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『絵本 地獄』 地獄絵の生々しさ、子どものしつけに人気 

絵本・地獄2

『絵本 地獄』 地獄絵の生々しさ、子どものしつけに人気

 鬼に体を刻まれる「なます地獄」、煮えたぎる釜に入れられる「かまゆで地獄」……。色彩豊かに描かれた地獄絵を紹介した子ども向け『絵本 地獄』(風濤社)が売れている。今年に入りすでに6万部を増刷し、累計発行部数は17万部になった。

 この絵本に使用されている地獄絵は、1784年(天明4年)に江戸の絵師によって描かれた絵巻で、千葉県南房総市の延命寺が所蔵する。風濤社の高橋栄代表は「先代の父親が思いついた企画でした。発行当時は子どものいじめや自殺が社会問題になり始めたころです。地獄の言いつたえを子どもに見せて『人をいじめたり命を粗末にしたりすると、大変なめにあうぞ』という構成を考えました」と話す。

 人間が死ぬと閻魔王に裁きを受け、悪いことをしていた者は地獄へ落とされる。生き物の世話を怠けて殺した者は体を刻まれ、殺した苦しみを「なます地獄」で味わう。うそをついたり、約束を破った者は「かまゆで地獄」で煮られる。しかし「決して他の人を悲しませるようなことはしない」と決心して実行すれば極楽に行ける……。

 これまで迷信として遠ざけられてきたものが、現代においては逆に新鮮に映る。子どもに死の怖さと生きることの喜び・楽しさを教え、他者への思いやりや命を尊ぶ心をつちかう、そんな「しつけ効果」があると人気を集めている。
【2012年4月25日 朝日新聞】


 

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[ 2012/04/26 10:53 ] 書評、書籍紹介 | TB(0) | コメント(1)

洗脳注意!

地獄の怖さを生々しく伝えるには、有効な絵本の一冊であるのは確か。
しかし、怖がらせすぎ。
「もしそういう生き方をしていたら、そんな地獄に堕ちるかも知れない」という因果応報の相場感が無いので、「一度でも嘘をついたら大変な責め苦に逢わなければならないのか」と怯える子どもに、真実の霊界法則を教える手間を掛けることができる大人がそばに居なくてはならなくなる。
絵本を書いた人は伝統日本仏教の人だろうが、スウェーデンボルグや近代スピリチュアリズムなどが伝える霊界の法則の真実を何も知らない。
なので、子ども騙しにこそなれ、青年期以降の大人がこの本を読んで生き方を悔い改めるほどの説得力は無いだろう。
マルクス主義者が、宗教を大衆支配のための洗脳手段と主張するなら、残念ながら本書もその実例に挙げられることになるかも知れない。
せっかくなら、地獄極楽の存在すら信じない大人をも悔い改めさせられるだけの説得力がほしかった。
[ 2012/04/26 18:31 ] [ 編集 ]

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