いじめ問題相談員を来月設置
伊賀市教育委員会
【三重県伊勢市】
大津市内の中学2年男子生徒=当時(13)=が飛び降り自殺した事件を受け、伊賀市教育委員会は九月から、いじめや対人関係の相談を受ける「学校いじめ問題相談員」を独自に設置する。県教委によると、同様の取り組みは珍しいという。
教員に直接、連絡することが難しい児童生徒、保護者が気軽に相談できるようにする。市内の全二十五小学校、十中学校ごとに、各校長が推薦した三~五人を委嘱。学校は児童生徒に対し、相談員の住所や連絡先を知らせ、希望者が相談できる態勢をつくる。相談員は、相談を受けた場合、学校に連絡する。
相談員は適宜、助言を加えることができるが、問題解決は学校や市教委が取り組む。相談員が加害者に連絡を取ることはない。学校評議員や元教員などを想定しているが、人選は各校に任せる。
市教委によると、本年度、人的被害を伴うものは確認していないが、仲間外れなど人間関係のトラブルが八件報告されている。味岡一典教育長は「ちょっとしたいざこざが、いじめに発展する。端緒をつかみ、早期解決につなげたい」と話した。
報酬は月500円。市は九月定例会に提出する本年度一般会計補正予算案に、人件費約46万円を計上する。(安部伸吾)
【2012年8月17日 中日新聞】 【写真】 設置の狙いを説明する味岡教育長=伊賀市役所で

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