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NHK NEWS WEBの記事『「握手」でいじめ、なくなるの?』で井澤代表がコメント NHKが読者の意見を募集 

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NHK NEWS WEB 記事
『「握手」でいじめ、なくなるの?』
井澤代表がコメント NHKが読者の意見を募集


 8月26日(月)、NHKテレビのWebニュースサイト「NHK NEWS WEB」の「News Up」に、『「握手」でいじめ、なくなるの?』という記事が掲載されました。井澤一明(いじめから子供を守ろうネットワーク)代表も取材を受け、コメントと写真が掲載されました。

 URLは次のとおりです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190826/k10012048901000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_001
NHK『「握手」でいじめ、なくなるの?』

 さらにNHKの記者の方は、「このような学校の対応について取材を重ねていきたいので、ぜひ多くの方のご意見をいただきたい」とのこと。
 記事で、「同じ体験してませんか?」と、学校のいじめへの対応について、読者の意見を募集しています。

『 私たちは取材を続けます。同じような経験をしたという皆さん、ぜひ意見をお待ちしています。「#握手でいじめなくなる?」とお書きください。

https://www3.nhk.or.jp/news/contents/newspost/form.html 』
とありますので、こちらまでご体験など投稿をお願いしたいと存じます。


190826 NHK井澤代表
【写真】 井澤一明代表


 

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[ 2019/08/30 23:17 ] 活動報告&集い | TB(0) | コメント(0)

☆★ 教師からのいじめを懲戒できない不条理 ★☆ 

190828 海の子供たち

☆ 教師からのいじめを懲戒できない不条理 ☆

 夏休みも、もう終わりになります。すでに始業式を終えて、授業が始まった学校もあります。
 この時期、長期の休み明けは、子供たちの自殺が起きやすく、様々なメディアからも子供たち向けの啓発的な情報が発信されております。私たち保護者としては、さらなる注意が必要です。

 NHKのニュースサイト「NHK NEWS WEB」でも、いじめの対処方法における「話し合い」、「仲直りの会」についての警鐘記事を掲載しております。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190826/k10012048901000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_001

 このような「被害者にも責任がある」という対応は、「間違いだ。危険だ」という認識は広まってきていますが、まだまだ全国の学校で行われております。
 私たちも取材を受けましたが、NHKの記者の方から、「このような学校の対応についてさらに取材を重ねていきたいので、ぜひ、多くの方のお声をいただきたい」とのお申し出がありました。

 記事中にも、『私たちは取材を続けます。同じような経験をしたという皆さん、ぜひ意見をお待ちしています。「#握手でいじめなくなる?」とお書きください。

https://www3.nhk.or.jp/news/contents/newspost/form.html 』
とありますので、こちらまでご体験など、投稿をお願いしたいと存じます。

 さて、8月20日付の読売新聞オンラインで、『揺れる「いじめ防止法」…放置した教職員を懲戒すべきなのか』という記事が掲載されました。
 校長会などの教育関係団体が懲戒規定に反対して、いじめ防止対策推進法の改正案から懲戒規定が削除されたこと、懲戒規定削除にいじめ被害遺族らが反発している現状を紹介し、「法改正を目指すには、遺族や教育関係団体それぞれの主張の妥協点を見いだし、意見調整をすることが欠かせないと言えそうだ。」と結論付けています。(2019年8月20日付読売新聞オンライン)

 私たちは、長らく、教師のいじめ加担、いじめ助長、いじめ放置、いじめ隠蔽等を抑止するためには懲戒規定が必要だと訴えてまいりました。教師が、いじめを放置したり、いじめに加担することで、いじめが深刻化してしまった事件が数多く起きているからです。
 いじめによる長期の不登校、いじめを苦にしての自死、いじめ被害者や家族の精神疾患。
 加害者が問題なのは当然ですが、ここに至る前に早期に対処すれば、自殺や不登校をくいとめることもできたとしか、考えられない事件が起きています。

