ニュースやマスコミでも、いじめを隠ぺいし、その結果いじめを長引かせたり、いじめを助長する学校や先生がよく話題になります。
私たちも、様々なご相談を受けておりますが、ひどいと思うこともありますが、そんな学校や先生ばかりではありません。
真剣にいじめ問題に取り組んでおられる数多くの校長先生や教師の皆様とお会いすることがあります。その中のある先生の取り組みをご紹介したいと思います。
お忙しい中、無理を申し上げて文章にしていただきました。
全国の先生方の参考にもなるとぞんじますが、この方法を家庭の中で実践されると、ご家庭の中もより調和されるのではないでしょうか。
ご一読いただき、一度、試されることをお勧めいたします。
事務長 井澤一明
いじめを防止するために
普通のけんかは、注意をすれば直ります。
お互いに自分の悪かった部分に気付けば、相手に対し、謝ることができます。
話を聞く場合は、けんかのいきさつと、その時に思ったこと、けんかにならないようにするには、どんな言動をすればよかったかを考えさせます。
たびたびけんかを繰り返すときは、自分よりも相手が悪いとお互いに思っているので、注意だけでは効果がありません。
そこで、「愛の反省」を個別にさせています。
自分が生まれてから幼稚園まで、小学校1年から現在までの大まかに2つに分け、周りからしてもらったこと、自分がしてあげたことを箇条書きで書かせます。(両親、先生、友達に対して)
授業妨害する子や、乱暴な子にも行うことがあります。
個別に書かせたことを参考にしながら、今の気持ちを聞きます。
たいていは、してあげたことよりしてもらったことの方が多いので、その事実に気付きます。
いかに自分が大切に育てられたか、多くの人にお世話になっているか、それに対して、自分は何もしていないことに気付きます。
自分のやるべきとは、人との争い、けんか、迷惑ではなく、周りの人との強調の中で自分が成長していくことである、と気付いていきます。
けんか相手である子にも両親がいて、その子を育んでいる存在があることに気付きます。
ガラッと態度が一変するわけではありませんが、その後落ち着いて生活するようになります。
ひとりの小学校教師より
Edited by H. Miyamatsu
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