日韓戦翌朝、韓国籍の父なじられ
中1女子生徒、同級生切りつけ
【神奈川県小田原市】 神奈川県小田原市の
市立中学校で、1年生の女子生徒(12)が女子の同級生(13)を切り出しナイフ(刃渡り6・3センチ)で切りつけ、背中と左手に約1週間の軽傷を負わせていたことが28日、わかった。小田原署は女子生徒を傷害の非行事実で小田原児童相談所に通告した。
同署や市教委によると、女子生徒は26日午前8時45分頃、授業が始まる前の音楽室で、同級生の背中を工作用ナイフで切りつけた。同級生はとっさにナイフを握り、左手中指に切り傷を負った。
この直前、女子生徒の
父親が韓国籍であることを複数の男子生徒がからかい、その後、
同級生が「お前の席じゃない」と言って女子生徒が座っていた椅子を押したという。
小田原署幹部によると、女子生徒は「
サッカーのアジア杯日韓戦の翌朝で、父親が韓国籍であることを
なじられた。脅せばいじめがなくなると思い、ナイフを持っていた」と話しているという。
昨秋から言葉のいじめ
小田原市教委会見 小田原市立中学校で1年生の女子生徒(12)が女子の同級生(13)を切り出しナイフで切りつけ、軽傷を負わせた事件が明らかになった28日、市教委は切りつけた
女子生徒が昨年10月頃から言葉によるいじめを受けていたことを明らかにした。学校も早い段階から問題に気付いていたが、事件の発生を防ぐことはできなかった。
午後3時から、小田原市役所内で記者会見した市教委教育指導課の西村泰和課長は慎重に言葉を選びながら、「女子生徒は
複数の男子生徒から嫌な言葉を言われ、気持ちが高ぶったところに、
同級生から『あっちに行け』と言われて刃物を取り出した」と説明。父親が韓国籍であることをからかわれたことが事件の引き金になったとの認識を示した。
さらに
「言葉によるからかいはいじめの一部ととらえている」と述べた。
これに先立ち、取材に応じた
市立中学の校長は「生徒の安全が確保できない事件が起きたことに責任を感じている」と沈痛な面持ち。
しかし、「いじめがあったのか」と問われると、
「いじめという認識は持っていない」と答え、
市教委の見解と食い違いをみせた。
市教委などによると、女子生徒への
からかいが始まったのは昨年10月頃。その後、担任の男性教諭は切りつけられた同級生を含む7人の男女生徒に対して指導。
学校では同12月、女子生徒とその母親、担任の3者で対応を話し合った。
学校では、問題は
1月上旬頃には収まったとみていた。
校長によると、事件のあった26日、女子生徒は小学校の竹ひご細工作りで配布された切り出しナイフを初めてカバンにしのばせて登校。その後、事件の起きた音楽室にはポケットに入れて向かった。
小田原署幹部によると女子生徒は
「普段から父親の国籍でからかわれ、うっぷんがたまっていた」と話している
【2011年1月29日 読売新聞】

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例え、どんな理由があろうが、knifeで人を傷つけてはいけない。
いじめも犯罪だと思う。だからといって、knifeで相手を傷つけても良いという理由にはならない。致命傷を負わすような事になると、取り返しがつかない。
子どもだろうが、大人だろうが、どこの国籍だろうが、
やってはいけない事はやってはいけない!
一線を越えてしまったこの子を、優しく厳しく指導して欲しい。だが、甘さは要らないと思う。
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