 最近では、先月、山口県周南市で、高2男子生徒が2016年7月に、鉄道自殺した事件が大きく取り上げられました。
 教師が加害者と一緒になって、生徒をいじめていたことを知りながら、山口県教育委員会は、「いじめに類する行為」であるが、「懲戒の指針に照らしあわせた結果、懲戒処分には至らない」として、いじめに加担した教師を懲戒処分しなかったという内容です。

この事件では、
1. 当初の第三者委員会は、生徒は日常的に「いじり」を受けていたこと、教師たちは「いじられキャラ」、「それで人間関係が保たれる」などと問題視しなかったことを認め、「いじめ」に該当するものもあったと認定しましたが、「いじめのみを自殺の要因と考えることはできない」と結論付け、しかも県教委が、遺族に、「(調査報告書の)内容を外部に口外しない」とする文書への署名を強要したことも判明しています。

2. 遺族の求めに応じて再調査した「県いじめ調査検証委員会」は、本年2月、
・体形や髪形をからかい、「キモイ」などと言った、
・女子生徒の制服のリボンを頭に付けられてスマホで撮影された、
・ラインのグループから退会させられて仲間外れにされた等、同級生らによるいじめ18項目を認定。
 教師のいじめについては、
・部活顧問が、他の部員たちに「○○に預けとけ。○○が片付けるよ」と言って、練習後の片づけを押し付けた,
・テスト中に、「ちゃんとやったんか」と個別に話しかけた、
・授業中に不必要に名前を連呼した、など
一部の教員による5件の行為について、「いじめに類する行為」であると認定し、「教員に配慮と適切な対応があれば自殺を防げた可能性があった」と結論づけました。

3. 教職員20人への聞き取り調査をまとめた文書も遺族に渡されましたが、それは、「(死亡した生徒は)能力が異常に低い」、「学習障害」、「やりとりもかみ合わない」、「いじられながらも相手をしてもらった方がいい」、「いじりを行っていた生徒も知っているが、みんな良い子」等の教師側の言い訳にあふれたものでした。
 ご遺族は、関係教員の処分を強く求めていました。

 この訴えに対して、本年7月23日、県教委は、野球部顧問の教諭を、生徒の入部時に保護者の意向確認をしなかった等を理由に「口頭厳重注意」のみとし、同じく「いじめに類する行為」を行った他の教員には懲戒処分なし。
 当時の校長は、「減給10分の1(1か月)」の懲戒処分、当時の教頭2人は、いじめ調査を実施しなかった等として、「文書訓告」とされました。

 8月20日、当時の校長と現校長、野球部顧問が、生徒の遺族宅を訪問し両親らに謝罪したことが報道されています。
 当時の校長は「自分がしっかりしていれば防げたはずだった」、野球部顧問は「自分が気付くことができなかった」と謝罪したものの、自分が行っていた「いじめに類する行為」については、聞いても無言のままであったということです。

 調査報告書に、「教員に配慮と適切な対応があれば自殺を防げた可能性があった」とされながら、何らの処分もされないのです。
 今回、処分されなかった理由は、「規定がないからだ」と県教委は説明しています。

 冒頭の記事にある、いじめ防止法改正案から懲戒規定が削除された理由に、教員からの反対があげられます。
 反対理由は、「教員の負担が増す」、「いじめを隠す方向に傾いてしまうおそれがある」、「教職員のモチベーションの低下を招く」、「現場の萎縮(いしゅく)を招く」、「地方公務員法」に懲戒規定があるから「新たに定める必要はない」と伝わっていますが、現実には、今回のケースのように、「地方公務員法」があっても、何らの処分もされずに、普通に教壇に立っている教師がいるのです。

 児童生徒へのいじめ、いじめへの加担、助長、放置、隠蔽などした教師に対する懲戒処分を明記するなど、いじめ防止対策推進法の改正は必要です。私たちは、今後も懲戒規定を定めることを訴えて参ります。

 また、都道府県や政令指定都市の懲戒処分等の基準で、「いじめ」に関して取り決めをしているのは、ごく一部の少数の自治体に限られています。
 全都道府県・全政令指定都市で、懲戒処分の基準にいじめに関する規定を盛り込むように、文科省は指導するなど積極的に取り組んでいただきたいと思います。

