◇事務長メッセージ◇いじめ問題と子育て(思春期精神医学の基礎知識と対応のあり方) 

120211 少年たち


◇事務長メッセージ◇
■□ いじめ問題と子育て
 (思春期精神医学の基礎知識と対応のあり方)■□


 前回に引き続いて、思春期精神医学として代表的な精神障害について、ご紹介していきたいと思います。
 今回は、統合失調症と気分障害(うつ病、躁うつ病)についての紹介です。


3.統合失調症
 以前は「精神分裂病」と呼ばれていた病気ですが、患者の人格否定につながるとして、現在の「統合失調症」に名称が変更されました。
 この病気の症状は、大きく分けて「陽性症状」と「陰性症状」があります。
 「陽性症状」というのは、幻覚や妄想、知覚の歪み、独語・空笑、思考の中身が周囲に漏れているような感じ、外から身体や思考を操られるような体験(作為体験)、思考や動作のまとまりのなさ、異常な興奮や緊張などの症状のことです。
 具体的に、幻覚というのは、実際には存在しないはずのものが見えたり聞こえたり臭ったりすることで、特に、人の話し声として聞こえてくる「幻聴」が多いようです。
 幻聴の多くは、自分に対する悪口や噂として聞こえてくるもので、直接自分に話しかけてくるものもあります。
 本人にはテレパシーや電波で話しかけてきているように感じられ、場合によってはその幻聴と会話することも可能です。
 もちろん、周りの人から見ると、一人でブツブツ話したり笑ったりしているように見えてしまいます。
 また、妄想というのは、現実には何も起きていない事や間違っていることに対して、本人が確信を持って、その事実があると思っているような状態です。
 たとえば、「何も起きていませんよ。大丈夫ですよ」と忠告しても、「いや、これは確実なことだ。証拠もある。さてはお前も〇〇の回し者だな!」などと言われた場合、これはかなり妄想に近いと言えるでしょう。
 一方、「陰性症状」というのは、社会的なひきこもり、意欲・集中力の低下、異常な疲れやすさ、自然な感情を持てない、会話量の減少、複雑・抽象的な思考ができない、思考や行動がパターン化してしまうこと、などの症状です。
 陽性症状と比べると、慢性的な症状が中心だと考えていいでしょう。
 この統合失調症は、思春期に発症してくる、とても重要な疾患で、総人口の1%弱という比較的頻度が高い発症率がある疾患です。
 しかし、近年、この疾患の治療は非常に進歩してきているので、早く見つけて適切な治療が受けられれば、かなりいい回復が期待できる疾患となっています。


