◆◇ いじめがなくなれば、全然違う ◇◆ 新学年になって約2カ月、学校での人間関係も決まってきて、毎年、今頃から、いじめ相談の電話が増えてきます。
先日、うれしい電話をいただきました。
以前、電話でいじめ相談していた子から、久しぶりの電話がきたのです。
「あの、ちょっとご相談なのですけど・・・」
「あのー、今日、初めて、お給料もらったんです。それで、どうしようかなって思って。今から出前を注文して、お母さんが帰ってきたら、びっくりするようにしようかな?」
中学のときいじめを受けていたA子さん。今年3月に高校を卒業し、就職。そして、初めてのお給料。
「中学のとき、毎日、いじめられて、辛くて、今日も自殺しなかったって、本当にどん底だと思っていたけれど。高校に進んだら、全然違っていた。先生もすごく優しかった。」
「だから、今、いじめられている子に、いじめがなくなれば全然違うんだって、そう伝えたいです。」と言っていました。
「学校って、こんなに楽しいんだね。」と、転校した後に言っていた子もいました。
A子さんのいうとおり、いじめがなくなれば全然違うのです。いじめはなくさなければとつくづく思いました。
確かに、「いじめはなくならない」、あるいは、「社会にはいじめが蔓延しているから、いじめへの免疫をつけるためにも、学校をいじめの無菌状態にするのはよくない」という見解もあります。
これで喜ぶのはいじめ加害者や、いじめ解決をしたくないと考えている怠惰な学校です。
子供のときいじめはよくないと教えられ、いじめをしなくなった子供たちは、大人になってもいじめをしないでしょう。学校のいじめを防止することで、やがては大人社会のいじめもなくなるのではないでしょうか。
いじめがなくなるように、私たちも活動を続けてまいります。
皆様のご支援を賜れば幸いです。
いじめから子供を守ろう ネットワーク

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