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☆★ 感謝と精進含め ★☆ 

201028大鷲

☆★ 感謝と精進含め ★☆

 私は現在まで38年間、公立・私立を含めて13校の高校に立場を変えて勤務してきました。学校と言いましても、様々な学校がありますし、様々な生徒の皆さんがいますので、一括りには言えませんが、それをお断りした上で、近ごろ感じたことをお話いたします。

 今の時代は、SNSの発達により時間の過ごし方も以前に比べて大きく変わってきています。
 電車に乗ると高校生に限らず、若者から高齢者の方までほとんどの人がスマホを手にして何かに見入っている光景を目にします。別に悪いことではないのですが、中にはスマホに触れずにいられないような方々も目にします。

 高校では、スマホの持ち込み禁止というところは、ほとんどありません。多くは、授業中をはじめ校内では使わないように、というルールを決めているところが多いと思います。中には、授業中机の中のスマホをいじってゲームか何かをやっている生徒もいるようです。

 15年くらい前ころまでは、高校生の問題行動と言えば、喫煙とバイク乗車(禁止の高校が大半)でした。ところが、近年はそのような問題行動はほとんど見受けられません。
 タバコは以前に比べ、購入しにくくなったせいでしょうか、喫煙の習慣がついてしまっている高校生は極めて少なくなったと思います。かつては、学校のトイレに吸い殻が落ちていたり、すれ違うとタバコ臭い生徒がいました。いまはそのような生徒はまったくいなくなりました。
 また、バイクは禁止ではなく、安全に乗車するための指導を行うようになっています。通学にバイクを利用することは原則禁止だと思いますが、法的に認められたことを禁止し続けることはもはや無理があるのでしょうね。
 最近の高校生を見ていると、時代が変わったなと感じます。それだけ自分が歳をとったということでもありますね。
 
 今は、物には満たされて、スマホとSNSなどのお陰で便利な時代です。
 しかし、経済の停滞や中国発のコロナウイルスなどの影響、さらにわが国に迫る覇権国家の脅威など、将来への不安が多いのが今の時代だと思います。
 そのような中での高校生は、総じて真面目で素直な傾向があると思います。それはとてもすばらしいことです。しかし、将来に向けた志や、その実現に向けた努力精進が足りないように感じます。
 そのために根性や粘り強さが足らないように思えます。失敗を恐れ、諦めも早いように思えます。一概には言い切れませんが、何ごとにも淡泊に感じます。
 熱い情熱や信念を持っているところが、伝わってくる生徒が少なくなりました。「自分は将来、この道に進み、世の中の為に貢献したい」というような思いを聞かなくなったような気がします。
 学校でも「キャリア教育」などといって、進路に関する指導にも以前に比べて力を入れていると思います。
 しかし、志に裏打ちされた、目標に向かけて努力する姿をあまり見かけなくなりました。心の深いところではそのような想いを持っているのかもしれませんから、決めつけてはいけませんが、熱い想いをあまり聞かなくなりました。

 失敗を恐れず、高い志を持ってほしいと思います。60歳を超えた私ですら熱い志を抱いています。そのために、自分で言うのもなんですが、努力精進しています。自分と闘いながら、志を遂げるために勉強しています。

 なぜそのようにするのかを申し上げれば、「日本はこのままではいけない」との認識のもとに「変えなければいけない」と強く、強く想うことがあるからです。
 それは、今現在とこれからの日本に生きる人々のあり方にも関わることです。また、その影響が世界にも及ぶことであると考えています。
 その志は、今まで多くの方々の「愛情」や「許し」「寛容さ」のお陰でここまで生かされ、仕事ができたことへの私自身の感謝の想いから出てくるものです。感謝の心から精進しています。

 高校生に限らず、若い皆さんにも、今の段階でかまいませんから、自分はどのような大人になりたいのか、何を以て世の中に貢献したいのかを考えていただきたいと思います。青春の志を持ち、そのために何を学べばよいのかを考えてください。

 そして、志の大前提として、「感謝」があると思います。
 日々の生活の中で様々な人々の助力や励ましや優しさをいただきながら、私たちは生きてきています。その御恩に報いるという考えが、志を育て磨いて行くことになると思います。

 また、感謝と「いじめ」は共存できません。感謝の心を持つ人が多くなれば、「いじめ」は存在しなくなるでしょう。

 感謝から志を育み、その実現に向けて精進しいきましょう。私も若者に負けぬよう努力精進したいと思います。自分を二十歳が三人いると考えて頑張ります(笑)。

清川 洋(元公立高校長)

 

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[ 2020/10/28 20:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

◇ 代表メッセージ (2020年10月) ◇◆ 大人として考えること ◇◆ 

201017 紅葉1

◇ 代表メッセージ ◇
◆◇ 大人として考えること ◇◆

昨年、東京では降水量が多かったのが10月だったそうですね。
台風が来襲する日本では、9月、10月の降水量が高くなりますが、イメージ的には、体育の日があったり、文化祭があったりと晴天の日が多いように感じられます。

今年も間もなく「いじめ認知件数」が公表されると思います。
今年の発表数は、昨年度、令和元年の数値となりますが、3月期はほとんど通えていませんから、昨年度よりは少ない数値が出るものと思います。

