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☆「プロの矜持」☆ 

☆「プロの矜持」と題してお届けします。o(^_^)o

黒板

■□ プロの矜持 □■

◆「塾の先生に質問しなさい」

先日、ある塾の先生から、次のような話を聞きました。
中学生の塾生が、学校の先生に質問したところ、
「君は、○○塾に通ってるんだろう? それなら、塾の先生に質問しなさい」と言われた、というのです。
塾の先生は「喜んでいいのかどうか、複雑な心境です」と苦笑いしていました。

ある意味、その学校の先生は正直なのかもしれません。
もしかしたら、自分が教えるより、塾の先生に教えてもらった方が生徒の成績が上がると自覚していて、生徒のためを思って「塾の先生に教えてもらいなさい」と言ったのかもしれませんが、私は唖然としてしまいました。

こんなにあっさりと、教師が塾に「降参」してしまって良いのでしょうか?
これでは、生徒にしてみれば、「なんだ、この先生はこんな問題も分からないのか」と、教師への信頼を失ってしまうのではないでしょうか。

生徒から質問されたら、逃げずに受けてたって欲しいものです。もし、本当に分からないとしても、「今すぐには答えられないけれど、きちんと調べて、後で教えてあげるよ」と言って欲しいと思うのです。
先生を信頼して、好きになれば、先生から認めてほしくなるものです。当然、子供は頑張り、成績も上がります。

「学級崩壊」という言葉からは、公共の場でのルールが守れず、マナーが身についていない“問題児”が引き起こすようなイメージがわいてきます。しかし、現代では、実は、先生への信頼感を持てず、「勉強は塾でできるし、遊んでいても先生は怒らないのだから、学校では遊んでた方がトク」と、先生を侮っている“頭のイイ子の反乱”も多いのではないでしょうか。


◆「プロの矜持」を持て

「いじめ」の問題でも、クラス内でのいじめに気づかないか、あるいは、気づいているのに、見てみぬふりをする教師の弱腰を見抜いている“頭のイイ子”が中心になることが増えているようです。

よく「学校の先生方は忙しい」という話を伺います。しかし、塾の先生も、数十人の生徒の状態に目を配り、保護者とも緊密な連絡を取り、講師たちの勤務状況や教室経営の管理をし、さらに自分自身が受け持つ授業の予習を時間をかけてやっています。

確かに、教育システムに問題が多かろうとは思いますが、「忙しい」中でも、熱意ある素晴らしい先生方が、学校にも塾にもいらっしゃいます。そんな先生たちを生徒は慕っています。

「この先生は、真面目に自分のことを受け止めてくれている」という信頼感や安心感が大事です。
自分と関わる大人が信頼できるかどうか、好きになれるかどうかは、子供の生活、大きく言えば人生にまで、強い影響を及ぼすものです。

学校の先生は、「人育てのプロ」です。プロとしての矜持を持っていただきたいのです。
理想を言えば、やはり「聖職者」として、子供たちに尊敬される教師を目指す先生が増えることを願っています。

担当:こみや なおこ


 

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[ 2011/02/26 07:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

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