【写真】KBSテレビの特派員から取材を受ける井澤代表
☆★韓国のKBSテレビニュースが★☆
☆★当ネットワークを紹介★☆
今年もあとわずかとなりました。ほんとに「もう いくつねるとお正月」という感じです。
ご存じのように12日には、2011年を表す漢字は「絆」と発表されました。日本漢字能力検定協会が毎年行っているものですが、東日本大震災や台風被害で家族の大切さを感じ、支援の輪も広がったことに加え、女子サッカー・なでしこジャパンのチームワークも理由に挙がったと述べられていました。
人との「絆」や助け合いの心の大切さ、そして、命の尊さが日本国中で叫ばれました。
子供たちもいじめどころではなかったようで、当ネットワークへのいじめ相談も大震災直後から急激に少なくなりました。しかし一方では、毎日のように放射能の危険性がマスコミ報道された影響を受けて、被災して福島から転校してきた子供が、「放射能がうつる」などといじめられるという残念な事件もありました。
しかし、いじめ相談が落ち着いていたのは、夏休みの終わりまでのこと。震災報道が一段落した夏休み以降は、いじめ自殺報道も相次ぐとともに、当本部へのいじめ相談は例年よりも増えてしまいました。
もしかしたら、緊迫した社会情勢の中、いじめを言い出せなかった子が多かったのかもしれません。
来年文科省が発表するいじめ認知件数は減ることになると思いますが、そのまま鵜呑みにはできないと思います。
そんな1年の終わろうとしていた昨日(12月28日)、突然に韓国のKBSテレビから取材が入りました。(Korean Broadcasting System 韓国の公共放送局)
取材に来られたのはKBS東京支局の韓国人の特派員の方々です。
今月になってから、韓国国内で、中学生、高校生と、相次いでいじめ自殺が起き、いじめ対策等の先進国と思われる日本に学びたいという趣旨で取材に来た、とのことでした。
韓国でもいじめは深刻な問題になってきています。
記者さんのお話では、何回も学校にいじめを相談したが学校は何もしなかったというのが実情のようですし、「子供同士のことに学校は関係ない」と突き放された例もあるとのこと。
子供たちの苦しみに見て見ぬふりする学校があるということですね。この構造は日本と全く同じと言ってもいいでしょう。
代表の井澤が、いじめの実数、予防と対策等について、2時間弱の取材を受け、昨日の夜9時のKBSのニュースで放映されました。井澤のコメントや当ネットワークの本部の映像が写っておりましたので、韓国国内に「いじめから子供を守ろう!ネットワーク」が放映されたということです。
韓国にも、うちのような市民団体や第三者機関ができることを祈りたいと思います。
(動画はパソコンでご覧になれます。
http://news.kbs.co.kr/society/2011/12/28/2411264.html )。
余談ですが「いじめ」という日本語が国際語になりつつあるのか、韓国語の放送の中で「いじめ」という日本語が何回か聞き取れたことが強く印象に残っています。
人との「絆」、結び合う心が大切だと気付いた今こそ、
「自分がされて嫌なことは、他の人にもしてはいけない」、
「いじめは人の心を傷つける、いじめは悪、絶対にしてはならない」と
伝え続け、訴え続けて行く責任を感じています。
来年も、いじめの相談、学校への講師派遣、シンポジウムやセミナー開催、ポスター掲示、チラシ配布、しっかり取り組んでまいります。何とぞ、皆様のご協力、よろしくお願い申し上げます。来年が皆様にとって、子供たちにとってよい年でありますように。「いじめから子供を守ろう! ネットワーク」本部
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