いじめから子供を守ろう ネットワーク
松井 妙子


 

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[ 2019/08/27 22:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

千葉県市川市の3年前のいじめ不登校事件 検証委員会で調査の見直しが始まる 

3年前の市川市のいじめ不登校事件
検証委員会で調査の見直し 始まる


 3年前、2016年の夏休み、千葉県市川市の市立小5年の男子児童が、複数回にわたって同級生に多額の金銭を脅し取られるといういじめ事件があり、その後、被害児童は校内で、体が大きい加害児童に体当たりをされたり、こぶしを振り上げて威嚇されるなどして不登校になり、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断されました。
 被害者は、現在、中学2年生、地元の中学への進学を望んでいましたが、加害者も同じ中学に進学することを知り、今は自宅を出て県外の父親の勤務先近くのアパートに住み、そこの中学校に進学しています。
 市教委は2017年3月、市長に調査結果を報告しましたが不備があり再調査、本年7月3日の2回目の市長報告でも保護者の指摘と食い違いがあったことなどから、検証会議が開かれることになりました。
 このいじめ事件は、いじめから子供を守ろうネットワークもご相談を受けていましたが、なによりも保護者の粘り強い努力、正義を貫くことをあきらめない思いが、市を動かしたと思われます。新聞でも報道されましたので、以下ご紹介いたします。

190821 190730新聞記事1190821 190730新聞記事2

 

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「心に寄り添う」-子どもを自殺させないために大切なこと- 

190809 海波

「心に寄り添う」
-子どもを自殺させないために大切なこと-


 子どもが自殺する、あるいは、子どもが同級生を刺す。なんと衝撃的な事件だろう。ありえない。保護者、地域、教育関係者、そして子供たちはさぞかしショックなことでしょう。
・・・・・・・・・・・・
 先の7月、岐阜市の市立中3年の男子生徒(14)が3日朝に自宅近くのマンションから転落死した。
 市教育委員会は5日、記者会見を開き、生徒が学校でいじめを受けていた事実を認めた。生徒の自宅からは、いじめを苦にした自殺を示唆する内容のメモが見つかった。5月末には同級の女子生徒が手紙で、男子生徒へのいじめを担任に知らせていた。
 記者会見した早川三根夫教育長は、「いじめを受けながら『大丈夫です』と答えていた男子生徒の悲しみにも、勇気を奮って手紙を書いた女子生徒の気持ちにも、学校は寄り添えていなかった」と謝罪した。
 事件から1か月後の8月3日、早川教育長は、岐阜新聞のインタビューを受けてこう語った。
 「しっかり対応すれば防げたチャンスが何度もあったにもかかわらず、見逃してしまった。学校の対応が不十分だったと言わざるを得ない」
 「先生たちが子どもの心に寄り添えていなかったのが問題。子どもの悲しみや苦しみを表面的に捉えてしまった。また、市内中学校では、いじめの問題に校長や教頭が十分に関わっていない現状がある。いじめは担任でなく校長マターだ。校長は問題の重要性を認識し、指導力を発揮しないといけない。今回の件では、学級担任が(亡くなった男子生徒の)親に連絡しなかったことも大きなミス。連絡があれば家庭でも話ができたし、事態が変わっていた可能性もある」
 「さらに、問題の初期対応の誤りと組織的な責任は免れない。学校や担任や市教委が、問題をどうして防げなかったのかを解明しないといけない。(男子生徒が通っていた)学校には、いじめに対応するしっかりとしたガイドラインがあったが、機能していなかったことも問題だ」
(岐阜新聞、同WEBほか)
・・・・・・・・・・・・
 教育長は、リーダーシップを発揮され、事件後早急にアンケートを実施、第三者委員会の情報公開を約束し、すでに知り得た情報からいち早く誤りを認め、かつ現場にも配慮を加えた発言をされていると思います。全国の中でも良識ある対応をされた市だと思います。
 ちなみに今回は文科省も素早い対応を示しました。事件後の7月8日、文科省は担当者2名を派遣し、教育長らから聞き取りをし、事案の真相を解明し、今後に生かすようにと指導しています。

