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続報:富山県射水市の中2自殺、 父親が手記公表「新たないじめが生まれないように」 

続報:中2自殺 父親が手記公表
【富山県射水市】


◆新たないじめ憂慮
 射水市の市立中学校2年の男子生徒(14)が自宅で自殺した問題で、生徒の両親が1日、読売新聞の取材に応じ、「いじめを苦に命を絶ったのは間違い」とする手記を公表した理由を語った
 父親(47)は「まずは、いじめが原因ではないと知ってもらいたかった」としたうえで、新たないじめが生まれかねない現状を憂慮、「『君らのせいではない』と友人たちに伝えたかった」と話した。

 父親が公表した手記はA4判3枚
 父親はいじめについて、「以前より何度か有りました。しかし、そのくらいではあいつはくじけません」とし、「いじめ自体は要因の一つでは有るかもしれませんが、一番の原因は自分を自分で追い込んでしまった」と記した。

 自宅前で取材に応じた両親は、「おまえがいじめたんだろうと決めつけられて、(新たないじめの)標的になっている子もいるようだ。(自殺は)同じクラスの子どもに与えるショックが大きい。嫌なことは連鎖する。それを断ち切りたいと思った」と説明した。
 一方で、「学校生活が楽しくて、気が晴れればこういうことは絶対になかった」と話し、複雑な思いものぞかせた。

 父親が手記で触れた「感覚統合」について、日本感覚統合学会の事務局長を務める永井洋一・新潟医療福祉大准教授は「感覚統合障害は、知的障害ではないが、落ち着きがなかったり、不器用であったりと、うまく行動ができない症状がでる。学習障害や高機能自閉症などの発達障害も含む」と説明。永井准教授は「わがままなどととられる時もある。いじめの対象になりやすく、周囲の理解が必要だ」と指摘している。
【2011年12月2日 読売新聞】

手記公表の真意
「新たないじめ生まれないように」


111202チューリップテレビ 射水市の男子中学生が自殺した問題で、男子中学生のお父さんがマスコミ宛てに手記を公表しました。父親が手記を公表した真意について、家族が2日、チューリップテレビの取材に対し、「新たないじめが生まれないようにしたかった」と語りました。

 「息子はいじめを苦にして自ら命を絶ったと言われているようですがそれは大きな間違いです。いじめ自体は要因の一つでは有るかもしれませんが、一番の原因はあいつ自身が自分を自分で追い込んでしまったのが原因です」男子中学生の父親は1日公表した手記の中でこのように述べて、いじめが自殺の直接の原因であるとするマスコミ報道を否定しました。
 こうした手記を公表した真意について、中学生の家族はチューリップテレビの取材に答え、「周囲の生徒にショックを与えたくなかった。新たないじめが生まれないためにもちゃんとした事実を伝えたかった」と話し、いじめたとされる生徒も含め、新たないじめのターゲットになる生徒が出ないようにと考えた上での行動だったと明かしました。

 一方、2日は県議会でもこの問題が取り上げられました。
 県教育委員会寺林(てらばやし)教育長は、いじめ相談電話の番号を書いたカードをすべての児童生徒に配布するなど、再発防止に努める考えを示しました。
 これは、2日の県議会・一般質問で、民主党の海老(えび)議員の質問に寺林(てらばやし)教育長が答えたものです。

 寺林教育長は、これまでにとった対応として、市町村教育委員会などに通知を出して生徒指導の徹底を求めたことや、生徒が通っていた中学校に4人のスクールカウンセラーを派遣したことを説明し、次のように述べました。
自殺の背景には様々な要因が複雑に絡み合っているケースが多いことから、家庭、地域、学校、市町村教委と緊密に連携して、きめ細かで丁寧な対応をしたい」

 県教育委員会の今後の具体的な対応としては、教員OBなど24時間電話相談に応じる「いじめ電話相談」の番号を書いたカードをすべての児童生徒に配布するほか、教職員を対象とした「いのちの研修会」を開くとしました。
 各小中学校を定期訪問して子どもたちの相談に応じるスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーについては、組織や役割が、学校の現場や一般家庭に十分知られていないとして、周知をはかる方針です。

 また、射水市の夏野市長も2日の定例記者会見で、男子中学生が通っていた中学校や市の教育委員会に対し、事実関係の解明や生徒の心のケアを万全にするよう指示したことを明らかにしました。
「事実関係の解明と、今後の対策に努め、生徒や父兄などの心のケアに万全を期するよう要請した」
 会見の冒頭、夏野市長はこのように述べました。
 また、その後の質疑応答で出た「正式に記者会見を開かないなど学校や市教委の対応についてどう思うか」との質問に対し、「会見を開いていないのは遺族の意向を尊重したため」と述べた上で、「必要な情報は開示していると認識している」としました。

 事件の余波で新たなイジメが起きているとする一部の報道については、「学校から事実を認める報があった」と、イジメが起きている事実を認めました。
 学校は「その場で関係する生徒に指導を行い、イジメを受けた生徒の心のケアに努めている」と報告したということで、今後、市としても学校と市教委の調査を待った上で、外部の有識者に意見を聞くなど再発防止対策を検討するとしました。
【2011年12月2日 チューリップテレビニュース】

※ 亡くなられた子供さんのご両院は、子供さんがいじめられていたので、いじめの辛さというものを実感されているのでしょう。悲しいことです。ご冥福をお祈り申し上げます。

 

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[ 2014/12/01 16:37 ] [ 編集 ]

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