◆靴下一本分のお米◆「善意のバトン」について 

今週は、「善意のバトン」について、お届けします。o(^_^)o

ガダルカナル

     ■□ 靴下一本分のお米 ■□

明日から急遽、ボーイスカウトのキャンプに参加することとなりまして、先程まで、荷物のパッキングをしていました。子供の頃から何度もしてきた準備ですから、それは慣れたものです。

いつもの通り、持って行くお米をレジ袋に入れていたら、昔読んだ本の記憶がよみがえってきました。
それは、ものすごい題名のノンフィクションです。

「最悪の戦場に奇跡はなかった」(高崎伝・著 光人社刊)

題名だけ読むと、悲劇と憎悪だけの本に思えますが、実はそうではありませんでした。勇気や機知、思いやりや意思の強さなどに満ちた、人生の応援歌のような本でした。著者は、あの地獄の戦場「ガダルカナル」と「インパール」の両方で戦った勇者です。

私が思い出したのは、その、「餓島(がとう)」とも言われた「ガダルカナル島」でのエピソードです。
食料が途絶して、生き地獄となったガダルカナル。亡くなった兵士のほとんどは、戦死したのではありません。餓えて亡くなったのです。

こんな時に、どうしても必要なのは、お米。お米には魔法のような力があって、食べ物がなくて意識朦朧(もうろう)となっても、お米を食べるとよみがえるんだそうです。だから、ほんの少しであっても、お米が手に入るか入らないかで、生き死にが分かれることになったのです。

この本の著者はあるとき、ジャングルの中で、見知らぬ兵士と遭遇しました。もう栄養失調でボロボロになって、生死の渕をさまよっています。少しだけ食料に余裕があった著者は、その見知らぬ兵士に、「ほら、これで元気を出せ」と、お米の入った、一本の靴下を差し出しました。

レジ袋なんか無かった時代です。お米を貯蔵して運ぶのに一番、便利だったのが靴下でした。その靴下一本分のお米を、見ず知らずの兵士に分けたのです。
本当に、額を地面にすりつけるように、何度も何度もお礼を言ったその兵士は、
「生きて故郷に帰ったら、必ずお礼をしますから、名前と住所を教えてください」と言ったそうです。

しかし著者は、こう返事をしました。
「オレも他人から助けてもらったことがある。だからそのバトンを、あんたに渡しただけだ。次に、あんたが他の誰かに、そのバトンを渡せばそれでいいよ」

泣きながら「絶対にバトンを渡します」と約束したその兵士。あの地獄の戦場から、生きて帰れたかどうかは分かりません。

ただしかし、これだけは間違いなく言えます。それは、その兵士が、不幸にも生命を落としたとしても、その人生の最後は、善意と暖かさで満ちていたに違いないということです。

たとえ、その人生に、悲劇と憤りが満ちていたとしても、でも、善意に包まれていたならば、景色は必ずや一変するに違いありません。

どうか、悲劇の最中にある人に、手を差し伸べましょう。つらい思いをしている人に、あなたなりの「靴下のお米」を差し出しましょう。

「善意のバトンなんか、私には来ない」
「バトンが来ないから、他人には渡せない」
自分自身が、今まさにつらいのなら、たしかに、そう言いたくなるでしょう。

でも、与えた者は与えられるんです。愛してこそ、愛されるんです。
だから、自分が先に、善意のバトンを差し出しましょう。

つらい時にこそ、悲しい時にこそ、人はそんな逆境の時に、真価が試されます。

こんな善意のバトンで、世の中を満たしたいものです。
終戦記念日を前にして、この思いを先人に捧げます。

担当 こしがや じろう


 

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[ 2011/08/12 07:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

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