家出・自殺考えた高校生、
「いじめ経験ある」 4割 北海道の高校教員がほぼ5年ごとに行う
高校2年生対象の意識調査で、「いじめた・いじめられた」経験のない生徒が初めて5割を超えた一方、
家出や自殺を考えたことがある生徒には
「いじめた・いじめられた」経験が強く相関していることがわかった。
調査をした研究会は「
いじめの経験がある生徒の心の問題が深刻化している」と分析している。
調査は1975年からほぼ5年ごとに北海道高校「倫理」「現代社会」研究会(会長・矢倉芳則大樹高校長)が実施。今回は2010年6~7月、
道内30校の高校2年生1604人と保護者713人が回答した。
高校生活に「満足」「ほぼ満足」する生徒は1975年の18・6%から一貫して上昇し、今回は
60・0%だった。「不満足」「かなり不満」は75年の73・9%から35・7%まで減った。
いじめた・いじめられたの
「いじめ経験」のある生徒は96年に56・3%だったが、今回は
45・1%に下がった。
ただ、
自殺を考えたことがある生徒の中で、
いじめ経験のある生徒は42・2%いた。
家出を考えたことがある生徒で同様の経験のある生徒は
37・3%で、いじめ経験がない生徒に比べて15~20ポイント高い傾向があった。
自殺や家出を考えたことのある生徒は、高校生活や授業が
「不満足」で、
携帯電話で1日に「100回以上メールをする」と答えた生徒が多かった。
研究会は「
高校生活に満足する生徒と、
不満を抱えて問題行動を起こす
生徒が二極化している。
いじめと自殺、家出は深く関連しており、いじめ経験者には特に注意が必要」と分析している。
【2011年8月22日 読売新聞】

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