 まず、なぜ、いじめは担任でなく校長マターなのでしょうか。
 いじめを解決するにあたって、どうしても加害者側、被害者側双方に感情的なしこりは残ります。担任は加害者、被害者双方の先生なのです。人情がからみやすいので、厳しい対応が難しい場合もあります。
 これを超越して理性的、合理的に解決していくためには、管理職(校長)による、コンプライアンス重視のゼロ・トラレンス対応が必要です。また、いじめ解決では初期対応が重要なことは、当法人のHPでも繰り返し解説をしてきたところです。

 ここで、少し違う角度から、「心に寄り添う」こと、心の世界をわかりやすくお話させていただきたいと思います。
 先生たちが、子ども達と心を通わせ、「心に寄り添う」ために、どのような点に心がけたら良いのか、スクールソーシャルワーカーの立場から、先生たちへの参考になると思われる指針を示したいと思います。

 では、「いじめられて、つらかったね」、「嫌な思いしたね」、このように共感すれば解決になるのでしょうか。
 確かに、『共感、傾聴』は癒し効果があります。心身の弱った方、特に高齢者へのケアでは最も重要な柱です。
 しかし、いじめ被害をうけた子どもの話を丁寧に聞くことは大事ですが、その後、何も実行しないのでは、「聞いてくれたけれど、何も変わらなかった」と、希望は失望に変わってしまうことでしょう。

 そのほかに、スクールカウンセラーが教えるように、リフレーミングしたら「心に寄り添う」ことになるのでしょうか。
 リフレーミングとは、
消極的だ → 思慮深い
せっかちだ → 行動的だ
元気がない → 控え目だ
のろまだ → 慎重だ
意思が弱い → 協調性がある
飽きっぽい → 流行に敏感だ
暗い → 落ちついている
というように、物事の見方を変えてみることです。見方を変えれば、景色が変わってきます。
 人間関係で悩んだりするときは、相手に対する見方を変えることで、自分の心も軽くなることもあります。初期段階での、いじめ、不登校の防止、自殺予防には効果があるかもしれません。
 しかし、状況はそのままで、被害者本人だけに心のありかたの変化を求めるのはいけません。
 また、同じことを全員がすると、つまり、いじめを「いじめではない」と見方を変えてしまったら、加害者の行為を増長させるだけ・・という悲劇も生じる恐れがあります。
 
 「表面的でない『心に寄り添うこと』」って何でしょうか。
 暑い夏の夜の、あるエピソードを紹介したいと思います。
 もう30年も前のある医療少年院でのお話です。医療少年院には、教科を教える先生、法務教官、医療・心理の専門家の方々が働いています。少年たちの情報は日々しっかりと共有されています。
 
 「今朝は、ほとんど寝ていないので頭がボーっとしています。」と、ベテランの先生が話し始めました。実は昨夜、年少少年のA君が叫び声をあげたので、ひと晩中、抱きしめていたそうです。

 「たすけて。たすけて。僕の胸に包丁が刺さっている。先生たすけて」
 A君が泣きじゃくっています。
 就寝中の叫び声に、宿直の先生たちが飛んでいきました。
 もちろん包丁が刺さっているというのは現実ではありません。また、A君は、夢を見てうなされたのでもありませんでした。幻覚を見ているのです。A君は精神疾患を持ち、かつ事件を起こしたので医療少年院にいたのです。

 ベテランの先生は、決して頭からA君を否定せず、落ち着かせることに専念しました。今のA君にとって、包丁が胸に刺さっているという非現実的な幻覚は、いままさにある現実なのですから。
 「A、先生がとってやったぞ。どうだ、とれたか。」
 「とれません。まだ、あります。痛いです。」
 「この先生にも手伝ってもらうぞ。うんとこしょ。どっこいしょ。」
 先生たちは真剣に汗を流して、A君の胸に刺さった包丁をとる試みをやりました。肩を抱き、手足をさすって落ち着かせながら。
 なんだか、子ども向けの童話の「大きなカブ」のような風景です。こっけいかもしれません。しかし、そこには、何とか子どもの苦しみを取り除きたい、幻覚から子どもを救いたい、という強い熱意や行動力がありました。(もちろん、医師が判断して投薬することもあります。)
 「とれました。」
 「そうか、良かった。良かった。」
 先生たちも汗だくだくになりました。