現在も、新型コロナウィルスの感染者の報道が続いていますが、なぜかいじめ相談が増えてきました。

先日のご相談は、「小学校高学年でいじめにあって不登校になってしまっています。今年、18歳になりました」という、保護者の方からのご相談でした。
高校は通信制をなんとか卒業することができましたが、働くことはできていません、という状況の方でした。
「理不尽だと思うんです」と話されていらっしゃったのですが、確かに、その通りだと思います。
加害者たちは、何事もなかったかのように中学、高校に通い、大学に入学しています。
翻って、自分の家の中を見ると、大学にも行けず、働くこともできず、何事も思い通りに行かないと悶々とし、時には暴れることもある我が子、親として何もできない無力さに責め苛まれる毎日、おつらいことだと思います。
その方は「親としては、悔やんだり、恨んだりしても、そのままでは「改善」することはないという現実を、受け入れなくてはならないとは思っている」とのことでした。

以前、述べたこともありますが、中学、高校ともに不登校で、資格認定試験を通って大学に通い、教員をしている方もいます。
「いじめ」で不登校になった後、どのように「恐怖心」を乗り越え、打ち勝つことができるかどうか、最後は本人の強い意志が道を開いていくように思います。
親を含めて、周囲の人間ができることは、本人の努力を認めてあげ、励ますことしかできないかもしれません。
でも、本人から見たら、ほんの少しでも褒められたりすることは、心の中に残り、自信となっていくものです。
優しい言葉をかけつづけ、未来を信じて歩み続けられることを祈るばかりです。

今回のご相談のように、時間がたっても大きな影響がのこってしまう「いじめ」ですが、振り返るといじめられていた期間は、短いものでは一週間、長くても数か月というものが一般的です。中には、三年、五年といじめを受けたという子もいますが。
しかし、その後、中には30年、40年も苦しんでいらっしゃる方がいます。
だからこそ、「早期発見」、そして「早期解決」をしなければならないのです。
現代の教育界では、教師がいじめを解決することは、教員の「責務」であることが常識になっています。
私たちもいじめが起きた場合の解決は、先生方にお願いすることが大半です。

しかし、本来は、いじめが起きない学校が一番良いのです。
さらに言えば、いじめが起きても、子供たち自身が解決する力を持っていることが望ましいといえます。
40年前、50年前の日本でも、いじめはありました。
その当時は、現在よりもいじめの数は少なく、教師が解決を図らなくても、子供たちの間でいじめが解決できていました。
「何かが、変わってしまった」、あるいは「何かが、失われてしまった」ように思うのです。
それは、子供たちの中の善悪に対する判断力と、人間関係の力、別の言葉で言えば「社会性」ともよばれる能力ではないかと思います。
子供たち自身の、自らを省みる力や、道徳心、公共心、思いやり、我慢強さ、意思の力、並べてもきりがないのかもしれませんが、一言でいうならば「精神力」だと思います。
昔帰りがすべて良いわけではありませんが、半世紀前の子供たちが持っていた「心の力」を取り戻す教育、家庭の教育力も含めて、大人である私たちが考えていかなければならないように思います。

一般財団法人 いじめから子供を守ろうネットワーク
代表 井澤一明

井澤一明ブログ:
http://ameblo.jp/kzizawa/
Facebook: http://www.facebook.com/kz.izawa
Twitter: @kzizawa

 

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[ 2020/10/17 11:41 ] 代表あいさつ | TB(0) | コメント(0)

ご報告:120名以上の市民の方々が参加! 「いじめから子供を守る読み語りフォーラム」 和歌山市で開催! 

201009 和歌山読み語り1003-2

120名以上の市民の方々が参加!
「いじめから子供を守る読み語りフォーラム」
和歌山市で開催!

 10月3日(土)午後1時から、和歌山市の「県民交流プラザ・和歌山ビッグ愛」にて、「いじめから子供を守る 読み語りフォーラム」を開催いたしました。(主催:いじめから子供を守ろうネットワーク和歌山)。

 新型コロナウィルス感染防止のために、検温、マスク着用、手指の消毒、ソーシャルディスタンスを徹底して、ご来場の皆様をお迎えしました。外出を控える方が多いと聞きますが、続々と市民の方々が集われ、120名以上の方々にご参加いただき、改めていじめ問題に対する関心の高さを実感いたしました。


201009 和歌山読み語り1003-1
【写真】 夢ら丘実果さんが、絵本「カーくんと森のなかまたち」を読み語り。

 第1部は、絵本作家・夢ら丘実果(むらおかみか)さん作絵、吉澤誠さんの作文による、絵本「カーくんと森のなかまたち」の読み語り。夢ら丘さんたちの活動を追うドキュメンタリー番組の放映の後、夢ら丘さんがしっとりと絵本を読みました。ホシガラスのカーくんと森に住む他の鳥たちとふれあいが美しくほほえましく、とても心癒やされる時間でした。

201009 和歌山読み語り1003-5
【写真】 いじめから子供を守るパネルトーク。

 第2部は、いじめから子供を守るパネルトーク。夢ら丘実果さん、吉澤誠さんにもご参加いただき、パネリストとして、高校副校長の南谷為朝先生、いじめから子供を守ろうネットワークの井澤一明代表、コーディネーターを三木きくみ(いじめから子供を守ろうネットワーク和歌山代表)がつとめました。

201009 和歌山読み語り1003-4

 ご来場の皆様は熱心にメモなど取りながら、最後まで真剣に耳を傾けてくださいました。ありがとうございました。

 「いじめから子供を守る読み語りフォーラム」は、10月3日の和歌山放送ニュースで報道されました。 →

https://wbs.co.jp/news/2020/10/03/150975.html

 

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[ 2020/10/09 18:15 ] 活動報告&集い | TB(0) | コメント(0)