女子上級生らが殴打 中1女子重傷
4人を家裁送致、1人を児童相談所に通告
【和歌山県紀の川市】 和歌山県紀の川市で3月、当時、市立中学1年の女子生徒(14)が上級生の少女から暴行を受け、鼻の骨を折る重傷を負っていたことがわかった。周囲で暴行の様子を動画で撮影した少女もいたといい、女子生徒の母親と弁護士は24日、記者会見を開き、「暴力や嫌がらせによるいじめの被害に遭っていた」と訴えた。
弁護士によると、女子生徒は3月1日の放課後、上級生から、態度が生意気などとして呼び出され、近くの駐車場で殴られた。別の4人の少女が取り囲んではやし立て、携帯電話で動画撮影したという。
女子生徒は同日、同県警に被害届を提出。上級生ら4人は7月末、傷害の非行事実で和歌山家裁に送致され、14歳未満の1人は児童相談所に通告された。
女子生徒は4月末~5月上旬にも上級生らからどなられるなど嫌がらせを受けたという。
母親は学校側に保護者説明会の開催を求めたことを明らかにし、「娘は精神的にぼろぼろになった。笑顔で通える学校にしてほしい」と語った。
中学校の校長は読売新聞の取材に「対応のまずかった点は反省し、被害者が安心して登校できるよう取り組みたい」と話した。
【2012年9月25日 読売新聞】【写真・共同通信】 記者会見する女子生徒の母親と代理人の弁護士ら
=24日午後、和歌山市
和歌山県知事「いじめ相談私にどうぞ」
窓口増やす狙い 和歌山県の仁坂吉伸知事は21日、県内の学校で起きているいじめの情報や相談をメールやファクスなどで直接受け付ける取り組みを始めた。相談窓口を増やし、いじめが深刻化する前に発見し、早期解決を図るのが狙い。
文部科学省の担当者は「首長がいじめの相を直接受け付ける例は聞いたことがない」と話している。
県政策審議課によると、子どもたちが学校や親に言いづらかったり、学校の対応に満足できなかったりするケースも考えられるとして、知事自らが発案した。
いじめの情報や相談は、すでに知事が直接要望を聴く窓口として設けている「県政ポスト」にメールやファクス、手紙などで送る。
届いた情報はすべて知事が目を通し、県教委や県警などと連携しながら対応する。仁坂知事は「いじめに苦しんでいる子どもや保護者らの声をしっかりと受け止めるために私が声を聞き、解決に全力を挙げたい」と話した。
メールの場合は県のホームページ
https://www.pref.wakayama.lg.jp/secure/teigen/teigen.html から、
ファクスは073・441・2020へ。
【2012年9月21日 朝日新聞】

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