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「志を持って生きる」 

「志を持って生きる」と題してお届けします。o(^_^)o

最後の忠臣蔵

            志を持って生きる

◆いじめと志

新しい年の始まりに、ある大学生のエピソードや映画を通して、いじめ問題について考えてみたいと思います。

最近、教員を目指しているある若者と出会いました。
明るくて前向きな好青年だったのですが、そんな彼にも、いじめの体験があったのです。彼は早生まれで、幼い頃は同級生より体の成長が遅かったのです。体は小さくても、正義感が強く、堂々とものを言う性格だったので、いじめの対象になったようです。

最近のいじめは、誰でもがいじめの対象になる可能性があります。
しかし、いじめられても、当人の真摯な訴えに耳を傾け、「いじめ」を許さないという毅然とした教師たちの態度は子供の心を救い、そして、いじめ解決のキーになることは言うまでもありません。

彼もまた前向きに取り組んでくれた大人たちの力によって救われたのです。そして自ら教員を目指すことにしたのです。いじめという負の体験から、いじめを許さない教師を目指すという志を得たのです。

彼や親御さんの話を聞いていて、改めて、感じたことは、いじめを解決するためには、決して一人で悩んではいけないということです。

心の変化はとてもデリケートなものですから、小さなシグナルを見逃さないために、話しやすい環境、追い詰めない姿勢が大切であることを実感しました。
もちろん、いじめ体験はないほうがいいのですが、いじめを乗り越えたという体験がプラスに働き、人格形成や将来の進路に大きく影響することは間違いないようです。

さらに、一生の仕事を見出し、尊い志を立てるきっかけになったと言えるのではないでしょうか。人の幸不幸は本当に単純に分かつことができないもので、まさに人生はドラマという言葉が浮かびました。


◆命について


ドラマといえば、正月休みに、「最後の忠臣蔵」という映画を観ました。同名の池宮彰一郎さんの小説を映画化したものです。

テーマは「命」。生命の「いのち」であり、命令の「めい」です。
自らの命(いのち)を、主君の命(めい)によって使い切った二人の男の、見事な人生がそこにはありました。

忠臣蔵は赤穂浪士が主の仇討を果たして、切腹するまでの話です。
主君に対する忠義というテーマに加えて、残された者たちの人生にスポットを当てたのがこの映画です。

一人は、討入りの生き証人として後の世に伝える使命を仰せつかります。
もう一人は、討入り前夜に大石内蔵助の密命を受け、使命を果たすために脱盟します。

討ち入りした赤穂浪士が称賛され、語り継がれる一方で、二人とも、赤穂浪士の恥、裏切り者と蔑まれながらも、義に殉じた最期をとげることが許されず、苛酷な半生を生き続けます。
改めて、苦境や逆境の中で「生き抜く」ことを学びました。

人は一人では生きていけません。自分の命は自分のものであって、自分だけのものではありません。
いじめられて苦しくても、自ら命を絶っては絶対にいけません。赤穂浪士の生き残りのように、生きる勇気を持って欲しいと思うのです。

今はどんなに辛くとも、明けない夜はありません。厳しい冬を乗り越えれば、必ずや、春はやってきます。そう信じて生きて生きて、生き抜いて欲しいと思います。

そして、冒頭に紹介した教員を目指している青年のように、願わくば、自分の使命を見出し、志を立て、夢をかなえて欲しいと心より祈ります。

担当 竹中 さくら


 

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[ 2011/01/13 15:53 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

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