、ご協力いただきましたことに、深く感謝申し上げます。
本年は、昨年に引き続き、教育界において「いじめ防止」に対する考え方、常識が様変わりすることが期待できる年となると思います。
なにとぞ、よろしくご指導、ご支援のほどお願い申し上げます。

今年のお正月、お店や会社では例年通りの飾り付けなのですが、周囲の家々には門松やしめ飾りをかかげる家が少なくなっているように感じました。
やや寂しくもありますが、平成も終わりを迎え、時代が変化してきているのかもしれません。

さて、昨年の12月、サポーターの方から地元の下野新聞の論説をご紹介いただきました。
「いじめ防止法改正 信頼関係構築に努力必要」というタイトルで、超党派の国会議員による勉強会が、いじめ防止対策推進法の改正に向けた素案をまとめたというものでした。
その素案には、「教員がいじめの疑いを把握しながら放置するのを禁じ、これに反した対応をした場合は懲戒処分の対象にする」と示されているというものです。
さらに本論説では、「学校・教委の側に被害者側に寄り添う姿勢が全くうかがえず、対立があらわになる例はほかにも多々ある。防止法の趣旨を根付かせていくには、改正以前に教育現場の意識改革が必要だろう。」と締めくくられております。

私たちが皆様と共に、長年に渡って訴えてきた、「いじめを隠蔽、放置、加担、あるいは主導する教師は懲戒することを盛り込むことが必要だ」という主張が実現する日が間近に迫ってきていることが感じられます。
子供たちを守るためには、国として絶対に宣言しなくてはならないことです。
全国100万人を超える教師の中で、いじめを隠蔽したりするような教師はほんの一握りです。しかし、その一握りの心無い教師を担任に持つ子供たちにとっては、それはつらい現実です。
その一握りの教師をかばうために、教育界には「教師を罰するのは反対だ」との声が根強くありました。
この壁を破らなければなりません。

法制化すると短絡的に「いじめがなくなる」というわけではありませんが、いじめは放置してもかまわないと考えている教師たちに、「いじめには、きちんと対応しなければいけない」という意識変革を促すための第1歩です。

昨年末にお会いしたヤンキー先生こと義家弘介前文科副大臣からも、「来年はやりますからね」という力強いお言葉をいただきました。
文部科学省自体の「いじめ」に対しての取り組みが積極的な方向に転換し、「いじめ防止対策推進法」に「教師の懲戒」を盛り込むことが議論されている今こそ、保護者の声を、文科省、議員の皆様に届けてまいりたいと存じます。
どうか、お知り合いの中に文科省、議員の皆様がいらっしゃる方や、あるいは、法改正に影響力をお持ちの方とご縁があります方でご賛同いただけるようでしたら、お声がけをお願いしたいと存じます。

冬休みが終わり、学年末に向けての毎日がはじまります。
先生方の異動もこの学期中に検討されますし、4月からのクラス編成も検討される季節です。
ですから、いじめやその他の問題も、保護者としては早期に決着する必要があります。
なにか気になることがありましたらご遠慮無くご相談いただければ幸いです。
改めまして、本年もよろしくお願い申し上げます。

一般財団法人 いじめから子供を守ろうネットワーク
代表 井澤一明

井澤一明ブログ:
http://ameblo.jp/kzizawa/
Facebook: http://www.facebook.com/kz.izawa
Twitter: @kzizawa

 

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[ 2019/01/08 20:47 ] 代表あいさつ | TB(0) | コメント(0)