「証拠」が決め手 

121031 サルビア

「証拠」が決め手

 先般報道された、広島県福山市の中2女子いじめ事件、覚えていますか。
学校による、いじめの証拠隠蔽があまりにも露骨です。

 報道等によれば、昨年9月頃から12月頃にかけて、当時、中1の女子中学生に宛てて靴箱に、「死ね」、「うちをおこらせたらぜっこうとぼうこう」、「ブス」などと誹謗中傷が書かれた手紙が、ほぼ毎日入れられました。
 その後も、「母子家庭なので貧乏」等の悪口、無視、宿題を代わりにやらせるなどのいじめが続き、今年の9月から女子中学生は教室に入れなくなり、別室登校になってしまいました。

 昨年から母親が何度も学校に相談したのですが、一向にいじめが止まらなかったため、本年9月中旬、被害者側は被害届を福山東署に提出しました。
 証拠となる誹謗中傷の手紙は全部で120通ほどありました。しかし、手元にあったのはわずか30通ほど。女子中学生が、昨年、交番に相談しようと思って持っていた手紙を、教師が、「学校で預かる。返しなさい」と言って取り上げていたからです。

 母親は学校に手紙の閲覧と返却を求めたのですが、学校と福山市教委は、プライバシーを理由に返却を拒絶。母親は、まさか、学校が手紙を渡さないとは思ってもいなかったので愕然としました。

 被害届を受理した警察からの要請で、校長は後日、学校にあった手紙の一部、約50通を警察に提出しました。しかしまだ、手紙は40通くらいあるはずです。学校は手紙を持ったままで、警察に対しても隠しているのです。
 学校は残りの手紙をどうしたのでしょうか。学校が隠蔽している手紙に加害者に結びつく記述はなかったのでしょうか。

 今年の夏、大津市のいじめ自殺事件が大々的に報道されて以来、全国の多くの学校や教育委員会が、児童・生徒へのいじめ防止に真剣に取り組んでいます。
 この福山のケースでは、被害者が「転校」を希望しても、学校も福山市教委も転校を認めようとしていません。このように、「いじめ隠蔽体質」が残っている地域もまだまだ多いと思われます。

 いじめの証拠隠蔽はもってのほかです。証拠がなければ、「いじめがなかった」ことにできるのです。

 いじめ解決には「証拠」を集めることが効果的です。「いじめ被害事実」を丁寧に詳細に書いた文書、負傷等の「診断書」、いじめを相談した「連絡帳」、いじめ行為、いじめ発言の「録音」、壊されたり、落書きされたりした持ち物等が証拠となります。手紙や交換日記などで誹謗中傷されたいじめであれば、手紙等が証拠になります。

 この時、注意すべきことは、原本が一つしかない証拠は、原本を手元に残すことです。
 連絡帳、手紙、交換日記、落書きされた教科書などはコピーして、学校にはコピーを渡し、壊された物、破られた体操服などは事前に写真を撮って、写真だけを渡すことです。
 このような学校は一部だと信じたいのですが、私たちへの相談でも、「連絡帳」を学校の先生に燃やされてしまったとか、破かれた体操服を「紛失」されてしまった等の相談がありました。

 いじめと闘うためには、「証拠」を残すことが重要です。
 本来、いじめの事実を明らかにするのは学校です。
 しかし、学校任せにできないのが、今の「いじめ」なのです。

「いじめから子供を守ろう! ネットワーク」


 

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[ 2012/11/04 13:07 ] メッセージ | TB(0) | コメント(0)

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