 実は、A君は加害者ではありますが、同時に被害者でもありました。保護者から、有り得ないような児童虐待を受けて育ったのです。
 子どもの生育歴、育った環境、保護者から受けてきた様々な虐待を知ったうえで、子どもの人生に対する深い洞察力が医療少年院に勤務する先生たちには必要です。
 また、深い心の傷を負った子どもには、信頼関係のある大人の深い愛情が必要です。
 先生たちには、ひとりの人間としての大きな愛情と包容力がありました。
 毎日、顔を合わせる少年院の先生たちは、親代わりであり、子どもと信頼関係という絆で結ばれた、かけがいのない存在なのです。

 医療少年院だけでなく、刑務所や少年院では、自殺企図は頻繁に起きることなので、いつも予防に心をくだいています。専門家としての知識や経験、ときに直感も大切です。
 しかし、一番大切なことは、「何か助けを求めたら、すぐ対応してくれた」という安心を与えてあげること、このことが子どもの精神や情緒を支えています。
 人間として、誰かに愛されるというのは、魂の喜びであり、人間として立っていける、心の寄る辺であると思います。

 相手から、何かもらおうと思ってやっているわけではない。「君がそこに存在していてくれるだけで幸福だよ。」、その気持ちを伝えています。君が存在しているだけで幸福、これが子どもにとっての「自己肯定感」の醸成につながるのです。
 そういった、毎日の子どもとの関わりがあってこそ助けることができるのだと思います。

 もちろん、徹夜の勧めをしているわけではありません。先生がサラリーマンであってはならないと居丈高に言うつもりもありません。できれば、残業せず、仕事に見切りをつけて、しっかり休日を取ってリフレッシュしていただきたいと思います。
 けれども、子どもファースト、一番大事な場面では、決して時間と労力を惜しんではいけないと思うのです。
 それは、先生にしかできない仕事がそこにあるからです。

 先生が聖職というのは、子どもや保護者、他人から見た姿です。
 努力の蓄積のうえで、様々な経験を積み、生徒たちから信頼される人格力を身につけたとき、周囲から見える、先生方、皆様の仕事をする風景が「聖職」なのだと思います。
 そして、真剣に解決に向けて迅速に行動する。心を込めて、全身全霊をこめて、子どもを愛する。誠の力をそそぐ。これがすべての始まりなのだと思います。
 
 失敗があっても、失敗から教訓を学び、再び立ち上がってください。尊い教訓から反省し、生まれ変わり、新しい世界を見てください。そして、再び子ども達を導いてください。その姿を子ども達が見ています。あなたを待っています。
 それが先生、あなたの生きていく使命であり、子ども達の「心に寄り添う」、ミッションなのだと思います。

元・法務省中部地方更生保護委員会 保護観察官(社会福祉士・精神保健福祉士)
前名古屋市教育委員会 子ども応援委員 SSW
現福祉系大学講師  堀田利恵


 

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[ 2019/08/09 19:00 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

◇ 代表メッセージ (2019年8月) ◇◆ 管理職は 一段と重い厳罰に処すべき ◇◆ 

190803 ひまわり

◇ 代表メッセージ ◇
◆◇管理職は 一段と重い厳罰に処すべき◇◆


いきなりの猛暑になって、身体が驚いているようにも感じます。
お祭りや花火大会を楽しむのにはいいのかもしれませんが。

夏休みに入った7月31日に、4月に行われた全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)の結果が公表されました。
都道府県別の平均正答率では、秋田や福井、石川などが上位を占めましたが、英語においては、東京、神奈川などの首都圏が上位に入っています。
英語のテストは、今回が初めて実施され、中3生に「読む・聞く・書く・話す」についてテストが行われました。
英語正答率は、「読む」が56.2%、
「聞く」が68.3%、
「書く」が46.4%、
「話す」が30.8%となったとのこと。
報道によると「話す」では2人の会話を聞き、即興で質問する問題の正答率が10.5%と低かったことや、「書く」においては学校を示すピクトグラムを見て、どちらが良いか25語以上で自分の考えを書く問題の正答率は1.9%だったとされています。

