※ 以下の記事が朝日新聞に掲載されました。この記事に関しては、記者の方が「いじめから子供を守ろう! ネットワーク」本部事務所に来訪し、井澤一明代表に長時間にわたって取材していきました。紙面の関係で直接の掲載は見送られてしまいましたが、以下の記事には、私どもの訴え続けてきたことが、かなり反映されていると感じられます。 いじめに気づいたら
守る意思示す・小言は禁物 人との関係を築くのは、大人でも難しい。
子どもがいじめにあった時、
親はどう対応したらいいのか。
「うちの子がお宅のお子さんに無視されたり、にらまれたりしてるんですよ」。小学2年の長女がいる東京都内の母親(38)は、同級生の親から突然、こう言われて驚いた。長女は1年前から、この同級生に同じことをされていた。「自分で乗り越える力をつけてほしいと、ずっと見守ってきたのに。
親が出るタイミングって難しい」と悩む。
子ども同士のトラブルに、親はどの段階で出て行けばいいのだろうか。東京学芸大の小林正幸教授(教育臨床心理学)は、「親が出て行く前に、することがある」という。
子どもが元気がない時は「何かあっだの、
いじめじゃないの」と問いつめず、
「元気がないね」と心配していることを伝える。泣き出したら「悔しかったんだね」と
気持ちに寄り添う。
いじめの被害を打ち明けられたら
「あなたはどうしたいの」「親に手伝ってほしい?」と尋ねる。子どもの気持ちを考えず親が出て行くと、親子の信頼関係は壊れてしまう。「『いざ鎌倉』の前に、
子どもとの丁寧なやりとりが必要です」
教育評論家の親野智可等さんは、「
普段から子どもの表情や生活態度をよく見て、
変わったことがないか気を配って」と助言する。
いじめの兆候=図=があるなら、子どもはすでに自分で解決できない事態に陥っている。できるだけ子どもと同じ気持ちになり、
口を挟まず話を聞く。
「あなたがしっかりしないから」「嫌なことは嫌と言いなさい」などとたしなめるのは
禁物。それができずに困っているからだ。
話そうとしない時は
他の友達や母親仲間から情報を集める。
「
いじめを受けているとわかったら、
親はまず、子どもに守り抜くという意思を伝えてほしい」と親野さん。
相手の子や親には直接言わず、第三者を通すといいという。
互いに自分の子が正しいと信じていると、
感情的にこじれやすく、解決が難しくなるからだ。
いじめが起きているのが学校なら、
早めに担任に相談しよう。「
すぐに解決されることも多い。
担任でだめなら校長先生との面談を求め、それでも
だめなら教育委員会へ」
学校へ行くときは、
「親の本気」を見せる。
正装で、夫婦や祖父母など複数で行く。話し方にも気をつけたい。
「苦情」ではなく「相談する」姿勢が大切だ。その上で「いじめている子に、やめるよう指導してほしい」など、
学校への要望を具体的に伝える。
解決までの時間が長引き、子どもに元気がないなら、
学校を休ませる方法もある。親野さんは「学校で緊張しているのに、家で『今日はちゃんと言い返したの』などと言われるとつらい。
家を子どもが安心してくつろげる場にすることも大切です」と話す。
【2011年9月18日 朝日新聞】
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