※ 鹿児島県でのいじめ認知件数が、今年4月から9月上旬までで、3万0757人と発表されました。昨年度1年間(342件)の約90倍です。また、昨年度1年間の全国いじめ認知件数(7万0231件)の約44%です。鹿児島県教育委員会が、小さないじめも見逃さずに発表した結果です。未解決のいじめは43・5人に1人、クラスに1名以上いる割合です。いじめ被害、全児童・生徒を調査
今年度4月~9月、3万0757人
昨年度1年間の約90倍
【鹿児島県教育委員会】 鹿児島県教委は12日、大津市のいじめ問題を受けて、文部科学省が県内の公立小、中、高校の全ての児童・生徒を対象に実施したいじめ緊急調査の結果を公表した。
4月以降にいじめを受けたと答えたのは3万757人に上り、このうち4032人が「今も続いている」と答えた。5・7人に1人がいじめ被害を訴え、このうち43・5人に1人が未解決の状況となっている。
県教委によると、調査は9月上旬を中心に、無記名アンケート方式で実施。「今の学年になっていじめられたことはあるか」などの7項目を尋ね、その後の個別面談で被害者数を特定した。
それによると、いじめ被害を訴えたのは小学生2万1463人(4・3人に1人)、中学生5991人(7・8人に1人)、高校生3215人(10・9人に1人)、特別支援学校88人(21・8人に1人)。
未解決としたのは小学生2440人(37・6人に1人)、中学生669人(69・6人に1人)、高校生897人(39人に1人)、特別支援学校26人(73・7人に1人)だった。
いじめの内容は「冷やかし、悪口、脅し文句」が小学生76%、中学生84%、高校生71%で最多。続いて「仲間外れ、無視」が小学生41%、中学生27%、高校生22%、「軽くぶつかられたり、遊ぶ振りをしてたたかれたり、蹴られたりする」が小学生39%、中学生27%、高校生21%と続いた。高校生は「パソコンや携帯電話で中傷される」も19%を占めた。
生命、身体を脅かすいじめは「なかった」としている。
県教委は各学校に具体的ないじめ解決に取り組むよう指示した。3学期に再調査するとしている。
【2012年10月13日 西日本新聞】

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