今後の課題も出てきましたが、子供たちが、学力を伸ばすためには、安心して学べる環境が必要です。
いじめられるとそれまで頑張っていた勉強への意欲が失われ、進学にも影響することになります。
子供たちがどのような学校生活を送ることができるのか、その要は、「先生との出会い」にあると思っています。

2015年、茨城県取手市の中3女子生徒が「いじめられたくない」と書き残したいじめ自殺事件で、当時の学校や市の教育委員会の対応に問題があったとして、7月25日に関係者9人の処分が発表されました。
処分内容については以下のように報道されています。
自殺を誘発する不適切な指導を行ったなどとして、担任を停職1か月、
校長に対しては自殺後の対応に問題があったとして、給与の10分の1を12か月減給。
市教委の教育参事と指導課長を給与の10分の1を12か月減給。
部長を給与の10分の1を6か月減給。
辞任した矢作元教育長は、在職時の給与の10分の1、12か月分を自主返納。

この事件では、取手市教委は、学校がいじめによる自殺の疑いがある「重大事態」としていたのに、市教委で「いじめによる重大事態ではない」と決議し、しかもそのことを遺族に伝えてもいなかったと言います。
また、ご遺族の意向を受けて第三者委員会を設置しましたが、その委員会でも「いじめはなかった」の前提でなにもしないまま時間だけが過ぎてゆく中で、ご遺族が文科省に「取手市の第三者委員会による調査の中止」を要請されました。
文科省は、取手市教委の担当者を呼び、聞き取り調査を行い、その結果、取手市教委は調査の見直しを検討し、ご遺族に謝罪したのです。

担任に対して、「停職1か月」という懲戒処分は、いじめ事件としては大きな決断だと思います。
しかし、事件の流れを見る限り、組織としてのあり方に大きな問題を抱えているように思います。
この事件の対応は、明らかに「意図した隠蔽」です。
したがって、「担任」より更に重い処分を管理職、教育委員会に課すべきです。
自分たちで、「自分に甘い処分」をするとはなんとも情けない組織であろうかと感じます。

私たちのところに来る相談の中でも、茨城県は、いじめを解決しにくい県の一つです。
それは学校、教育委員会が、
「いじめではない」
「加害者の人権もあるので、簡単には叱れません」
「いじめられる側にも問題があります」
「いじめ防止対策推進法はよくわかりません」
などなど、いじめ被害者を貶(おとし)める言葉を保護者に投げかける事例に出会うことが多いからなのです。
県教委、各市教委に何かしらの共通の隠蔽意識があるようにしか感じられません。
このままで良い訳がありません。
私たちは「いじめの放置、いじめへの加担、いじめ隠蔽をした教師を懲戒処分とする」ということを、「いじめ防止対策推進法」に明記すべきだと訴えておりますが、加えて、「管理職には一般の教員よりも一段と重い厳罰」を科すべきだということも法制化すべきです。

昔から教師は「聖職」と言われてきました。
子供たちにその言葉や行動、そして思いを見られても「恥ずかしくない」ものでなくてはなりませんし、「先生のような人間になりたい」と思わせるような「あこがれの存在」であり続けていただきたいものです。
それには、自らに厳しい姿勢、責任を取る姿勢が不可欠なのです。

夏休みのここ1か月、いじめられていた子供たちは、家族に守られて生活できます。
この期間にぜひとも精神的にも回復し、新学期を迎えて欲しいと思います。
また、保護者としては、学校が始まる前後は、特にお子さんの様子に気を配ってみてあげていただきたいと思います。
不安なことやご質問がありましたら、ご遠慮無くご相談ください。

一般財団法人 いじめから子供を守ろうネットワーク
代表 井澤一明

井澤一明ブログ:
http://ameblo.jp/kzizawa/
Facebook: http://www.facebook.com/kz.izawa
Twitter: @kzizawa

 

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[ 2019/08/03 12:00 ] 代表あいさつ | TB(0) | コメント(0)