高校野球:
天理、甲子園地方大会の出場辞退
野球部で暴力行為 【奈良県天理市】奈良・天理高校の野球部で、3年生が2年生部員を殴ってけがを負わせる暴力行為があり、同高校は23日、甲子園地方大会の出場辞退を発表した。
写真は記者会見で謝罪する森川監督(左)と大西部長。【2011年6月23日 共同通信】天理、高校野球奈良大会を辞退へ
部内で暴力 奈良県天理市の
天理高校(飯降〈いぶり〉成彦校長)は23日、
硬式野球部の3年生4人が後輩3人に暴行を加えたとして、7月9日開幕の第93回
全国高校野球選手権奈良大会(県高校野球連盟、朝日新聞社主催)への
出場を辞退すると発表した。日本高校野球連盟は処分を日本学生野球協会に上申する予定。
同校によると、
6月1日夜、2年生の練習に対する態度が悪いとして、
3年生2人が室内練習場で2年生1人の顔や腹を数回殴った。2年生は
右ほお3カ所を骨折し、鼓膜が破れ10日間入院した。
別の3年生2人は同夜、寮で謝罪に来た
他の2年生2人の顔や胸を殴った。
骨折した2年生は
「ボールが当たったことにしろ」と口止めされていたが、17日に
外部からの情報提供で発覚した。
3年生4人はいずれも
春の選抜大会に出場した主力メンバーだった。
23日の
会見で、飯降校長は「支えて下さった皆さんにおわび申し上げたい」と
陳謝。
3年生4人を無期限停学処分にし、
森川芳夫監督と大西卓也部長からの辞任届を受理する方針。野球部は練習を自粛している。
天理は夏の全国高校野球選手権大会出場25回(優勝2回)、春の選抜大会出場21回(同1回)の強豪。昨秋と今春の各近畿大会を制し、夏の奈良大会でも優勝候補だった。
野球部では2009年9月にも部員が強制わいせつ容疑で逮捕され、森川監督と当時の部長が謹慎処分を受けている。
日本高野連の山口雅生事務局長は「夏の地方大会前ということもあり、暴力行為は残念」と話した。(伊藤あかり)
【2011年6月23日 朝日新聞】
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