三重の中学校講師、生徒にたばこ与える
タスポも貸す 【三重県尾鷲市】 三重県尾鷲市の市立尾鷲中学校で、
男性講師(26)が生徒に校内でたばこを与え、喫煙させていたことが分かった。
同校と同市教育委員会によると、講師は今年4月に着任し、3年生の副担任をしていた。
5月下旬に校舎の外で喫煙中、男子生徒1人と話をしていると
「1本ちょうだい」とたばこを要求され、たばこ1本を渡した。
その後も
10回近くにわたり複数の生徒に要求され、自分の車の中などで
たばこを一緒に吸っていた。たばこ自動販売機の成人識別カード
「タスポ(taspo)」も1回、生徒に貸していたという。
生徒の喫煙は13日に発覚。講師は15日から教育現場を離れ、20日に辞職願を提出した。
同校は20日夜、保護者に経緯を説明。神保方正校長は「教育者としてあってはならないことが起き、残念で仕方がない。
ダメなものはダメと言える教育集団になるよう真摯(しんし)に取り組みたい」と謝罪した。
【2011年7月21日 朝日新聞】
「優しい」?「生徒に迎合」?
中学講師、生徒と喫煙 たばこ与え、タスポ貸す 
【尾鷲】
尾鷲市議会生活文教常任委員会(中佳芳子委員長)は二十一日開き、市教委から市立尾鷲中学校(神保方正校長)の男性講師(26)が、
生徒ら七人の喫煙を黙認したり、
たばこを与えたりしていたとの
報告を受けた。同中学校や同教委への管理体制に対し、厳しい発言が続出した。
冒頭、畑中伸稔教育長が「私の指導力不足をおわびする」と陳謝した。同教委学校教育担当調整監の報告によると、
男性講師(三年副担任)は五月、
校外でたばこを吸う生徒を発見しながら黙認し、ほかの教師に連絡しなかったのをはじめ、
自分の車の中で部活中の生徒にたばこを分け与えて共に喫煙。タスポを貸したり、
喫煙のため校外に出るのを黙認したり、
自分が吸っているときにせがまれ、
一口ずつ吸わせるなど
七件の事案があった。対象の
生徒は七人という。
十三日、
生徒三人が吸っているのを見つけた時、生徒が
講師に突っ掛かるのを不信に感じたほかの教師が、講師を問いただして問題が発覚したという。
教委では、講師から事実確認して県教委に報告し、同日議会にも報告した。講師本人からは神保校長に、口頭で辞意が表明されているという。
これに対し、委員からは「尾鷲中には、
生徒に迎合する体質があるのではないか」「市教委が開かれていない(二十二日予定)のはなぜか」など、学校や市教委の管理体制をただす発言が出た。
畑中教育長が「
平山豊教育委員長の仕事が忙しくて、週一回しか開けない」と答えたため、各委員から、教委の指導力を指摘する発言が噴出し、市教委は「今後は、どんな小さなことでも厳粛に受け止め、指導力を発揮していく」と答えた。
神保校長は取材に対し、「あってはならないことが学校現場で起き、心から恥じます。重大な責任を感じている」と述べた。
最初に喫煙を黙認したことで、
生徒に脅されたことはないのかという点には「何度も本人に確認したが、否定した」とし、「
講師は、人間的に優しい人物」と答えた。
【2011年7月22日 伊勢新聞】
【写真】男性講師の不祥事が発覚した尾鷲中学校=尾鷲市矢浜で ※ 教員が、生徒に対して、やっていいことと悪いこと、ものごとの「善悪」を教えられなくなってしまったことの表れですね。学校で善悪を教えられないのであれば、いじめは悪いこと、許されないことと生徒を指導し、いじめを防止することもできなくなります。「ならぬものはならぬ」と教えることが大事です。
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