【写真】教科書の記述内容を見比べることができる展示会=港北図書館採択前に教科書展示会始まる
中学歴史と公民への関心高く
【神奈川県横浜市】 今夏採択される中学校の新教科書と、小学校で現在使われている教科書の
展示会が8日、横浜市内で始まった。「新しい歴史教科書をつくる会」が主導した自由社の中学校歴史教科書が、全国の公立学校で初めて横浜市内の8区で採択されたことから、歴史教科書に関心が集まっていた。
来年度から使用される中学校の教科書は、
8月末までに県内すべての地区で
採択される予定。
展示会は多くの人に教科書を見比べてもらおうと、
各地の教育委員会などの主催で県内全域で開かれる。
県内の展示会で先陣を切ったのは、横浜市港北区、戸塚区、旭区の3会場。港北図書館(港北区菊名)では、会議室に真新しい
教科書が出版社別に並べられた。
歴史と公民の中学校教科書への
関心が高く、多くの人がページをめくって、記述内容を見比べていた。
【2011年6月8日 神奈川新聞】
<中学校歴史>教科書採択"夏の陣"
民団神奈川で決起大会
「つくる会」系阻止へ【神奈川県横浜市】 今夏に予定されている来年度から全国の
公立学校で使用の中学校教科書採択を前に
民団神奈川本部(李富鉄団長)は4日、横浜市の神奈川韓国会館で
決起集会を開き、日本の植民地支配や侵略戦争を正当化・美化していると批判されている
「つくる会」系歴史教科書が公教育の場に登場することを
阻止していくことを確認した。横浜市ではすでに2010年度から全国の公立中学で唯一「つくる会」系の自由社版歴史教科書を採用している。
横浜市は2009年の採択時、自由社版を採択すると同時に、18に分割されていた
市内採択地区を1地区に変更した。もし、市教育委員会が8月に「つくる会」系教科書を
採用すると決めれば、
来年度からは市内すべての公立中学校に行きわたり、約10万人の生徒が使用することになる。全国シェアは一気に2%に跳ね上がる計算だ。
「こんなおかしなことがどうして起きたのか」。もともと2009年の採択時、採択審議会の自由社版への評価は相対的に低かった。にもかかわらず8地区で自由社版が採択されたのは、無記名投票によるところが大きい。決起集会で講演した横浜教科書連絡会事務局の佐藤満喜子さんは「従来は挙手採決だった。非公開ならば記録が残るのに無記名投票だと永久に闇に葬られる。教科書採択の密室化が進んでいるのは許せない」と憤る。
決起集会では今後の運動として
教科書展示会に自ら足を運び、
備え付けのアンケート用紙を通じて「つくる会」系教科書への
批判の声をあげていくことを決めた。
民団神奈川本部でも6月30日まで
県内各自治体教育委員会に対して「つくる会」系歴史教科書の不採択を
働きかけていく方針だ。
参加者を代表して民団横浜支部の徐相栄議長、同川崎支部の尹済栄副団長、青年会神奈川本部の金亨会長が、それぞれ
「つくる会」系歴史教科書の阻止に向けて闘うと決意表明した。
【2011年6月8日 民団新聞】
※ 6月には全国の地方自治体で、今夏採択される中学校教科書の展示会が行なわれています。今、学校でどのような教育がなされているのか、知るための良い機会ですね。展示会の場所や期間などは各自治体の教育委員会などにお問い合わせください。
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