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☆ 代表メッセージ (2011年2月) 

☆テレビドラマ「スクール!!」なかなかのものです。

◆◇ 実際の教育現場を知っていただくために ◇◆

school! フジ教育への危機感が根底にあるのか、今年は学校を舞台にしたドラマが流行っています。その中のフジテレビ系で「スクール!!」という連続ドラマを御覧になった方も多いことでしょう。
私としては、「うーん、よく描いている。内容もおもしろいけれど、この現代の学校の姿を多くの皆さんに知っていただく良い機会ができた」と感心した次第です。
これだけいじめが発生している環境要因がよくわかるからなのです。

舞台は、スカイツリーが見える新宮小学校。都内でありながら、少子化の影響で各学年は一クラスしかない。
ここに民間人校長・成瀬誠一郎(江口洋介)が着任する。前職は、ゼネコンでトンネル工事の現場監督の熱い校長だ。
そこには、あまりにも変わった小学校が存在したのです。

特に第一話には、このようなエピソードが表現されていました。
1 子供たちを一律に「さん付け」することを強制する教師。
2 朝礼で、許可を求めることなく、勝手に座り込む生徒。それを当然とする教師。
3 「今はがんばらせないんです!」と言って、努力を否定する教師。
4 学級崩壊に手を打たない担任。
5 隣の教室にいながら、荒れたクラスの担任にアドバイスしない他学年の担任。

ほんとに、よく描いています。私たちがいじめ相談、あるいは学校の先生方とお会いして聞いたり、見たりしたことが、ドラマを通して生で見ているような気分です。
随分、丁寧な取材を重ね、実際の現場にいる教師がアドバイスしているのでしょう。

このドラマを見て、現在の学校をドラマの中で表現していただきたいと思いまして、フジテレビの視聴者窓口に電話をしてみました。
1 絶対評価の下で、親、保護者が子供の学力を把握できない。つまり、塾に行かないと学力がわからないということが起きている。
2 子供らを「指導してはいけない。支援しなさい」という考えが教師に浸透しているため、教師が子供を叱らない。
3 「道徳」の時間では、モラルジレンマという教育方法が行われており、教師が善悪の物差しを示すことを放棄している。
4 行き過ぎたジェンダーフリー教育、性教育が実際に行われている。
以上のようなことをお願いしました。

いじめ相談を受けている中で、いじめが起きている背景には、正しい価値観や人生観という大切なものが、子供たちへの学校教育から廃棄されてしまったことがあるのでは、と感じています。
「人としての生きる道」、つまり、当然のことが当然に教えられ、実践される教育界になっていただきたいと思います。
これが教育再生という意味ではないでしょうか。

いじめから子供を守ろう! ネットワーク代表・井澤一明 


【写真】フジテレビ「スクール!!」(毎週日曜日・午後9時~9時55分)


 

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[ 2011/02/03 07:07 ] 代表あいさつ | TB(0) | コメント(0)

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