いじめ撲滅へ寸劇 小学校若手教員が手作り 【神奈川県相模原市】 

いじめ撲滅へ寸劇 小学校若手教員が手作り
子どもと向き合い葛藤も
【神奈川県相模原市】


121017 神奈川新聞l いじめをテーマに教員が手作りした劇が16日、相模原市中央区の市立光が丘小学校で子どもたちに披露された。いじめ問題がクローズアップされるなか、若手教員たちが台本を練った。わずか5分ほどの寸劇だが、そこには子どもと向き合い、日々感じている葛藤が詰まってもいた。

 全校児童が集まった体育館。ステージ上に先生が演じる4人のいじめられっ子がいる。
 太った体形をからかわれる女の子、運動が苦手でのけ者にされる男の子、教室で後ろの席からいすを蹴られ、注意してもやめてくれないといつもおびえている子、携帯電話を持っていないため、仲間外れを心配している子…。

 マイクを手にした境妙子校長が「みんなの周りでも悲しいな、嫌だな、困ったな、ということがあったら先生に相談して」と呼び掛け、劇は終わった。

 何げない「ちょっかい」が、やがてエスカレートし、集団でのいじめに発展するのではないか―。壇上の山田のぞみ先生(25)はそんな懸念を思い描きつつ、真剣にいじめられっ子を演じた。
 劇作りは、5年目までの若手教員4人で取り組んだ。自身が小学生だったのは十数年前だが、子どもを取り巻く環境の変化に山田先生は戸惑う。「放課後に遊ぶ時間が減るなど、子ども同士のつながりが希薄。相手がどんなことを嫌がるのか、気持ちをうまくくみ取れなくなっている」
 一方で「自分たちが子どもだったころと比べ、大変な環境のなか、よっぽど頑張っている」とも。

 境校長がうなずく。子どもが抱える問題も大人社会と地続きだ。クラスで暴力を振るう子がいたとする。朝食を取らずに登校し、空腹でイライラが募ってしまうようだった。「子どもの行動に家庭での様子が投影されているケースは少なくない」。問題を起こすのも関心を寄せてもらいたいがため、とも理解できる。
 学校は家庭までも変えることはできない―。多くの教員が抱えるジレンマだ。ならば、いじめをなくすために学校ができることも実は限られているのではないか。

 それでも、と山田先生は言った。「私たちが演じたことで、大人もみんなのことを考えているということが伝われば」。子どもたちにとって一番身近な大人の一人として、そう願っている。
【2012年10月17日 神奈川新聞】

【写真】手作りの劇を児童に披露する教員たち=相模原市中央区の市立光が丘小学校

 

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