いじめ、昨年度2517件増
調査で実態把握か 
文部科学省は4日、全国の小中高校、特別支援学校を対象とした
2010年度の「児童生徒の問題行動調査」の結果を発表した。
学校が把握した
いじめは前年度から
2517件増の7万5295件となり、同省がいじめの定義を変更した06年度以降では初めて増加した。
群馬県桐生市で昨年10月、いじめを受けていた
小6女児が自殺したことなどから、いじめ把握のための児童生徒への
アンケートを実施した学校が前年度から
24・5ポイント増加して90・4%となり、
実態の“掘り起こし”が進んだとみられる。
調査によると、東日本大震災で被災した
岩手、宮城、福島の3県を除く全国3万7183校の4割を超える
1万5675校でいじめを把握した。児童生徒
1000人あたりでは5・6件(前年度5・1件)だった。被災3県では、09年度把握されたいじめは2407件で全体の3・3%だった。
【2011年8月5日 読売新聞】
いじめ3・5%増
昨年度 中学の過半、高校の4割に
調査校増え把握進む 全国の国公私立の小中高校などが
2010年度に把握したいじめは、震災の影響でデータがない岩手、宮城、福島の3県を除いても
7万5295件で、09年度より3・5%増えたことが4日、文部科学省の問題行動調査で分かった。
現行の調査方式になった06年度以降、減り続けていた。解消したとされたいじめの
「解決率」は79・1%だった。
文科省は、
いじめを受けた群馬県桐生市の
小6女児が昨年秋に自殺したことなどから、
全校でのアンケートを求める通知を出した。
実施率は24・5ポイント増の90・4%に上った。同省は
「取り組みが進み、把握につながった」としている。
学校種別のいじめは
小学校が3万5988件、
中学3万2348件、
高校6617件、
特別支援学校342件。
いじめを把握した割合は
中学が56・8%、
高校40・6%、
小学校36・6%、
特別支援学校14・5%の順。
内容(複数回答)は
「冷やかしや悪口」が66・7%、
「仲間外れ、集団による無視」20・7%、
「パソコンや携帯電話などによる中傷」3・9%など。
自殺した児童生徒は
18人滅の147人で、
いじめ絡みとされたのは中学生4人。
都道府県別の
千人当たりのいじめは
熊本が27・6件で最多で、
大分19・3件、
岐阜15・2件の順。
今回から
都道府県別の解決率も公表し、
最高は熊本の97・2%たった。
【2011年8月5日 日本経済新聞】
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