4.気分障害(うつ病、双極性障害:躁うつ病)
 気分障害とは、文字通り気分が沈んだり、「ハイ」になったりする病気です。
 以前は感情障害と呼ばれていましたが、泣いたり笑ったりといった「感情」の病気というよりも、もっと長く続く身体全体の調子の病気という意味で、気分障害と呼ぶようになりました。
 気分障害には、大きく分けて2つの病気があります。1つはうつ病、もう1つが双極性障害(躁うつ病)です。
 まず、うつ病のほうですが、うつ病は、気分がひどく落ち込んだり何事にも興味を持てなくたり、おっくうだったり、なんとなくだるかったりして強い苦痛を感じ、日常の生活に支障が現れるまでになった状態のことを言います。
 この疾患は、もともと一生懸命に頑張りすぎる性格の方に対して、周りの環境から持続的な負荷を受け、それが重なってきた時に発症することが多いようです。
 不登校などの不適応の背景にうつ病が隠れている場合もあります。
 うつ病は自覚しにくいし、まわりで見ていてもわかりにくい病気です。
 しかし、治療すれば良くなる病気ですので、早めに見つけて治療することが大切になります。
 よく、うつ病を病気ではなく、気の持ちようだと思っている人もいますが、そのまま放置すると、治るものも治りません。
 うつ病はれっきとした病気だと認識し、正しい治療をする必要があると思います。
 次に、双極性障害(躁うつ病)ですが、こちらの病気は、うつ状態と躁状態が出現する病気です。
 躁状態だけの人も、いずれうつ状態が出てくることが多いので、双極性障害とほぼ同じ病気と考えて構いません。
 双極性障害は、100人に1人位しかかからない病気で、誰でもなりうる「うつ病」とはだいぶ違います。
 しかし、うつ病も双極性障害も「うつ」の症状はほぼ同じであるため、見分けがつきにくく、診断が難しい病気です。
 うつ病は「うつを良くする」ことが治療の目標ですが、双極性障害では、「躁とうつの波をどうやって小さくするか」が治療目標となります。
 したがって、患者さんの気構えとしても、「波に振り回されない」ということが重要です。
 うつ病と双極性障害では治療目標が違いますので、治療に使う薬も異なります。
 うつ病では主に「抗うつ薬」が処方されますが、双極性障害では主に「気分安定薬」や「抗精神病薬」が処方されます。
 双極性障害であるのにうつ病の治療を続けると、効果が低い場合があるだけでなく、病気が悪化する、
 特に躁とうつとの繰り返しが激しくなる恐れがあり、注意が必要です。
 また、双極性障害は、いったん治っても、放っておくとほとんどの人が数年以内に再発するので、生涯にわたる予防療法が必要になります。

 今回は、統合失調症、気分障害(うつ病、躁うつ病)について、ご紹介いたしました。
 次回は、摂食障害(拒食症、過食症)、解離性障害についてご紹介していきたいと思います。

いじめから子供を守ろう!ネットワーク
事務長 丸山秀和


 

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[ 2012/02/19 11:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(3)

良い世の中に なりますように

テレパシー 分裂病で 検索中です。
テレパシーの存在は あると思います
悪い超能力者も います。
どうしたら いいのだろうか?
宗教で 住職とかに 正義の超能力者とか いるかなぁ?
超能力研究会(名前検討中
[ 2013/06/22 19:33 ] [ 編集 ]

幻聴VSテレパシー

テレパシー 統合失調症 で 検索中です。
ある人は、ウツではないけれど 他の病気と合併して(痛風関係 他)テレパシーに 気づいた。
あなたは おもしろい から と テレパシーの人が来ます。1日 多い日は どうだろうなぁ 5人ぐらい 来ます
気になる話しなので そのテレパシーに 答えている時も多いです。頭の中で 人と会話する シカトというか無視(この場合は無私~) ~について 途中で 気になる言葉を 残して 言葉が消えるとか 他 
自分の目を 通して 見える人と 見えない 超能力者も いるのかなぁ。あと 画像を 思考回路に 映し出す人もいます。
場合によっては 裁判だけれど 裁判できないですね。
精神科の先生は 詳しいだろうか?怖いですね。
それと 廻りに他人がいて 殴れ という 命令系 の テレパシーも あって なんで? と 私は 戸惑います。~
後  どんな のが あるのかなぁ? 創価学会と 関係するのかなぁ?しかし 偉い 他宗教の 住職さんにも テレパシーを
使える人も いるみたいですね。
テレパシー 防御~ お経を 唱える 黙祷(無になる) 相手にしない 独り言で自己行動(自己命令) テレパシーの人の会話に答えない 自己の思考回路だけに集中する。思考回路で うるさい と 連続しつづける。思考回路で 大きな声を 相手に与える。 どれも 苦難なことですけれど ~
適当に相手に質問返しを して 遊ぶ。BGMというか ながら族というか~宗教研究会(名前検討中 医学研究会(名前検討中
超能力研究会(名前検討中
[ 2013/05/10 14:52 ] [ 編集 ]

家庭内のいじめは、誰も助けてくれなかった。
誰も気づかなかった。

私がいつも笑っていたからです。
[ 2012/07/09 20:56 ] [ 編集 ]

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